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「カーナビの種類」と「カーナビの用途と豆知識」

新車や中古車を買えば必ず付いてくるカーナビ。 必ず付いてくるので買う時(車を見に行った時)には店員さんには説明されたけど良くわからなかった。車を気に入って買ったが、ナビの機能が良く分からない。カーナビを買い換えたいけど何がお勧めなのか分からない。という方にピッタリの情報をまとめてみました。

今では中古車や新車を買えば当たり前の様に付いてくるカーナビゲーション(以下カーナビ)。

しかし買った新車や中古車に、どの様な種類のカーナビが付いてくるのかであったり、実際の使い方や用途は意外と知られていないのではないでしょうか。

カーナビの種類

廃盤品を含めて世に出回ってるのは何と21種類!!

・地図シート差し入れ型(廃盤品)
・CDタイプのカーナビ(廃盤品)
・DVDタイプのカーナビ(廃盤品)
・HDDタイプのカーナビ(廃盤に成りつつある)
・SDカードを含むメモリータイプのカーナビ(主流になりつつある)

〈上記種類には更に5種類に分けられる〉
・1DIN(本体の取り付けられる大きさ)
・2DIN(本体の取り付けられる大きさ)
・オンダッシュ型(取り付け方法)
・インダッシュ型(取り付け方法)
・一体型(取り付け方法)

〈ここから他の種類に戻ります〉
・ポータブルナビ(CD・DVD・SDの全3種類)
・レーダー探知機と合体されたナビ
・スマートフォンなどモバイル型アプリナビ
 (ガラクタ携帯用・アンドロイド用・アップル社用・タブレット用の全5種類。※タブレットはスマホと同じで両タイプそれぞれ1カウントとする)
・ポータブルゲーム機型ナビ
・オートバイク用ナビ(近年から出回る)
※車情報なのでオートバイク用は説明を省きます。

知っている物を細かく挙げてみたら21種類もありました。
大きく分けても13種類です。

多いと思った人も多いのではないでしょうか。
団塊世代の人は覚えているかも知れませんが初期の頃はCDの地図ディスクだったたんですね。
画面も白黒で2Dの平面式でした。

内蔵(はめ込み)型(純正品含)のカーナビ種類

地図シート差し入れ式のカーナビから

地域ごとにシートを入れ替える必要が有ります。
しかも地図案内はされません。
そう考えるとシートを差し替えるのが手間に感じますね。

上記の地図シート差し替え式が1981年にホンダのアコードと言う車種にオプション設定でカーナビが搭載されるようになりました。
これが国内のカーナビの始まりです。

この時はダッシュボードの上に固定するタイプの物です。

CD-ROM式のカーナビ

文字通り本体にCD-ROMに書き込まれたディスクを挿入しないとカーナビは動きませんでした。
この頃から徐々に地図案内されるようになってきます。

大半は挿入口が一つしか無かったので

・音楽CDを入れてオーディオをとして使う場合はカーナビとして使えない
・現在から比べると読み込みスピードが限りなく遅い

という欠点がありました。

DVD-ROM式のカーナビ

地図情報量が大きくなり、CDでは記録しきれないという事からDVD形式に変わりました。
この頃から平面(2D)地図に加えて立体(3D)地図表示機能が出始めます。

その為、CDに比べると読み込みスピードが多少アップしました。
但し、挿入口は一つしか無いタイプが多かったので

・音楽CDを入れてオーディオをとして使う場合はカーナビとして使えない
・現在から比べると読み込みスピードが遅い

という欠点がありました。

メーカーによっては挿入口が音楽メディア用と地図ディスク用に分かれている物も一部あります。

HDD式のカーナビ

パソコンに使われているハードディスク(以下HDD)をカーナビ本体の中に組み込む事で従来の地図ディスクを入れなくても地図表示や案内が出来る機種です。
その為、音楽等のCDや映像等のDVDを再生してても地図案内が可能です。

