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【電気自動車(EV)最新情報2018】全世界メーカーの技術・ニュース・市場まとめ

あのトヨタも電気自動車(EV)開発へシフトしつつある!EVの開発は日進月歩で進んでいます。世界中でEVに関するニュースが飛び交っていますが、その中の注目の技術・ニュース・市場動向・課題をピックアップ。電気自動車(EV)最新情報2018を紹介します。

この記事の目次

2018年はEV旋風で大荒れ?

(参考)テスラ モデル3

2017年は自動車業界が大きく動きました。
その要因のひとつが、各大手メーカーが続々とEV開発に本腰を入れ始めたことでしょう。
メルセデス・ベンツはEV専門ラインを設立、日本でもトヨタが車載用電池の開発についてパナソニックと協業を検討しているとのことで、ついにトヨタがEVに本腰を入れたと話題になりました。

2017年はEVに関するニュースが多く流れ、2018年は各メーカーがEV開発で競り合う様子が想像できます。
2018年、EVはどのように進化していくのでしょうか。

【最新の技術情報(概要)】全世界でEV開発が進んでいる

国内外の自動車メーカーで急速にEV開発が進んでいます。
世界各国で排ガス規制が厳しくなってきたこと、車のオーナーの環境問題への関心の高さもあり、新しいEV登場を多くの人々が待ち望んでいます。
維持費が安くなる可能性があることも、人気の理由の1つです。

この記事では全世界メーカーのEV技術、ニュース、市場をまとめた最新情報を紹介します。

【最新の技術情報】トヨタがEV用の新型磁石を開発!

トヨタ 4代目プリウスのモーター

トヨタが電気自動車(EV)モーター用の新型磁石「省ネオジム耐熱磁石」の開発に成功、本格的にEV開発に乗り出すと見られています。

新開発の「省ネオジム耐熱磁石」は、レアアース「ネオジム」の含有量を減らし、他の希土類に置き換えた新型磁石です。
世界初となる耐熱磁石の”省ネオジム化”は、今後予想されるレアアースの高額化や調達難にとって有効打となりえます。

トヨタは省ネオジム耐熱磁石について、電動パワーステアリングなどのモーターでは2020年代前半、駆動用モーターでは10年内での実用化を目指すとしており、本格的なEV開発の開始を示唆しました。
(2018年2月20日追記)

【最新の技術情報】日産 インフィニティが2021年以降に電動化

(参考)Qインスピレーション

日産は、自社の北米ブランド「インフィニティ」のモデルを2021年より電動化することを発表しました。
電動化における今後の目標としては、2021年以降に電動パワートレインを搭載したインフィニティを投入、同じく2021年にピュアEVのインフィニティを発売し、2025年にはグローバル販売台数の半分を電気自動車にすることとしています。
また、「電動パワートレインを搭載したインフィニティ」については、デトロイトモーターショー2018にて発表されたコンセプトカー「Qインスピレーション」のようなイメージであることも発表されています。
(2017年1月17日追記)

【最新の技術情報】VW e-ゴルフ2017年10月から受注開始

待望のVW e-ゴルフが日本で受注開始しました!
2017年12月末から納車が開始するため、街中でe-ゴルフを見かける日も近いでしょう。
航続距離は約301kmと、ロングドライブも可能です。
充電時間も普通充電で約12時間、急速充電35分と、お出かけ先でも気軽に充電できます。

デザインは最新モデルのゴルフと大きな変化はありませんが、VWのEVに使われるブルーが使われていることで、「EVだ!」とわかってもらえるでしょう。
ボディカラーはピュアホワイトのみです。

日本でEVといえば、日産 リーフや三菱 i-MiEVを思い浮かべる方も多いでしょう。
VW e-ゴルフの登場で、気軽に乗れるEVの選択肢として注目の1台と言えるでしょう。

【最新の技術情報】テスラがトラックを開発!

