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【日産シルビア S15】スペックと燃費や維持費などを総まとめ!

1965年に誕生した日産を代表する2ドアクーペのスペシャリティカーといえば「シルビア」です。なかでも7代目にあたる「S15」は、日本のみならず世界中から未だに愛されるモデルです。本記事は「シルビア S15」のスペックや、燃費、維持費までS15を徹底解説します。

日産 シルビアとはどんな車?

日産 シルビアは1964年の東京モーターショーにて発表、翌年から販売が開始された歴史の長い車です。
「シルビア」という車名は、シューベルトの歌曲などにも登場するギリシャ神話の清楚で美しい乙女の名からとられました。
シルビアの特徴として、まずあげることがいえるのは、一貫してFRクーペであったことだといえます。
また、スペシャリティカーとして、若い世代でも比較的手に入れやすいことから、ユーザー自らがカスタムやチューニングを施しやすく、今でも日本のみならず、世界中から愛される車として有名です。
(*スペシャリティカーとは、デートカーとも呼ばれ、他の車とプラットフォームなどを共用し、その上にスポーツクーペやハードトップとなるボディを搭載することで、価格を抑えながらスポーティなフィーリングを味わうことができる車種の総称です)
日産シルビアのモデルには、初代「CSP311」から、7代目にあたる「S15」が存在し、最終モデル「S15」は2002年に惜しまれつつ生産を終了しています。

CSP311についてはこちら

日産 シルビア S15の概要

日産 シルビア S15

日産 シルビア6代目の「S14」モデルが3ナンバーサイズとなって従来のシルビアファンからの不評を受けたこともあり、7代目となる「S15」は5ナンバーサイズに戻される形となりました。
ボディは流麗で洗練されたクーペの「S15」は、当時トヨタのレビン・トレノの「AE111」とともに、自らがカスタマイズしても楽しめる車として、若い世代や走りを楽しむ人などから絶大な人気を誇る車となりました。
7代目シルビア「S15」は、1999年から2002年まで販売されますが、その間に5度にわたるモデル追加や変更を実施しています。
ここからは、S15の個々のモデル追加や変更の詳細をご紹介していきましょう。

シルビアの歴代モデルについてはこちらも参考に!

日産 シルビア S15 第1期モデル【1999年1月】

ラインナップは「スペック R」「スペック S」にエアロ仕様も!

日産 シルビア S15

5ナンバーサイズにダウンサイジングされた「シルビア S15」の1期モデルは、低重心でスラントノーズが特徴的なFRクーペです。
ボンネット側にまで回り込む形の「つり目ヘッドライト」や、サイドのプレスラインからリア側へ絞り込む形のボディラインはS15の象徴ともいえるもので、精悍さをいっそう際立たせています。
エンジンは「2.0L 直列4気筒DOHC」となり、ターボ付きとNA(過給機なし)のタイプが用意され、NAタイプでは165馬力を、ターボ付きでは250馬力を達成しています。
グレードは、NAタイプの「スペック S」「スペック S Gパッケージ」「スペック S エアロ」、ターボ付きタイプの「スペック R」「スペック R エアロ」「スペック R 電動ハイキャスパッケージ」「スペック R エアロ 電動ハイキャスパッケージ」がラインナップされています。

日産 シルビア S15 第1期モデル グレード・装備

グレード名内容・装備
スペック SNAタイプ
スペック S GパッケージNAタイプ 専用アルミホイール,本革巻きステアリング
スペック S エアロNAタイプ サイドシルプロテクター,リアスポイラー
スペック Rターボ付きタイプ
スペック R エアロターボ付きタイプ サイドシルプロテクター,リアスポイラー
スペック R 電動ハイキャスパッケージターボ付きタイプ 電動スーパーハイキャス,電子制御ステアリング
スペック R エアロ 電動ハイキャスパッケージターボ付きタイプ サイドシルプロテクター,リアスポイラー,電動スーパーハイキャス,電子制御ステアリング