また音楽CDをHDDに録音することにより、CDを入れなくても音楽を聞けるようになりました。

・現在の主流ナビに比べて若干スピードは劣る
・HDDが発売された当時は定価の相場が40万円と高価

といった欠点がありました。

HDDとSSDメモリーの構造の違い

画像(左側)の様にHDDは音楽CDを再生する時と同じで、内部に円盤があり情報読み込むので時間がかかります。
一方のSSDメモリー(画像右側)は円盤は付いていないので、情報を「YES」か「NO」で処理するので時間は短いです。

メモリー(SD含)式のカーナビ

現在、自動車メーカーや社外品メーカー(カロッツェリア等)が多く採用されているカーナビです。
メモリーナビの大半はSDカードに地図を記録し地図用のSDカード挿入口があるため、地図を表示していてもCDやDVD等の再生が可能になりました。

中でも最大のメリットがHDDに比べて地図の読み込みスピードが上がっていることです。

価格もモデル別になりますがHDDと比べて抑える事に成功しました。

一方、HDDでは大容量記録できた所がメモリーナビになった分、音楽を記録する面では容量が半分程になってしまったという欠点があります。

内蔵(はめ込み)式のカーナビのまとめ

【地図更新の仕方】
・ディスク型の地図更新は最新版のディスクを入れて使用する。
・HDD型の地図更新は最新のディスクを入れると内蔵のHDDに書き込まれる(時間がかかる)。
※一部の社外メーカーはHDDを簡単に外せてパソコンにUSB接続で更新出来るタイプもある(短時間で済む)。
・メモリーナビの地図更新は最新のSD地図カード差し替えるか、純正品の特殊なタイプはディーラーに持ち込まないと更新できない物も存在する。

【再生できるメディア】
・メーカーオプションやディーラーオプションの一部は、レコーダーで録画したディスクとパソコンで書き込まれた音楽CDは再生できないタイプがある
・CD-ROMと表示してあればCD再生可能。
・DVD-ROMと表示してあればDVD再生可能。
・SDと表示または差し込み口があれば利用可能
・MP3と表示があればパソコンから書き込んだ音楽CDが再生可能。
・VR対応していればレコーダーで録画した番組などを再生可能。
・Bluetoothの表示があれば無線で飛ばして携帯等からの音楽が再生可能。
・専用のコードを使えば i-Pod やウォークマン等の音楽プレイヤーの再生が可能。
・USB差し込み口があるタイプはUSBとポータブル機器類を繋げて音楽等を再生可能。

【メモリーナビになってからのオシャレな機能】
・アルパインが出している社外SSDナビにしか出来ない機能ですが対応している車種に限りオープニング画面時、車名が表示されヴィジュアル面でオシャレな演出が可能(画像参考)。
※普通はエンジンON時のナビ起動画面に自動車メーカーや社外オーディオメーカーのロゴが表示されるが、アルパインのナビだけは車名と写真が表示される。

