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【フォルクスワーゲン新型ポロの試乗レビュー】燃費や価格とGTIなど

フォルクスワーゲンは、新型ポロは約8年ぶりにフルモデルチェンジ。VWポロは1975年に初代が発売され、今回で6世代目となり、世界累計1,400万台以上生産されているロングセラーモデルと言えます。今回はスペック、デザイン、価格、燃費などの評価やGTIについて紹介します。

フォルクスワーゲン 新型ポロとは

新型ポロ TSI ハイライン(フラッシュレッド)

フォルクスワーゲン新型ポロが2018年3月20日(火)に日本正式発表されました。

VW ポロは、1975年の登場以来全世界で1,400万台販売されてきた世界でもっとも成功したコンパクトカーと言える車です。

今回、約8年ぶりにフルモデルチェンジし、6世代目となった新型ポロは、全面的にデザインを刷新し、5代目モデルより全長・全幅ともにサイズアップがはかられ、室内空間が格段と広く快適になりました。

VWラインナップの上位モデルから移植した先進安全技術を搭載したほか、フォルクスワーゲングループのモジュラー戦略MQB(プラットフォーム共通化)を初採用したモデルです。

VW新型ポロの4ポイント

フォルクスワーゲンは、新型ポロの開発ポイントとして、4つのテーマをあげました。

1.モジュラー戦略MQB(プラットフォーム共通化)で最適化したパッケージ
2.強い個性のある最新のスタイリング
3.ユーザーエクスペリアンスを高めた先進的なコックピットレイアウト
4.上位モデルの先進安全技術を採用し、高い安全性を実現

VW新型ポロに関する記事はこちら

プラットフォーム共通化に関する記事はこちら

フォルクスワーゲン 新型ポロの外装(エクステリア)

新型ポロは、モジュラー戦略MQB(プラットフォーム共通化)を初採用したモデルで、フォルクスワーゲンのラインナップでスポーティーかつクリーンな独自の個性を表現したエクステリアデザインです。

VW新型ポロのフロントデザイン

新型ポロのフロントデザインは、新しいラジエーターグリルとフルLEDヘッドライトの組み合わせによって、よりワイドなフェイスを表現しています。

VW新型ポロのサイドデザイン

新型ポロは、ルーフのラインを長く伸ばし、ボディサイドに並行した上下のラインをいれたことにより、シャープなサイドデザインを演出。

VW新型ポロのリアデザイン

新型ポロのリアエクステリアは、ひと目でポロと認識できるデザインです。
今回、初採用のフルLEDテールライトやディフューザーがより個性的なスタイリングを実現しています。

VW新型ポロのボディサイズ

新型ポロは前モデルと比べ、全長は+65mmの4,060mm、全幅は+65mmの1,750mmとサイズアップし、MOBYスタッフ(男性・身長170cm)が運転席に着座しても頭上には余裕がありました。
ホイールベースも+80mmの2,550mmとなり、オーバーハングが短くなった結果、歴代モデルよりスポーティーな見た目になっています。

今回の大きな変更点と言えるのが全幅1,700mmを超えたために、5ナンバーから3ナンバーに変わったことです。

全長全幅全高
4,0601,7501,405
ホイールベース車両重量乗車定員
2,5501,1605
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

VW新型ポロのボディカラー

VW新型ポロのイメージカラー(エナジェティックオレンジメタリック)

新型ポロには新色としてメタリック系のカラーが4色採用され、全8色展開となっています。

・エナジェティックオレンジメタリック
・リーフブルーメタリック
・アイボリーメタリック ※ハイライングレード専用
・ホワイトシルバーメタリック ※ハイライングレード専用
・ピュアホワイト
・フラッシュレッド
・ディープブラックパールエフェクト
・リフレックスシルバーメタリック

VW新型ポロのホイール・タイヤ

VW新型ポロ TSI ハイライン

新型ポロのタイヤサイズは2種類あり、グレードによって異なります。

タイヤサイズ:185/65/15

・TSI トレンドライン(スチールホイール・ホイールキャップ付)
・TSI コンフォートライン(アルミホイール・10本スポーク仕様)

