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トランスアクスルの構造とは?ポルシェやハイブリッド車プリウスに採用?

トランスアクスルは車の動力機構の一部で、車種によって様々な構造になっています。ポルシェから最新のプリウスまで、トランスアクスルが採用された車は話題に欠きません。有名スポーツカーから最新のハイブリッド車まで採用されているトランスアクスルについて、構造や働きを紹介します。

トランスアクスルとは?

トランスアクスルとはトランスミッションとファイナルドライブ、デフが一体になった装置を指し、駆動輪側にエンジンが置かれる機構の車種では一般的に採用されています。
単にトランスアクスルという場合は、重量配分の関係からエンジンとトランスミッションを離して設計する車のことを指す場合が多いです。

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トランスアクスルの役割

重量バランスの観点から、エンジンの配置は車の設計において重要なポイントです。
駆動輪とエンジンが離れている車において、エンジンからトランスミッションを分離したトランスアクスル機構は重量物の集中を防ぐ役割があります。
前後輪にかかる重量の最適化は、高速走行時の操作性や運動性を高めるために必須となります。

トランスアクスルの構造

日産 GT-Rのトランスアクスル機構

重量のある機構であるトランスミッションとエンジンを分離し、ファイナルギアやデフギアと一体化することで重量物の一極集中を防いでいます。
例として、日産 GT-Rではエンジンを車両前方に、トランスミッション類を車両後方に配置したトランスアクスル機構により、前後の重量バランスの最適化がはかられています。

トランスアクスルとポルシェ

トランスアクスルとポルシェの関わりは深く、その歴史は1976年モデルのタイプ924から始まります。

トランスアクスル採用の代表的な車種を紹介します。

ポルシェ924

ポルシェ 924 (1975-1986)

タイプ924はフロントエンジン採用の後輪駆動車です。
トランスアクスルの採用によりそれまでの車種より重量配分に優れ、後続の944や968の原型になるなど、924の誕生はポルシェにとって大きな一歩であったといえます。

ポルシェ928

ポルシェ 928 1

タイプ928は当時のポルシェのフラグシップとして1977年に登場しました。
タイプ924と同じく、トランスアクスル機構により車両重量の配分の最適化がはかられています。

トランスアクスルとプリウス

トヨタ プリウス 2015年

複軸構造のトランスアクスル

ハイブリッド車はモーターとエンジンの2つの動力源があるので、独自のトランスアクスルによりタイヤに動力を伝えています。
ハイブリッド車のプリウスは2015年から、複軸構造のトランスアクスルを採用しました。
トランスアクスル内にモータージェネレータ、動力分割機構、モーターリダクション機構などが配置され、トヨタのハイブリッド車の根幹ともいえる機構になっています。

トランスアクスルの今後

ポルシェから最新のプリウスまで、車の発展とともに形を変えてきたトランスアスクル。
トランスアクスルの歴史はスポーツカーの走行性能から新型ハイブリッド車の動力システムまで、車の進化の歴史といっても過言ではありません。
トランスアクスルは形を変えながらますます進化していくでしょう。

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