初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

【ベンツ7人乗り】現行車からワゴンやSUVと実燃費や新車価格とスペックまで

メルセデスベンツの7人乗り乗用車はSUVとミニバンの2車種10モデルからラインナップされています。4WD、FR、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン仕様によってそれぞれ選ぶことができます。メルセデスベンツの7人乗り車をモデルや価格から比較して紹介します。

ベンツ7人乗りの魅力

ベンツ 7人乗り

メルセデスベンツの販売モデルの代表車にはセダンやクーペなどを想像しますが、A、Bクラスといった比較的値段の安い車種もあり、海外ではバスやトラックもあり、日本でも人気が高いSUVやミニバンもモデルもラインナップされています。

SUVやミニバンは収容性が高く、積載量も多いので荷物を載せてキャンプなど郊外に遊びに行ったりする車というイメージがあります。
国産車にもSUVやミニバンは多く存在しますが、「メルセデスベンツ」というブランドを選ぶ理由にデザイン性が高く、品質のいい内装でまとめられた空間を提供してくれ、単に移動ではなくその移動時間を楽しく快適に過ごせるベンツの魅力にあります。

ベンツの中でも7人乗りのSUV、ミニバンについて紹介します。

ベンツ7人乗りのラインナップ

メルセデスベンツ Vクラス GLS 2017
セダン/クーペ/ワゴン/コンパクト/ワンボックス
4ドアクーペロードスター
オフロード
SUV
クラス(基本構成)
Gクラス [AMG]
Sクラス [AMG]
CLS [AMG]SL [AMG]GLS [AMG]
Eクラス [AMG]
GLE [AMG]
Cクラス [AMG]
SLC[AMG]GLC [AMG]
Bクラス
CLA [AMG]
Aクラス [AMG]
GLA [AMG]
Vクラス
[備考] [AMG]:AMG設定車有
AMG GT / GT S / GT R
AMG専用のハイパフォーマンス スポーツカー

メルセデスベンツの現行車種で7人乗りは「Vクラス」と「GLS」の2車種となります。

過去には、GクラスやEクラスのステーションワゴンにて7人乗りが存在していましたが、3列目の座席は折りたたみ式の簡易座席やラゲッジスペースに進行方向とは逆に座る座席などでした。
これらは補助をするような座席だったので長時間の移動には辛いものでした。
現行車の7人乗りの3列目の座席では、簡易的なものではなく、他の座席と同等の品質で、長距離の移動でも苦痛ではなく普通に座れる座席になっています。

ベンツGLは現行のGLSに変更されていおり、ベンツRクラスは既に生産終了となっています。
過去の7人乗りについては、GLSとVクラスの記事の後に紹介しています。

ベンツ7人乗りの現行車種とモデル

メルセデス ベンツ GLS 2015年型
車種モデル車種モデル
GLSGLS350d 4MATICVクラスV220d トレンド
GLS350d 4MATIC スポーツV220d
GLS550 4MATIC スポーツV220d スポーツ
GLS S63 4MATICV220d アバンギャルドロング
V220d スポーツロング
V220d アバンギャルド エクストラロング
[備考] d:ディーゼルエンジン

メルセデスベンツのGLSとVクラスは3列目を設けることによって7人乗りを実現していますが「GLS」は前から2-3-2席、「Vクラス」は2-2-3席と座席と配列が異なります。
「GLS」は、GクラスとSクラスの属性を持った4モデルを展開する最高級SUVです。
特にS63はAMGを冠し、装備もスペックも優れた最高級モデルとなります。

「Vクラス」は商用ワゴンがベースのミニバンです。
6モデルが存在しますが、全モデル同一のエンジンを搭載しており、装備やボデイサイズ(ロング、エクストラロング)の違いでモデルが分類されています。
ベンツVクラスには、AMGモデルの設定はありません。

