初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

【コネクテッドカー最新情報2018】全世界メーカーの技術・ニュース・市場まとめ

全世界でコネクテッドカーの開発は止まらない!コネクテッドカーはネットワークにつながっている車で、安全や防犯対策など、万が一のときも安心です。今後は楽しいドライブの必需品になるかも?ニュース・市場・問題点などを徹底紹介!

コネクテッドカーとは

自動運転 イメージ画像

©iStockphoto.com/ chombosan

コネクテッドカーとは、情報通信端末としての機能を持っている自動車のことです。
車両の状態や、周囲の道路状況といったさまざまなデータを取得し、ネットワークを使い集積、分析します。

EVや自動運転車とともに、新しい技術が使われているコネクテッドカー。
見た目にはわかりにくいですが、実際に「コネクテッドカー」は普及し始めていて、今後の市場の拡大が期待されます。

コネクテッドカーに搭載されている機能

コネクテッドカーは、具体的に以下のような機能がついているものがあります。

緊急通報システム

交通事故が発生したときに、自動で警察や消防に緊急通報を行うシステムです。
既に欧州では普及が進んでおり、新型車への搭載が義務化されている国もあります。

テレマティクス保険

自動車保険

©shutterstock / BLACKWHITEPAILYN

テレマティクス保険は、ドライバーの運転中の行動などの情報を収集し、危険度を評価し保険料を算定する方法です。
例えば、走行距離だけでなく、運転速度、アクセル・ブレーキの回数や、運転する時間帯を走行実績として収集することで、保険料が変動します。

実際に日本でも、ソニー損保による「やさしい運転キャッシュバック型」や、あいおいニッセイ同和損害保険の「つながる自動車保険」はテレマティクス保険として提供が開始されています。

盗難車両追跡システム

盗難車両追跡システムは、車両の盗難が判明したら、車輌の位置を追跡できるシステムです。
すでにGMでは1996年から、トヨタでも2002年から盗難車両追跡システムが搭載、歴史のある機能といえます。
サービスによっては通信によりエンジンの始動をできなくすることができるなど、もしも車輌が盗難されても、すぐに対処できるような機能がある場合もあります。


今ではおなじみのカーナビやETCも情報通信の技術を使っています。
それをさらに1歩先に進んだ、新しい価値を持つ車が現代の「コネクテッドカー」といえます。

そして今後、新しい価値がどんどん追加されていくことでしょう。

コネクテッドカー最新ニュース!

世界初!KDDIがコネクテッドカーへの一斉同報配信を成功させる

KDDI コネクテッドカー

出典:株式会社KDDI総合研究所

KDDI、ノキア、ヘキサゴン、KDDI総合研究所は、コネクティッドカー向けのLTE一斉同報配信技術の実証実験を実施し、2018年4月16日世界で初めて成功したと発表しました。
コネクティッドカー、自動運転車への効率的な運転支援情報の配信に向け大きな1歩を踏み出したといえるでしょう。

コネクティッドカーで安全な運転を行うためには、すばやく正確な情報を受信することが必須です。
とくに自動運転技術などでは車両の走行状態、道路構造物の把握、人や障害物といった動的情報などの「運転支援情報」をリアルタイムに車にフィードバックするシステムが必要になります。
そのシステムには車側の技術向上も必要ですが、今回の発表のように情報を配信する側の技術向上も必要です。

現在、車への情報配信は1つの電波帯域で1対1の通信を行う「個別配信」をとっています。これには多くの電波帯域が必要でした。
対して今回実証実験した「一斉同報配信」は、1つの電波帯域を多くの相手(車)と共用し、電波の利用効率を大きく向上させることが可能になりました。
そのため今後コネクティッドカーの普及が進み、走っている台数が増えても、タイムリーな情報が安定して受信できることが期待されます。

実用化にはまだ長い道のりがありますが、コネクティッドカーの未来に大きく関わるニュースです。

コネクテッドカー 自動車メーカーの取り組み

コネクテッドカーの開発は、自動車メーカー各社で進められています。

トヨタ T-コネクト(T-Connect)

トヨタ T-コネクトT-Connect)は、ナビを使ったサービスとスマホを使ったサービスがあります。
便利な24時間対応のオペレーターサービス、JAFなどのロードサービスが呼べる機能や車の異常を検知してドライバーに連絡する機能、エコ運転の結果がランキング表示されるESPOなどがあります。