EVといえばこれまでの常識を覆す車を開発する「テスラ」にも注目です。
これまでスポーツカーやセダン、SUVなどのクールな車の開発から一転、EVセミトラック「テスラ・セミ」を発表、すでに受注を開始、2019年から生産開始予定です。

すでに小売大手・運輸業界から受注を受ける

小売り大手のウォルマート・ストアーズは15台を発注したと言われています。他にも運輸外車のJBハント・トランスポート・サービシーズも購入台数は不明ですが、複数台購入したという情報があります。

以下のようなスペックをもつテスラ・セミ。小さな会社ではなかなか導入に踏み切ることは難しいですが、大手が使い始めることで、どんどんブラッシュアップされ、主流のトラックとなる可能性もあります。

・ディーゼルトラックよりも優れたトルクと加速性能
・自動ブレーキ・車線維持システムなどの自動運転機能の搭載
・航続距離は320~480km

EVトラックに自動運転で長距離走行も安心

長距離トラック運転手の過酷な労働状況は、ニュースなどでもよく取り上げられます。
孤独な環境、数ヶ月自宅に帰れない、長距離運転の疲れなど、心身ともに事故を起こすリスクも高くなります。
離職率が高い仕事でありながらも、運転手の不足も叫ばれていますが、自動運転機能が搭載されることで、疲労軽減、労働環境が良くなることが期待されます。

EVトラック登場でドライバーの仕事がなくなる?

しかし、自動運転のレベルが今後高まることで、トラックにドライバーが必要なくなる可能性もあります。特に高速道路を走る機会の多いトラックは、市街地などを走る機会の多い職業(ドライバー)と比べ、無人運転の導入がしやすいと予想されます。
とは言っても、車を無人で運転できる様になるのは、まだまだ先の話です。
まずはトラックの運転手も快適な運転ができる環境が整うことに期待しましょう。

【最新の技術情報】EVハイパースーパーカー登場!

(参考)リマック コンセプトワン

リマック コンセプト ツーはクールなデザインのEVハイパースーパーカーです。
2018年のジュネーブモーターショーで公開されるのではないかと期待が集まっています。

ハイパーEV開発競争が激化?

これまで大排気量のスーパーカーを開発してきたメーカーもEVなどのエコカーにシフトしている傾向があります。
マクラーレンP1、ポルシェ918、ラ フェラーリなどHVやPHVモデルのスーパーカーも多く登場する中、リマック コンセプト ツーは100%EVという点も特徴的です。
パワーがないと思われがちなEVも、コンセプト ツーの登場で今後のスーパーカー開発スピードも加速するかもしれません。

リマックとはどんな会社?

リマックはクロアチアに拠点を置く企業です。
自社EV開発だけでなく、他の自動車メーカーへバッテリー、モーター&ギアボックス、インフォテインメント、車両設計、エンジニアリングなどの供給やサービスを行っています。
EV開発に至った理由は、創業者がBMW E30にモーターとバッテリーを搭載した車を作ったことがきっかけと言われています。
2013年にはコンセプト ツーの前身となる「コンセプト ワン」を開発、生産台数は8台、価格は約1億5,000万円でした。

これからの動向に期待です!

【開発中の技術情報(概要)】各社一体で開発を加速!&異業種参入

EVはまだまだ発展途上の車です。
「自社の開発ではスピードが追いつかない!」と判断したメーカーは、他のメーカーと協力して開発を加速しつつあります。そのようなニュースが流れるたびに、「あのメーカーとあのメーカーの夢のコラボ!」と期待してしまいます。
ほかにも、異業種からのEV市場参入には驚きの声も挙がっています。

【開発中の技術情報】トヨタもEV開発を加速!

EVやコネクテッド、自動運転を活用した新たなモビリティサービスを考案中

モビリティサービス専用EV「e-パレット コンセプト」

トヨタは、2018年1月9日から開催される2018 International CESにおいて、モビリティサービス専用の次世代EV「e-パレット コンセプト」を展示します。

EVやコネクテッド、e-パレット コンセプトを活用した新たなモビリティサービスを実現するため、トヨタは、Amazon、ピザハット、マツダなど有力企業と提携関係を結びました。

新たなモビリティサービスでは、ライドシェアリング仕様やホテル仕様、店舗仕様など、利用する企業の用途に応じて、e-パレット コンセプトの設備を搭載できるとのこと。
さらに、e-パレット コンセプトに搭載される車両制御インターフェース(規格)は、さまざまな企業が開発した自動運転システムに対応可能なため、利用企業が自動運転システムを自ら選択することもできます。

e-パレット コンセプトは、自動運転を搭載するための新たなプラットフォームカーとして期待できます。

トヨタ2025年頃までにエンジン車のみの車種をゼロに

トヨタ 新型 プリウス PHV

出典:(参考)トヨタ プリウスPHV

2017年12月18日、トヨタはハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)といった「電動車」普及に向けたチャレンジを公表しました。
そのため、グローバルで販売する全車種を電動専用車もしくは電動グレード設定車とするため、エンジン車のみの車種はゼロとなります。(エンジン車がなくなるというわけではないようです。)

