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スズキ新型シエラ/ジムニーワイドが2018年5月にフルモデルチェンジ!価格など最新情報

軽自動車のジムニーには排気量とボディサイズを拡大した小型車登録のSUVとしてジムニー・シエラがあります。今年秋の東京モーターショーでワールドプレミアを行い、2018年にデビューされるものと見られている新型ジムニー・シエラを価格やスペック、発売日などを含めて徹底解説します。

スズキ ジムニーシエラが新型へフルモデルチェンジ!

現行型ジムニー・シエラ 特別仕様車「ランドベンチャー」

ジムニー・シエラ

スズキ ジムニーシエラとは

ジムニー・シエラは軽自動車のクロスカントリー・ヴィークルであるスズキ・ジムニーをベースに、排気量とボディサイズを拡大した小型車登録のSUVです。コンパクトなボディながらも、高い悪路走破性を備えた本格SUVとして高い評価を得ています。

現行型ジムニーシエラは2000年に「ジムニーワイド」の名称で発売開始され、2年後の2002年に「ジムニーシエラ」に改名されました。

現行モデルは販売から15年以上が経過するロングセラーモデルですが、兄弟車であるジムニーと同時にフルモデルチェンジが施される情報を入手しました。
欧州でのスズキ車の販売台数30万台を目指す上で重要になるジムニーシエラとジムニーはどのようにフルモデルチェンジするのでしょうか。
新型ジムニーシエラに関する最新情報を解説します。

スズキ 新型ジムニーに関する最新情報はこちら

スズキ ジムニーシエラの歴史

ジムニー・シエラ前史

スズキ・ジムニー8(輸出仕様)

前身は初代ジムニーから派生した「ジムニー8」です。
1977年に発表されたこのクルマは、ジムニーの輸出仕様車がベースとなっており、F8A型797cc直3SOHCエンジンを搭載。

スズキの国内向け4輪車としては初の4サイクルエンジン搭載車となりました。
ですが、ジムニー8の国内販売台数はわずか1,799台で商業的には成功と言えませんでした。

スズキ・ジムニー1000

81年にジムニーはフルモデルチェンジを受け、2代目となります。
当初スズキはジムニー8の失敗から小型車登録の派生モデルの販売を計画しなかったのですが、ユーザーからジムニー8後継を求める声が挙がり、それに応えるかたちで82年8月に「ジムニー1000」が発表されました。
こちらもボディはサイズを拡大した輸出仕様がベースとなっており、エンジンはジムニー8に搭載されたF8A型をベースに排気量を970ccに拡大したF10A型エンジンを搭載していました。

84年11月にカルタス用のG10A型エンジンを直4化したG13A型エンジンに換装。
車名も「ジムニー1300」と改められます。

初代ジムニー・シエラ

スズキ・ジムニー・シエラ(初代)

ベースとなった2代目ジムニーが4回目のマイナーチェンジを受けたのに伴い、ジムニー1300は「初代ジムニー・シエラ」へと進化します。
搭載されるパワーユニットはG13A型をSOHC16バルブ化したG13B型となり、足回りはサスペンションスプリングがコイル化されました。

ジムニー・ワイド/2代目ジムニー・シエラ

スズキ・ジムニー・ワイド(輸出仕様)

スズキ・ジムニー・シエラ(2代目)

軽自動車規格が変更された98年1月、ジムニーはフルモデルチェンジを受けました。
それに併せて小型車登録のジムニーは刷新され、ワイドトレッド用のホーシングとオーバーフェンダーを持つ「ジムニーワイド」が登場します。
心臓部はG13Bを踏襲していますが、点火方式をディストリビューター+フルトランジスタから、ディストリビューターなしの同時点火(2コイルプラグヘッドコイル)としたほか、カムプロフィールを変更するなどの改良が施されます。

2000年4月にジムニー・ワイドはマイナーチェンジを受け、新開発のM13A型1,328cc直4DOHC16バルブVVTへと換装されます。
それに合わせて改名され、ジムニー・シエラの名前が復活します。
これ以降、ベースとなったジムニーのマイナーチェンジに合わせて2代目ジムニー・シエラは適時改良を受け、特別仕様車の「ランドベンチャー」や「ワイルドウインド」を追加しながら現在でも現行モデルとして販売が続けられています。

スズキ 新型ジムニーシエラがフルモデルチェンジか

新型ジムニーシエラと思われる車両が目撃!