ベンツ7人乗りのパワートレインスペック

メルセデスベンツ GLS S63 エンジン 2015
排気量
エンジン種類
最高出力最高トルクトランス
ミッション
駆動方式使用燃料
GLS350d 4MATIC3.0L V型6気筒
DOHCターボ
190[258]
/3,400
620[63.2]
/1,600-2,400
電子制御
9速AT
4WD
軽油
GLS350d 4MATIC
スポーツ
GLS550 4MATIC
スポーツ
4.7L V型8気筒
DOHCツインターボ
335[445]
/5,250-5,500
700[70.4]
/1,800-3,500
ハイオク
AMG GLSS 63
4MATIC
5.5L V型8気筒
DOHCツインターボ
430[585]
/5,500
760[77.5]
/1,750-5,250
電子制御
7速AT
V220d トレンド2.2L 直列4気筒
DOHCターボ
120[163]
/3,800
380[38.7]
/1,400-2,400
FR
軽油
V220d
V220d スポーツ
V220d
アバンギャルド
ロング
V220d
スポーツロング
V220d
アバンギャルド
エクストラロング
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

ベンツGLSは、ディーゼルエンジン1種類とガソリンエンジン2種類の3つエンジンを用意しています。
車両重量だけで2,500kgを軽く超えますので、そこに定員乗車に荷物が加われば3,000kgに達してしまいます。
そんな車を動かすための動力は、最低でも258psで、駆動方式は4WDですので、発進ももたつくことなくスムーズに走ることができるでしょう。
AMGモデルに至っては、なんと585psの最高出力を誇ります。
これは現代のスーパーカーレベルのエンジンです。

ベンツVクラスは、6モデルとも同じエンジンを搭載しています。
駆動方式はFRですが、速い速度で走り続ける性格の車ではなく、ディーゼルエンジンで経済的に、移動を楽しみながら走ることができるという位置づけであれば十分な動力性能でしょう。

ベンツGLSについてのおすすめ記事はこちら

ベンツ7人乗りのスペック

全長全幅全高ホイールベース車両重量乗車定員
GLS350d 4MATIC5,1301,9351,850
3,075
2,540
7
GLS350d 4MATIC
スポーツ
5,1601,980
2,580
GLS550 4MATIC
スポーツ
2,560
AMG GLSS 63 4MATIC
2,610
V220d トレンド4,9051,9301,880
3,200
2,280
V220d
V220d スポーツ4,910
2,370
V220d
アバンギャルドロング
5,150
2,420
V220d
スポーツロング
5,170
2,490
V220d
アバンギャルド
エクストラロング
5,380
3,430
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

ベンツGLSとVクラスを比較すると、SUVとミニバンではデザイン的に形が全く異なるはずなのに、実サイズはあまり変わりない数値となっています。
一般的にはミニバンタイプの方が、室内は広く車体も大きいと思いがちですが、それがデザイン上どうしても箱型に近い形で、車内スペースを無駄なく最大限に活用するためのデザインになっているからです。
GLSは、ミニバンではないのでもっと自由度が高いデザインになっています。
とはいえ、ベンツGLSのサイズは実際には大きいので、GLS単体でしかも室内で見るとかなり大きく見えます。
Vクラスと並べると、GLSの大きさが実感できるのではないでしょうか。
いずれにせよ、この2車種は7人乗りとして十分な大きさを持った車なのです。

ベンツ7人乗りの新車車両価格

メルセデスベンツ GLS350d 内装 2016
新車車両価格
GLS350d 4MATIC(受注生産)
1,070万
GLS350d 4MATIC スポーツ
1,190万
GLS550 4MATIC スポーツ
1,500万
GLS S63 4MATIC
1,900万
V220d トレンド(受注生産)
 550万
V220d
 636万
V220d スポーツ
 680万
V220d アバンギャルドロング
 713万
V220d スポーツロング
 819万
V220dアバンギャルド エクストラロング
 749万
[単位]円(消費税込み)

ベンツGLSは、最高級SUVとしてのスタンスがありますので、価格も半端ではありません。
最低でも1,000万円しますので、購入の際には色々と考えることが多くなるでしょう。
V220dスポーツロング2台分でも、GLS S63 4MATICの価格に届かないわけですから、最高級SUVの名はハッタリではないのでしょう。

しかし、ベンツGLSとVクラスはSUVとミニバンという異なるカテゴリーの車ですからこの2車種で迷うことはないと思います。

ベンツ7人乗りの実燃費

メルセデスベンツV220 エンジン 2015
JC08モード燃費
実燃費
GLS350d 4MATIC
12.4
9〜13
GLS350d 4MATIC スポーツ
8〜11
GLS550 4MATICスポーツ
8.2
5〜8
AMG GLSS 634MATIC
7.4
4〜7
V220d トレンド
15.3
6〜14
V220d
V220d スポーツ
V220d アバンギャルド ロング
V220d スポーツロング
V220d アバンギャルド エクストラロング
[単位]km/L

