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ポリマーコーティング(ポリマー加工)とは?洗車時などのメリット&デメリットなど

ポリマーコーティングは、今や車のコーティングとしてはスタンダードなものになりました。新車でも中古車でもポリマーコーティングがセットになっていることも珍しくありません。そのポリマーコーティングのメリット/デメリットについてまとめました。

ポリマーコーティングとは?

車 コーティング

©Shutterstock.com/ Bhakpong

ポリマーコーティング(ポリマー加工)の「ポリマー」とは 「重合体(Polymer)」という意味があります。
車のポリマーコーティングは、シリコン、フッ素を含んだポリマーを車体表面に塗布することを指します。

ポリマーコーティングは、従来のワックスによるコーティング比べ被膜が強く、耐熱性・耐久性に優れたコーティングです。
塗装面にポリマーの被覆を作ることによって、塗装面を保護することを目的としています。

コーティングについて詳しく知りたい方はこちら

ポリマーコーティングのメリット・デメリット

ポリマーコーティングが登場するまでは、一般的にワックスによるコーティングが普及していました。
車体をシャンプーで洗車し、水分を拭き取った後に小さな円を描くようにワックスを塗布、半乾きの状態で余分なワックスを綺麗に拭き取りながら皮膜を作るといった作業工程は、手間と時間もかかりました。

ポリマーコーテングが流行り始めた当時は、ワックスに比べて塗装面を長期間綺麗に保つことができ、洗車する回数も少なくなるなどの謳い文句で普及しましたが、実際はどうなのでしょう?

ポリマーコーティングのメリット

ポリマーコーティングのメリットは以下の通りです。

 ・ポリマーコーティング専門店で安く施行できる
 ・市販されているポリマーコーテング剤で、自分でも施工できる
 ・塗装面にツヤが出る
 ・簡単に剥離でき再施行できる
 ・小さな傷程度であれば、再コーティングで見えなくなる

安価で簡単に施工でき、塗装にツヤが出るといった点が一番のメリットではないでしょうか。

ポリマーコーティングのデメリット

ポリマーコーティングのデメリットは以下の通りです。

 ・コーティングの被膜が柔らかく、傷を防ぐ効果は期待できない
 ・コーティング剤に油脂成分が多いため、劣化しやすい性質である
 ・コーティング効果は長くて3ヶ月前後
 ・メンテナンスフリーではなく、マメにメンテナンスが必要である
 ・コンパウンド入りのシャンプーを使うと被膜が剥がれる

ポリマーコーティングが普及し始めた頃には効果が半年とか1年というお店も存在していましたが、実際は1〜3ヶ月でその効果はなくなるので注意しましよう。

ポリマーコーティングを施工した車の洗車

ポリマーコーティングの被膜は柔らかいので、手洗いをした方がいいでしょう。

ガソリンスタンドなどにある洗車機では、「ブラシやスポンジが柔らかい素材のためボディが傷付きません」と案内されていますが、実際はポリマーコーティングした車はおすすめできません。
あれだけ高速に回転し、しかも小さな異物が洗車機側もしくは車体に付着して入れば、傷が入って当たり前です。

ポリマーコーテングは屋外駐車の車には不向き!

ポリマーコーテングには皮膜が柔らかいというデメリットと共に、その成分に油脂成分が含まれているので、コーティングが劣化しやすく汚れた部分を放置しておくと汚れがこびりついてしまうという弱点があります。
よって、こまめに洗車して皮膜表面の汚れを落とすと共にツヤを維持することが必要です。

屋外駐車(青空駐車)にて雨や風にさらされ放置しておく時間が長くなれば、その傾向が強くなりますので、せめてボディーカバーなどで外部との接触を避けるように心掛けることが必要です。

ポリマーコーティング洗車という裏技!

洗車機

©Shutterstock.com/ Nadezda Murmakova

「洗車やコーティングのメンテナンスは面倒でやりたくない、でも車はキレイなツヤを保ちたい!」という方には、ポリマーコーティング洗車という選択肢があります。

これはガソリンスタンドなどの洗車機で洗車と共にポリマーコーティングをしてくれるという優れものです。
ただしソフトなブラシやスポンジとは言え、回転しながら車体を洗車しますので、傷が入る可能性があることは前項にて説明した通りです。

洗車しながらコーティングしたい方はこちらも

ポリマーコーティングの評判

ポリマーコーテングは手軽に施工できるコーティングであり、市販のコーティング剤を入手すれば自ら施工することもできるので、安価にできるコーティングとしての評判は高いと言えるでしょう。

よって新車や中古車に限らず、車の購入時にセットでつけるシステムになっているお店もよくあります。

ポリマーコーティング以外のコーティング


©Shutterstock.com/ Dmitry Kalinovsky

ポリマーコーティングより被膜が強いと言われている「ガラスコーティング」があります。
車の塗装面のクリアー層にガラス分子(二酸化ケイ素とシリカ)の被膜を作ります。

ガラスコーティングのメリットは、被膜が劣化しにくいので、コーティングの持続性がポリマーコーティングに比べ長いということです。
またポリマーコーティングに比べ、油脂成分が少ないこともメリットです。

ただし、施工には専門店での作業が必要となり、その費用が高いというデメリットがあります。

ガラスコーティングについてはこちら

その他のコーティングについてはこちら

ポリマーコーティングにチャレンジ!

車 コーティング

©Shutterstock.com/ Nejron Photo

運転免許を取得して最初に購入する車に、コーテイング入門としてポリマーコーティングを選ぶことは悪くない選択だと思います。
自分でポリマーコーティングを施工し、メンテナンスすることで車への愛着も湧くことでしょう。

ポリマーコーティングは、簡単に安価に自分で施工できるというメリットがあります。
こまめに車を手洗い洗車する人にとってはちょうどいいコーティングではないでしょうか?
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

おすすめのワックスやコーティング剤はこちら

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この記事の執筆者

猫田 久太郎この執筆者の詳細プロフィール

漫画「サーキットの狼」がきっかけとなり、1970年後半のスーパーカーブームに感化され未だにその熱が覚めず現在に至っています。 特にヨーロッパ車の文化とデザインに魅了された車好きです。 簡単な修理・整備は自分で行うので車の記事だけでなく、DIYやカー用品についての記事も執筆して...

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