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【軽トールワゴン ライバル車徹底比較】スズキ新型スペーシア VS ホンダ N-BOXスラッシュ

軽スーパーハイトワゴン市場でホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」などとライバル関係にあるものの、売上で遅れを取っていたスズキ「スペーシア」が2017年12月にフルモデルチェンジを果たしました。高い安全性と低燃費を実現した新型スペーシアの実力を2018年1月にマイナーチェンジしたホンダ「N-BOXスラッシュ」と徹底的に比較しながらご紹介していきます。

【スペーシア VS N-BOXスラッシュ】徹底比較!

スペーシアとはどんな車?

スズキ スペーシア シルキーシルバーメタリック

スペーシアの発売日

スズキ スペーシアは2017年12月14日にモデルチェンジを果たしたばかりの新型モデルです。
初代スペーシアが2013年に発売されてから、実に約4年半の歳月を経てフルモデルチェンジとなりました。

スペーシアは2013年2月に販売終了した「パレット」の後継モデルです。
パレットはボンネット型の軽自動車としては初めて後席両側スライドドアを採用したことで話題になった車で、2013年の日本カー・オブ・ザ・イヤーの「スモールモビリティ部門賞」を受賞するなど高く評価されています。

スペーシアの開発コンセプト

スペーシアは「家族や仲間と楽しく使える軽ハイトワゴン」をコンセプトにしています。
広い室内空間、乗り降りがしやすいように床を低くした後席両側スライドドア、拡張されたラゲッジルームなど、家族、友達と一緒に乗っても使いやすい利便性を追求。

運転のしやすさだけでなく、一緒に乗る人が快適に過ごせるインテリア空間と機能性を実現しています。

スペーシアの特長

新型スペーシアの特徴は以下のとおり。

・軽自動車では初めて後退時ブレーキサポートなどの安全技術を標準装備
・遊び心、ワクワク感を持てる個性的なデザイン
・広くて快適な室内空間&スライドドアで便利で使いやすい機能性
・モーターだけでも走行可能なマイルドハイブリッド

とくに安全性だけでなく使いやすさも追求した室内空間は、普段使いしやすい作りとなっています。

N-BOXスラッシュとはどんな車?

N-BOX SLASH G・L インテリアカラー パッケージ(FF) ダーク スタイル(サンセットオレンジII&ブラック)

N-BOXスラッシュの発売日

N-BOXスラッシュは2014年12月22日に発売された、ホンダ「N」シリーズの5つ目のモデルです。
2018年1月19日にマイナーチェンジが行われ、インテリアやエクステリアにおいて、より選択の幅が広がりました。

ホンダ「N」シリーズは史上最速で100万台を突破しており、軽四輪車通称名別新車販売台数では2015年~2017年まで3年連続でトップとなっています。

N-BOXスラッシュの開発コンセプト

もともとはデザイナーが試しに書いたスケッチがきっかけで生まれたN-BOXスラッシュ。
「チョップドルーフ」というアメリカのカスタム手法によってこれまでとは一風変わったスタイルを手に入れました。
車名の「スラッシュ」には「削ぎ取る」という意味もあり、その名の通り従来のN-BOXのルーフトップを切り取って個性を演出しています。

N-BOXスラッシュの特長

N-BOXスラッシュの特徴は以下のとおり。

・5つの世界観を表現したエクステリア、インテリア、カラーデザイン
・アメリカンなカスタムテイストの“BOXクーペ エクステリア”
・落ち着いて過ごすことができるインテリアデザイン
・「サウンドマッピングシステム」(8スピーカー+1サブウーファー)によるこだわりのサウンド
・使い勝手や装備は「N」シリーズから引き続き採用

所有欲を満たしてくれるさまざまな「こだわり」がN-BOXスラッシュの特徴と言えるでしょう。

スペーシアとN-BOXスラッシュの違いは?

大きな違いを見ていくと、「利便性のスペーシア」vs「こだわりのN-BOXスラッシュ」という構図が見えてきます。

さきほど紹介したように、スペーシアは居住空間を広く、両側スライドドアによって誰とでもどこでもラクラクという作りになっているのに対し、N-BOXスラッシュはスライドドアを無くし、デザイン性、サウンドなどにこだわった作りになっています。

デザイン性と利便性、どちらを重要視するかで印象は大きく変わってくるでしょう。

【スペーシア VS N-BOXスラッシュ】エクステリア(外装)比較

スペーシア

スズキ スペーシア オフブルーメタリック

スペーシアの外装はパッと見でも分かるその「広さ」が特徴です。
シンプルでありながら、無個性にはならない絶妙さがデザインに反映されています。
あちこち持って出かけたなくなるスーツケースをモチーフにしているようで、街のどこを走ってもスッと馴染むさりげなさが魅力です。

ボディーカラーは全14色用意されているので、自分に合ったデザインを見つけることができます。

N-BOXスラッシュ

N-BOX SLASH G・L インテリアカラー パッケージ(FF)

