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平成ノブシコブシ 吉村崇×BMW i8:Vol.1「外れたリミッター」MOBY連載インタビュー

車は人生をともに過ごす仲間。”その車“にはどんな想いが詰まっているのだろう――。お笑い界を破天荒キャラとして邁進しながら、誰もが憧れる高級車BMW i8を購入したことで茶の間の話題をさらった吉村さん。そんな吉村さんに、愛車へのこだわりやスーパーカーの素晴らしさについて語っていただくMOBYスペシャルインタビュー。

【Profile】平成ノブシコブシ
吉村崇
1980年07月09日生まれ。北海道出身。
愛車:BMW i8

Vol.1:「外れたリミッター」

平成ノブシコブシ 吉村崇 BMW i8 MOBYスペシャルインタビュー

吉村さんは免許の取得後すぐにBMW i8を新車で購入されたそうですが、何かきっかけがあったのでしょうか?

教習所に通ってた頃は中古車を買うつもりだったんですけど、たまたま極楽とんぼの加藤浩次さんにお会いした時に、「お前はBMW i8だ」って写真を見せられたんです。「これに初心者マークつけて走ってたら面白いだろ」って。もう一目惚れですよね。かっこいいなと思いました。

でも教習所の教官に話したら、「あなたの運転じゃi8は絶対無理。あんまり無理しないほうがいいよ」って言われました(笑)。教習車とサイズが全く違いますし、そもそもハンドルが左右逆ですからね。

実際にBMW i8に乗られた時は、どんなお気持ちだったのでしょうか?

まさに購入した日、新車のi8を運転するのが怖すぎて、ディーラーの方に自宅まで持ってきてもらったんです。普通ならまず買った人が運転するところを、「そこをなんとか!」と懇願して。

ディーラーの方には「異常ですよ」って言われましたけど(笑)。

「新車には一番に乗りたい」という方が大多数かと思います。吉村さんはとにかく慎重だったんですね。

僕の経験にすぎないですが、一発目に高い車を買うとめちゃくちゃ運転が慎重になりますから、そういった意味でも『良い車』を買うことは本当におすすめです。

ただし、自分のお金で買うべきですね。親から買ってもらったりすると有り難みがないというか、調子に乗っちゃうんですよね。自分のお金で買ったからこそ、傷付けたくなくて安全運転になりますし、紳士的に楽しめるんだと思います。

平成ノブシコブシ 吉村崇 BMW i8

カラーや内装も吉村さんが決められたとか。

そうですね。新車で買ったので、ホイールからシートベルトの色まで、自分で好きに選べました。とはいえi8はベースからかっこいいですよね。

いきなりi8のようなスーパーカーを購入すると、様々なリスクが伴ってくるかと思うのですが。

何をするにもリスクはありますから。そんなに気にならなかったですね。

平成ノブシコブシ 吉村崇 BMW i8

そもそも、免許を取得しようと思われたきっかけは?

んー……なんとなく、ですね。教習所に通い始めた頃は『ピカルの定理』があったりして、なかなか忙しい時期だったんですよ。だけど不思議なもので、何故かスケジュールを埋め尽くしたくなっちゃって……自分でさらに過酷な日程にしてましたね。Mなのかな(笑)。

そもそも若手時代は、「車なんか乗らないだろうな」と思ってました。実際、33歳くらいでようやく免許を取ってるわけですから。

高級車を所有するデメリットはありますか?

ちょっとした汚れが気になっちゃいますし、維持も当然大変です。だけどi8は1,500ccなので、自動車税がかなり安いんですよ。BMWが企業努力をして、時代に合わせてきてる。そういう事を知ると、車ってさらに面白いですよね。

コンパクトカー並みの排気量なのにこんなにスピード感があって、お洒落な車が作れるなんて。

平成ノブシコブシ 吉村崇 BMW i8

2013年のフランクフルトモーターショーで初披露されたi8は、BMWが「世界の最先端を行くスポーツカー」として送り出したハイブリッドカー。発表直後からその近未来的なデザインと革新的なハイブリッド技術に注目が集まり、世界中で高評価を得た。

平成ノブシコブシ 吉村崇 BMW i8

同社の象徴とも言える『キドニーグリル』は、i8の特異なデザインにもナチュラルに落とし込まれている。

平成ノブシコブシ 吉村崇 BMW i8

低く身構えるエクステリアと同様、インテリアもスポーティーな印象だ。センターコンソールと中央のディスプレイはやや運転席側を向き、ドライバーを包み込むような設計になっている。

平成ノブシコブシ 吉村崇 BMW i8

現代の排気ガス問題に対応する環境性能と、スーパーカー並みの動力性能を併せ持ったBMW i8は、まさに21世紀を代表するスポーツカーだと言える。

環境問題や排ガス問題などにおいて、厳しい規制が定められていますね。

ある意味、そういう規制が逆に良い方向に行ってるのかもしれないですね。

ほかのデメリットといえば、 “欲” が加速することですかね。

“欲” が加速……。

僕はi8を手に入れることで、いわばリミッターを外した買い物をしたわけですよ。そうすると「あれも欲しい、これも欲しい」となってしまう。

この車に合う服装、この車に合う家……という風に、全ての基準がi8に合わせて上がって行くんですよ。こうなるともう終わりです。

例えばラフな格好で i8に乗るとしても、それがまた良い物じゃないとダメなんじゃないかなと考えてしまって、どうしてもお金を使いますね。

全部ひっくるめて、「上等だよ」と思っていますけど(笑)。

i8を手にされてから、生活がガラリと変わったのですね。

ガラッと変わりましたね。目が覚めたというか。人生を謳歌してる感じがします。

それまでの仕事がない日は家でボーッとして、ゲームして、Hして、寝て、なんとなく起きて……。そんな生活だったんですけど、今は「あれも欲しい、これも欲しい」って毎日ギラついてますよ。

車をきっかけにお仕事に繋がることも?

テレビ番組や雑誌の取材など含めて、めちゃくちゃ広がりましたね。i8関係の仕事ばっかりしていたこともありますし、i8はすごい車ですよ。仕事を運んできてくれましたから。

本当に買ってよかったと思います。


免許を取得してからすぐにi8を手にされ、私生活がガラリと変化した吉村さん。誰の目から見ても大胆かつ豪快な買い物でありましたが、「何をするにもリスクはある」と語った吉村さんの気高い男らしさに、思わず圧倒されてしまいました。

次回11月4日(土)公開のスペシャルインタビュー第2弾では、i8購入後の苦労や、吉村さんが次に乗りたい車などについてお伺いしました。 どうぞお楽しみに!

第2回目はこちら:Vol.2「世界中の車を手に入れたい」

取材:米永豪、田神洋子
撮影:市川晶
文:米永豪

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