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【ライバル車比較】新型シビックハッチバックvsインプレッサスポーツ

2017年9月29日に発売が予定されているホンダ新型シビック・ハッチバックと、スバルの大人気車インプレッサスポーツを徹底比較していきます。待望のハッチバックモデルが復活した新型シビックは、現行の高性能ハッチバック車にどれだけ近づけているのでしょうか。

ホンダ新型シビック3モデル発売

2017年 フランクフルトモーターショー ホンダシビック

ホンダは、新型シビックの3モデルを発売することを正式発表しました。
歴代シビックから継承する「シビック・ハッチバック」、多くのファンが待ち望んだ「シビック・TYPE R(タイプアール)」、そして「シビック・セダン」の3モデルがラインナップしました。
また、シックで大人の雰囲気あるセダンもラインアップに加わったことは、シビックを選ぶ年齢層を広げることに貢献するでしょう。
新型シビックの3モデルの発売日は2017年9月29日(金)で、登場に期待が集まっている車種です。

新型シビックの発売に関する記事はこちら

ホンダ新型シビック・ハッチバックとは

ホンダ新型シビック・ハッチバック

ホンダ シビック ハッチバック

日本におけるシビックの販売は2010年9月で終了し、今回は7年ぶりの復活です。
しかも、7年前まで国内販売していたシビックはセダンのみであり、シビックのハッチバックモデルは2005年まで販売されていた7代目シビックだったため、12年ぶりの復活です。
新型シビック・ハッチバックには、新開発プラットフォームを採用し、高剛性、軽量かつ低重心・低慣性なシャシーに、ダイナミクス性能を高めたロー&ワイドのボディになっています。

また、搭載されるL15C型のエンジンは、新型シビック専用にチューニングされた排気量1.5Lのターボエンジンで、低排気量でありながら2.4Lエンジン並みのパワーがあります。

すべてが新しくなった新型シビック・ハッチバックは、歴代シビックの中で最もパワーがあり、スポーティーな仕上がりとなっています。

新型シビック・ハッチバックについての記事はこちら

スバル インプレッサスポーツとは

スバル インプレッサスポーツ

2017 ホンダ新型シビックハッチバッグ スバル インプレッサスポーツ

インプレッサスポーツは、スバルから販売される5ドアハッチバックタイプのCセグメントです。
ボディサイズとエンジン排気量区分共に、新型シビック・ハッチバックと同等です。
インプレッサは、1992年から販売されているクーペ/セダン/ステーションワゴンの車ですが、5ドアハッチバックタイプは、3代目インプレッサから登場し、「インプレッサスポーツ」という車名はで4代目モデルからインプレッサの派生モデルとして登場しました。
今回紹介する現行型インプレッサスポーツは、5代目インプレッサにあたり、インプレッサスポーツという車名になってからは2代目モデルとなります。
インプレッサスポーツには、新デザインフィロソフィー「DYNAMIC×SOLID」をスバル車で初めて採用し、新世代プラットフォーム「インプレッサグローバルプラットフォーム(SUBARU GLOBAL PLATFORM)」や衝突回避支援システム・アイサイトver.3も搭載しているため、スバルの最新テクノロジーが詰まった車になっています。

インプレッサスポーツについての記事はこちら

新型シビック・ハッチバックとインプレッサスポーツを外装で比較

新型シビック・ハッチバックの外装

2017 ホンダ シビックハッチバッグ 外装

新型シビック・ハッチバックの外観(エクステリア)は、エアロダイナミック性能の向上を重視したデザインであることがうかがえます。
フロントバンパーとリアバンパーの左右にある開口部にハチの巣状のカバーで覆われたあたりは、スポーティーな印象を与えます。
ラゲッジドアは、リアガラスがセダン車のように角度が浅く、スポーラーが取り付けられたところは、空力面を意識した作りです。

