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【アウディS8/S8 プラス】価格&実燃費からターボやハイブリッドの評判まで

アウディのフラッグシップモデルであるA8をスポーティーな仕様にゲレードアップしたS8/S8 プラスは、アウディが誇る先進性、安全性、品質を高いレベルで融合した世界のVIPが選ぶ1台です。 そのS8/S8 プラスのに導入されている最新時術をまとめました。

アウディS8とは?

アウディ S8

アウディS8は、アウディA8をベースとして開発されました。
エンジン、足回りなどを徹底的に見直し再設計、スポーティな装備を搭載したアウディの最高級車に位置するモデルです。
アウディA8は、アウディの「フラッグシップ・サルーン」ですが、それを超えたアウディS8は「フラッグシップ・スポーツサルーン」と言える性能と装備を備えるアウディを代表する1台と言えるでしょう。


ベースとなったアウディA8とは?

アウディ A8

アウディA8は、アウディのフラッグシップとして1994年にデビューし、日本に導入されたのは翌年の1995年になります。
その最大の特徴は、シャーシにアルミ製のASF(アウディスペースフレーム)を採用しボディもアルミ製、オールアルミとすることで、大型サルーンでありながらも、車重と燃費を抑えることに成功した画期的な車です。

アウディの最先端の技術を惜しげもなく投入し、性能、デザイン、先進性、安全性、品質を最高のレベルで兼ね備えた世界のVIPが選択する車の1台です。
ラインナップには、市販車としては数少ない「W型12気筒エンジン」を搭載したモデルも存在します。

Sの称号

アウディ S8

アウディの車は、アルファベットで始まるシリーズで構成されています。
メルセデス・ベンツやボルボなど欧州の自動車メーカーによく見られます。
数字で始まるシリーズとしては、BMWやプジョーがあります。
ロータスの車名は必ず「E」で始まります。
このように一定の規則によって付けらる車名は覚えやすく、区別が容易でわかりやすいですね。

アウディのシリーズ名は、大きく7つに分類されます。

アウディ車のシリーズ
A基本モデル(乗用車)
S line基本モデルにスポーティな個性を与えるパッケージ
S基本モデルをベースとした、よりスポーティに仕上げたモデル
RSレースで培った技術をフィードバックしたハイパフォーマンスカー
R8スーパースポーツカー(いわゆるスーパーカー)
TTコンパクトリアルスポーツカー
QSUVモデル
*S lineはAシリーズのオプションとして選択できるパッケージ

Sシリーズの「S」は、Sport(スポーツ)に由来します
Aシリーズをベースに、エンジンや足回り、スタイリングをよりスポーティにグレードアップさせています。

S lineは、Aシリーズのオプションパッケージです。
サスペンションやホイール、外装部品などがセットになっており、S風になるパッケージですが、Sと同等になるわけではありません。
オプションパッケージ価格は、Aシリーズのベース車両によって異なります。

歴代のアウディS8

アウディ S8

日本でのアウディS8の歴史はまだ浅く、日本に正規導入されたのは21世紀に入ってからです。
現行車のアウディS8は3代目にあたります。
では、アウディを代表する歴代のアウディS8を紹介します。

初代(1994 - 2003年)

初代は1994年に登場しました。
日本への正規導入は2001年から開始されました。
アルミ製のスペースフレーム( AFS:アウディスペースフレーム)に同じくアルミ製のパネルを採用し、サスペンションもアルミ製と徹底したオールアルミのボディでデビューしました。
エンジンは、 4.2L V型 8気筒DOCH(5バルブ)で、出力は360ps/7,000rpm、43.9kgm/3,300rpmでした。
駆動方式はもちろんクワトロ(フルタイム4WD)で、5速ティプトロニックを採用しました。

2代目(2006 - 2010年)

ASF(アウディスペースフレーム)を採用したアルミ製ボディはそのままに、エンジンはアウディ初の5.2L V型10気筒エンジンを搭載し450PS/7,000rpmを絞り出しました。
クワトロ(フルタイム4WD)+6速ティプトロニックという組み合わせで、先代よりもスムーズな走りを実現しました。
現在もアウディのアイデンティティと言える「シングルフレームグリル」が採用され、現代のアウディのデザインに通じる一貫性を見て取れます。

3代目(2011 - 現在)

現行のアウディS8は3代目にあたります。
2011年にフランクフルトショーにて発表され、日本には2012年に正規導入されました。
ASF(アウディスペースフレーム)は勿論採用されています。
シリンダーオンデマンド(8気筒エンジンに負荷がかかっていない場合に半分の4気筒を休止させる機能)、スタートストップシステム(アイドリングストップ)、エネルギー回生システム(制動時に発生するエネルギーをバッテリーに蓄電するシステム)などの最新技術を装備し、現在まで数回のマイナーチェンジを行っています。

アウディS8 プラスとは?

