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ルノー新型メガーヌ11月9日発売決定!四輪操舵搭載で価格とスペックは?試乗レビューも

今年の11月9日から日本市場で販売される新型メガーヌは、電子制御式の四輪操舵やルノー・マルチセンスなどのハイテクが搭載された新世代のCセグメント乗用車です。価格は263万円からとVWゴルフやマツダ・アクセラなどと価格差がほとんどなく、内容を考えればバーゲンプライスと言えます。今回はそんな新型メガーヌを徹底解説します。

【最新情報】ルノー新型メガーヌGTが東京モーターショーに出展

ルノー新型メガーヌGT

4代目ルノー・メガーヌGT

11月9日から日本国内発売となる、1.6L直噴ターボ搭載の新型メガーヌGTおよびスポーツツアラーGTが東京モーターショー2017で展示されました。

ルノーブースではこの他にも、ルーテシア ルノースポール シャシーカップ、トゥインゴ GT、F1ショーカーが展示されます。
※出展予定モデルは都合により変更となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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ルノー メガーヌとは

初代ルノー・メガーヌ

2代目ルノー・メガーヌ

メガーヌはフランスの自動車メーカー・ルノー社が製造・販売するCセグメント乗用車で、同社の主力車種です。

メガーヌは鬼才ジョルジウット・ジウジアーロが手掛けたルノー19の後継として、1995年に初代モデルが登場して以来、これまでに3世代のモデルが登場しました。

3代目ルノー・メガーヌ

3代目ルノー・メガーヌ

出典:Copyright©️ 2017 山崎龍 All Rights Reserved.

3代目ルノー・メガーヌ.R.S

3代目メガーヌR.S

歴代モデルは3/5ドアハッチバックを基本としつつ、セダン、コンバーチブル(2代目からはクーペ・カブリオレ)、エステート(ステーションワゴン)、ミニバンのセニック(2代目からはグラン・セニック)などの派生車種が作られています。
旧型となる3代目モデルは5ドアハッチバックとエステート、そして3ドアハッチバックのスポーツモデルの「メガーヌR.S(ルノー・スポール)」の3種類のボディが日本市場で販売されました。

このクラスは欧州では最大の激戦区で、VWゴルフやフォード・フォーカス、プジョー308、シトロエンC4などの強力なライバルがひしめき合っていますが、その中でメガーヌは独自のキャラクターで善戦しています。

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新型ルノー メガーヌが11月9日に発売

新型ルノー・メガーヌGT

4代目ルノー・メガーヌGT

初代から数えて4代目となる新型メガーヌは、15年9月のフランクフルトショーでまず5ドアハッチバックが発表され、翌16年3月のジュネーブショーでステーションワゴンの「グランツアー」が発表されました。
そして、いよいよ今年11月9日に日本市場でも新型メガーヌの発売が開始されます。

導入されるモデルは5ドアハッチバックとグランツアーのみで、フランス本国に設定される「グラン・クーペ」(4ドアセダン)、ミニバンの「セニック/グランセニック」の販売はありません。
また、ホットな走りで人気を博したメガーヌR.Sはローンチ時には設定がありませんが、いずれ追加導入されるものと思われます。

日本仕様はGTとGTラインに特化して導入

新型メガーヌ・スポーツ・ツアラーGT

4代目メガーヌ・スポーツ・ツアラーGT

フランス本国にはルノーの他車と同じように、「インテンス」「ゼン」「アクティフ」などの標準グレードと、同社のスポーツ部門であるルノー・スポールが手掛けた「GTライン」「GT」「RS」が存在しますが、新型メガーヌは「GTライン」と「GT」に特化して日本市場に導入されます。

日本仕様のグレード構成は、1.2L直噴ターボエンジンを搭載する「GTライン」、1.6L直噴ターボエンジン搭載の「GT」および「スポーツ・ツアラーGT」の3タイプで、エンジンはすべて直列4気筒ガソリンで、組み合わされるトランスミッションは高効率を誇る電子制御7速EDC(DCT)です。

新型ルノー メガーヌのメカニズム(四輪操舵ほか)

「4CONTROL(4コントロール)」

ルノー・メガーヌ 4CONTROL(4コントロール)

日本に導入される新型メガーヌのメカニズムで特筆すべきは、四輪操舵システム「4CONTROL(4コントロール)」と「GTシャシー」です。

前者はスポーティでダイナミック、そして正確なコーナリングフィールを目的としたメカニズムで、電子制御のアクチュエーターによりタイロッドを動かし、リアタイヤを操舵します。
リアタイヤの切れ角は最大2.7度で、1秒間に100回の演算処理を経て自動で決定されます。

後者は走行性能向上を目的に、シャシー剛性とコントロール性能を高めるために剛性を強化したスポーツシャシーですが、ルーテシアR.Sなどに設定された「カップ・シャシー 」とは異なり、スポーツ走行のためにガチガチに固めるのではなく、乗り心地と高い次元でバランスさせたところに特徴があります。

新型ルノー・メガーヌ内装

4代目ルノー・メガーヌ内装

また、「RENAULT MULTI-SENSE(ルノー・マルチセンス)」も採用され、「R.S.ドライブ」(スポーツモード)、7インチマルチTETモニター、パワーステアリング、エンジンレスポンスとサウンドなどをドライバーが自在にセッティングできます。

新型メガーヌとプラットフォームを共用する日産エクストレイル

3代目 日産エクストレイル

新型メガーヌのプラットフォームは日産とルノーが共同開発したCMF-CDしています。
このプラットフォームは現行型日産エクストレイルにも採用実績があります。
足回りは前ストラット/後トーションビームと、FF乗用車としてはコンベンショナルなものですが、先代メガーヌがそうであったように、簡素な構造のサスペンションを熟達した技でチューニングし、結果的に乗り手を唸らせる素晴らしいアシに仕上げているものと思われます。
ことフランス車に関して言えば「サスペンション形式で足回りの性能を語ることはできない」のです。

