初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

【ミッレミリア2017】10月13-17日開催!20週年のクラッシクカーレースを徹底紹介!

イタリアで古くから続く伝統レース「ミッレミリア」の日本開催版である「ラフェスタ ミッレミリア」が今年も開催されます。 こちらの記事では、ミッレミリアの歴史や概要、そして今年開催のレースについて解説を入れていきたいと思います。

ミッレミリアとは?

ミッレミリア 画像は2014年

ミッレミリア 2014

ミッレミリアとは、1927年から1957年にかけて行われた、イタリア発の公道スピードレースです。
当時のレーサーであるアイモ・マッジ伯爵とレンツォ・カスタニエート、銀行家の息子フランコ・マッツォッティ伯爵、そしてスポーツジャーナリストのジョヴァンニ・カネストリーニの4人によってミッレミリアは企画されました。
スタート地点であるイタリアの古都ブレシアから南下しローマへ、そしてローマから北上しブレシアへ戻るという、全行程1000マイル(=イタリア語でミッレミリア)のレースが行われたことから、レースタイトルがミッレミリアと名付けられました。

ミッレミリアはスピードレースからクラシックカーレースへ

ミッレミリア 画像は2013年

ミッレミリア 2013 ジャガー

ミッレミリアはかつてスピードレースであったこともあり、各国の自動車メーカーはレースに勝つためのスポーツカーを切磋琢磨して製造し続け、盛り上がりを見せていました。
しかし、速さを競う余り、第1回目から30周年となる1957年の大会に悲劇が襲います。
スペインから参戦したアルフォンソ・デ・ポルタゴ伯爵が運転するフェラーリが、観客を巻き込む大事故を起こし、伯爵本人も死亡するという大変な事態が起こったのです。
やむなくイタリア政府はレースの開催の中止を命じ、スピードレースとしてのミッレミリアは幕を閉じます。

しかし、ミッレミリアの復活を熱望する声は大きく、1977年にかつてのミッレミリアに参戦した実車とその同型車のみが参加できる「ミッレミリア・ストーリカ」が3度に渡り開催されました。
そして1986年から現在に至るまで世界各国からの参加者を募るなど規模を拡大していき、「ミッレミリア」は最高峰クラシックカーラリーとして高い人気を誇っています。

イタリア公認で日本でもミッレミリアが開催!

ミッレミリア 画像は2014 年

ミッレミリア 2014

ミッレミリアは日本からの参戦も受け入れてきましたが、1992年、イタリアから正式に承認されたミッレミリアが日本で開催されることになりました。
レースタイトルは「ラフェスタ ミッレミリア(1000マイルのお祭り)」とされ、大成功を収めます。

さらに5年後、つまり最初のミッレミリア開催から70年の1997年、ラフェスタ ミッレミリアが本家ミッレミリアの姉妹イベントとして国際クラシックカー連盟に公認され、毎年秋に開催されるようになります。
ラフェスタ ミッレミリアは今年で20周年を迎え、今年も10月に開催されます。

ラフェスタ ミッレミリア2017の参加はクラシックカー限定!

クラシックカー 博物館

©Shutterstock.com/ Pla2na

今年の10月13日から17日にかけて行われるラフェスタ ミッレミリア2017は、オリジナルクラシックスポーツカー109台が参加予定となっています。
ちなみに参加資格車はA~Eの5つのクラスに分かれており、それぞれに以下のような条件が課されています。
A:Vintage クラス 1919年1月1日~1929年12月31日に製造された車輌
B:Post-Vintage クラス 1930年1月1日~1939年12月31日に製造された輌
C:Post War-I クラス 1940年1月1日~1949年12月31日に製造された車輌
D:Post War-II クラス 1950年1月1日~1957年12月31日に製造された車輌
E:Closed List クラス 1958年1月1日~1967年12月31日に製造された車輌

ヴィンテージ物であることや、戦後の自動車である等の基準でクラシックカーは分類できるということがわかります。

ラフェスタ ミッレミリア2017のエントリーモデル

ラフェスタ ミッレミリア2017に参戦する109台の中から、参加資格車A~Eクラス毎のピックアップをご紹介します。

Vintage クラスでも最も古いモデル

ブガッティ T22 ブレシア(1924)

Post-Vintage クラスモデル

ラゴンダ V12(1939)

Post War-I クラスモデル

ヒーリー シルバーストーン(1949)

Post War-II クラスモデル

ポルシェ 356 スピードスター(1955)

Closed List クラスでも最も新しいモデル

マセラティ ミストラル スパイダー(1965)

唯一の日本車モデル

トヨタ 2000 GT

ラフェスタ ミッレミリア2017のコースルートは?

ラフェスタ ミッレミリア2017は、勿論本来のミッレミリアの伝統を継いでおり、1000マイル(約1600km)とまでは行きませんが、総計で約1200kmの距離を4日間で走行するルートが予定されています。

東京都の原宿からスタートし、初日は群馬県を通過して新潟県の湯沢へ、2日目は湯沢を出発して長野県の軽井沢へ、3日目は軽井沢から神奈川県の箱根へ、そして最終日は箱根からスタート地点の原宿へと帰還する流れです。
スタート地点とゴール地点が同じである点は本家ミッレミリアを踏襲しています。

ラフェスタ ミッレミリア2017の開催は10月13日から!

ミッレミリア 画像は2014年

ミッレミリア 2014

ミッレミリアはスピードレースに始まり、今や世界的なクラシックカーイベントとなりました。
大会は「古い物に敬意を」「いくつになっても心・少年」「イベントに参加するすべての人々と友情の輪を広げる」という3つを基本精神として掲げており、プラスとしてメンテナンスの行き届き、紳士的な運転の心がけを通じて車両整備や交通マナー遵守の大切さを啓蒙する役割も主張しています。

日本で開催されるラフェスタ ミッレミリア2017年は10月13日から10月17日の4日間です。
今年も多くのクラシックカーが日本の沿道で見ることができる特殊な時期として、是非注目してみてはいかがでしょうか?

イタリア車やクラッシクカーについてはこちらの記事もおすすめ

自動車のレースについてはこちらの記事もおすすめ

この記事の執筆者

小真太郎この執筆者の詳細プロフィール

マツダ車がお気に入りです。車全般に興味を持って、日々過ごしています。 どうぞ宜しくお願いします。...

関連キーワード
キーワードから記事を探す


関連する車種/メーカー
車種/メーカーから記事を探す