日産 シルビア S15 第1期モデル スペック詳細

スペック S(5速MT)スペック R(6速MT)
エンジン種類直列4気筒DOHC直列4気筒DOHCターボ
排気量2.0L2.0L
最高出力121[165]/6,400184[250]/6,400
最大トルク192.2[19.6]/4,800274.6[28.0]/4,800
トランスミッション5速MT6速MT
駆動方式FRFR
使用燃料ハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

日産 シルビア S15 第1期モデル 燃費

グレード名JC08モード燃費
スペック S(5速MT)12.0
スペック S(4速AT)10.0
スペック R(6速MT)11.2
スペック R(4速AT)8.8
[単位]km/L

日産 シルビア S15 第2期モデル【1999年10月】

ラインナップに「bパッケージ」追加 「オーテックバージョン」も!

日産 シルビア S15

日産 シルビア S15 2期モデルは、1999年10月に発売されました。
内容としてはラインナップへの追加で、NAタイプの「スペック S」、ターボタイプの「スペック R」ともに、ドアトリムやフロントシートを始めとする内装の細部に、専用のブルー地を使用した「bパッケージ」があらたに設定されました。
また、日産のカスタムカーを手掛ける「オーテックジャパン」が開発を手掛けた「オーテックバージョン」もラインナップに追加されます。
「オーテックバージョン」はベースを「スペック S」とし、足回りやエンジンに特別のチューニングを施した上に、専用エギゾーストマニホールドを採用するなどで、最高出力200馬力を達成しています。

日産 シルビア S15 第2期モデル グレード・装備

グレード名内容・装備
スペック S bパッケージNAタイプ 専用フロントシート(ブルースウェード地),
ステアリングブルーステッチ,チタン調メーターパネル,
フォグランプ
スペック R bパッケージターボ付きタイプ フロントシート専用ブルースウェード地,
ステアリングブルーステッチ,チタン調メーターパネル,
フォグランプ,専用アルミホイール
オーテックバージョンNAタイプ オーテックジャパンチューニング仕様
専用エギゾーストマニホールド,サイドエンブレム,
専用シルバーメータ,専用フロントシート(レッドステッチ入り)

日産 シルビア S15 第2期モデル スペック詳細

スペック S bパッケージ(5速MT)スペック R bパッケージ(6速MT)オーテックバージョン
エンジン種類直列4気筒DOHC直列4気筒DOHCターボ直列4気筒DOHC
排気量2.0L2.0L2.0L
最高出力121[165]/6,400184[250]/6,400147[200]/7,200
最大トルク192.2[19.6]/4,800274.6[28.0]/4,800213.8[21.8]/4,800
トランスミッション5速MT

6速MT

6速MT
駆動方式FRFRFR
使用燃料ハイオクハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

日産 シルビア S15 第2期モデル 燃費

グレード名JC08モード燃費
スペック S bパッケージ(5速MT)12.0
スペック S bパッケージ(4速AT)10.0
スペック R bパッケージ(6速MT)11.2
スペック R bパッケージ(4速AT)8.8
オーテックバージョン-
[単位]km/L

日産 シルビア S15 第3期モデル【2000年7月】

ラインナップにコンバーチブル「ヴァリエッタ」追加!

日産 シルビア S15の3期モデルとして2000年7月には、国産初の電動フルオープンタイプでメタルルーフ(ハードトップルーフ)となる「ヴァリエッタ」がモデル追加されました。
ヴァリエッタは、1999年の東京モーターショーに出品された車をベースに、オーテックジャパンと高田工業が共同で開発した手作り感のあるコンバーチブルで、お洒落で洗練されたフォルムは今でも世界中から人気のあるモデルです。
スペックとしては、NAタイプ「スペック S」と同等で、最高出力は165馬力となっています。
また、内装にも工夫が凝らされ、フロントシートに採用された「モルフォトーンクロスシート」は、モルフォチョウの鱗粉の発色原理を応用した繊維を織り込み、ヴァリエッタ専用として製造されたものが採用されています。

