名車それとも迷車?時代が早すぎた自動車、スズキの「ツイン」の魅力!

発売当時「何コレ?」と思われた車も時代が流れるとともに「実はおもしろい車なのでは?」なんて評価されることもしばしばありますよね。今回は発売当時あまり話題にならず短期間の販売でフェードアウトするも現在になり評価されつつあるスズキ「ツイン」をご紹介します!

軽自動車初のハイブリッドもあった! スズキ「ツイン」

出典:http://newbeetle.exblog.jp/5496597/

ツインってどんな車?

2003年にスズキから発売された「ツイン」は2,735mmという極端に短い全長と570kgの超軽量(ガソリンA)、さらに1,800mmのショートホイールベースで最小回転半径は3.6mと非常に小さく小回りのきく2シーターカーでした。

グレードは発売当初はガソリンエンジンの「ガソリンA」と「ガソリンB」(グレードのネーミングも凄いですね)、軽自動車初となるハイブリッドの「ハイブリッドA」と「ハイブリッドB」(ハイブリッドAは受注生産)がありました。

「ガソリンA」は当初、エアコン・パワステを標準で装備せず5MTのみの設定、ボディカラーもホワイトのみで販売価格はなんと49万円でした(!)。
「ガソリンB」は装備の充実が図られ3ATのみの設定、ボディカラーは3色から選ぶことができました。

軽初のハイブリッドだが・・・

出典:http://jiro-j.blog.so-net.ne.jp/2009-10-21

廉価グレードの低価格に対してツインには軽初のハイブリッドの設定がありました。しかし元々車両重量が軽いツインにおいてバッテリー重量が仇となり燃費は期待されるほど良くありませんでした。

さらにハイブリッドは価格もベース車と比較してかなり高くなり結果として販売台数は伸びませんでした。

ハイブリッドの蓄電池は他社の一般的なハイブリッド車と異なり、二輪用MFバッテリー(鉛蓄電池)をHV向けに改良した物が使用されている。この12Vバッテリーを8個直列したバッテリ・ブロック(96V)を2つ直列することで192Vとしている。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%B3

コロンとしたデザインは今見てもカワイイ!

出典:http://newbeetle.exblog.jp/5496597/

極小軽量ボディのツインですがデザインはと言うと丸を基調とし「ユルカワ」であると言えます。

ボディ自体も丸くヘッドライトやテールライトも丸、ドコから見てもコロンとしていて和みます、純正のホイルキャップもボディカラーと合わせることでかわいらしさを演出しています。

中古車となったツインの今!

2005年に僅か2年で生産中止となったツイン、総生産台数僅か10,106台。
そんなツインは現在中古車市場ではどのように推移しているのでしょうか?

MT車はタマが少ない!

前述のガソリンAのみ設定があったMT車ですが、現在では極小軽量ボディ+MTの組合せが一部のユーザーから指示されています。

ノーマルの低燃費を考え経済的な利用するユーザーからカスタムのベース車として楽しむユーザーまでニーズのあるMT車は中古車市場では台数が少なく良い個体にめぐり逢えるか難しい状態です。

AT車はセカンドカーや近場の足として人気!

一方AT車はMT車と比較すると台数も多く存在します、また性質上ノーマル状態の個体が多く比較的容易に希望のカラーやグレードが見つけられるかもしれません。ただしハイブリッドに関しては別でMT車以上に個体は少なくなります。

AT車の良い所は何と言っても「楽!」、小さなボディなので裏道も住宅街もスイスイ、駐車時もスペースを気にすることなくラクラク。ご近所へのお出掛けやお買い物にはピッタリなのです

ツインをカスタマイズする!

ここまでの流れでツインは販売当時所謂「不人気車」であったことはいうまでもありません、しかし現在では確実に当時よりもニーズがあり(中古車で安価に手に入れることができることも要因ですが)道具以上の「楽しみ」を期待して購入されるユーザーも多く存在しています。

そこで実際にカスタムされたツインをご紹介したいと思います。

個性的なツインがさらに個性的に!

出典:http://tssv.com/search/search.cgi?cmd=dp&num=1082&UserNum=&Pass=&AdminPass=&dp=image.html

デモカーとして製作されたツインです。
エアロは他車流用でキレイにまとめられていますね、ヘッドライトにはイカリング&HIDをインストールし可愛らしいツインが見た目もカッコ良く変貌しています。
そしてホイールはなんと18インチ!迫力あるカスタマイズの1台ですね。

出典:http://blog.goo.ne.jp/ducks-garden/m/201212

数少ないツイン用のエアロキットです。
ツインをポルシェGT3風にカスタマイズしてみるのも楽しそうですね。

出典:http://arena-okaya.jugem.jp/

なんとエンジンスワップしてターボエンジンに換装したツインです。
ノーマルの44馬力から64馬力にアップ! 車重が軽いので劇的に速くなりますね。

希少なツインいかがですか?

出典:http://www.suzuki.co.jp/release/a/a030122b.htm

今回は絶版車のスズキ「ツイン」にスポットを当ててご紹介してみました、いかがでしたでしょうか?

2シーターだし荷室は狭い、発売当初からどうしてもマイナスイメージが先行してしまいました。しかし個性あるデザインと現在の車にも見劣りしない燃費性能など充分魅力的な車と言えるのではないでしょうか。

販売終了から10年、なかなか状態の良い個体も少なくなってきていますがチャンスがあったら是非もう一度じっくりと見ていただきたい車です。

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