1997年にHVであるトヨタ プリウスを発売してから20年、PHVやFCVの積極的な開発で環境問題に対する取り組みを行ってきました。
EVに関しては遅れをとっている印象にありましたが、これから一気に開発が進みそうです。

トヨタとパナソニックが車載用電池事業協業を検討開始

EVなどの電動車の開発を加速する中で、重要になってくるのは「電池」です。
2017年12月13日にトヨタはパナソニックと協業を検討、さらに安全で高容量の電池の実現に向けた挑戦を行います。
パナソニックは「車載用リチウムイオン電池事業」を重点事業の1つと位置づけています。
これまでの車載用電池開発のノウハウや知見を活かし、トヨタと協力することで業界ナンバーワンの車載用角形電池の実現を目指す、とのことです。

トヨタ・マツダ・デンソーのEV新会社が2017年に誕生

トヨタ・マツダ・デンソーの3社がEV開発を共同で開発するために新会社を2017年10月に設立しました。
トヨタの「TNGA」、マツダの「一括企画」「モデルベース開発」、デンソーの「エレクトロニクス技術」といったそれぞれの強みを持ち寄り、開発手法から見直します。
各社EV開発はまだ始まったばかり。
EVのニーズの高まりは予想できますが、それぞれの会社が独自で開発を進めるとなると費用や時間がかかってしまいます。
協力することで個性を活かした効率的な開発を行うことができ、EVラインナップの充実につなげることができます。

トヨタ・スズキがインド市場向けEV

(参考)スズキとトヨタ、業務提携に向けた検討を開始 2016年

トヨタとスズキは、インド市場向けのEV投入に向けた協力関係構築を進めることになりました。
「なぜインドでEV?」というと、インドのモディ首相が自動車のEV化を急速に推し進めているためです。
具体的にどのような協力を行うかというと、インド向けにスズキが生産するEVに対してトヨタが技術的支援を行うことがまず1つあります。
そしてその車両をトヨタへ供給、そして充電ステーションの整備などを行います。
ほかにもサービス技術者の教育などの人材育成、使用済み電池の適切な処理体制整備、インドのEV普及の活動など総合的な検討を進めるといったことになります。

インドでスズキのEV車を見る日も、そう遠くないかもしれませんね。

【開発中の技術情報】ホンダは中国IT大手とEV開発

(参考)ホンダ アーバン EV コンセプト

EV開発を加速させたいのはトヨタだけではない!
ホンダも中国IT大手「東軟集団(ニューソフト)」とEVの共同開発をすることを発表しました。
中国政府もEV普及を目指しており、迅速に中国市場へのEV投入につなげることが重要です。
東軟集団は中国全土に研究開発の拠点があり、ソフトウェアの開発を主力としています。
自動車関連の事業はカーナビシステムや運転支援につながるソフト開発を行っています。

ホンダが2018年に発売予定のEVは中国にある合弁会社と現地の研究子会社、ホンダで共同開発するようです。

【開発中の技術情報】ルノー・日産・三菱連合でEV世界覇権

(参考)ルノー ゾエ

日本でEVといえば日産 リーフ、三菱 アイ・ミーブの名前が挙がるでしょう。欧州ではルノー ゾエがもっとも売れています。
この3社連合と聞いたら、EV開発が一気に加速するということは誰でも予想できるでしょう。
中期経営計画「アライアンス2022」は、2022年までにグローバル販売台数1400万台以上に、そして3社がEV、自動運転、コネクテッド技術の協業を加速することで世界一へつなげていきます。

【開発中の技術情報】掃除機のダイソンがEVを作る

コードレス掃除機などの家電製品で有名な「ダイソン」がEVを開発するというニュースがありました。
2020年までにEV市場に参入すると表明、これまで400人あまりのエンジニアが極秘に開発に携わってきました。
コードレス掃除機に使われている蓄電池やモーターの技術がEVに活かされ、すべて独自開発すると言われています。
どのようなEVになるか、楽しみですね。