ホンダ シビック・ハッチバッグ 2017

また、シビック・ハッチバックの北米前モデルより、ボンネットを低くし、ワイパーを小型化、フロントピラーを細くすることで、運転しやすい爽快な視界を両立しています。

ただ単に、ワイド&ローボディーにしたのではなく、スポーツカーのようなカッコよさとエアロダイナミクスが考えられた設計が各所に見られるのが特徴です。

インプレッサスポーツの外装

スバル インプレッサスポーツ

インプレッサスポーツは、新型シビック・ハッチバックに比べ、ハッチバックとしてスタンダードなボディ形状です。
最新型のインプレッサスポーツには、スバルの新しいデザインフィロソフィー「Dynamic × Solid」を採用したことでスバルWRX STI/S4やスバル レヴォーグに共通する「スバルらしさ」とカッコよさが融合するスタイルになっています。
スポーティー感では、新型シビック・ハッチバックのほうが優りますが、インプレッサスポーツには、街中に映えるシティーユースのスマートさを感じます。

新型シビック・ハッチバックとインプレッサスポーツを内装で比較

新型シビック・ハッチバック の内装

ホンダ シビックハッチバッグ 2017 内装

新型シビック・ハッチバックの内装(インテリア)は、センターコンソールが幅広く運転席と助手席の空間をセパレートさせ、それぞれの居心地を重視した設計になっています。
エアコンの吹き出し口の形状から、インパネ周りは、運転席を中心にドライバーが運転に集中できるデザインです。

メーターパネルは、7インチの大型カラー液晶メーターを採用し、アナログのタコメーターをデジタル描画し、速度は読み取りやすいよう大きい数字を表示しています。
また、平均燃費や推定航続可能距離、ターボ過給圧などを表示できるマルチインフォメーション・ディスプレイを装備し、すべての情報表示を、ステアリングのスイッチ操作で切り替えることができます。

インプレッサ スポーツの内装

スバル インプレッサスポーツ 内装

インプレッサスポーツの内装は、外装と同じくデザインフィロソフィー「Dynamic × Solid」に基づいて設計されています。
これは、インパネからドアへと流れるような連続造形により、運転席と助手席は包まれ感や安心感の表現を目指しています。
機能性は高く、インパネにナビゲーションモニターと6.3インチのマルチファンクションディスプレイ、メーターパネルにはマルチインフォメーションディスプレイ付メーターを装備し、計3つのインターフェイスは、ドライバーの視線の移動を最小限に抑えています。

ラゲッジスペースの広さで比較

新型シビック・ハッチバックのラゲッジルーム

ホンダ シビックハッチバッグ トランク ラゲッジルーム 2017

新型シビック・ハッチバックのカーゴエリアカバー

新型シビック・ハッチバッグのカーゴエリアカバー

インプレッサスポーツのラゲッジスペース

新型シビック・ハッチバックのラゲッジルーム容量は420Lで、インプレッサスポーツは385Lであるため、広さは新型シビック・ハッチバックが優ります。
また、新型シビック・ハッチバックには、荷室のプライバシーを守るカーゴエリアカバーに横引き機構としたトノカバーを初めて採用し、左右どちらからでも引き出し/巻き取りができ、荷室を広く使う時でも取り外しが不要です。
一方で、インプレッサスポーツにはカードエリアカバーがないため、機能面でも劣ります。

新型シビック・ハッチバックとインプレッサスポーツを安全装備から比較

新型シビック・ハッチバックの予防安全装備/衝突安全装備

ホンダ新型シビックハッチバック(UK仕様)

ホンダ シビックハッチバッグ 2017

●予防安全性能
・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・路外逸脱抑制機能
・渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
・LKAS(車線維持支援システム)
・オートハイビーム
・標識認識機能
・VSA(ABS+TCS+横滑り抑制)
・エマージェンシーストップシグナル

●衝突安全性能
・運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
・前席用i-サイドエアバッグシステム
・サイドカーテンエアバッグシステム(前席/後席対応)
・ポップアップフードシステム