日産 シルビア S15 第3期モデル グレード・装備

グレード名内容・装備
ヴァリエッタNAタイプ 電動コンバーチブル
本革巻きステアリング,フロントスポイラー,
専用16インチアルミホイール

日産 シルビア S15 第3期モデル スペック詳細

ヴァリエッタ(5速MT)ヴァリエッタ(4速AT)
エンジン種類直列4気筒DOHC直列4気筒DOHC
排気量2.0L2.0L
最高出力121[165]/6,400118[160]/6,400
最大トルク192[19.6]/4,800188[19.2]/4,800
トランスミッション5速MT4速AT
駆動方式FRFR
使用燃料ハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

日産 シルビア S15 第3期モデル 燃費

グレード名JC08モード燃費
ヴァリエッタ(5速MT)-
ヴァリエッタ(4速AT)-
[単位]km/L

日産 シルビア S15 第4期モデル【2000年10月】

オーテックが内・外装した「スタイルA」もあり!

日産 シルビア S15

2000年10月に発売されたシルビア S15の4期モデルは、内装や外装にこだわったものが多く、内装に本革を随所に配置し、高級感ある仕上がりとした「Lパッケージ」、カスタマイズベース車となる「タイプB」がスペックRに追加、また限定車としてオーテックジャパンが内・外装を施した「スタイルA」がラインナップに追加されました。
さらに、スペックRには6速MTとして電動スーパーハイキャスと電子制御ステアリングがセットとなった「電動スーパーハイキャスパッケージ」も用意されています。

日産 シルビア S15 第4期モデル グレード・装備

グレード名内容・装備
スペック S LパッケージNAタイプ 本革巻きステアリング,本革シート,
フロントフォグランプ,フロントスポイラー,
15インチ標準アルミホイール
スペック S スタイルANAタイプ 本革巻きステアリング,本革シート,
フロント・リアフォグランプ,15インチ標準アルミホイール
スペック R Lパッケージターボ付きタイプ 本革巻きステアリング,本革シート,
フロントフォグランプ,フロントスポイラー,
16インチ標準アルミホイール
スペック RスタイルAターボ付きタイプ 本革巻きステアリング,本革シート,
フロント・リアフォグランプ,16インチ標準アルミホイール
スペック RタイプBターボ付きタイプ 本革巻きステアリング,
フロントスポイラー
スペック RタイプB電動スーパーハイキャスパッケージターボ付きタイプ 本革巻きステアリング,フロントスポイラー,
電動スーパーハイキャス,電子制御ステアリング

日産 シルビア S15 第4期モデル スペック詳細

スペック S Lパッケージ(5速MT)スペック R Lパッケージ(6速MT)スペック R タイプB(6速MT)
エンジン種類直列4気筒DOHC直列4気筒DOHCターボ直列4気筒DOHCターボ
排気量2.0L2.0L2.0L
最高出力121[165]/6,400184[250]/6,400184[250]/6,400
最大トルク192[19.6]/4,800275[28.0]/4,800275[28.0]/4,800
トランスミッション5速MT6速MT6速MT
駆動方式FRFRFR
使用燃料ハイオクハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

日産 シルビア S15 第4期モデル 燃費

グレード名JC08モード燃費
スペック S Lパッケージ(5速MT)12.0
スペック S Lパッケージ(4速AT)10.0
スペック S スタイルA(5速MT)12.0
スペック S スタイルA(4速AT)10.0
スペック R Lパッケージ(6速MT)11.2
スペック R Lパッケージ(4速AT)8.8
スペック R スタイルA(6速MT)11.2
スペック R スタイルA(4速AT)8.8
スペック R タイプB(6速MT)11.2
スペック R タイプB(4速AT)10.6
スペック R タイプB 電動スーパーハイキャスパッケージ11.2
[単位]km/L

日産 シルビア S15 第5期モデル【2002年1月】

S15最終モデルとなる「Vパッケージ」がラインナップ!