タイヤサイズ:195/55/16

・TSI ハイライン(アルミホイール・10本スポーク仕様)

タイヤの表記に関する記事はこちら

フォルクスワーゲン 新型ポロの内装(インテリア)

VW新型ポロのインテリア全体

新型ポロは、新しいダッシュボードとコックピットレイアウトを採用しています。
運転手の視覚範囲とエアコンパネル以外の操作系スイッチを水平に配置され、ナビゲーションが運転席側に角度が付いていることで、視線が無駄に動かず運転に集中できます。

VW新型ポロのハンドル

ハンドルは、適度に握りやすい太さで形状もメーターパネルが見えやすい形状です。

VW新型ポロのメーターパネル

中央のインフォメーション画面はハンドルのスイッチで車両情報やアダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能)などに切り替えることができます。

VW新型ポロのハンドル左側

アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能)のスイッチ

高速走行やロングドライブでの走行をアシストする機能でスイッチの操作に連動してメーターパネルに現状の設定状態が表示され、下部のスイッチではナビゲーションの音量を調整できます。

VW新型ポロのハンドル右側

メーターパネルやオーディオなどのスイッチ

メーターパネルのインフォメーション画面の切り替えやオーディオのトラッキング、ハンズフリーなどの操作スイッチがあります。

VW新型ポロのシフトレバー

新型ポロのシフト操作は、通常のドライブモード(Dレンジ)やスポーツモード(Sレンジ)とマニュアルモード(パドルシフト)があります。
高速道路の合流などで加速したい場合、シフトレバーを「Dレンジ」から「Sレンジ」に下げることにより、シフトタイミングが変わり、よりスポーティな走りが体感できます。

VW新型ポロのエンジンスイッチ

新型ポロのエンジンスイッチは、シフトレバーの右上にあります。
横にある「A・OFF」は、アイドリングストップのON/OFF機能です。
信号待ちなど一定時間の間にエンジンを止めて、燃費向上に役立ちます。

VW新型ポロのパーキングアシストスイッチ

「Pとハンドル」の絵柄が付いているスイッチは、パークアシスト(駐車支援システム)という機能で、縦列駐車や車庫入れの駐車時に、駐車可能スペースの検出とステアリング操作を自動でおこない、ドライバーはシステムのガイドにしたがって「アクセル・ブレーキ・シフト」の操作をおこないます。

「Pとコーン」の絵柄は、パークディスタンスコントロール(前進・後進時衝突軽減ブレーキ機能)という機能で、前後のバンパーに付けられたセンサーによって障害物までの距離を感知し警告音などでドライバーに知らせます。