新型ルノー メガーヌのスペック

新型メガーヌ・スポーツ・ツアラーGT

新型メガーヌ・スポーツ・ツアラーGT
全長全幅全高
4,395(4.395)1,8151,435(1.450)
ホイールベース車両重量乗車定員
2,670(2,710)1,320(1,480)5
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人
エンジン種類直4DOHC16バルブ直噴ターボ
排気量1,197(1,618)
最高出力132(205)
最大トルク20.9(28.6)
トランスミッション電子制御7速AT(EDC)
駆動方式FF
使用燃料プレミアム
[単位]最高出力:PS/rpm 最大トルク:kgf・m/rpm

※スペックは「GTライン」。カッコ内は「スポーツ・ツアラーGT」。

新型ルノー メガーヌの価格

新型メガーヌ・5ドアハッチバック(欧州仕様)

4代目 ルノー メガーヌ

新型メガーヌの価格は5ドアハッチバックの「GTライン」が263万円、「GT」が334万円で、ステーションワゴンの「スポーツツアラーGT」が354万円となります。

この価格設定はフランス本国の物とほとんど変わりがありません。
以前、ルノー・ジャポンの広報担当者にルノーの価格設定について話を聞いたことがあります。
そのときに担当氏は「日本のお客さまの中には輸入車は高いという方がいらっしゃいますが、ルノーはフランス本国の価格とほとんど変わりがない価格で販売しています。欧州で売られている同グレードの車種と比べて日本仕様はプライスを抑えながらも装備が充実しているケースが少なくなく、内容を考えればかなりお買い得な価格設定にしています。ただ、デフレの影響もあってか、日本市場における日系メーカーのCセグメント以下の車種は相当に価格を抑えています。そのためルノー車の価格面でのバリューがなかなか伝わりにくいんですよね・・・」と語っていました。

ベーシックグレードのGTラインの価格は、世界的なライバルとなるVWゴルフ、国産車のマツダ・アクセラのミドルグレードと同じくらいになっており、手頃な価格で乗れる欧州Cセグメントと言うことでもっと注目されても良いように思います。

Cセグメントについてはこちら

旧型メガーヌも完成度は高かったが・・・

3代目メガーヌ・ゼン

3代目ルノー・メガーヌ・ゼン

出典:Copyright©️ 2017 山崎龍 All Rights Reserved.

じつは一昨年、先代モデルとなる3代目メガーヌの広報車を借りて東京~伊勢間、往復で1,000kmを2日間で走破しました。
借り出したグレードは、ベーシックグレードの「ゼン」でしたが、これが蕩けるような乗り心地ながらも魅力的な走りで、本当に素晴らしいクルマでした。

流麗なスタイリングながらパッケージングは実用車の本分から外れることなく、キャビンやらゲッジルームは広く、使い勝手は極めて良好。
セカンドドライバーとなった友人は数日前にぎっくり腰を患い、身体に痛みが残っているという最悪の体調でしたが、ルノーのソフトで腰のある上質なシートのおかげで長距離でもまったく痛痒を感じず、快適に長距離ドライブを楽しむことができました。

ベーシックグレードでも満足度の高い完成度

3代目メガーヌ・ゼン

3代目ルノー・メガーヌ・ゼン

出典:Copyright©️ 2017 山崎龍 All Rights Reserved.

試乗したメガーヌは、いわゆるダウンサイジングユニットと呼ばれる1.2L直4DOHCターボ+ゲトラグ製6速EDC(DCT)を搭載していました。
このパワートレインは、排気量は小さくとも高速道路で交通の流れを十二分にリードできるし、DCTの完成度が高く、変速はシームレスで、低速域でもギクシャクすることが皆無。
こと変速機に限って言えば、このクラスのベンチマークであるVWゴルフを遥かに凌駕しているように感じました。
ちなみに燃費は高速7割、一般道3割で13.79㎞/L(JC08モード燃費)。
エコランを意識せず、夏場と言うことでエアコンをガンガン効かせていたことを考えれば十分満足できる数値です。

フランス車の数少ない弱点である内装の質感の低さこそあれ、249万円という価格はメガーヌ・ゼンの完成度から言えば、まさにバーゲンプライス。
筆者も友人もこのクルマにすっかり惚れ込んでしまいました。

新型ルノー メガーヌに期待!

日本導入が待ち望まれる新型メガーヌ.R.S

ルノー メガーヌRS

新型ルノー・メガーヌについてご紹介してきました。

筆者は新型メガーヌにまだ試乗していませんが、おそらく先代の美点はそのまま継承しつつ、さらに完成度に磨きをかけた素晴らしいクルマに仕上がっていることでしょう。
しかも、ゼンよりもグレードアップした「GTライン」でも新車価格は263万円。
これはハッキリ言って大バーゲンです。
国産・輸入車を問わず、Cセグメントの実用車の購入を考えている人は、ぜひ1度ディーラーに訪れて試乗してみて下さい。

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この記事の執筆者

山崎 龍この執筆者の詳細プロフィール

1973年1月東京生まれ。自動車専門誌の編集を経てフリーライターに。自動車専門誌を中心に、航空、ミリタリー、映像作品、オタクカルチャー、政治などの 様々なジャンルに寄稿する雑文ライター。 著書に『最強!連合艦隊オールスターズ』『萌えだらけのクルマ選び』(共にイカロス出版)、『「...

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