日産 シルビア S15

世間のスポーツカー離れや排ガス規制の問題もあり、販売が思うように伸びなくなったシルビア S15は、ついに最終となる5期モデルとなります。
それまでのラインナップを整理し、「スペック S」「スペック R」で設定されていた「bパッケージ」「Gパッケージ」を廃止、「スペック R」の「タイプB」も廃止される形となりました。
最終モデルとしては、Gパッケージをベースに「キセノンヘッドランプ」などが標準装備された「Vパッケージ」をあらたに設定し、既存の「Lパッケージ」と「エアロ」のみが残るラインナップに整理されました。
2002年8月、ファンの間で根強い人気を持ったシルビアは惜しまれつつ、ついに生産終了となりました。

日産 シルビア S15 第5期モデル グレード・装備

グレード名内容・装備
スペック S VパッケージNAタイプ キセノンヘッドランプ,本革巻きステアリング,
15インチ標準アルミホイール
スペック R Vパッケージターボ付きタイプ キセノンヘッドランプ,本革巻きステアリング,
16インチ標準アルミホイール

日産 シルビア S15 第5期モデル スペック詳細

スペック S Vパッケージ(5速MT)スペック R Vパッケージ(6速MT)
エンジン種類直列4気筒DOHC直列4気筒DOHCターボ
排気量2.0L2.0L
最高出力121[165]/6,400184[250]/6,400
最大トルク192[19.6]/4,800275[28.0]/4,800
トランスミッション5速MT6速MT
駆動方式FRFR
使用燃料ハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

日産 シルビア S15 第5期モデル 燃費

グレード名JC08モード燃費
スペック S Vパッケージ(5速MT)12.0
スペック S Vパッケージ(4速AT)10.0
スペック R Vパッケージ(6速MT)11.2
スペック R Vパッケージ(4速AT)8.9
[単位]km/L

日産 シルビア S15の維持費

日産 シルビア S15

日産 シルビア S15の維持費はどのくらいとなるのでしょうか?
日産 シルビア S15は、新車販売期間が1999~2002年となっているため、当然ながら「エコカー減税」の対象外となっています。
また、任意保険、駐車場代、点検費用、車検費用やオイル交換などメンテナンス費用は、変動が大きいため記述から除外し、ガソリン代や税金について概算していますので注意して下さい。

日産 シルビア S15のガソリン代

計算基準ガソリン代(1年)
走行距離:8,000km/年
実燃費:8km/L
ハイオク価格:134円/L(2017年10月時点)
134,000円

日産 シルビア S15の購入後1年間の維持費総計

自動車税(年間)39,500
自動車重量税(年間)7,500
ガソリン代(年間)134,000
合計181,000
[単位]円

維持費についてはこちら

日産 シルビア S15の中古車価格

日産 シルビア S15

日産 シルビア S15の中古車価格は、最後の新車販売年から長い月日が経っているにも関わらず、走行距離が長いものであっても、比較的価格が下がらず推移しています。
それほど、人気があるということがうかがえますね。
中古車価格は、約26万~約349万となっています。
なかには、走行距離の長いものもありますから、メンテナンス状況や補償など、確認することをおすすめします。

最新「日産 シルビア」中古車情報!

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日産 シルビア S15の秀逸カスタム

ここからは、日産 シルビア S15をオリジナリティある1台に仕上げている「秀逸カスタム」をいくつかご紹介してみましょう。

日産 シルビア S15のカスタム 【その1】

日産 シルビア S15のカスタム 【その2】

日産 シルビア S15のカスタム 【その3】

次期型「シルビア」が復活か?

日産 シルビア S15

S15を最終モデルとし、惜しまれつつ販売終了してしまった「日産 シルビア」。
しかし、2017年に入って復活の噂が出回るようになり、実際には発表がありませんでしたが、10月の東京モーターショーにて次期型「S16」が発表されるのではないか?という情報もよく見かけました。
ここ最近、各メーカーが伝統のスポーツカーを復活するケースが増えつつあり、ファンとしては嬉しい限りです。
ぜひ、シルビアも次期型モデルを発表し、あのスマートな勇姿がどのような変化を遂げたのか見せてほしいと願います。

日産の車種一覧はこちら

シルビアに関する情報はこちら

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この記事の執筆者

石黒 真理この執筆者の詳細プロフィール

旧車、ノスタルジックカーを愛する自動車ライター。趣味は読書と、天気のいい日のドライブ。気分転換はたいてい車を運転します。今までの愛車は、マツダ・サバンナRX-7、ルーチェ、シトロエン・エグザンティア、サーブ900などです。...

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