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【自動運転車 最新情報2018】全世界メーカーの技術・ニュース・市場まとめ

ドライバー不在の自動運転車の実証実験が各地で開始!近年では「自動運転」という言葉をよく聞くようになりました。最近の車には自動ブレーキの搭載も多く、技術が身近に感じる機会も多いでしょう。自動車メーカーの技術やニュース、市場について紹介します。

続々と自動運転車の実証実験が開始している

自動運転 イメージ画像

©iStockphoto.com/ Chesky_W

「自動運転車」に関するニュースを日常で聞く機会が増えてきました。
バスなどで実証実験も開始したこともぐっと身近に感じるきっかけとなっているでしょう。
この記事では自動運転車の最新情報を全世界のメーカーのニュース・技術・市場などの内容を紹介します。

そもそも自動運転車ってどんな車?

「自動運転車」は運転支援をしてくれる車で、レベルが1~5まであります。

レベル1は自動ブレーキなどの運転支援をしてくれる車のことで、最近発売される車の多くはこのレベルに該当するでしょう。
レベル2は日産の「プロパイロット」機能のような、渋滞時や巡航走行中にアクセルやブレーキ、ステアリングを車が制御してくれます。
レベル3はドライバーの乗車など使用に条件が必要ですが本格的な自動運転機能がつき、レベル4はレベル3の条件からドライバーが不要、レベル5で完全自動運転となります。

【自動運転車のニュース】ソフトバンクが東京都心で自動運転車の公道走行実験開始!

ソフトバンクグループの「SBドライブ」は、東京都心で自動運転車「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」を使った公道走行実験を実施しました。
場所は東京都千代田区の丸の内仲通りで、すでに公共交通機関やさまざまな交通手段が集まっている場所です。
一般向け試乗会は12月22日に行われ、丸の内仲通りの「丸の内 MY PLAZA」前、往復約200mを自動走行しました。

NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)とは

ナビヤ社製のアルマはEVバスで、自動運転レベル4です。
GPS等で現在地を測位、レーザースキャナーなどで障害物を検知しながら、あらかじめ設定したルートを自律走行します。
すでに世界25カ国で走行、10万人が乗車した走行実績のあるレベル4自動運転車と言われています。

車内は前後左右に11席、4つのつり革があるのみのため、通常のバスより小型で、コミュニティバスのような設計になっています。ただ、通常のバスとの大きな違いは、「運転席がない」ということです。初めは不安を感じるかもしれませんが、安定した乗り心地にすぐに慣れるでしょう。

【自動運転車のニュース】愛知県 自動運転システムの実証実験を行う

(参考)トヨタ エスティマ 3代目

愛知県は2017年12月14日に愛知県幸田町の公道で自動運転車(レベル4)の実証実験を開始しました。
レベル4はドライバーが運転に関与しないため、事前に作成した3次元地図とカメラ、センサーを頼りにハンドルやブレーキを自動制御します。トヨタ エスティマをベースとした車両で、助手席には補助員が乗ります。

速度は15km/hとゆっくりですが、一般車両も走行する公道のため、もしも事故が起こりそうな場合は、遠隔操作でのブレーキや、助手席の補助者が停車することも可能です。
2017年度中に愛知県名古屋市の官公庁街や春日井市の高蔵寺ニュータウンで実験を予定しています。

【自動運転車のニュース】ZMPが「自動タクシー」公道実験

国内ベンチャーのZMPも自動運転車の公道実証実験を2017年12月14日と23日に実施しました。
タクシー大手の日の丸交通と協業し、2020年の東京オリンピックでのサービス実現を目指しています。
ZMPで考えているサービスは「自動タクシー」で、運転できない人が安心して乗ることができる、手頃な価格で使いやすいということをコンセプトに考えています。
東京オリンピックを目指す、ということで、お台場や有明、羽田、東京駅をつなぐことを想定しています。

ZMPは家庭用の二足歩行ロボットの開発を行っていた

2001年に家庭用のロボットの玩具「PINO」を開発(販売はツクダオリジナル)、その後も二輪型自律移動音楽ロボット「miuro」や、乗用車の10分の1サイズで自動運転機能がついた「RoboCar」を開発してきました。
その後、小型EV トヨタ車体 コムスをベース車両としたRoboCar MV、トヨタ プリウスをベース車両としたRoboCar HVの一般公開や試乗体験など、積極的に行っています。