と言う様な事が最近では出来る様にカーナビが進化しています。

本体を取り付けられる種類

1DINと2DINの違い

そもそもDINとはドイツ工業規格 (Deutsche Industrie Normen)です。

決められた大きさの枠が1段分入るか2段分入るのかを表しています。
※1DIN参考画像上側
※2DIN参考画像下側


国産車の大半は2段入るので問題はありませんが、1部の外車や国産車は1段分しか入らない車があるのでオンダッシュタイプを利用します。

オンダッシュ、インダッシュ、一体型の違い

オンダッシュについて

オンダッシュとは画像の様にダッシュボードにディスプレイを固定し、本体は薄型の1DINに別々になっているタイプです。

・ダッシュボード周りがスッキリしない。
・小柄な人が運転すると車によっては前の視界が見づらくなる。
という欠点があります。

インダッシュについて

インダッシュとは上画像(上側)の様にエンジン始動後モーターによりディスプレイが出てくるタイプで、モニター1DIN+本体1DINの別々になっているタイプです。

物によっては上画像(下側)の様に2DINタイプでディスプレイが出てくるタイプも有ります。

〈良い点〉
・ダッシュボードがする。
・前方視界が見やすくなる(モビリオ等、一部の車はダッシュボードの上に出てくるタイプもある:参考画像下)。

〈悪い点〉
・故障してしまうとディスプレイが出てこなくなる。
・2DINのスペースが必要になる。
・2DINのスペースが取れない場合は本体を別の場所に設置する。

等の点が挙げられます。

一体型について

一体型は画像(上)ディスプレイが本体と一緒になっているタイプで国産車等のオプションや中古車を買うと良く付いてくるタイプです。
良く目にしたり、今乗っている車に付いてはいませんか?

近年、馴染みある種類の一つです。

〈良い点〉
・ダッシュボードがスッキリ
・ディスプレイがダッシュボードの上に出てこないから前方視界良好。

〈悪い点〉
・2DIN設けられていない車には取り付け出来ない。

等の点が挙げられます。

本体を取り付けられる種類まとめ

内蔵(はめ込み)型のカーナビは新車や中古車を買えば一緒に付いてきます。
しかしカー用品店等で後から付けたい場合は自分では取り付けられません。

価格も本体だけで10万円以上は超えるので取り付け費用も含めれば割高になってしまいます。

内蔵(はめ込み)式カーナビまとめで紹介した様にワンポイントアクセントで他の人と差を付けられてオシャレに演出出来るというメリットがあります。

ポータブルナビの種類

CD-ROM(DVDも一緒に)式のポータブルナビ

ポータブルナビと言えば三洋電機の「ゴリラ」が代名詞です(上記画像の上側)。
その立役者がTVショッピングでお馴染みの「ジャパネットたかた」。

そもそも「ポータブルナビ」とは先程説明した内蔵(はめ込み)型と違い、ダッシュボードに固定するタイプで「オンダッシュタイプ」にイメージは近いです。

「オンダッシュタイプ」との違いはディスプレイの裏側に本体(CD又はDVD)を入れる部分とスピーカーが内蔵されている為取り付けは簡単です(上記画像の下側)。

電源はシガーソケットが1つ有ればOKで、説明書さえ見れば誰でも簡単に後から取り付け可能なのです。

機能は内蔵(はめ込み)式と全く同じです。
CDタイプならCD再生可能、DVDならDVDまで再生可能って所です。
※音楽・映像ディスクを再生する場合は地図案内等はできません。

SDメモリーポータブルナビ

現在多く出回っているタイプです。

地図ディスクの代わりにSDカードを専用の差し込み口に差し込めばナビとして使えます。

後の説明はディスク(CD・DVD)と同じで取り付けが簡単です。

追加機能はTVがフルセグとワンセグの地上波が取れる様になった点です。

ポータブルナビのまとめ

・「ジャパネットたかた」でやっているように価格は10万円以下と安いです。

・はめ込み式と比べるとリーズナブルである。
・配線を決して気にしなければ誰でも取り付け可能。
・電源もシガーソケットから取れるので簡単。
・メモリータイプなら軽量なので持ち運びが簡単。家でルートの確認をするのも良し、家族の他の車に載せ替えても良し、フル充電されていれば徒歩でのナビなんてのも可能である。

こう言った良い点が有ります。

一方で、
・ディスク型は先程に言った通り裏にディスクをセットするので、本体の厚さが厚くなって大きくなりがち。
・ダッシュボードに固定するので大きいタイプだと前方が見えにくくなる(コンパクトでも多少は見えにくい)。
・剥き出しになってしまう。