年費を比較してみると、JC08燃費モードではGLSモデルよりもベンツVクラスの方が優れています。
しかし実燃費では荷物をより多く積むことができるVクラスの燃費が落ちており、GLSといい勝負ですが2,500kg前後の車両重量にも関わらず、10km/Lを出せるメルセデスのクリーンディーゼルエンジンは優秀と言えます。

実燃費は車の使い方、メインで走る道路に違いによる大きく異なってきますので一概にどちらの燃費がいいとははいえません。
あくまでも参考値としてご覧いただきたいと思います。

燃費に関する記事はこちら

過去のベンツ7人乗りモデル

メルセデスベンツ G M 2012

メルセデスベンツのモデルで過去には多くの7人乗り乗用車が存在しました。
既にカタログから姿を消したモデルもあれば、日本では販売されていない海外モデルなど現行車種にはないメルセデスベンツの7人乗りモデルについて紹介します。

Gクラスのロングタイプ

メルセデスベンツ G550L

ベンツGクラスは、「ゲレンデバーゲン」と呼ばれるSUVです。
ベースが軍用車両ということもあり、一般的なSUVよりオフロードを得意としています。
ベンツGクラスの7人乗りは、ボディがロングタイプのモデルになり、現行のベンツGクラスには、ロングボディタイプはラインナップされていません。

ロングボディの7人乗りは、2列目(3座席)の後方にあるラゲッジスペースの両脇に1座席づつあります。
つまり左右の後輪タイヤの上あたりに向かい合わせとなっています。座席は折りたたみ式のパイプ椅子のようで、観光バスの補助席に近いイメージです。
きちんとした座席というよりも、エマージェンシー用として作られています。

Eクラスのステーションワゴン

メルセデスベンツ Eクラス 2008

ベンツEクラスにも、7人乗り仕様が存在しました。
現在のラインナップにはありませんが、2000年前後のEクラス(S210)日本仕様には、7人乗り仕様車は存在していました。
現在も国によっては7人乗り仕様を選ぶことができます。

ベンツEクラスの 7人乗りは、2列目(3座席)の後ろのラゲッジスペース下に3列目(2座席)を格納しています。
背もたれ部分を持ち上げると、進行方向とは逆の2座席が現れるので後ろを向いて座ることになります。
Gクラスよりは座席らしくクッションも入っているので比較的快適ですが、天井の高さが低いので背の高い人は少し上部が窮屈かもしれません。
大人が座るには十分なスペースがありませんが、子供用としては最適で、家族連れに人気があります。

カタログ落ちしたRクラス

ベンツRクラスは、2006〜2014年までラインナップされていたSUVです。
3列目の2座席は、普通に前方を向いており、他の座席と変わりなく使える座席となっています。

「GLS」に車名変更した「GL」

ベンツGLは、2006〜2015年までラインナップされていたSUVです。
こちらも2列目(3座席)の後ろに3列目(2座席)があり、他の座席に比べ遜色しない座席です。

ベンツGLは、カタログ落ちして無くなったのではなく、2015年のメルセデスベンツの車両・モデル構成変更に伴い、GLからにGLSに車名を変更しました。

メスセデスベンツ7人乗りで変わるカーライフ

メルセデスベンツ GLS 2015

国産車にも優秀なSUVやミニバンはありますが、メルセデスベンツには、国産車にはないヨーロッパ、ドイツで培われた車文化によって支えられた車の考え方があります。
国産車にある「至れり尽せり」といった仕様ではなく、先進的でありながらも実用的といった必要なものだけが搭載されています。
今まで国産車しか乗ったことしかない方には、最初は不便と思うとこがあるかもしれませんが、慣れると十分であることが理解できると思います。
単に移動するだけではなく、その移動時間も楽しめる空間を実現できる7人乗りがメルセデスベンツのGLS、Vクラスなのです。

メルセデスベンツの新型車についてはこちら

7人乗りの車についてはこちら

この記事の執筆者

久太郎この執筆者の詳細プロフィール

漫画「サーキットの狼」がきっかけとなり、1970年後半のスーパーカーブームに感化され未だにその熱が覚めず現在に至る。 特にヨーロッパ車の文化とデザインに魅了された車好きです。 現在の愛車はちょっと古めのフェラーリです。 この車は、工業製品でありながら芸術品でもあり、次のオー...