【自動運転車のニュース】日産自動車とDeNAが配車サービスの実証試験

日産自動車とDeNAは、自動運転車両を利用した配車サービスの実証試験を期間限定で実施する予定です。
時期は2018年3月5日~18日、場所は横浜市みなとみらい地区周辺で一般モニターも参加できると発表されています。

日産はこれまでもEVや「プロパイロット」のような自動運転技術に積極的な姿勢でした。今回発表された配車サービスはそれらの技術と、DeNAと協力したインターネットやAI技術を用いたコネクテッドカー技術も組み合わせ、より便利で使いやすい自動運転配車サービス「Easy Ride」を構築しました。
専用アプリをダウンロードすることで、車の呼び出しから目的地設定、支払いも可能です。

一般モニターへの登録は、2018年1月15日までにEasy Rideのウェブサイトから登録する必要があります。興味がある方はぜひ、早めに登録しましょう。

【自動運転車の最新技術】現在市販されている車の自動運転機能の例(レベル2) 

現在、自動運転機能(レベル2)が搭載されている車はまだ限られていますが、以下のメーカーで自動運転機能の搭載した車を販売しています。

日産 プロパイロット

2016 日産セレナ

2016年に発売した日産 セレナに搭載した「プロパイロット」。国産車で初めて、ミニバンでは世界初の自動運転機能レベル2を搭載した車となりました。
プロパイロットには2つの機能があり、先行車との車間距離を保ちながら走行する「インテリジェントクルーズコントロール」と、車線中央付近を走行するようにステアリング制御、ドライバーのハンドル操作を支援する「ハンドル支援」があります。

スバル アイサイト・ツーリングアシスト

スバル レヴォーグ

「アイサイト」は市販車に採用された、世界初の衝突被害軽減ブレーキとして脚光を浴びました。
「スバル アイサイト・ツーリングアシスト」は、2017年に発売したレヴォーグに搭載されました。
アクセル・ブレーキ制御とステアリング制御を自動で行います。先行車認識の「先行追従操舵」と区画線認識「車線中央維持」の両方を組み合わせて、渋滞から高速道路の走行まで対応できます。

アウディ プレセンス

アウディA3セダン/スポーツバック

アウディ プレセンスは2014年から搭載されている予防安全システムです。「トラフィックジャムアシスト」は先行車に自動で追従し、レーンアシスト機能と連携して、脱線しそうになると自動的に修正してくれます。
2018年に日本で発売が予想されている新型アウディA8には、自動運転「レベル3」の搭載が予定されています。
国により法律が異なるため、レベル3の自動運転ができない国もありますが、徐々に規制は変わっていくでしょう。

テスラ オートパイロット

テスラ モデル 3

高級EVで知られるテスラは、自動運転車も積極的に開発しています。
オートパイロット機能は、「車線」「前方の車両」、またはその両方を認識、レバーを2回押すことで自動運転モードに切り替えることができます。

メルセデス・ベンツ インテリジェントドライブ

メルセデスベンツ Eクラス

メルセデス・ベンツ インテリジェントドライブには「ディスタンスパイロット&ステアリングパイロット」という機能がついています。
レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラで先行車を認識し、距離を車が判断して自動でキープする、という機能です。

ボルボ パイロットアシスト

ボルボ XC60

2017年10月に日本で発売されたボルボ 新型XC60には、自動運転レベル2相当の「インテリセーフ・オートパイロット」が搭載されています。
ボルボはアメリカのライドシェアサービス ウーバーと連携を行っており、今後ボルボの自動運転車を使った新たなサービスの展開を考えていることも発表されました。

フォルクスワーゲン オールイン・セーフティ

ゴルフ オールトラック

渋滞時追従支援システム「トラフィックアシスト」は、渋滞のときやストップ&ゴーが多い状況で自動的にアクセルやブレーキ、ステアリング操作を制御してくれます。
VW ゴルフやティグアン、パサートに搭載されています。

BMW ドライビング・アシスト・プラス

BMW X3

2017年10月に発売されたBMW X3に「アクティブ・クルーズ・コントロール」搭載されています。
カメラが車線と先行車を検知して、車線の中央を保ちながら追従することができます。