ほかにもスマホ向けのサービスには、車の燃費や走行距離、、平均速度などの情報を車から受け取れる「マイカーログ」があります。
旅行などに便利な機能には、T-コネクトナビの目的地データをスマホと共有できる「ナビゲーション」があり、車のナビの目的地情報を、そのままスマホに引き継げます。駐車場と目的地が離れている場合などに便利です。

レクサス G-Link

レクサス RX350L

レクサスオーナーが3年間無料で使えるのが「G-Link」です。
音声認識スイッチを押し要望を話すことでエージェントが周辺の検索をする、事故や故障などのトラブルの対応をしてくれる「レクサス緊急サポート24」、警察や消防へ緊急通報をサポートしてくれる「ヘルプネット」、車の見守りをしてくれる「G-Security」、定期点検などの案内をメールでしてくれる「リモートメンテナンス」があります。

日産 NissanConnect

NissanConnectは、N-Link OWNERSに会員登録をすることでサービスを利用できます。
スマートフォンのアプリを使ったサービスが充実しています。

車を停めた位置がわかる「マイカーファインダー」、離れた場所からドアロックができる「リモートドア」、車から離れた場所でも車の警告灯がついたことがわかる「警告灯通知案内」があります。
他にも、GoogleカレンダーやGmailをナビに表示、音声読み上げしてくれるのも嬉しい機能です。
そして、オペレータと話すだけで目的地を設定できるオペレータサービスもついています。

BMWコネクテッド・ドライブ

BMWコネクテッド・ドライブには、「スタンダード」と「プレミアム」があります。

ほとんどの車種で使える「スタンダード」は、SOSコールとテレサービスが使えます。
SOSコールはBMW SOSコールセンターに音声接続できる機能です。エアバッグが使われるような事故が発生したとき、手動・自動でコールセンターにつながります。
テレサービスは、車のメンテナンス、バッテリーの低下などの情報を、自動的にBMWのディーラーに連絡、車の状態にあわせて、サービスメニューを提案してくれます。

「プレミアム」は、有料のサービスです。
コネクテッド・ドライブ・サービス、リモート・サービス、BMW ドライバー・サポート・デスクのサービスが追加されます。
ニュースや天気などのお役立ち情報の確認、24時間オペレーターが対応してくれてレストランなどの予約が可能になります。
リモート・サービスでは、車を遠隔操作することができます。車の位置を別の場所から確認できる、車内の空気の入れ替えも可能です。

メルセデス・ベンツ Mercedes me Connect

24時間故障通報、緊急通報サービス、リモートパーキングアシスト、24時間コンシェルジュサービスがあります。

故障通報サービスBコールは、車にあるBコールボタンを押すだけでメルセデス・ベンツ ツーリングサービスにつながり、パンクなどのトラブルに役立ちます。
交通事故のように、ドライバーが通報できない状態になってしまっても、自動で通報してくれるサービスもあるので安心です。
リモートパーキングアシストは、スマホで操作して縦列駐車・並列駐車をする機能で、駐車が苦手な方や、狭い場所でも便利に使えます。
そして、24時間コンシェルジュサービスは、ボタン1つでオペレーターにつながります。
目的地の設定だけでなく、レストランやホテルの予約なども可能です。

コネクテッドカーは車・スマホ連携でさらに便利に【ニュース】

さまざまな情報を使って、便利に、安全な運転をサポートしてくれるコネクテッドカー。
同じく進化を続けているスマートフォンとの関係も重要になっていきます。

車とスマートフォンを連携させるサービス「スマートデバイスリンク(SDL)」は、便利さはもちろん、安心・安全もしっかりサポートしてくれます。

スマートデバイスリンク(SDL)とは

SDLコンソーシアム 参画自動車メーカー代表者

スマートデバイスリンク(SDL)とは、車のシステムと、スマートフォンなどのデバイスを接続、デバイスのアプリで安全に操作できるようにするシステムのことです。

このシステムの開発のために、トヨタとフォードがSDLコンソーシアムを設立しました。
メンバー企業として自動車メーカーは日産、三菱など全11社が協力することになりました。
今後、車載機器の販売をするパナソニックや、アプリなどのサービスを開発しているLINEなど、幅広い分野の企業が参加する見込みです。

安心して運転するためにスマホと車の連携が必須!

