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日産の電気自動車(EV)全車種を価格&航続距離で比較|2021年最新情報

新車で買える日産の電気自動車(EV)は2車種

日産 リーフ

日産の電気自動車(EV)にはリーフとアリアの2車種です。

※ノート e-POWERハイブリッドの一種であるため、EVとしてはカウントしていません。
※e-NV200は商用車であるため、本記事では取り扱っていません。

電気自動車(EV)を選ぶ理由の1つに「維持費を安くできること」もあります。それぞれ人気の高い車ですが、どの車が一番コスパがいいのか気になっている方も多いでしょう。

この記事では日産の電気自動車を価格や航続距離で比較します。どれを買おうか悩んでいる方には必見です。

リーフ

リーフ
現行モデルの発売年月:2017年10月発売
現行の最低価格:3,320,000円~

リーフは、2010年に販売開始された、グローバルスタンダードを目指したEVカーとして誕生しました。2014年には世界10万台、2015年には世界累計20万台を達成した車です。現行モデルはその2代目となっています。

概要

ボディータイプは、ヨーロッパで人気のハッチバックスタイルで、2代目の航続距離は、WTLCモードで458km(62kWh仕様)となっています。補足ですが、搭載されるバッテリーには2種類あり、40kWhと62kWhがあります。40kWhでは322kmとなります。

もし選ぶとすれば、改良版の62kWh仕様を選びたいところです。それ以外は、いたって普通の乗用車といった印象です。万人にスタンダードなスタイルとして受け入れられる、まさにグローバルスタンダードなデザインといえます。

評価

グローバルスタンダードといえば、VWゴルフがよく挙げられます。そのゴルフには、2代目リーフとほぼ同じ年代に、リーフと同じBEV(バッテリーEV)モデル「e-ゴルフ」がありました。

サイズ感のよく似たボディに、BEV仕様となれば、比較せずにはいられません。どちらも低価格帯のリーフSと、e-ゴルフベースグレードで基本の状態で比較します。

まずは価格ですが、リーフは332万円からとなっています。対し、e-ゴルフは545万円からです。次に搭載バッテリーと航続距離ですが、リーフかJC08モード比較で400km/40kWhとなっています。対しe-ゴルフは、301km/35.8kWhです。

最後にモーター出力ですが、リーフは110kWです。対し、e-ゴルフは100kWとなっています。500万円あれば、バッテリーの大きなリーフが買えてしまう価格なので、世界的にもお買い得EVであることが分かります。

最新「リーフ」中古車情報
本日の在庫数 1122台
平均価格 170万円
支払総額 18~407万円

アリア

アリア
現行モデルの発売年月:2021年4月発表(この秋発売予定か)
想定される価格:500万円から

2021年4月に発表されたアリアですが、この秋にも販売開始されるのではと言われています。噂通りの500万円からの販売となれば、一般的なSUV(RAV4やハリアーなど)の価格帯で、人気のSUV市場にどのような動きがでるのか注目です。

概要

日産によれば、バッテリーのサイズは2種類用意があり、65kWhと、90kWhの用意があるとホームページで公開しています。リーフより大きなそのバッテリーは、航続距離の増加が望めると言ってもよいでしょう。

ボディの重量や、装備が消費する電気量などもあると考慮に入れれば、65kWhで400km以上、概ね30kWhで20kmの航続可能距離であることから、90kWhでは600kmを超えるような結果を期待したいですね。

見た目の通りですが、無骨なSUVというよりは。オシャレに乗るSUVといった具合です。

評価

車両のサイズ的に似ているのが、audi e-tron 50 クアトロです。そのスペックは、全長4900mm/全幅1930mm/全高1630mm、搭載されるバッテリーは、71kWh、モーター出力165kWとなっています。

アリアの国内仕様予想は、全長4595mm/全幅1850mm/全高1655mm、搭載バッテリーは65kWと、90kWの2種類、モーター出力は160kW(2WDモデル)から、290kW(4WDモデル)となっています。

国際的な競争力の強いアウディですが、そのEVのSUVと比較して、スペック上の大きな差はありません。どうしてもアウディでなければ嫌という理由が無い限り、ライバルとなりえる関係性がこの2車種にはあるといえるでしょう。

2車種のスペック比較表

リーフとアリアでは、バッテリーの容量が変わるとみられます。

より大きなバッテリーを搭載するアリアでは、単純に航続距離で有利性があると言えるでしょう。バッテリーの容量が大きくなることで、出力、トルクともに向上して、よりゆったりとした移動が可能になるとみられています。

電気自動車とガソリン車の大きく違う点は、そのトルクの発生の仕方です。通常エンジンの回転数にともなって上昇するトルクですが、モーターでは動き始めから最大トルクを発生します。そのため、停止後の発進では非常にストレスフリーな特性となっています。

発進停止の多い、市街地などで威力を発揮するユニットです。

バッテリー

リーフアリア(予想)
種類リチウムイオン電池リチウムイオン電池
総電圧(V)350
総電力量(kWh)40/6265/90
原動機交流同期電動機交流同期電動機
種類EM57EM57
定格出力(kW)85
最高出力(kW)110/160160から290
最大トルク(N・m320/340300から600

先進安全装備

リーフアリア(予想)
アラウンドビューモニターリーフと同じと予想
エマージェンシーブレーキ
車線逸脱警報(LDW)
セーフティーシールド
車両接近通報装置

電気自動車(EV)に関する記事はこちら

【それぞれの意味】HV・PHEV・PHV・FCV・EV・BEV・HEVとは?

現在販売中のEVまとめ【日本車と外車】

執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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