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【ユーノス ロードスター 総まとめ】ハードトップから燃費と中古車・カスタム専門店など

「ユーノス」と聞くとピンと来ない人もいるかもしれませんが、ユーノス ロードスターは初代NA系のマツダ ロードスターのことを指します。今回は、ユーノス ロードスター9年間の歴史や、中古車・カスタム専門店情報、ハードトップ・ソフトトップの人気度について詳しく解説していきます。

【最新情報】ユーノス ロードスター(初代)のレストアサービスが開始

オートモビルカウンシル2017のプレスカンファレンスで発表

オートモビルカウンシル2017 マツダ

© MOBY

2017年8月4日から8日まで開催される「オートモビルカウンシル2017」のプレスカンファレンスにて、マツダは初代ロードスター(ユーノス ロードスター・NA型)のレストアサービスを開始すると発表しました。

レストア事業とは、メーカーが車を預かりオリジナルに近い状態にリフレッシュするもので、2017年内に受付を開始し、2018年初頭からサービスを開始する予定です。

レストアについて詳しくはこちら

ユーノス ロードスターは初代マツダ ロードスター!

ユーノス ロードスターとは、いわゆるマツダのFRオープンスポーツカーであるロードスターの初代NA系モデル(1989年9月から1998年1月)のことを言います。
一見マツダブランドの自動車とは思えないネーミングですが、あえてマツダの自社の名前を伏せて販売を展開していたのです。
結果として当時は消えかけていたライトウェイトスポーツカー(LWS)のブームが再燃されたのです。

マツダ ロードスターについて詳しく!

ライトウェイトスポーツとは

ユーノス ロードスターの「ユーノス」とはどんな意味?

ユーノスとは、1989年から1996年までマツダが持っていた自動車ブランドのことを指します。
1989年依以前のマツダは、販売系統が「マツダ・マツダオート・マツダモーターズ・オートラマ」の4系統が存在していました。
しかし当時は、トヨタ自動車の販売系列が「トヨタ・トヨペット・カローラ・オート・ビスタ」の5系統、日産自動車の販売系列が「日産・モーター・プリンス・サティオ・チェリー」の5系統であったため、マツダも5系統の販売系統を持つために(マツダ5チャンネル化)、ユーノスブランドが追加されたのです。
1996年には、ユーノスはアンフィニ(旧マツダオート)店と統合し、マツダアンフィニとなります。

マツダ社の歴史についてはこちらの記事で!

ユーノス ロードスターの顔は「能面」?

ユーノス ロードスター

ユーノス ロードスターのプロダクトデザインは、マツダ センティアも手掛けた田中俊治氏というデザイナーによるものです。
田中氏は、当時「能面」作りに凝っていたそうで、ロードスターを日本文化を色濃く反映させたデザインにするため、フロントマスクを能面の1つ「小面(こおもて)」をモチーフとし、さらにサイドラインは同じく能面の「若女(わかおんな)」を横から見た形をモチーフにしています。
フロントから見ると、確かに平らで細いヘッドライトは小面の目のようで、ぽっかりと開いたグリル部分は口のように見えます。
サイドから見ると、ボンネットが額でフロントウィンドウが鼻、あごのラインはトランクという見方ができます。

ユーノス ロードスターの型式・グレードの変化を辿る

ユーノス ロードスターは、大きく分けて「E-NA6CR」と「E-NA8C」の2つの型式に分類でき、前者は1.6L 直列4気筒DOHCエンジンを搭載したいわゆる前期型、後者は1.8L 直列4気筒DOHCエンジンを搭載した後期型となります。
それでは、前期型・後期型に分けて、それぞれのグレードラインナップ追加の歴史を辿ってみましょう。

4気筒エンジンとは

DOHCとは

ユーノス ロードスター前期型「E-NA6CR」のグレードの歴史

ユーノス ロードスター Vスペシャル

1989年-1990年

販売当初は5速MTのベースグレードのみでしたが、翌年の1990年に4速ATを選択可能になります。
同年夏に1周年記念として、本革シートとウッドステアリングを装着したクラシック仕様の「Vスペシャル」という上級グレードが販売されます。