VW新型ポロの小物収納スペース

エアコンパネルの下側には、小物が収納できるスペースがあり、2つのUSBが備え付けられおり、スマートフォンや車の鍵などを置くにはちょうどいい広さです。

VW新型ポロのドリンクホルダー

センターコンソールには、
・12vのシガーソケット
・ドリンクホルダー(2つ)
・小物トレイ
が備え付けられています。

小物トレイは小銭を入れるにはちょうど良いスペースです。

VW新型ポロのコンソールボックス

新型ポロのコンソールボックスは、500mlのペットボトルが1本入るくらいの収納力があります。

VW新型ポロの眼鏡収納スペース

室内の頭上部分には、眼鏡収納スペースが備え付けられています。
厚みがないタイプのものであれば収納できます。

VW新型ポロのエアコンパネル

TSI コンフォートとTSIハイラインのグレードには、2ゾーンフルオートエアコン(運転席/助手席独立調整)がついています。

【①デフロスターのON/PFFスイッチ】
フロントウィンドウの曇りを取るスイッチです。

【②リアウィンドウーヒーター】
リアウィンドウの曇りを取るスイッチです。

【③デフロスター/室内送風切り替えスイッチ】
フロントウィンドウへの送風と室内に向けて風を送ります。

【④室内に風を送る切り替えスイッチ】
車内の人に向けて風を送る時に使用します。

【⑤室内の足元に風を送る切り替えスイッチ】
足元に向けて風を送る時に使用します。

【⑥内気循環切り替えスイッチ】
外気/内気を切り替える時に使用します。

【⑦A/CのON/OFFスイッチ】
夏場は冷気を車内に送り、冬場は除湿機能となります。

【⑧SYNCスイッチ】
助手席側の設定温度を運転席側に合わせるスイッチです。

【⑨AUTOスイッチ / 助手席温度調整ダイヤル】
自動エアコンのON/OFFスイッチです。
ダイヤルを回すと助手席側の温度を調整することができます。

【⑩運転席温度調整ダイヤル】
ダイヤルを回すと運転席側の温度を調整することができます。

【⑪風量を下げるスイッチ】
手動で風量を下げる時に使用します。

【⑫風量を上げるスイッチ】
手動で風量を上げる時に使用します。

VW新型ポロのリアドア収納スペース

リアドア部分にある収納ポケットです。
ペットボトルホルダーはありませんが、500mlのものであれば収納できます。

VW新型ポロのラケッジレイアウト

通常時のラケッジレイアウト

後席を倒した場合のラケッジレイアウト

ラケッジスペースは、前モデルより格段と大きくなっています。
通常時のラケッジスペースは、前モデルより+71Lの351Lに広がり、後席を倒した場合は前モデルより+173の1,125Lとより多くの荷物を積むことができます。

インテリアに関する記事はこちら

フォルクスワーゲン 新型ポロのパワートレイン

新型ポロのTSIエンジンは、1.0L 3気筒仕様で小排気量ながら従来の1.2LのTSIエンジンより力強い加速や頼もしいトルク感があり、最高速度は187km/hと初代ゴルフ GTIに匹敵する性能です。

エンジン種類直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ
排気量1.0L
最高出力70[95]/5,000-5,500
最大トルク175[17.9]/2,000-3,500
トランスミッション7速DSG
駆動方式2WD
使用燃料無鉛プレミアム
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

フォルクスワーゲン 新型ポロの燃費

新型ポロの燃費は、メーカー公表値で19.1km/l(JC08モード)となっています。
実際に市街地ルートを試乗した際もメーター上の平均数値は12.4km/lと燃費を気にせず走行したわりには良い数値と言えます。

燃費に関する記事はこちら

フォルクスワーゲン 新型ポロの先行受注や発売日

新型ポロの日本発売日は、2018年3月20日です。
3月2日より先行受注は開始しており、受注台数は公表されていませんが、前モデルの人気からかなりの販売台数になることが予想できます。

フォルクスワーゲン 新型ポロのGTIグレードやTSIグレード

VW新型ポロGTI

気になる新型ポロの販売グレードは、TSIの3グレードとなります。
また、2018年7月には待望のGTIシリーズ「ポロ GTI」が発売となります。

新型ポロ 発売開始直後の国内販売グレード

ポロ TSIトレンドライン1.0L+7DSG
ポロ TSI コンフォートライン1.0L+7DSG
ポロ TSI ハイライン1.0L+7DSG

フォルクスワーゲン 新型ポロGTIに関する記事はこちら

フォルクスワーゲン 新型ポロの新車車両価格

新型ポロの新車車両価格は約210万円~約265万円となり、購入時には下記オプション装備を選択することができます。

ディスカバリープロパッケージ

対応グレード:コンフォート/ハイライン向け
主な内容:ナビゲーションシステムやコネクティビティシステムなど
価格:226,800円

セーフティパッケージ

対応グレード:ハイライン向け
主な内容:駐車支援システムやコーナーセンサー機能など
価格:97,200円

セーフティパッケージ

対応グレード:コンフォートライン向け
主な内容:全車速追従機能や駐車支援システムなど
価格:118,800円

フォルクワーゲン 新型ポロ
TSIトレンドライン2,098,000円
TSIコンフォートライン2,299,000円
TSIハイライン2,650,000円
[単位]円(消費税込み)

フォルクスワーゲン 新型ポロの中古車情報

最新「ポロ」中古車情報!