アウディ S8 プラス

S8の上位に位置するのが「S8 プラス」です。
2015年に発表され、日本では2016 年にデビューしました。
現在日本の正規ディーラーでは、S8はカタログには掲載されておらず、S8 プラスのみが販売されています。
600馬力を超えるエンジンは、最高速度305km/hに達しますので(オプションのダイナミック・パーケージ選択時)、正にスーパーカーに匹敵する動力性能を発揮します。
これがフラッグシップ・サルーンでありながら、フラッグシップ・スポーツでもある理由です。

アウディS8/S8 プラスの気になる価格!

アウディ S8 プラス 内装
新車 車両価格
A8 3.0 TFSI クワトロ11,290,000
A8 L W12 クワトロ22,400,000
S8[17,820,000]
S8 プラス20,080,000
[単位]円(消費税込み) [発売当時]

アウディを代表するフラッグシップだけあり、ベースとなる A8の3.0L エンジン搭載車でも約1,100万円のプライスタグが付きます。
A8の最高峰である 6.3L W12(W型12気筒エンジン)搭載車はその倍で約2,200万円です!

S8は、現在日本の正規ディーラーにてS8 プラスのみ販売されています。
車両価格は約2,000万円です。
オプション、スペシャルオプションを加えると、あと数百万円は必要になりそうです。


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アウディS8/S8 プラスの驚異のスペック

アウディ S8 プラス エンジン
A8 3.0 TFSI
クワトロ
A8 L W12
クワトロ
S8S8 プラス
エンジン種類V型6気筒DOHC
スーパーチャージャー
W型12気筒DOHCV型8気筒DOHC
インタークーラー付
バイターボ
V型8気筒DOHC
インタークーラー付
バイターボ
排気量3.0L6.3L4.0L4.0L
最高出力228[310]/5,500-6,500368[500]/6,200382[520]/5,800445[605]/6,100-6,800
最大トルク440[44.9]/2,900-4,500625[63.7]/4,750650[479.4]/1,700-5,500700(71.4)/1,750-6,000
トランスミッション8速ティプトロニック8速ティプトロニック8速ティプトロニック8速ティプトロニック
駆動方式クワトロ - 4WDクワトロ - 4WDクワトロ - 4WDクワトロ - 4WD
使用燃料ハイオクハイオクハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm
A8 3.0 TFSI クワトロA8 L W12 クワトロS8S8 プラス
全長5,1455,2755,1455,145
全幅1,9501,9501,9501,950
全高1,4651,4651,4551,455
ホイールベース2,9903,1202,9952,995
車両重量1,9302,2002,0802,110
乗車定員5455
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

S8 プラスは、A8の W12エンジン搭載車(以下、W12)から、ダウンサイジング+バイターボ(ツインターボ)と環境を配慮した仕様にはなっていますが、最高出力は W12の500psに対して605psですので、運動性能的にはW12よりお得感があるように思えます。
しかし、W12は4名乗りで、S8 プラスは5名乗りです。
W12は後部座席がオーナー席となるVIP仕様と言えますので一番高価であることは当たり前?なのかもしれません。

アウディS8/S8 プラスのアウディスペースフレーム

アウディ A8 フレーム

アウディ A8 フレーム

ASF(アウディスペースフレーム)は、オールアルミ製のスペースフレームです。これは車の軽量化を狙ったもので、その恩恵は運動性能や省燃費に大きく貢献します。
車の基本構造は、大きく分けるとスペースフレームとモノコックがあります。

アウディはアルミを使用する場合、モノコックよりスペースフレームの方が効果的であることを研究から導き出し、ASFの進化は現在も続いています。
3代目のA8/S83に採用された新ASFは、4種類の素材を採用しています。
アルミニウム、スチール、CFRP、マグネシウムの4種類が適切な部分に使用することで、ねじれ剛性を従来型比で33%向上させることに成功しました。

アウディS8/S8 プラスの実燃費と燃費向上対策

アウディ S8
A8 3.0TFSI クワトロA8 L W12 クワトロS8S8 プラス
JC08モード燃費12.58.910.59.4
実燃費約 9.0約4.0〜5.0約 7.5約6.5
[単位]km/L

サルーンしては軽い車重とはいえ、2トンもあるため、燃費には辛い車です。
特にA8 L W12は、2.2トンもあるため、実燃費はスポーツカーレベル並に低い値です。
しかし、エコ運転を心がければもっとA8/S8の燃費はもっと向上するでしょう。
それは下記の燃費向上対策を搭載しているからです。
 ・筒内直接噴射
 ・気筒休止システム
 ・スタートストップシステム
 ・エネルギーリカバリーシステム
 ・電子スロットル バルブコントロール
 ・可変カムシャフト コントロール
燃費は搭載している装備と運転の仕方で向上するものです。