N-BOX SLASH G・L インテリアカラー パッケージ(FF) スタイリングイメージ(グライド スタイル)(サーフブルー&ホワイト

N-BOX SLASH G・L インテリアカラー パッケージ(FF)  スタイリングイメージ(セッション スタイル)(プレミアムアガットブラウン・パール&ブラック)

スタイリッシュで人目を引くフォルム、遠目から見ても自分の車だと一発で分かる「個性」が特徴です。
また「オシャレは足元から」という方のためにも個性的な5種類のホイールも用意されています。

今回のマイナーチェンジでボディーカラーを新たに3色追加しています。モノトーン全7色、2トーン全10色というカラーバリエーションは選択の幅が広がったといえるでしょう。

【スペーシア VS N-BOXスラッシュ】インテリア(内装)比較

スズキ スペーシア 内装

スペーシア インパネ周り

スペーシア シート

スペーシア 後部座席

天井は高く、床は低く。高さと幅をたっぷり取った空間はリラックスしながら乗ることができます。
リヤシートはソファのように背もたれも大きく設計されています。前後の位置を別々に調整することができる独立型シートで、乗っている人の体格に合わせて自由にスペースを取ることが可能です。

N-BOXスラッシュ

N-BOX SLASH G・L(FF) ブライトロッド スタイル インパネ周り

N-BOX SLASH G・L(FF) ブライトロッド スタイル シート

インテリアカラーパッケージと2トーンカラーを全モデルで選べるようになったことで、誰でもおしゃれな内装を楽しめるようになりました。
また、「ブライトロッド スタイル」のシートをモカに変更するなどしており、より質感を高めています。

【スペーシア VS N-BOXスラッシュ】ボディサイズ比較

スズキ 新型スペーシアホンダ N-BOXスラッシュ
全長3,3953,395
全幅1,475
1,475
全高1,7851,670
ホイールベース2,4602,520
車両重量870920
乗車定員44
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

ボディサイズの違い

ボディサイズに制約のある軽自動車規格、さらにハイトールワゴンタイプと共通しており、ボディサイズに違いを見つけることが難しい両車ですが、N-BOXスラッシュはベースモデルのN-BOXの1780mmから1670mmまでルーフを110mm切り詰めています。

これによってクーペらしい「走り」を意識させるアグレッシブなスタイルを持ちますが、内部空間はその分狭くなっています。

【スペーシア VS N-BOXスラッシュ】エンジンスペック・パワートレイン比較

スズキ 新型スペーシア
(HYBRID X)
ホンダ N-BOXスラッシュ
(ターボパッケージ )
エンジン種類水冷4サイクル直列3気筒水冷直列3気筒横置
排気量660cc660cc
最高出力38[52PS]/6,50047[64PS]/6,000
最大トルク60[6.1kg・m]/4,000104[10.6kg・m]/2,600
トランスミッションCVT無段変速オートマチック
駆動方式2WD/4WDFF/4WD
使用燃料レギュラーレギュラー
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

エンジンスペック・パワートレインの違い

エンジンの排気量、最大出力に大きな差は見られないものの、最大トルクにそれぞれの特徴が出ています。4,000回転で一番馬力を発揮するスペーシアに対して、N-BOXスラッシュの最大トルク発揮時の回転数は2,600。

ともに街中をスムーズに走るには必要十分な設定ではありますが、一度走り出してからの安定性はスペーシアの方が高く、N-BOXスラッシュはよりスタート時にストレスを感じさせない設定になっています。

【スペーシア VS N-BOXスラッシュ】燃費比較

スズキ 新型スペーシア
(HYBRID X)
ホンダ N-BOXスラッシュ
(ターボパッケージ )
JC08モード燃費26.4~28.221.8~25.8
実燃費15.6~18.114.4~16.3
[単位]km/L
※実燃費はMOBY編集部調べ

燃費の違い

燃費に関しては公式の数値、実燃費ともにスペーシアの方が優秀な数値を出しています。
ここはモーターによるアシスト機能が付くスズキのマイルドハイブリッドに軍配が上がります。
車体重量がスペーシアの方が50kg軽いという部分も燃費に影響しているでしょう。

【スペーシア VS N-BOXスラッシュ】予防安全装備・先進技術比較

スズキ スペーシアホンダ N-BOXスラッシュ
運転支援システム後退時ブレーキサポート
ハイビームアシスト
デュアルセンサーブレーキサポート
誤発進抑制機能
車線逸脱警報機能
ふらつき警報機能
先行車発進お知らせ機能
リヤパーキングセンサー
衝突被害軽減ブレーキ(CMBS)
歩行者事故低減ステアリング
標識認識機能
誤発進抑制機能
後方誤発進抑制機能
アダプティブクルーズコントロール(ACC)
車線維持支援システム(LKAS)
路外逸脱抑制機能
先行車発進お知らせ機能
オートハイビーム
先進技術ヘッドアップディスプレイ
360°3Dビューカメラ