1991年-1992年

イエローボディの特別仕様車「J-リミテッド」が5速MT限定で販売されます。
翌年1992年には3周年記念として足回りを強化し、ステアリングやシフトノブに本革を仕様した「Sスペシャル」、さらに「Sスペシャル」の足回りをそのままに、ブラックボディに赤のインテリアが特徴の「Sリミテッド」が販売されました。

ユーノス ロードスター後期型「E-NA8C」のグレードの歴史

ユーノス ロードスター Jリミテッド

1993年

新しいエンジンを搭載し、マイナーチェンジが行われます。
グレードはノーマルベース・クラシック仕様の「Vスペシャル」、スポーツ性能重視の「Sスペシャル」は前期型と同様で、新たにソフトトップの幌を淡色にした「Vスペシャル タイプⅡ」が追加されました。

1994年

前期型が限定販売した「Jリミテッド」が後期型バージョンの「JリミテッドⅡ」に改良され、販売されます。
さらに同年、「Sスペシャル」をベースに、1インチサイズアップした15インチタイヤや深い青緑色が特徴の「RSリミテッド」が500台限定販売されます。

1995年

「RSリミテッド」同様の15インチタイヤの装着・紺色のボディ色採用・走行性能アップがされた「Rリミテッド」が1000台限定販売されます。
また、グレード体系を新たにし、ノーマルベースと「Vスペシャル / VスペシャルタイプⅡ」に加え、ノーマルベース車にパワーウィンドウを付けた「Mパッケージ」、フライホイールを軽量化するなどスポーツ性能をさらに高めた「SスペシャルⅠ / SスペシャルⅡ」をラインナップしました。

1996年

「SスペシャルⅠ」をベースにした「VRリミテッド」を追加し、赤いボディに淡色の幌は「コンビネーションA」、濃緑色のボディに濃緑色の幌は「コンビネーションB」として販売されました。
12月には、「Sスペシャル」ベースの赤色本革シートやカーペット採用の「R2リミテッド」と、「Mパッケージ」をベースに、幌がブルーでミラーがクロームメッキ加工された「B2リミテッド」が設定されました。

ユーノス ロードスターのスペック

ユーノス ロードスターは、コンパクトなオープンカーという位置づけですが、ボディスペックを数値で見てみましょう。
以下に紹介するスペックは、前期型の数値です。
(後期型との違いは車両重量のみで、後期型はMTが990kg、ATが1,020kgです。)

全長全幅全高
3,9701,6751,235
ホイールベース車両重量乗車定員
2,265990(MT)/1,020(AT)2
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

ユーノス ロードスターの中古車市場の相場は?

ユーノス ロードスターの中古車は、安くて30万円台、高くても130万円台の相場となっています。
Vスペシャルやリミテッド系のグレードは相場の高い位置にありますが、それでもグレードによって中古車価格にそこまで大きな差はあるわけではありません。
着目すべきは好みのグレードと走行距離くらいでしょう。
以下にユーノス ロードスターの中古車価格情報を掲載しておきます。


中古車情報
システムメンテナンス中


ユーノス ロードスターの燃費は?カタログ燃費と実燃費比較

ユーノス ロードスターは走り優先のスポーツカーなので、燃費性能を気にするのは野暮かもしれませんが、参考のため以下にカタログ燃費と実燃費を表にまとめて紹介します。(実燃費は編集部調べ)
掲載する燃費については、前期型と後期型に分け、ノーマルベースのグレードに限定します。

前期型「E-NA6CR」後期型「E-NA8C」
JC08モード燃費12.0(MT)/10.2(AT)12.0(MT)/10.2(AT)
実燃費8〜1411.09
[単位]km/L

ユーノス ロードスターのカスタム専門店をピックアップ

ユーノス ロードスターはれっきとしたスポーツカーです。
未だに多くのオーナーが手入れやチューンナップを続け、ときにはサーキット走行にロードスターを繰り出すこともあるでしょう。
そういった方に需要があるのはカスタム専門店です。
ユーノス ロードスターも例外なくカスタムやメンテナンス、チューンナップの専門店がいくつも存在します。
そこで、その中からいくつかピックアップしてご紹介しようと思います。