【開発中の技術情報】人材派遣会社アスパークがEV開発

人材派遣会社アスパークもEV「オウル」を独自開発しています。
0km/h~100km/hまでジャスト2秒で加速、という驚異的なスペックです。
特に重視したのはこの加速性能で、最高速度は280km/hです。
先程紹介したリマック コンセプト ツーと同様に、これからのEVスーパーカーの形の1つとなるでしょう。

アスパークはエンジニアの技術派遣やシステムソリューションサービスなどを行っていて、自動車メーカーなどからも頼りにされている会社です。
自社のEV開発の今後の展開も期待です。

【開発中の技術情報】ヤマダ電機もEV事業に参入!FOMMと業務提携

FOMM1.0 PhaseⅣ

家電量販店のヤマダ電機が、EVベンチャー企業のFOMMと資本業務提携し、店舗・ネットでEV販売を考えているようです。

FOMM(First One Mile Mobilty)はもともと、スズキなどのオートバイ設計やトヨタ車体の小型EVコムスを手がけた鶴巻日出夫氏が2013年に設立したベンチャー企業です。
2017年12月に船井電機との資本業務提携を発表、生産は船井電機が担当します。

開発中の4人乗り自動車は2018年後半にタイで発売、その後2020年までに日本や中国、欧州で発売予定です。
出資契約を結んでいるヤマダ電機の店舗やネットでの販売、価格は100万円程度、購入場所も金額も気軽な点が魅力です。

ヤマダ電機は数年前からハウジング事業にも力を入れています。
省エネ家電などのスマートハウスを推していて、EVとも親和性が高いといえるでしょう。
ヤマダ電機で家とFOMMのEVをセットで購入する、という時代も来るかもしれません。

【最新のニュース(概要)】EV購入者へのサポート充実

環境に優しいEVのオーナーにはいろいろな得点が用意されています。
EVオーナーになって、お得に便利にドライブしましょう!

【最新のニュース】ポルシェPHVの購入で東京電力のポイントが貯まる

戸建て住宅に車の充電設備を設置し、対象車種を購入すると東京電力のe-チャージポイントが貯まります。
対象車種はトヨタ プリウスPHVや日産 リーフ、三菱 アウトランダーPHEVなどの国産車だけでなく、輸入車のBMWやミニ、VW、そして2017年12月からはポルシェのPHVも対象となりました。
年間最大で3,600ポイントを貯めることができ、1ポイントは1円相当とお得に使えます。
ポルシェだけでなく、EVやPHVを購入したら、同時に充電設備の設置がおすすめです。

【最新のニュース】三菱自動車 電動車両サポートおでかけBOOK発行

三菱は2017年12月に「三菱自動車電動車両サポート」会員向けに「三菱自動車電動車両サポートおでかけBOOK 2017-2018」を発行しました。
全国の充電スポット情報を掲載した全国道路地図には、急速充電器のあるSA・PAの情報、充電スポットを活用したドライブコースの紹介といったような内容です。

EVユーザーにとって充電スポットの情報は非常に重要ですが、インターネットの情報ではなかなか最新情報が出てこない、見にくいということもあるので、1冊にまとめられているのは嬉しいですね。

【最新のニュース】日産リーフ 購入者に太陽光パネルを無料設置

日産 リーフの購入とあわせて、日本エコシステムの電力小売りプラン「じぶん電力」を契約することで太陽光発電システムを無料で設置してもらえるキャンペーンが行われています。(関東地区限定で期間は2018年3月末まで)
環境に優しいリーフとクリーンな太陽光発電の組み合わせは、より環境への意識が高まるでしょう。
日本エコシステムの「じぶん電力」の契約が必要になりますが、契約期間中の太陽光発電システムの設置費用やメンテナンス費用は無料です。
そして契約期間は20年間、契約期間の満了後、太陽光発電システム一式は無償で譲渡となります。
「リーフも欲しくて、太陽光発電も検討している」という方には見逃せない、おすすめのキャンペーンです。

