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トヨタ新型FCバス「SORA(ソラ)」東京オリンピックで実用化!燃料電池バスのデザインと機能を公開

トヨタが燃料電池バス(FCバス)の新型コンセプトモデル「SORA」を公表しました。2020年の東京オリンピックに向けて実用化を目指しているSORAは、東京モーターショー2017への出展も予定されています。この記事では、新型FCバス SORAのデザインや機能など、最新情報をまとめました。

東京モーターショーにコンセプトFCバス SORA(ソラ)登場!



東京モーターショー2017にて、FCバスのコンセプトモデル「SORA」が展示されました。
コンセプトバス SORAは都内ですでに運行している2台のFCバスが進化したもので、2018年から順次、都内を運行し始めます。
SORAは、同時に展示されたJPNタクシー同様、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを目指した計画であり、3年後にはほとんどのバスがFCバスに切り替えられていることも考えられます。

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トヨタ新型FCバス「SORA(ソラ)」は東京オリンピックに向けて実用化を予定!

トヨタ SORA

トヨタ自動車は2017年10月、新型コンセプトモデルの「SORA(ソラ)」を公表しました。
SORAは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて実用化が計画されている燃料電池バス(FCバス)で、東京モーターショー2017への出展も予定されています。

この記事では新型SORAのデザインや機能など、最新情報について紹介しています。

トヨタ新型燃料電池バス(FCバス)「SORA(ソラ)」の注目ポイント

書類 チェックリスト

新型SORAの注目ポイントは、以下の3点となります。

・トヨタ「MIRAI」と同じ燃料電池システムを搭載
・災害時には大容量電源としても利用可能
・「利便性」と「安全・安心」を追求した、全ての人に優しい設計

SORAは「受け継がれていく街のアイコン」という開発コンセプトをもとに、燃料電池の特性を最大限に生かし、路線バスのうれしさを大きく高めたバスです。
開発するにあたっては、「社会の“奉仕車”」と「人を中心に据えた、ユニバーサルデザインと機能」という2つの想いが込められています。
また、SORAという車名は「Sky」「Ocean」「River」「Air」の頭文字をつなげたものであり、地球の水の循環を表しているとのことです。

燃料電池自動車(FCV)とは?

新型SORA(ソラ)のエクステリアデザイン(外装)

トヨタ SORA
トヨタ SORA
トヨタ SORA
トヨタ SORA

新型SORAの外装デザインは、従来の路線バスに見られる六面体(箱形)のボディとは大きく異なり、立体的な造形を追求しています。
前後のランプにはLEDを採用し、一目でFCバスとわかる特徴的なデザインとしました。

新型SORAのボディスペック

全長全幅全高
10,5252,4903,340
ホイールベース車両重量乗車定員
--79(座席:22+立席:56+乗務員:1)
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

新型SORA(ソラ)のインテリアデザイン(内装)

SORAに込められた想い:人を中心に据えた、ユニバーサルデザインと機能

トヨタ SORA

不特定多数の乗客が利用するからこそ、新型SORAは「利便性」と「安全・安心」を徹底的に追求されました。
すべての乗客に「乗ってよかった。また乗りたい」と思われるバスを目指して開発されています。

自動格納機構付き横向きシート(日本初)

トヨタ SORA

新型SORAには、日本初採用の「自動格納機構付き横向きシート」が、ベビーカーや車いす用スペースに設置されます。
ベビーカーや車いす利用者がいない場合には、一般利用者が座ることもできるので、居住性も向上しました。

バス周辺監視機能(日本初)

新型SORAには、「バス周辺監視機能」が日本で初めて搭載されます。
「バス周辺監視機能」とは、車内外に設置された8個の高精細カメラによって、バス周囲の歩行者や自転車などを検知し、運転手に音と画像で知らせる機能です。
これにより、バス周囲に対する安全性が向上しました。

加速制御機能(日本初)

新型SORAは、モーター走行により変速ショックがないことに加え、急加速を抑制して緩やかな発進を可能とする「加速制御機能」が日本で初採用されます。
これにより、車内で立っている乗客の安全性も向上しました。

バス停への自動正着制御(日本初)

新型SORAには、日本初の「バス停への自動正着制御」が採用されています。
「バス停への自動正着制御」とは、カメラで路面の誘導線を検知し、自動運転でバス停とバスの隙間を約3cm~6cm、停車位置から前後約10cmの精度で停車させる機能です。
これにより、車いすやベビーカー利用者の乗降性が向上しました。

運転支援システム「ITS Connect」

新型SORAには、運転支援システムの「ITS Connect」が搭載されています。
ITS Connectとは、道路と車、あるいは車同士の通信によって、車外の歩行者や車、信号などの情報をドライバーに知らせて、安全運転を支援するシステムです。

また、新型SORAでは、ITS Connectにバス同士の車群走行支援や、バス優先の信号制御(PTPS※)を追加したシステムを導入しています。
これにより、バスの輸送力や速達性、定時性が向上し、利便性が高まりました。
※PTPS(公共車両優先システム):Public Transportation Priority Systems

新型SORA(ソラ)のパワートレイン

トヨタフューエルセルシステム(TFCS)

トヨタ 燃料電池自動車イメージ図

SORAに込められた想い:社会の“奉仕車”

社会のために働く車であるからこそ、SORAは環境に配慮するとともに、モビリティサービス以外でも社会に貢献できるFCバスを目指して開発されました。

新型SORAには、トヨタ「MIRAI」にも採用されている「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」が搭載されており、走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能を実現しています。

また、大容量外部給電システムを搭載しており、災害時には高出力かつ大容量の電源(最高出力9kW、供給電力量235kWh)として利用することが可能です。

SORAのパワートレイン

新型SORAには、タンク内容積600Lを誇る高圧水素タンクが10本搭載されています。
FCスタック(燃料電池)には、最高出力155PS×2の「トヨタFCスタック」を採用し、交流同期モーターの最高出力は154PS、最大トルクは34.2kgm×2を発揮します。

新型SORAのパワートレインスペック

エンジン種類-
排気量-
最高出力-
最大トルク-
モーター最高出力113×2[154×2]
最大トルク335×2[34.2×2]
トランスミッション-
駆動方式-
使用燃料水素
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

トヨタ新型燃料電池バス(FCバス)「SORA」は2018年に発売!

実物を見るなら東京モーターショーへ!

東京モーターショー2017 ロゴ

新型SORAの市販モデルは、2018年の発売を予定しており、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、東京都を中心に100台以上の導入が計画されています。
10月28日から一般公開が開始される、東京モーターショー2017にも出展されているので、2020年の東京を走る燃料電池バスが気になるという人は、会場へSORAの出展を見に行ってみましょう。

MOBYでは、今後もトヨタ新型FCバス「SORA」の最新情報を入手次第、読者の皆様にお伝えしていくので、どうぞご期待ください!

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この記事の執筆者

進藤圭太この執筆者の詳細プロフィール

速く・正確な記事の執筆がモットーのMOBYライターです。好きな車は奇抜な車、60~80年代の車などさまざまですが、最も好きな車はバットモービルかもしれません。MOBYでは、速報記事やランキング記事など、さまざまなジャンルを執筆しています。...

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