ユーノスロードスター専門店

マツダのユーノスロードスター店に勤務していた整備士さん達が中心の、ユーノス ロードスターのみを取り扱う専門店です。
中古車の取り扱いから塗装やメンテナンスなど、幅広いサービスを提供してくれます。

RSファクトリーステージ

サーキット走行を念頭に置いたチューンナップを得意とするロードスター中心のカスタム専門店です。
カスタムパーツ販売や幌交換などのサービスも行っており、全面的にロードスターのオーナーをサポートする体制をとっています。

ノガミプロジェクト

NA型(ユーノス ロードスター)を含む、ロードスターのスーパーチャージャーや、エンジンチューンを得意としている専門店です。
ターボホースやインテークホースなどのオリジナルエアロパーツの販売も行っています。

ユーノス ロードスターのハードトップは人気?口コミでチェック

オープンカーの屋根部分の覆いには、布製のソフトトップと、金属製のハードトップの二種類があります。
ユーノス ロードスターの標準装備は全てソフトトップですが、オプション装備にするか、もしくはカスタムパーツとして購入することでハードトップにすることも勿論可能です。
ところでロードスターは、ソフトトップとハードトップのどちらが人気なのでしょうか?
まずはそれぞれのメリットを紹介し、実際に試乗した人のレビューを紹介していきたいと思います。

ソフトトップのメリット

何よりも、走行を軽快にする「軽さ」が一番のメリットと言えるでしょう。
ソフトトップの重量は、ハードトップの重量よりも20〜30kg程度軽いです。
また、ハードトップよりも20〜30万円ほど安い点や、折りたたみがしやすく、荷室を圧迫しないことも大きなメリットです。
ただやはり値段や便利さ以上に、カッコ良さや走りを重視する場合にソフトトップが適しています。

ハードトップのメリット

ソフトトップのデメリットとも言える、痛みの早さはハードトップには無縁です。
ソフトトップで屋外駐車をしようものなら、車内温度は急激に上昇し、紫外線によって布が縮むことで劣化するという問題点も、ハードトップにはありません。
また、通常の自動車の屋根程ではありませんが、防音性もある程度確保することができます。
現在は電動開閉式のハードトップが主流で、実用性の観点からはハードトップのデメリットは限りなく減ってきています。

ソフトトップ利用者のレビュー

まずは想定される通り、幌からの雨漏りは避けられないようです。
しかしそういった環境の中でも、幌のみによって区切られる、車内と自然との境界を楽しむという方も見られます。
ポジティブに捉えれば、愉しむ要素の1つとなるということですね。

また、ハードトップを利用してはいるものの、幌を取り付けて走ることを強く望んでいるドライバーも見られました。
オープンへの切り替えのし安さもソフトトップの魅力です。

ハードトップ利用者のレビュー

幌によって隠されてしまう後方の視界が広がることがハードトップのメリットという口コミが見られました。
また、雪国のような紫外線の強い環境で使用するとなると、実用性を重視してハードトップを選択する人もいるようです。

また、前述のハードトップから幌に替えたドライバーとは反対に、ハードトップの上から幌を被せたドライバーもいるようです。
このドライバーが幌を使っていた頃に気にしていた点は、やはり雨漏りとのことでした。

総評すると、ハードトップもソフトトップも一長一短ですが、実用性ではハードトップが、走りを楽しむ上ではソフトトップが人気という結論にまとめられるでしょう。

ソフトトップとハードトップの違いについてさらに詳しく

マツダの挑戦が詰まったスポーツカー ユーノス ロードスター

左 初代NA 右 4代目 ND

マツダ ロードスター 左 初代NA 右 4代目 ND

ここまで、ユーノス ロードスターの登場の経緯、9年間の販売の歴史からスペックや燃費などの基本情報、中古車相場やカスタム専門店情報、ハードトップ・ソフトトップの利用者のレビューなどを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
消えかけていたライトウェイトスポーツカーのブームは、90年代には非常に盛んになり、ユーノス ロードスターはその火付け役という重要な役割を果たしました。
今でもロードスターは可愛らしいサイズやオープンクルージングに最適なボディが多くの人に愛されており、ロードスターの火は未だ燃え続けています。

マツダ ロードスターの最新情報はこちら

スポーツカーについての記事はこちら

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