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【フェラーリオーナー激白!】知られざる苦悩とその秘密とは?

派手な一面がクローズアップされやすいフェラーリですが、維持するためには地道な努力も必要です。フェラーリオーナーである筆者の体験を交えながら、世間には知られていないオーナーの苦悩や、フェラーリの秘密をお伝えします!

オーナーだけが知っているフェラーリの秘密!

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フェラーリを所有していると「よく壊れるって本当ですか?」「維持費はやっぱり高いんですか?」と聞かれることが度々あります。

しかし、きちんと乗っていれば巷で囁やかれているような事態に陥ることは滅多になかったりします。
そんなフェラーリオーナーが知っている、本当のフェラーリについてお話しします。

フェラーリの歴史について知りたい方はこちら

フェラーリの秘密:中古車でもフェラーリ本社に顧客登録できる

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日本車を中古で購入しても、自動車メーカーがあなたが購入した中古車の車体番号まで把握することはありません。
もちろん正規ディーラーで整備を受けることはできますので、そのディーラーの顧客リストには登録されますが、メーカー本社はそこまで把握していません。

しかし、フェラーリは違います。
正規車、並行車に関わらず、正規ディーラーに登録されれば、フェラーリ本社にて顧客登録されるのです!
フェラーリに自分の名前が残っているというだけでなんだか嬉しくなりませんか?

フェラーリの秘密:極端に下半身を捻っての運転

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©久太郎

低い車高のため、外からはフェラーリは頭から胸あたりとステアリングを操作する腕が見え、さっそうと車を操っているように見えます。

しかし、F355ぐらいまでのミッドシップ車は、右足を真っ直ぐ伸ばすとブレーキが、左足の正面はフットレストとなっており、フロントタイヤハウスの出っ張りが邪魔になります。
そのため、左ハンドルの場合、下半身を右に捻って座りペダル操作をすることに。

フェラーリオーナーは、まるで水面を優雅に泳ぐ白鳥のごとく、見えないところで苦労しているのです!

フェラーリの秘密:湿気取りは必需品!

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©久太郎

フェラーリの故郷・イタリアは、日本のような高温多湿の環境ではありません。
湿度によって、リレー/ヒューズボードやメーター類の電気回路がリークすることや、本革のシートにカビが生えてしまうことも。

そのため、日本ではガレージで保管していても、完全に外部と遮断できていないと、湿度によってトラブルが発生する可能性が高いのです。

特に旧車や2000年以前に製造されたフェラーリを所有している方には、保管の際に車内やトランクに押入れ用の除湿剤を置いている方も珍しくないようです。
フェラーリの保管に、押入れ用の除湿剤は必須なのです!

フェラーリの秘密:後続車のロービームが眩しい!

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私自身、夜間走行は出来る限りしないようにしています。

なぜならフェラーリは車高が低く着座位置もかなり低くなるために、後ろにいる車のロービームがルームミラー、ドアミラーに反射して、ちょうど目に当たってしまうからです。
特に青白いHIDは反射が眩しすぎます。

できれば信号待ちや渋滞時に前にフェラーリが走っていたらヘッドライトを消してもらいたいところですが、道交法がありますのでなんとも言えませんね。

フェラーリの秘密:ボルト留めの部品には穴が空いてない

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©久太郎

日本車ではボルト留めする部品に穴が空いているのは当然です。
部品や組み立ての精度が行き届いていますので、ポン付けが普通です。

しかし、フェラーリは現物あわせが基本!
現行車であっても3台並べると、フロントフードとボディのクリアランスはバラバラです。
これでは、特にボディパネルなどボルト留めするスペアパーツに事前に穴を開けておくのは無謀です。
穴が空いている部品があっても、位置が合わないことが多いです。

フェラーリの工場が気になった方はこちら

フェラーリの秘密:部品は世界欠品ばかりで入手困難!

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フェラーリは製造が終了して10年もすれば、なかなか手に入らない純正部品がちらほら出てきます。
20年経てば世界欠品なんて当たり前。
リプロが入手できればラッキーです!

あまりにも部品がないため、世界には自分で作ってしまうお店もあるほど。
中にはコピー品で粗悪なものも少なくないため、個人で動くよりはクラブに所属して情報交換しながら部品を精査するのがベストでしょう。
とにかく、欠品とされているフェラーリの部品を見つけたら即購入が鉄則です!

フェラーリの秘密:実は以外と壊れないフェラーリ!

Ferrari-Parts

©久太郎

巷では「フェラーリはよく壊れる!」と言われていますが、正解とは言えません。
メンテナンスフリーの日本車と同じ扱いをするから壊れてしまうのです。

フェラーリは極端に言えば「楽しく運転し、走ることだけを目的とした車」です。
どこまで試験しているのかわからないF1からフィードバックされた新しい技術を投入することもあります。

そんなフェラーリは壊れる前にきちんと整備して、部品を予防交換して走る車であると理解することが大切です!
きちんと予防交換して管理ができていれば、頻繁に壊れることはありません。
日頃のお手入れは日本車以上にこまめに行ってあげましょう。

フェラーリの秘密:次のオーナーのために維持するのが努め!

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©久太郎

ブームが来ると新車当時以上の値が付くことも珍しくない、普通の車とは違った価値が、フェラーリの魅力です。
30、40年と大事にされるフェラーリは、価値が落ちないどころか年々上がっていきます。

特に古いフェラーリの場合、自分が所有しても次のオーナーのためにきちんと整備して引き継ぐという気持ちになります。

オーナーとしては世界遺産を預かっているという感覚に近く、いい加減に手放すことができません。
そのためフェラーリは市場に溢れることもなく、本当に大切にしてくれる方の手に渡るのを待っている車です。

フェラーリは維持や保管に地道な努力が必須!

Ferrari Meeting

高級車の代名詞でもあるフェラーリは、ゴージャスな見た目や車体価格だけに目が向けられがちですが、維持や保管に地道な努力が必要です。

しかし、日本車でもディーラーの整備や車検で消耗品や部品の事前交換があるように、完全なメンテナンスフリーの車は存在しません。
フェラーリはその度合いが大きい車であるといえるでしょう。

そのため、フェラーリオーナーを目指している方は、車種別のクラブにゲスト参加したり飲み会に出たりして、その車の現状を生の声で確認することをおすすめします。
雑誌には書かれていない秘密が聞けると思いますよ!

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