インプレッサスポーツの予防安全装備/衝突安全装備

アイサイト ver.3 作動イメージ図

スバル アイサイトVer.3

●走行安全性能
・VDC[ビークルダイナミクスコントロール]
・シンメトリカルAWD
・アクティブ・トルク・ベクタリング

●予防安全性能
・プリクラッシュブレーキ(アイサイト ver.3機能)
・全車速追従機能付クルーズコントロール(アイサイト ver.3機能)
・アクティブレーンキープ(アイサイト ver.3機能)
・AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御(アイサイト ver.3機能)
・警報&お知らせ機能(アイサイト ver.3機能)
・スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
・ハイビームアシスト
・ステアリング連動ヘッドランプ
・エマージェンシーストップシグナル

●衝突安全性能
・衝突安全ボディ(スバルグローバルプラットフォーム)
・歩行者保護エアバッグ
・運転席SRSニーエアバッグ
・デュアルSRSエアバッグ
・SRSサイドエアバッグ
・SRSカーテンエアバッグ
・ロッキングタング付シートベルト(前席&後席左右)

安全性能はインプレッサスポーツが優勢

インプレッサスポーツに搭載される歩行者用エアバッグ

歩行者用エアバッグ

新型シビック・ハッチバックは予防安全装備に「ホンダセンシング(Honda SENSING)」を搭載しています。
しかし、通常備え付けられている「誤発進抑制機能」、「歩行者事故低減ステアリング」、「先行車発進お知らせ機能」の3つの機能が付いておらず、安全装備についてはフル装備と言えません。

インプレッサスポーツは、アイサイトver.3を搭載し、その他にも日本車初となる「歩行者保護エアバッグ」や、見えにくい後側方から接近する車両を検知しドライバーへ知らせてくれる「スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)」など、新型シビック・ハッチバックにはない機能が多数です。
これらから、安全性能はインプレッサスポーツが優勢と言えます。

ホンダの安全装備「ホンダセンシング」についてはこちら

スバルの安全装備「アイサイト」についてはこちら

新型シビック・ハッチバックとインプレッサスポーツをスペックで比較

左:新型シビック・ハッチバックのエンジン、右:インプレッサスポーツのエンジン

2017 ホンダシビックハッチバッグ スバルインプレッサスポーツ エンジン比較

ボディサイズ/車重/乗車定員で比較

新型シビック・ハッチハッチバックインプレッサスポーツ
全長4,5204,460
全幅1,8001,775
全高1,4351,480
ホイールベース2,7002,670
車両重量1,3201,300~1,400
乗車定員55
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

パワートレインで比較

●ホンダ新型シビック・ハッチバック

新型シビック・ハッチハッチバックCVT新型シビック・ハッチバックMT
エンジン種類直列4気筒DOHCターボ直列4気筒DOHCターボ
排気量1.5L1.5L
最高出力134[182]/6,000134[182]/5,500
最大トルク220[22.4]/
1,700~5,500
240[24.5]/
1,900~5,000
トランスミッション無段変速オートマチック
(トルクコンバーター付)
[7スピードモード付]+パドルシフト
6MT
駆動方式FFFF
使用燃料ハイオクレギュラー
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

●スバル インプレッサスポーツ

インプレッサスポーツ
1.6i-L EyeSight
インプレッサスポーツ
2.0i-L EyeSight/2.0i-S EyeSight
エンジン種類水平対向4気筒DOHC水平対向4気筒DOHC
排気量1.6L2.0L
最高出力85[115]/6,200113[154]/6,000
最大トルク148[15.1]/3,600196[20.0]/4,000
トランスミッションリアトロニック
(マニュアルモード付)
リアトロニック
(マニュアルモード付)
駆動方式FF、4WDFF、4WD
使用燃料レギュラーレギュラー
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

エンジンパワーは、最高出力・最大トルクともに新型シビッグ・ハッチバックが優ります。
さらに、6速MTも用意しているため、走りを楽しむのであれば、新型シビック・ハッチがおすすめです。

逆に、街乗りやワイディング、それ以外にアウトドアでオフロードを走ったり、積雪する地方で雪道やアイスバーンを走行することが多い方には、シンメトリカルAWD機能を備えた4WDを用意しているインプレッサスポーツがおすすめです。

