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三菱EV最新情報!2020年以降に発売予定のEV軽自動車とは?

三菱自動車は2020年以降にEVを少なくとも2車種投入、そのうち1車種は”軽自動車”との発表をしました。三菱は既に業界で唯一、EVの軽自動車を販売していますが、今回このような発表をした背景には何があるのでしょうか。EVの明るい未来やEV化に伴う問題点、三菱EVの歴史をご紹介します。

三菱が2020年以降にEV軽自動車投入を発表!

三菱自動車 エンブレム

©Shutterstock.com/ FotograFFF

2017年10月18日、三菱自動車は2019年にかけての中期経営計画発表会で、2020年以降にEV(電気自動車)を少なくとも2車種投入、そのうち1車種は”軽自動車”との発表をしました。
三菱はすでに、業界で唯一、EVの軽自動車を販売していますが、今回このような発表をした背景には何があるのでしょうか。
EVの明るい未来やEV化に伴う問題点、三菱EVの歴史とともに見ていきましょう。

三菱EV新車種投入の意図は?

発表会に出席した三菱自動車取締役社長 CEOの益子修氏は、
「新興国市場でも環境規制の厳格化が進んでいくことは不可避であり、こういった経営環境に対応するためにも、電動車両は三菱自動車のなかでも重要度がさらに増している」
との発言をしています。

自動車に貼られる「低排出ガス車」のステッカーの星の数が年々増えていることからも、排ガス規制がますます厳しくなってきていることがわかります。
これは日本だけでなく新興国を含む世界的な傾向で、それに対してガソリンエンジンの技術開発だけで対応していくのには限界があり、EV車種を増やして対応したいという、三菱の戦略だと捉えることができるでしょう。

EVのメリット

EVのユーザー側のメリットとしては、
・排ガスがないのでクリーン
・騒音がとても小さく、快適
・ガソリンエンジン車と比べて高燃費が期待できる
・税制上の優遇措置の恩恵を受けられる
・モーター駆動の鋭い出足
といったところがあげられます。

しかし、生産者側にとってはEV化で直面する新たな課題もあるのです。

EV化に伴う新たな課題

エンジン 工場

cShutterstock.com/ Hamik

もちろん今回の三菱自動車の経営計画は、いきなり全てのラインナップをEV化するといったものではありません。
「“商品の刷新”により、2020年以降にコアモデルにおけるパワートレーンの電動化を進める」としています。
つまり、いずれ電気自動車がラインナップの中心へと移行する、という意味でしょう。

しかし、ラインナップが変わることは新たな課題も生み出します。
「EV化のあかつきにエンジン工場は不要になって閉鎖するのか。多くの部品メーカーで職を失う人が出てくるかもしれない」
益子CEOはこのように言及し、雇用を守りながら新たな車の開発をすることを模索すると語りました。

三菱EVの歴史

業界唯一のEV軽自動車 三菱 i-MiEV

三菱自動車のEV開発の歴史は古く、1960年代にさかのぼります。
当時、鉛電池を使用した車両を開発し、1990年代まで電力会社・官公庁向けに販売していましたが、とても高価なもので、市販はされていませんでした。
1995年、シャリオをベースとした「三菱HEV」という実験車両を開発、これには急速充電ができ、軽量なリチウムイオン電池が搭載されていました。
1999年にはリチウムイオン電池搭載のFTOが、24時間で2,142.3km走行というギネス記録を打ち立てます。
そしていよいよ2010年、三菱自動車そして業界初となる、軽自動車のEV、i-MiEV(アイミーブ)が市販されたのです。

三菱新型EV軽自動車予想

三菱 ekワゴン

さて、今回の三菱の中期経営計画で発表された、2020年以降に登場する新型軽自動車EVとは、どのようなものになるのでしょうか?

まだ最短で2年以上先の話になりますので、はっきりとしたことはなにも言えません。

ekシリーズは2018年にフルモデルチェンジし、2020年をめどにEVも追加する方向です。
ですので、恐らくi-MiEVの後継モデルは、OEM供給の日産 デイズと合わせて月間販売台数12,000台以上(2017年8月)とまずまず好調な、現行のekシリーズを発展させた形になるのではないでしょうか。

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EV社会の到来に期待

日本においてEVの車種はまだ非常に少なく、軽自動車にいたってはi-MiEVのみです。
しかし環境問題を考え、規制が厳しくなってきている今、EV化の流れはますます加速していくでしょう。

益子氏は今後の自動車業界について
「EVのテスラ、ライドシェアのUberなどの登場で、過去にない大きな変革の時代を迎えている。従来製品の価値を破壊するイノベーションがまさに始まろうとしている」
と述べています。

三菱がEVへの移行に関してこのような具体的な計画を発表したことで、EVを中心とした新しい自動車社会の到来を、いよいよ期待できるのではないでしょうか。

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この記事の執筆者

井上 大この執筆者の詳細プロフィール

スポーツカー、モータースポーツ関連の情報を得意とする、フィリピン・セブ島在住のライターです。好きなレーサーはM.ハッキネン、J.ビルヌーブ、F.アロンソ、ひいきのF1チームはロータス(現在のルノー)、自動車メーカーは国内:スバル、海外:ロータスがお気に入りです。MOBYではジャン...

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