日産「パオ」可愛らしいレトロ調ボディに込められた物語とは?

「人とは違うオシャレなクルマが欲しい!」そんなことを思ってる人は結構います。「でもそういう特別なクルマって高くて手が出せない!」そんなことも思ってる人もいます。そんな人におススメするのが「パオ」です。限定販売だったけれども、現在でも手頃な価格で手に入りカスタマイズも楽しめる。今回はそんな日産「パオ」を紹介したいと思います。

日産「パオ」

「パオ」とは、日産自動車が1988年から1990年まで生産していたパイクカーです。
同社のK10型初代「マーチ」をベースとしたパイクカーシリーズの第二弾として限定販売され、3ヶ月間の間に51,657台を売り上げました。

1987年の東京モーターショーで発表し、1989年に発売しました。1リッターのノンターボ仕様をベースに、冒険心をくすぐる個性的な外観と内観でレトロとアドベンチャーのミクスチャー感覚をもたせました。

出典:http://www.nissan.co.jp/

パイクカーって?

「パイクカーってなんだ?」という方もいらっしゃると思うので解説します。

大量生産を前提とせず、遊び心ある「とんがった」クルマづくりをしたのが「パイクカー」です。

出典:http://www.nissan.co.jp/

レトロ調だったり、尖鋭的だったり、とにかく特徴的な個性ある車の事を「パイクカー」と呼びます。
日本では光岡自動車の車や、日産のパイクカーシリーズが有名です。

冒険する気分

コンセプターの坂井直樹氏は「パオ」のデザインコンセプトについて「旅行やサファリの冒険気分を味わえる車」だと語っています。
これは、服飾ブランド「バナナ・リパブリック」のブランドコンセプト「旅行やサファリの冒険気分を味わえる服」をそのまま車に置き換えたものです。

パオを開発する上で表現されたワード
「日常生活の中にいながらリゾート気分を味わえる」
「パオに乗ると電信柱がヤシの木に見える」
「スマートなJeepっぽい」
「ラテン系のジャズがかかっているような」

出典:http://www.speed-well.jp/

冒険というと、「パジェロ」や「ジープ」のような走破性の高い4WDを思い浮かべます。
しかし「パオ」はあくまで冒険する「気分なクルマ」であり、ジャングルの冒険で走るような悪路での走破性は必要ありませんでした。

このクルマたちはどういった車たちか考えてほしい。 「果たしてこの車を購入する人達はいったい何をこの車たちに求めているのか」を。
高性能?価格?機能性?利便性?メンテナン性?はたしてそうだろうか? 昔の憧れや、デザイン性。ステータス。マイノリティー。これらに言えることは、つまりは「気分」を味わえる(イメージした)車ではないだろうか? 「クラシックではないがクラシックカーを乗っている気分」「当時を彷彿させるデザイン」「ひととは違うオシャレ感」そして、ファッションの一部であるということだ。

出典:http://www.speed-well.jp/

レビュー動画

レトロ調のインテリア

外観同様、内装もレトロ調で統一されています。
麻布の風合いを持つシートは冒険気分を高めてくれるでしょう。

特に「パオ」独自のデザインのコンポは真空管ラジオのようなデザインで好評を博し、パイクカーシリーズ第三弾「フィガロ」でも同じようなデザインが採用されました。

1989年 TVCM

「パオ」のテレビコマーシャルです。

「パオ」を買うなら

「パオ」専門店のホームページです。

女性もオシャレに冒険

いかがでしたでしょうか?
日産のパイクカー「パオ」の魅力は伝わりましたか?

「パオ」のプロダクトデザイナー古場田良郎氏が、「女性が乗れる様なJeepっぽい感覚」と「パオ」を語っています。
確かに淡い色合いと丸みを帯びたボディは、街のオシャレな女性が乗っていても違和感の無いデザインですね!

現在は生産されていませんが、パオの専門店があり中古でも多数出回っているので手に入れやすい車です。

この記事を見て「パオ」に興味を持ったそこのあなた!
オシャレに冒険してみませんか?

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