【EV市場動向(概要)】国内外のEVのシェア・充電ステーション数などの情報

車 ロゴ エコ ハイブリッド

©Shutterstock.com/ Ermak Oksana

最後にEVの市場動向を紹介します。
世界販売台数も年々伸びているEV、今後日常生活でEVを見る機会も増えていくでしょう。

【EV市場動向】EV・PHV世界累計販売台数は200万台を超える

国際エネルギー機関(IEA)によると、2016年の電動車両(EV、PHV)の世界販売台数は200万台を越えたと発表しました。
この数字は前年に対して60%増となり、大きく伸びたといえるでしょう。
特に中国はシェアトップの3割となっています。
2016年の販売台数は65万台、アメリカを抑えて世界最大の電動車両市場となりました。
理由は中国でEVやPHVなどの普及を推進する政策があることが後押しとなっています。
2011年の中国でのEV販売台数は7,000台だったことを考えると、大きくその数を伸ばしています。
IEAの今後の予想は、2020年の世界累計販売台数は900万~2000万台としています。

自動車登録台数に占めるEVのシェアが高いのは欧州

自動車登録台数全体におけるEVシェアが高い国はノルウェーの28.8%です。
続いてオランダ、スウェーデンと欧州勢が続きます。

日本は0.6%と、欧州と比べると低い結果になりました。

【EV市場動向】BMWグループ年間10万台のEV販売達成

BMW本社 フォー・シリンダー・ビル

BMWは2017年の年初に掲げた「グローバルで10万台以上の電気駆動モデルを販売する」という目標を無事に達成しました。
この記録達成を祝い、2017年12月18日午後8時から深夜まで、BMW本社の「フォー・シリンダー・ビル」は、4つの直列するバッテリー風に彩られました。

BMWの電動車両の歴史は2007年にBMW iの先駆的事業として「プロジェクトi」を立ち上げ、2013年にBMW i3を発売しました。
早い段階からEV、PHVの開発に取り組んできたことが今回の目標達成につながったといえます。
2018年にはBMW i8ロードスターを発売、2025年までにはEV、PHVモデルを25車種へという目標もあります。

【EV市場動向(課題)】充電ステーションの数は増えているが?

EVの利用に不安があるのは、「ガソリンスタンドのように気軽に給油(充電)ができない」と感じる点が大きくあります。
実際に充電ステーションの数は増えているのでしょうか。

2017年6月現在、全国の充電スポット数は2万ヵ所以上あると言われています。
その中で普通充電スポットは1万4000ヵ所、急速充電スポットは7,000ヵ所以上となっています。
(参考までに、ガソリンスタンドの数の約6割とも言われています。)
急速充電器設置箇所は2014年に2,000ヵ所程度だったことを考えると、急速に設備が整っているといえるでしょう。
スーパーやコンビニ、道の駅などの敷地内にも増えているので、買い物のついでに利用できるのも嬉しいですね。

ですが、まだまだ問題もあります。
急速充電の利用時間の目安は30分程度、設置数が少ない充電ステーションでは充電の順番待ちをすることになることもあります。
今後のEVの普及のスピードにもよりますが、急速充電器が増える、急速充電の利用時間が短縮されるような技術開発などがこれからの課題と言えるでしょう。

【EV市場動向(課題)】EVは寒さが苦手

寒冷地での使用したときに、以下のような課題があります。

暖房で航続距離が減少する

寒いときに必須のエアコンは、走行用のバッテリーから電力を供給します。
そのためエアコンを使用すると航続距離が短くなってしまうことにつながります。
またエアコンをつけることは、ドライバーの体を冷えから守るということだけでなく、ガラスへの着雪を防ぐというという意味もあります。

「電気の節約のためにエアコンはOFF!」というわけにはいきません。

走行距離が伸びない&充電時間が通常よりもかかる

「冬のEVは電費が落ちる」「急速充電でもしっかり充電できない」といったことを聞いたことがある方もいるでしょう。
EVのバッテリーは低温時に性能低下が起こると言われています。
バッテリーの温度が下がると電池の化学反応が鈍くなるため、貯めている電力を使い切れなくなってしまうためです。
ただ、バッテリーの性能低下は「寒冷地」と言われているような大きく気温が下がる地域の場合です。
関東圏などの通常の冬であれば、大きく航続距離が落ちるということではないようです。
さまざまな地域でEVが使えるように、バッテリーもまだまだ進化し続けるでしょう。

これからのEV開発動向に注目!

EVは発展途上の車です。どんなメーカーがどのようなEVを発表するかは未知数といえます。
「まだEVは買わない」と思っている方も、今後のラインナップを見ていくうちに「これなら買ってみたい!」と思う日がすぐに来るかもしれません。
いろいろな課題はありますが、開発スピードも加速しているので、問題解決も早いと考えられます。今後のEVの開発動向に期待です!

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