本日の在庫数 1,151
平均価格 90.7万円
本体価格 3〜279.9万円
Pick up!
Pick up!

ポロの中古車価格は、歴代モデルやグレードにより価格帯に幅があり、前モデル(5代目)は、約50万円~約170万円です。
さらにその前のモデルとなると部品の不足や故障の可能性など、車両価格が安くてもトータル的な維持費の面で注意が必要ですが、フォルクスワーゲンの認定中古車であればその点の心配がありません。

今回の新型ポロが発売されたことにより中古車価格に影響が見られると予想されます。

中古車に関する記事はこちら

フォルクスワーゲン 新型ポロの先進安全技術

アクティブボンネットのイメージ

プリクラッシュブレーキシステムのイメージ

新型ポロは、モジュラー戦略MQB(プラットフォーム共通化)により、フォルクスワーゲンの上位モデルに採用していた先進安全装備を搭載しています。

主に、プリクラッシュブレーキシステム(歩行者検知対応エマージェンシーブレーキ機能)、プロアクティブ・オキュパント・プロテクション(事故を予測して乗員の安全を守る機能)、アクティブボンネット(衝突被害軽減機能)や全車標準装備となったデイタイムランニングライトなど前モデルよりも安全面を高めています。

運転操作面でも、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能)やパークアシスト(駐車支援システム)などの技術が採用されています。

先進安全装備に関する記事はこちら

MOBY編集部の試乗レビュー

VW新型ポロの試乗風景

今回、メディア向け試乗会で一足先に新型ポロを試乗する機会がありました。

試乗ルートのほとんどがアップダウンの激しい山道だったこともあり、当初は1.0L 3気筒エンジンでは登りが辛いのではというイメージでした。

しかし、走り出した瞬間から、前モデルとはひと味もふた味も違う加速で、グイグイと引っ張っていく力強いトルクを味わえます。

通常のドライブモード(Dモード)では、市街地や郊外のどちらでも7速DSGが適切なシフトを選定しストレスなく走り、山道や高速の合流などで、スポーツモード(Sモード)に切り替えれば、より粘り強い加速感があるためトルク不足はあまり感じませんでした。

マニュアルモードでは、シフトレバーの上下またはハンドル背面のパドルシフトによって任意のシフトに変更でき、よりスポーティな走りを楽しむことができます。

試乗に関する記事はこちら

MOBY編集部の気になるチェックポイント

VW新型ポロ後席窓の開閉チェック

後席窓の全閉時

後席窓の全開時

最近の車は、子どもの転落などを防ぐ目的から、後席の窓が完全に下がるものが少ないです。
新型ポロも同様に半分くらいが全開となっています。

VW新型ポロのライトチェック

ヘッドライトの消灯から点灯のGIF画像です。
フルLEDヘッドランプはポジション時にシャープなライン状に点灯し、点灯時には真ん中のLEDが前方を照らします。

ヘッドライトに関する記事はこちら

MOBY編集部による新型ポロの評価まとめ

新型ポロはが8年ぶりのフルモデルチェンジ、デザイン面や先進技術など多くの進化がみられ、海外の試乗レビューでも好評な車です。

実際に試乗をして感じたポイントは、
・ボディサイズのアップにより使い勝手や走行安定性が良くなった
・1.0L 3気筒ターボエンジンのキビキビと走る爽快感が気持ちいい
・3ナンバー化したことによる現行ゴルフとの差別化が難しい
というものでした。

今回の新型ポロは、同クラスの国産車と比較しても性能面、価格帯で十分に競える1台だと言えます。

VW新型ポロに関する記事はこちら

フォルクスワーゲン車に関する記事はこちら

この記事の執筆者

金子 高志この執筆者の詳細プロフィール

1987年7月13日神奈川県逗子生まれ。 自動車イベントのプロデュース・ディレクションや自動車専門誌の営業経験を経て、現在はMOBY編集長 兼 ディレクター。 「クルマ業界が盛り上がる」をテーマに様々な角度から情報を発信予定。...

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