アウディS8/S8 プラスの試乗インプレッション

アウディ S8 プラス

S8 プラスを実際に運転してみると、余裕のある馬力とトルクのおかげで2トンという車重を感じることはありません。
全長、全幅とも一般的な乗用車より一回り以上大きいので、慣れるまでは車両サイズを気に掛ける必要があります。
運転席周りの操作スイッチ類はちょっと慣れれば、ブラインドタッチで操作可能だと思いました。

内装の品質は、日本の車で比較対象になるものはないと思います。
確かに日本車の品質も良いのですが、車作りの考え方や文化の差が現れているのではないでしょうか。

運転するのは楽しいのですが、目的地まで後部座席でゆったりと寛ぎたいという気分にさせられます。

「グーネット」でのアウディS8についてのレビュー

【総合評価】2013年12月登録のS8フルオプション(サンルーフあり ナイトビジョンあり コンフォートパッケージあり プライバシーガラスあり)・グレイシアホワイト・アルミはWORKグノーシスFCV04 21インチに変更した以外はすべてノーマルです
3年で走行距離・14,000km 故障なし
燃費は平均7km 3年でタイヤ交換済
購入時価格1,700万円→現在(28年9月)の査定813万円(↓涙↓涙↓)
サイズが大きいので駐車場注意必要・発進時は多少モタつきますが走り出せば完璧な走行性能
ゴルフバックは4個無理です アイドリングストップはおまけ程度と考えて下さい アルミ交換すると本当にハンドルが軽く走りが軽快になりました 尚、冬タイヤ必要な地域の方は20インチのピレリのウインターソットゼロと20インチのユーロテックアルミで充分です 21インチの冬タイヤはありませんので・ オプションはサンルーフは絶対お勧めです、ナイトビジョンは普段全く使いません・B&Oは純正のBOSEと大した変わらないので気にしなくていいと思います・アルミは社外はカスタムオーダー品しかありませんので予算と相談ですね・BBS等はキャリパー干渉するので不可です
購入するなら絶対新車ではなく程度のいい低走行のディーラー認定中古車が絶対お勧めです 何せ走行少なくても3年で新車価格の半分の査定額です(笑&涙)とにかく自分で運転して楽しいクルマです!後部座席で優雅に乗るクルマではありません

出典:http://www.goo-net.com/

アウディS8/S8 プラス 映画「トランスポーター」に登場

アウディ S8 プラス

ジェイソン・ステイサム主演の映画「トランスポーター」の第2作(2005年)、第3作(2008年)にジェイソンとのダブル主演といってもいいほど存在感があったのが「Audi A8 6.0 W12」です。
映画の撮影用に市販車ではなく特別に仕上げられた車で、S8の部品も使用するなどアウディの全面協力の元で最高の走りを実現しているという意味では、アウディの最新技術が役に立ったということではないでしょうか?
この映画の影響でA8を購入した人も多いようです!

2015年のエド・スクライン主演の「トランスポーター イグニション」にはAudi S8が愛車として登場しました。
どの映画もAudi A8/S8が活躍する第1級のアクション映画です。

まだご覧になったことがない方は是非一度観てください!

アウディS8/S8 プラス ハイブリッド MHEV

アウディ MHEV

アウディが2017年に市場導入を予定しているのが「48Vのマイルド・ハイブリッド」システム、MHEV(Mild Hybrid Electric Vehicle)です。
最初にA8への搭載を予定しますので、S8にも採用されるでしょう。

「マイルドハイブリッド」とは、エンジンとモーターを別々に動かすことはなく、モーターはエンジンのサポートする役割となります。
モーターはサポート用小型モーターなので、電気自動車のようにモーターだけの走行はできません。
ハイブリッドにはもう一つ、「ストロングハイブリッド」という方式があります。こちらは走行条件に応じてエンジンとモーターを使い分けるもので、トヨタのプリウスが採用しています。
燃費的にはストロングハイブリッドの方が有利のようですが、車両価格を含めたトータルコストを考えるとマイルドハイブリッドの方が安価になると言われています。

アウディS8/S8 プラスはアウディのフラッグシップスポーツ!

アウディ S8 プラス

アウディS8/S8 プラスについてご紹介してきましたがいかがでしたか?

ベースとなるA8は、アウディのフラッグシップ・サルーンという立場ですから、常にアウディの最新技術が惜しげもなく導入されています。
その充分過ぎる性能を誇るA8に対して、さらに走りを重視した性能を加えた車が「アウディS8/S8 プラス」でなのです。

また、2017年は、MHEVという新しい技術を導入し、未来を先取るA8/S8/S8 プラスから目を離すことができません。

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アウディ S8のライバル車はこちら

この記事の執筆者

久太郎この執筆者の詳細プロフィール

漫画「サーキットの狼」がきっかけとなり、1970年後半のスーパーカーブームに感化され未だにその熱が覚めず現在に至る。 特にヨーロッパ車の文化とデザインに魅了された車好きです。 現在の愛車はちょっと古めのフェラーリです。 この車は、工業製品でありながら芸術品でもあり、次のオー...