新型ジムニーシエラ スパイショット

スズキ 新型 ジムニー
スズキ 新型 ジムニー
スズキ 新型 ジムニー

改名前のジムニー・ワイドから数えると、ジムニー・シエラは今年でデビューから19年を数えます。
国産車としては異例の長寿車となったジムニー・シエラですが、スクープ情報によると2018年にはフルモデルチェンジされるようです。

8月23日に海外で撮影されたスパイショットを見ると、次期ジムニー・シエラと思われるテストカーは、メルセデス・ベンツGクラスをそのままスケールダウンしたようなスクウェアなスタイリングが特徴となっています。

新型ジムニー 予想CGも流出


ネットに流出した次期型ジムニー・シエラのCGによると、フロントマスクは2代目ジムニーを彷彿とさせる丸型ヘッドランプを採用。
フロントグリルは現行ジムニーの初期型に似た縦格子型グリルを装着しています。

新型ジムニー・シエラは歴代モデルと同様に軽自動車のジムニーがベースであることに変わりはありません。
軽自動車枠に変更がないことからボディサイズは現行モデルとほとんど変わりがないようですが、オーバーフェンダーの張り出しは心なしか大きくなっているように見えます。

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スズキ 新型ジムニーシエラの予想価格


現行型ジムニー・シエラの価格は5MT車が166.86万円、4AT車は177.984万円となっています。

しかしながら、次期型では歩行者保護や自動ブレーキ、サイドカーテンエアバッグなどの安全装備の充実などが必須になるでしょうから価格が20~30万円くらい値上がりし、車両価格は200万円前後になるものと考えられています。

スズキ 新型ジムニーシエラの予想スペック・性能

悪路を走るスズキ ジムニー

クロスカントリー ジムニー

新型ジムニー・シエラは、堅牢なラダーフレームを採用し、悪路に強い4WDメカニズムを持つ本格的SUVという立ち位置は大きく変わらないようです。

エンジンはバレーノに搭載されるダウンサイジングユニットのK10C型996cc直3DOHC12バルブVVT直噴ターボの「ブースタージェットエンジン」搭載が有力視されており、最高出力は110ps前後になる模様です。

トランスミッションはジムニー・ワイドの海外需要(その多くは新興国)ということを考えると、MT車の設定は外すことはできないでしょう。
AT車は多段化されたトルコン式の6ATになる可能性が高いようですが、複雑な構造のATのメンテナンスが難しい新興国市場を考慮し、アルトなどの軽自動車で採用実績のあるAGS(オートギヤシフト)が採用され、トランスミッションのラインナップは5MTとAGSの2つになる可能性があります。
新型ジムニーシエラの駆動方式においては、新型ジムニーと同じく4WDのみとなると思われます。

スイフトなどに設定されたハイブリッドモデルが用意されるかが気になるところですが、ジムニーシリーズはスズキのラインナップで唯一のラダーフレームを採用した縦置きエンジン車ということで、ほかのモデルからメカニズムを流用することは難しく、可能性は低いと思われます。

軽自動車である新型ジムニーと共通する部分が多数見られると思われますが、一番の違いはサイズです。
コンパクトカーであるジムニーシエラは、ジムニーをワイドフェンダー化し全幅1650mm程度になると予想されています。

スズキ 新型ジムニーシエラの発売日予想

東京モーターショー2017 ロゴ

スズキは新型ジムニーシエラの東京モーターショーへの出展について追求していませんが、すでに流失しているスパイショットの完成度や今後のフルモデルチェンジのタイミングのこともあり、サプライズとして新型ジムニーシエラが登場する可能性はあります。
新型ジムニー・シエラは今後のフルモデルチェンジの流れとしては、今年の東京モーターショーでワールドプレミアを行い、現行モデルが20周年の節目を迎える2018年にデビューすることが有力視されています。
おそらくは姉妹車の軽自動車のジムニーと同時発表となるはずです。

そのいっぽうで今年の年末に発売するとの情報もあります。
いずれにしても新型ジムニー・シエラの発売のカウントダウンはすでに始まっています。

新型ジムニー・シエラに期待!

現行型スズキ ジムニーシエラ

スズキ ジムニーシエラ 2014年型

ジムニーシリーズは他のスズキのラインナップとは異なり、専用設計のクルマということもあって開発・生産コストが高く、一時は好調のハスラーに吸収されるかたちでモデル廃止が噂されていました。
軽自動車のジムニーが生産を終了すれば、必然的に派生モデルであるジムニー・シエラも次期モデルが登場しないことになります。
そうした意味においても新型ジムニー・シエラの開発を決定したスズキの英断を大いに評価したいところです。

ダイハツ・テリオス/トヨタ・キャミ、三菱パジェロ・イオなき今、このクラスの本格的SUVはジムニー・シエラのみとなります。
ジムニー・シエラは山間部や農村部では大型のSUVが入れないような細い道でも通ることができますし、リッターカークラスとしては屈指のクロスカントリー性能を誇ります。
さらに軽自動車のジムニー比べてゆとりのある動力性能を持つことから、長時間の高速走行でもストレスをあまり感じません。
そのため、ジムニー・シエラはデイリーユースからヘビーデューティーユースまで1台でこなす真のマルチパーパスカーと言えるでしょう。

国内市場ではけっして台数が売れるような車種ではありませんが、ほかのクルマにはない個性と実力を兼ね備えたオンリーワンな1台です。

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この記事の執筆者

山崎 龍この執筆者の詳細プロフィール

1973年1月東京生まれ。自動車専門誌の編集を経てフリーライターに。自動車専門誌を中心に、航空、ミリタリー、映像作品、オタクカルチャー、政治などの 様々なジャンルに寄稿する雑文ライター。 著書に『最強!連合艦隊オールスターズ』『萌えだらけのクルマ選び』(共にイカロス出版)、『「...

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