と言った悪い点も存在します。

レーダー探知機と合体しているタイプ

レーダー探知機とは、取締エリア・オービス等の場所を知らせてくれる機械です。
事故多発エリア等の危険箇所も知らせてくれます。

近年では技術の進歩により地図表示だけで良いならゼンリンの地図知能が加わり進化を遂げています。

価格も高くて5万円以下でしょう。
※アマゾン調べでセルスター性の地図表示モデルで小売参考価格が4万円弱でした。
※アマゾン価格だと3万円弱でした。

・画面もスマホ並に小さいです。
・電源もシガーソケットからなので取り付けは自分で出来ます。
・ダッシュボードに置くタイプですが小さいので気になりません。
・ダッシュボードが嫌という人はルームミラー取り付けるタイプも出ています。

このような点から「レーダー探知機が欲しくて地図も表示してくれると良いな」って方にはオススメかもしれませんね。

モバイル端末(スマホ等)式のカーナビアプリ

殆どの人が携帯電話やタブレットを持っているのではないでしょうか?

その携帯にカーナビアプリをダウンロードするだけでカーナビに早変わりしてしまいます。

アプリ自体も無料の物がありますので費用がかかるとすれば、「携帯用カー充電器」と「携帯ホルダー」の2つだけ!!

一番、手頃にカーナビ付けたい方には最適ですね。
車載オーディオから音楽は聞けますし、一番良い方法です。
※その場合、「音楽を小さめにする」か「携帯の音量を最大にする」かをしないと案内音声が聞き取りにくくなるのが欠点です。

ポータブルゲーム機型カーナビ

これを取り扱っている会社はソニーの「プレイステーションポータブル(以下PSP)」の1つしかありません。

文字通りゲーム機をナビ替わりに利用するという物です。
こちらの場合はPSP本体を持っていれば安くは済みますが、ソフト等を買ったりすると1万円は超えてきます。
従ってPSP本体まで買うとなると少なくても2万円は超えてると思いますので、安いポータブルナビを買ってしまった方が機能面で考えると断然良いでしょう。

あまりオススメとは言えませんね。

カーナビの種類の総まとめ

色々と説明させて頂きましたが、それぞれ4タイプの好みに別れる結果が見えてきました。

〈タイプ別まとめ〉

・配線を隠したい、ダッシュボード周りをスッキリさせたい方
・音質を人と違ったチューニングで楽しみたい方
上記の方は内臓(はめ込み)式で一体型がオススメです。
・更に音質を本格的に細かくチューニングしてカスタムしたい方にはアルパイン製品がオススメです。
※細かなチューニングはオーディオ専門店のプロにお任せしましょう。
それかオーディオメーカーに会員登録すると大体のセッティングを紹介してくれます。
・イコライザーレベルで純正の音質と少し変えたい方はケンウッド製品がオススメです。
※ケンウッドは近年、音質アップに成功しているから。
・カーナビの操作は簡単にしたい方は、カロッツェリアの「楽ナビ」製品がお勧めでしょう。


・取り付けが自分で簡単に出来て低価格な物が言い方
そういう方、ポータブルナビがオススメです。
ポータブルナビには「ゴリラ」意外にも色々有りますので、こだわらなければ1万円前後から有ります。

・極力、出費を抑えてカーナビが欲しい方
こちらは携帯アプリ型ナビがお勧めですね。
「携帯用カー充電器」と「携帯ホルダー」だけで済むので1千円から5千円ぐらいで収まると思いますね。
両方お持ちならアプリだけなので0円で済むかもしれません。

・レーダー探知機と一緒にしたい方
こう言う方はレーダー探知機型がオススメです。
※その場合は地図表示のみになります。

このように使うタイプによって分けることが出来ました。

カーナビも電化製品と同じ機械ですので10年以上使っていれば地図更新よりも本体自体を取り替えてしまった方が機能自体も常に進化していますので良さそうです。

そういう買い換える方がメインなってくるかと思いますが、そうで無い方でも気軽にご覧になって参考して頂ければ幸いです。

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