【自動運転車の最新技術】開発中の自動運転車・コンセプトカー紹介

世界各地で急速に開発が進められている自動運転車。
開発中の技術やコンセプトカーの情報も続々と登場しています。

トヨタ モビリティサービス専用EV「e-パレット コンセプト」

e-パレット コンセプトは、電動化やコネクテッド、自動運転技術を活用した、トヨタが開発中のビジネス向けモビリティサービス専用の次世代EVです。
2018年1月開催の2018 International CESにてコンセプトカーが出展されています。

Amazon、ピザハット、マツダなど有力企業とと提携して実証事業を行い、実用化にあたってはライドシェアリング仕様やホテル仕様、店舗仕様など、利用する企業の用途に応じた設備を搭載できるといいます。

また、e-パレット コンセプトに搭載される車両制御インターフェース(規格)は、さまざまな企業が開発した自動運転システムに対応しているため、利用企業が自動運転システムを自ら選択することもできます。

ルノー キャリー

ルノー キャリー

ルノー キャリー2017

2017 - CALLIE, an autonomous driving car from Renault

ルノー キャリーは、米国シリコンバレーのルノー・オープン・イノベーション・ラボとスタンフォード大学が協力して開発が進められています。
特徴は「プロドライバーから開発のインスピレーションを受けている」という高い危機回避能力を持っている点にあります。

例えば、山道の走行中、急にシカが飛び出してきたら、うまく回避できるでしょうか。
ルノー キャリーは、人間が運転しても避けるのが難しい場面を想定したテストコースを作成、プロドライバーの運転を観察、テスト走行を繰り返し、その結果を自動運転車の開発に活かしています。

プロの運転を取り入れることで、より自然で安全な運転に近づけることができるということです。

ティアフォー マイリー

名古屋大学発のベンチャー「TierⅣ(ティアフォー)」は、アメリカの半導体大手「NVIDIA(エヌビディア)」と業務提携し、小型EV「Milee(マイリー)」を開発しています。
この車は、高速道路などの長距離運転ではなく、近距離移動を前提にした「完全自動運転車」を想定しています。
ヤマハの電動ゴルフカートをベースに、真っ白の車体、内装も運転席やペダルなどがない、「移動するため」の乗り物です。
2019年には移動サービスの事業化を目指していることもあり、低速の自動運転車に特化した開発でスピードアップを図っています。

リンスピード 分離型自動運転EV

スイスのリンスピードはコンセプトカー「スナップ」を2018年1月に発表予定です。
これまでも斬新なコンセプトカーを出展してきましたが、ベース車のないオリジナルデザインは、近未来感を感じます。

一番の特徴はスケボーのようなタイヤのついた駆動部「skateboard」と、人が乗り込むことのできるスペース「pod」に分かれている点です。
「pod」には運転席はなく、車の中で映画や話を楽しみながら移動できます。ソフトバンクのロボット ペッパーも接続できることも新しいです。
ただ、リンスピードは車の量産を行っていないため、実際の販売の見込みはないと言われていますが、自動運転車の1つのアイデアといえるでしょう。

【自動運転車の市場】自動運転車はまだ購入したくない声も多数

自動運転車は開発が急ピッチで進んでいます。しかし、関心はあるけれどまだ購入したくない、という調査結果があります。
三井ダイレクト損保が行った自動運転に関するアンケート結果では、
・自動運転に関心がある(強い関心・少し関心を持っている)が48.5%
・レベル3~5の自動運転車が発売されても「購入意思ゼロ」が43.9%
といった結果が出ています。

もちろん、自動運転の技術は発展途上であり、現在発売中のモデルもレベル2が最高です。
これから徐々にレベルが上がり、法律などが整備されれば、「購入したい」と感じるようになるでしょう。
すでに現在発売されている新車にはレベル1相当の自動ブレーキなどがついていることも多くあります。
普及のスピードはゆっくりですが確実に進んでいるといえるでしょう。

自動運転車がより身近な存在になってきた!

自動運転 イメージ画像

©iStockphoto.com/ chombosan

自動ブレーキのついた車も多く発売されるようになり、自動運転車の普及も少しずつ広がっているといえるでしょう。
完全自動運転車の登場は、今後の技術開発や実証実験を重ねていくことで、そう遠くない未来に実現することも予想できます。
自動運転車は、交通事故の減少や渋滞の緩和につながり、将来的には子供から年配の方まで誰でも車で移動できる可能性があります。
これからの新しい自動運転車の登場が楽しみですね。

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