初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

【ハンドル手放し】自動運転レベル3搭載車アウディA8遂に登場!今までとはどう違う?日本では走行可能?

自動運転レベル2が主流の自動運転に、ついにハンドル手放し可能な自動運転レベル3のモデルが登場します! この記事で紹介するアウディ A8は、どのような車か、自動運転レベル3と今までとの違い、日本での運転について紹介します。

ついに自動運転レベル3登場!アウディ A8

アウディ A8 スクープ

出典:アウディ A8 スクープ画像

現在は自動運転レベル2が主流ですが、ついに自動運転レベル3のモデルが登場します!
アウディ A8は自動運転レベル3「条件付き自動運転」と呼ばれる、システムが運転をしてくれる本格的な自動運転を搭載しています。
この記事ではアウディ A8とはどのような車か、自動運転レベル3や日本での運転について紹介します。

アウディサミットで発表予定! 自動運転レベル3搭載・アウディ A8

アウディサミット

アウディ A8が発表される予定の「アウディサミット」は、2017年に7月11日に開催されます。
アウディブランドの展示会で、世界各地から2,000人ものゲストが招待されている、大きなイベントです。
スペインのバルセロナで開催され、さまざまな自動車のプレゼンテーションや実演を間近で見ることができます。
特に今回の注目モデルは自動運転レベル3を搭載した「アウディ A8」。
最新のデジタル技術を搭載している新型アウディ A8は、自動車はドライバーが運転するだけではなく、他の車や都市とも関係を持ちながら移動する乗り物に近づいています。
この「アウディ A8」は、今後の自動車の開発だけでなく、都市などの形も変えていく、歴史的な1台となりえます。

アウディ A8の最新情報はこちら

アウディ A8とはどんな車?「自動運転レベル3」以外のポイント紹介

新型アウディA8 スパイダーマン

出典:映画「スパイダーマン:ホームカミング」のワールドプレミア会場にて

アウディ A8の歴史

アウディ A8はラグジュアリーセダンとして、1994年から製造・販売されている人気のモデルです。
初代は1994年発売、2代目は2003年、3代目は2010年、今回発表されるモデルは4代目となります。
もともと、アウディ V8の後継モデルとして発売されました。
大きな車体でありながらも、オールアルミニウムボディで軽量、走りのよさや低燃費であることも売りです。

新型アウディ A8はどんなモデル?

新型アウディ A8も、これまでと同様に快適な乗り心地とスポーツカーのような高いドライビング性能を兼ね備えています。
また、マイルドハイブリッド(MHEV)システムで、エコ運転も可能です。
車の運転が好きな人にとっても、車でくつろぎたいという人にとっても、満足の1台といえます。

また、映画「スパイダーマン:ホームカミング」では、アウディ A8が登場。自動運転技術もスクリーンで確認できます。
日本でのでの映画公開は2017年8月11日予定です。

【世界初】アウディ A8は自動運転レベル3! これまでとの違い

アウディ A8 自動運転レベル3「Traffic Jam Pilotシステム」

アウディ A8「Traffic Jam Pilotシステム」は世界初の自動運転レベル3の機能です。

自動運転レベルにはレベル0~5まであり、例えば現在主流の自動ブレーキ機能がついている車はレベル1です。
自動運転レベル2(部分運転自動化)は、ハンドル操作や加速・減速などの複数の操作をしてくれる機能がついていて、日産セレナなどについている「プロパイロット」などがあります。

自動運転レベル3は「条件付き自動運転」というレベルです。
これまでのレベルの「ドライバーのサポート」という位置づけからステップアップして、車が周りの状況を見て運転してくれます。
もちろん「条件付き」となっているため、緊急時はドライバーが運転する、交通量や天候などが良好で運転しやすい環境であることが必要です。

自動運転レベルについては以下の記事をご覧ください。

アウディ A8「Traffic Jam Pilotシステム」の詳細

アウディ A8「Traffic Jam Pilotシステム」についての詳細は、アウディサミットで発表となります。
ただ、これまで自動運転「レベル3」であると発表されているので、前方を常に確認しなくてもOK、ハンドルの手放し運転もOKとなるでしょう。
動画にもあるとおり、後ろを振り返り、後部座席のお子さんと遊ぶこともできるということになります。
しかし、緊急時はドライバーの運転が必要になるため、運転席に座ることは必要になるでしょう。
それでも、今までの自動車の運転の概念が大きく変わることは間違いありません。

アウディ A8が欲しい!日本では自動運転レベル3は運転できる?

現在の法律では自動運転レベル3は運転できない!

自動運転 イメージ画像

出典:©iStockphoto.com/ chombosan

結論から申し上げますと、現在、自動運転レベル3は日本の法制度のもと、公道を走ることはできません。
交通事故死者の低減や交通渋滞の緩和などのメリットがあることはわかっていますが、まだ法律などの整備が追いついていないのが現状です。

現在の交通関連法規は「ドライバーによる運転」が前提となっています。
すでに実用化されている自動運転レベル2の自動車は、人による運転が主体のため、現行法で対応可能となっています。
自動運転レベルが上がることで「システムによる運転」となるため、法規を見直す点が非常に多くなります。
また、自動運転の技術もまだ確立していないこともあり、イノベーションを進めつつ、制度の設計をしなければならないことも課題の1つです。

自動運転レベル3 はいつから公道走行可能に?

東京オリンピックが開催される2020年が、自動運転レベル3の市場化のめどとなっています。
これは内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の「自動走行システム」研究開発計画によるものです。

2017年までに信号や渋滞などの情報を活用するシステム( レベル 2)の実現、2020 年にレベル3、2025 年にはレベル 4 のシステムの市場化といったようにステップアップを図る計画です。

2020年に開催される東京オリンピックは特にキーポイントとなっています。
東京都の発展や、高齢化社会に向けた交通システムの運用などの課題解決も含めて、自動運転の実用化に取り組んでいく計画となっています。

以下の記事もおすすめです。

自動運転レベル3までの自動車保険は登場

自動車保険と自賠責保険

自動運転中に事故が起こってしまった場合、自動運転レベル3までならば、自動車保険が使える商品があります。
例えば、損害保険ジャパン日本興亜株式会社では、「被害者救済費用特約」を新設、「無過失事故の特則」の改定などで、自動運転レベル3までのリスクに対応した商品を2017年7月から販売しています。
しかし、自動運転レベル4以上の車の場合は、さらに考え方が複雑になってきます。
大学との共同研究により事故発生時の賠償関係の責任を整理するなど、進めていく計画です。

自動運転にはまだまだ不安な要素もありますが、技術の発展に合わせて法律や自動車保険の整備もされるので、今後に期待しましょう。

自動車保険については以下の記事がおすすめです。

アウディ A8・自動運転レベル3の今後の情報に期待!

アウディ A8 スクープ画像

アウディ A8 スクープ

自動運転なんてまだまだ先、と思っていた人も、アウディ A8の「Traffic Jam Pilotシステム」を見たら「自動運転は現実のものだ!」と感じるでしょう。
すでに自動ブレーキシステムにお世話になっている人も多いと思いますが、これからどんどん、車の運転を車のシステムにおまかせする時代がやってきます。
時代を先どるアウディ A8、そしてこれからの自動運転に期待ですね。

各社新型車情報はこちら

自動運転についての記事はこちら

この記事の執筆者

あかねこの執筆者の詳細プロフィール

自動車部品メーカーで庶務をしていましたが、車の勉強は始めたばかりです。 愛車はダイハツ・ムーヴラテ、憧れの車はトヨタ・S-FR。 スポーティでかわいい顔立ちの車が好きです!...