ダウンサイジングターボエンジンについての記事はこちら

新型シビック・ハッチバックとインプレッサスポーツを燃費で比較

ガソリン 給油の画像

●ホンダ新型シビック・ハッチバック

新型シビック・ハッチバックAT車新型シビック・ハッチバックMT車
JC08モード燃費17.418.0
実燃費--
[単位]km/L

●スバル インプレッサスポーツ

インプレッサスポーツ
1.6i-L EyeSight
インプレッサスポーツ
2.0i-L EyeSight
インプレッサスポーツ
2.0i-S EyeSight
JC08モード燃費18.2[17.0]17.0[16.8]16.0[15.8]
実燃費10.711.09.1
[単位]km/L [ ]内は4WD

燃費で比較すると、新型シビック・ハッチバックとインプレッサスポーツはほぼ同等のJC08モード燃費値です。
インプレッサスポーツは、JC08モード燃費値から約4割落ちの実燃費値です。
スバルのボクサーエンジンは、燃費が悪いとよく言われており、インプレッサスポーツもそれが表れる形になりました。

新型シビック・ハッチバックの実燃費値は、まだ発売されていないため不明ですが、ターボを搭載したことで実燃費が悪くなる可能性もあります。
それでも、実燃費は12~13km/Lぐらいであってほしいところです。

新型シビック・ハッチバックとインプレッサスポーツを価格で比較

ホンダ シビック・ハッチバッグ 2017 スバル インプレッサスポーツ
新型シビック・ハッチバック メーカー希望小売価格
シビック・ハッチバック280万
[単位]円(消費税込み)
インプレッサスポーツ メーカー希望小売価格
1.6i-L EyeSight192万(214万)
2.0i-L EyeSight216万(238万)
2.0i-S EyeSight238万(259万)
[単位]円(消費税込み)

2017年モデル フォルクスワーゲン ゴルフ

フォルクスワーゲンゴルフ 2017

新型シビック・ハッチバックは、Cセグメントハッチバックの国産車にして割高な280万円と強気の価格設定です。
これは、フォルクスワーゲン ゴルフ TSI Comfortlineと同じ価格であるため、新型シビック・ハッチバックが、ゴルフに対抗できる出来なのか、これから注目したいところです。
インプレッサスポーツとの比較では、インプレッサスポーツの最上級グレードである「インプレッサスポーツ 2.0i-S EyeSight」が259万と20万円以上の差をつけての価格になっています。

フォルクスワーゲン新型ゴルフについての詳しい解説についてはこちら

新型シビック・ハッチバックはスポーティーさでライバル車に負けない

2017 ホンダ シビック・ハッチバッグ

ホンダ新型シビック・ハッチバックとスバル インプレッサの比較から、新型シビック・ハッチバックがスポーツカー指向が強いハッチバックであることがわかります。
新技術を投入し多機能性のあるインプレッサスポーツが200万円ちょっとで購入できることも加味すれば、280万円の新型シビック・ハッチバックはかなり高額です。
これは、新エンジンや新プラットフォームの開発にお金をかけたこともありますが、新型シビックの3モデルはイギリス・スウェンドンの工場で生産され日本に輸入するため、この分のコスト増が割高な車体価格となってしまいます。
シビックのスタンダードモデルともいえるシビック・ハッチバックを日本で販売するのであれば、日本で新たに生産ラインを設けて、国内生産・販売にしてほしいところです。
しかし、12年ぶりにハッチバックタイプのシビックがカタログモデルとして販売されるため、新型シビック・ハッチバックが、旧型から継承される、ライトウエイトFFスポーツとして、どれほどの性能なのか、発売までは楽しみです。

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この記事の執筆者

池田ゆうきこの執筆者の詳細プロフィール

車も好きですが、実はバイクも好き。車の得意分野は1980年代・1990年代の国産ピュアスポーツカーと軽自動車で、国内・海外のモータースポーツは常にチェックしています。最近はイギリス車やフランス車にも興味有り。...

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