スマートフォンは私達の生活に欠かせないものとなっています。
 
・車の運転をしながらスマホからの情報を得られる。
・スマホを持っていることで車を守ることができる。

このようなメリットがあり、それぞれの連携は必須になってきています。

例えば、スマホからの情報を車載ディスプレイに表示させることも、車を安心して運転するための1つの機能です。
ほかにも、スマホを持つことでできることに、車のシステムに悪影響を及ぼすアプリ・不正アクセスを防止するような機能も開発されています。

これから、スマホと車、そしてドライバーとの関係がよりよいものになりそうな予感がしますね。

トヨタのコンセプトカー Concept 愛-i

車とドライバー、双方向のコミュニケーションを取ることで、よりドライバーの気持ちに合った運転ができるようになるでしょう。
現在のように車や周囲の状況を確認するだけでなく、ドライバーの状態にまで車が気を配ることで、より安全で快適に移動できるようになります。
そして、ドライバーの気持ちを先回りした提案を車がしてくれることで、ドライバーが道の体験ができるなど、世界が広がります。

今のコネクテッドカーは、まだできることが限られています。
ですが、これからの期待を高めてくれる提案がConcept 愛-iです。

コネクテッドカーの市場

コネクテッドカーの世界市場は、2014年に1,300万台を超えたといわれています。特にボリュームがあるのは北米です。

これから技術が急速に発展し、2025年にはさらに市場は拡大、なんと6,500万台以上と言われています。
次に購入する新車はコネクテッドカー、という方もどんどん増えることでしょう。

コネクテッドカーの技術開発が急速に進む理由

ニュースなどでも大きく取り上げられるコネクテッドカー。めまぐるしい速さで技術開発されている理由はなぜでしょうか。
その理由は3つあります。

1つ目は無線通信の高速、大容量化により、大きなデータが送受信可能になったこと。
2つ目は車載用の情報通信端末の低価格化、またはスマートフォンで代替可能になったこと。
3つ目はクラウド技術の普及で、データのやり取りがしやすくなった、ビッグデータが扱えるようになったこと、があります。

コネクテッドカーの問題点は?

市場調査によると、コネクテッドカーを「利用してもいい・利用を検討してもいい」という利用に前向きな人は、過半数以上の52%といわれています。
ただ、期待が高い反面、心配の声も挙がっています。

コネクテッドカーはサイバー攻撃にあう?

コネクテッドカーの特徴である「つながる」という技術が悪用されるのではないかと心配の声もあります。
もしかしたら、勝手に運転などの操作をされてしまう、情報を抜き取られてしまうといったことがあります。

もちろん、そのような行為自体が犯罪で、絶対に行われてはいけないことです。
ですが、先ほど紹介したスマートデバイスリンクのように、自動車メーカーや各種企業もサイバー攻撃などに対する防御策を、これからさらにしっかりと行っていくことになるでしょう。

コネクテッドカーには高度な通信技術・高い処理速度が必要になる

自動車の通信技術や処理速度は、リアルタイム性、信頼性の高さが必要になります。
例えば、自動車からクラウドに情報を送るときなど、情報処理やセキュリティ対策などさまざまな処理を1度に行うことになります。
その上で、周囲の情報を元に車を動かすための制御も正確にしなければなりません。
途中で動作が止まってしまう、精度が出ずに誤作動となってしまう、といったことが起これば、大事故にもつながります。

ですが、これまでETCや、カーナビの技術が少しずつ向上しているように、このような問題も、徐々に解決していくでしょう。

今後のコネクテッドカーの進化に目が離せない!

自動運転 コネクテッドカーのイメージ画像

©Shutterstock.com/ Karsten Neglia

現在のコネクテッドカーは、防犯や事故防止などに役立つ機能がついた車として、少しずつ普及し始めています。
技術が発展することで、さらに便利で嬉しい機能がつくと予想されます。
まだ不安の声はありますが、自動車メーカー各社、急ピッチで技術の向上に努めています。
これからのコネクテッドカーの登場に目が離せませんね。

これからの普及が期待される技術やシステムについてはこちら

下取りより平均16万円も高く売れる!
複数の買取業者で一括査定「ズバット車買取」

おすすめポイント

  • たった1分で愛車の査定額がわかる
  • ガリバー、カーセブンなど最大10社から最高額で売れる業者が無料で分かる
  • 下取りより平均16万円も高く売れる!

関連キーワード
キーワードから記事を探す


関連する車種/メーカー
車種/メーカーから記事を探す