予防安全装備・先進技術の違い

ドライバーが快適に運転できるようにサポートする「ホンダセンシング」を標準搭載しているN-BOXスラッシュですが、2014年発売ということもあり、先進技術はスペーシアに劣ります。
スペーシアは必要最低限な運転サポートは揃えつつ、ヘッドアップディスプレイを採用しているのが魅力です。

運転者の視界を遮ることなく情報を見ることができるもので、快適な運転をサポートしてくれるでしょう。

【スペーシア VS N-BOXスラッシュ】ボディーカラー比較

スズキ スペーシアホンダ N-BOXスラッシュ
全14色(HYBRID GSは9色)全24色
アクティブイエロームーンライトバイオレットパール
メタリックフェニックスレッドパール
ブルーイッシュブラックパール3
ピュアホワイトパール
ブリスクブルーメタリック
ブレイブカーキパール
アーバンブラウンパールメタリック
スチールシルバーメタリック
〈2トーンルーフ〉ブリスクブルーメタリック ブラック
ブレイブカーキパール ブラック
アクティブイエロ- ブラック
フェニックスレッドパール ブラック
ピュアホワイトパール ブラック
<モノトーン>(全7色)
プラチナホワイトパール(新色)
プレミアムアガットブラウンパール(新色)
アッシュグリーンメタリック
クリスタルブラックパール
サンセットオレンジII(新色)
シャイニンググレーメタリック
サーフブルー
<2トーン>(全10色)
プラチナホワイトパール&ブラック(新色)
プラチナホワイトパール&レッド(新色)
プレミアムアガットブラウンパール&ホワイト(新色)
プレミアムアガットブラウンパール&ブラック(新色)
アッシュグリーンメタリック&ホワイト
アッシュグリーンメタリック&ブラック
クリスタルブラックパール&レッド(新色)
サンセットオレンジII&ブラック(新色)
シャイニインググレーメタリック&ブラック
サーフブルー&ホワイト

ボディーカラー・ラインナップの違い

ボディーカラーの豊富さにおいてはN-BOXスラッシュに軍配が上がります。
モノトーンカラーだけでなくツートーンカラーの豊富さも際立っているだけでなく、個性を引き出すカラーリングを選べることが魅力です。マイナーチェンジによりさらにバリエーションが豊かになっています。
しかし個性的な分、人を選ぶため、スペーシアの方がより落ち着いた色を選択できるカラーバリエーションとなっています。

【スペーシア VS N-BOXスラッシュ】グレード構成比較

スズキ スペーシアホンダ N-BOXスラッシュ
グレード数27
グレード名HYBRID X
HYBRID G
G
G・インテリアカラー パッケージ
G・L
G・L インテリアカラー パッケージ
G・Lターボ
G・Lターボ インテリアカラー パッケージ
X・ターボ インテリアカラー パッケージ

グレード構成の違い

グレードがHYBRID XとHYBRID Gのみのシンプルなスペーシアに対して、N-BOXスラッシュはなんと7つものグレードが用意されています。
とくにインターネットですべてのグレードが選択可能になったことでバラエティ豊かなラインナップとなっています。

【スペーシア VS N-BOXスラッシュ】新車車両価格比較

新車車両価格 比較
スペーシア127万~158万
N-BOXスラッシュ135万~192万
[単位]円(消費税込み)

新車車両価格の違い

スペーシアが価格帯が31万円の間で収まっているのに対し、N-BOXスラッシュは57万円の幅があるのが特徴的です。
これはノーマルからインテリアカラーパッケージ、駆動形式、ターボエンジン搭載型まで選択の幅が広く、オプションの幅が広いためです。
とくにインテリアカラーパッケージは一気に価格を引き上げますが、デザインにこだわれる「遊び」があるとも言えるでしょう。

【スペーシア VS N-BOXスラッシュ】人気はどちらに?

2017年 合計新車販売台数比較

スペーシアシリーズN-BOXシリーズ
2017年104,763218,478

N-BOXの販売台数は、N-BOXシリーズ全モデルの合計値のデータしか現在ありませんので、N-BOXスラッシュ単体でスペーシアと比較することができません。

合計での販売台数を比較すれば、N-BOXが2倍以上の差をつけて売れています。
N-BOXは、2017年は普通車を含めて日本で最も売れた車、軽自動車だけでは3年連続で新車販売台数1位を取っています。

ホンダはN-BOXの月間販売目標を15,000台(新型N-BOXスラッシュは月間500台)に設定し、一方でスズキは新型のスペーシアの月間販売目標を12,000台としています。

ターゲットが異なる2モデルですので、今後の単純な販売台数ではスズキ スペーシアに軍配が上がるでしょうが、N-BOXスラッシュも月間目標販売台数を超える見込みがあり、一定の人気を維持するものと思わます。

スズキ新型スペーシアとライバル車の比較記事はこちら

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