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ブロックタイヤとは?雪道では最適?燃費などのメリットからデメリットまで

ブロックタイヤと聞いてイメージできる方はいるでしょうか? 日常ではあまり見かけることがないブロックタイヤは、オフロードでその威力を発揮するタイヤです。 街中ではトラックが装着しているのを見掛けることがあるかもしれません。 そのブロックタイヤは雪道でも威力を発揮するのでしょうか? ブロックタイヤの燃費やメリット/デメリットなどもまとめました。

ブロックタイヤとは?

ブロックタイヤと聞いて、イメージできる人はどれくらいいるでしょうか。
メーカーのカタログを見ても「ブロックタイヤ 」というページを見かけることはほとんどありません。

タイヤが路面に接する部分(トレッド)には、タイヤによって様々な模様があります。
この模様のことを「トレッドパターン」と呼びます。
トレッドパターンによって、グリップ・水はけ・乗り心地などタイヤの性格が決まります。
このトレッドパターンの一つ一つが、大きなブロックで独立した形で配置されているいるタイヤを「ブロックタイヤ」と言います。

海外では「ノビータイヤ」と呼ばれています

海外では、ブロックタイヤ ではなく「ノビータイヤ」と呼ばれることが多く、未舗装路の走行に使用されることが多いタイヤです。
「オフロードタイヤ」と言えば、イメージできる方も多いのではないでしょうか。
ブロックタイヤ(ノビータイヤ)は、オフロードの競技にも用いられています。

ブロックタイヤは未舗装路に強い!

ブロックタイヤは、どのような道にその威力を発揮するのでしょうか?
ブロック部分が未舗装やぬかるんだ土などに食い込むことにより、普通のタイヤでは得られないグリップを発揮することができます。
トレッドパターンだけではなく、ショルダーからサイドウォール部分までにもブロックのパターンがあるデザインは、ぬかるんだ土に埋まってしまってもグリップをえる表面積が大きくなることで、その効果をさらに発揮することが可能になります。

ブロックタイヤは雪道に使えるのか?

ブロックタイヤは未舗装路用に開発されたタイヤであり、雪道用に開発されたタイヤではありません。
雪道であればスタッドレスタイヤや、タイヤチェーンが適切であり、ブロックタイヤでの雪道走行は危険です。
ブロックタイヤに使用されているゴムは固く、未舗装路で土をかき出すことで走行します。
スタッドレスタイヤのゴムは、指で押すとゴムが動くほど柔らかく、サマータイヤからタイヤを交換した直後には乗り心地がソフトになったことを感じることができるぐらいです。
ブロックタイヤとスタッドレスタイヤはゴムの性質・構造が別物であり、使用目的が明らかに異なります。

スタッドレスタイヤはブロックタイヤではない!

スタッドレスタイヤ

©shutterstock.com / Jarhe Photography

スタッドレスタイヤのトレッドパターンは、サマータイヤに比較するとブロック単位になっていますが、ブロックタイヤではありません。
スタッドレスタイヤは、ブロックタイヤと比較してタイヤゴムの性質が違うだけではなく、トレッド面に細かい溝がたくさんあり、柔らかいゴムが雪道で路面を捉えやすくなる構造となっています。
ブロックタイヤのトレッド面は、そのような構造にはなっていませんので、スタッドレスタイヤとブロックタイヤは、別の種類のタイヤとなります。

ブロックタイヤはどんな車に装着されるの?

ブロックタイヤを装着した乗用車を見かけることはほとんどありません。
SUV(四輪駆動車)がオフロード(未舗装路)専用タイヤとして装着して、山間部やぬかるんだ道などブロックタイヤの性能を発揮できる特定の場所を走行するときぐらいしか見かけることはないでしょう。

トラックなどの商用車に使用されているタイヤ

トラックなどの商用車に装着されているタイヤで、トレッドパターンがブロックになっているタイヤを見けることがあります。
舗装路でも未舗装路でも使用できるタイヤです。
ブロックではなく、横方向だけに大きな溝が刻まれているのではれば、それは「ラグタイヤ」であり、ブロックタイヤではありません。

ブロックタイヤのメリット・デメリット

ブロックタイヤのメリット

ブロックタイヤは、他のタイヤとは異なる大きなブロックで構成されたトレッドパターンで、道路の状態を選ぶことなく車をコントロールすることができます。
ブロックタイヤは、本来オフロード専用のタイヤなのですが、現在はオンロード/オフロード兼用というブロックタイヤもありますので、車の使い方によって、最適なブロックタイヤを選択することができます。

ブロックタイヤのデメリット

ブロックタイヤは、オフロードでグリップを確保した走りができますが、それは土をかき出す走行となり、タイヤを空転させながら走行することもあり、燃費がいいとは言えないでしょう。
また、わざとタイヤの空気圧を下げて、路面との設置面積を増やすことでグリップを得ることもあります。
タイヤに負担が掛かるということは、車の駆動系にも負担が掛かりますので燃費は悪くなります。
オフロード専用のブロックタイヤのままオンロードを走行すれば、乗り心地は悪く、走行音は大きく、ゴムの消耗が激しいので、コストパフォーマンスは悪いと言えるでしょう。

ブロックタイヤの紹介

ヨコハマ:ジオランダーM/T+

オフロード、スペシャリストのフラッグシップモデルです。
・ツインカットグルーブ
・アッパー&アンダープロテクトバー
・センターワイドDAN2グルーブ
・プログレッシブルパワフルショルダー

ナンカン:N889M/T.RWL

・ショルダー部分とサイドウォールの剛性に優れています
・スポーティーなレイズドホワイトレタータイプです

様々な路面状況においても、高い運動性能を発揮するオフロード対応SUV用マッドテレーンタイヤです。

ダンロップ:グランドトレック TG4

ロングライフとタフさを兼ね備えた、オンロード/オフロードを選ばないオールランドタイプで、幅広い車種に対応します。
4WD車にも適しているタイヤです。

ブリジストン:604V

独特のブロックパタンが、非舗装路での優れた直進性、走破性を実現しました4WD車にも適したタイヤです。
積雪や凍結路ではタイヤチェーンの装着が必要です。

ブロックタイヤはオフロード専用!

ランドクルーザー オフロード走行

ブロックタイヤについてご紹介してきました。
ブロックタイヤはおもにオフロード、ぬかるんだ土などの未舗装路にてその威力を発揮することができるタイヤです。
一般道のみの走行であればブロックタイヤを使うことはありませんが、オフロード走行をする際にはぜひご検討してみてください!

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この記事の執筆者

猫田 久太郎この執筆者の詳細プロフィール

漫画「サーキットの狼」がきっかけとなり、1970年後半のスーパーカーブームに感化され未だにその熱が覚めず現在に至っています。 特にヨーロッパ車の文化とデザインに魅了された車好きです。 簡単な修理・整備は自分で行うので車の記事だけでなく、DIYやカー用品についての記事も執筆して...

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