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【新型ホットハッチ徹底比較】シビックタイプRvsメガーヌRS|ライバル車対決

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSのどちらが良いのか、スペックや速さだけでなく価格や燃費でも比較していきたいと思います。FF最速との呼び声が高い2台の頂上決戦はどちらに軍配が上がるのでしょうか。

シビックタイプRとは

2017年モデル ホンダ・シビックタイプR

ホンダ シビックタイプR 2017

シビックタイプRはホンダが生産・販売するハッチバック型の乗用車です。
ホンダ・シビックをベースにエンジンやサスペンションをチューニングした「タイプR」のモデルとして、1997年に初代シビックタイプRが発売されました。
しかし、日本で生産されたのは初代モデルと3代目モデルのみで、2代目と4代目以降は海外の工場で生産されるようになり、日本販売は輸入車として数量限定で販売されています。
今回紹介するモデルは、2017年4月から欧州で販売された5代目シビックタイプRであり、ベースとなっているシビックは7年ぶりに日本で生産・販売されるため、シビックタイプRの日本生産復活も期待ができます。

ホンダ新型シビックタイプRについての記事はこちら

メガーヌRSとは

2014年モデル ルノーメガーヌR.S.

ルノー メガーヌ RS 2014

メガーヌRSは、フランスのメガーヌ社が生産・販売するハッチバッグ型の乗用車です。
ルノーが1995年から販売するCセグメントのメガーヌをスポーツ向けのエンジン、サスペンションにチューニングしたものであり、発売当初は「メガーヌ ルノースポーツ(Mégane Renault Sport)」という車名で発売されました。
現行型メガーヌRSは、2010年発売の3代目メガーヌのスポーツ版「メガーヌ
ルノー スポーツ250(Megane Renault Sport 250)」の進化形であり、「ルノースポーツ メガーヌRS 275トロフィー(Renault Sport Mégane R.S. 275 Trophy)」というのが最新モデルになります。

ルノー・メガーヌRSについての記事はこちら

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSのサイズで比較

ルノー メガーヌ RS 275 トロフィー 2014
ホンダ シビック タイプR 2017

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSを車体サイズ、車重、乗車定員で比較していきたいと思います。

ホンダ新型シビックタイプRルノー新型メガーヌRS
全長4,5574,320
全幅1,8771,850
全高1,4341,435
ホイールベース2,6992,640
車両重量1,380-1,4201,420
乗車定員45
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

車体サイズは、シビックタイプRのほうが大きいです。
特に全長で約200cmも違うのは、空力や開口部を大きい開口部が左右にあるバンパーや大きいGTウィングの影響でしょう。

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSのスペックで比較

ホンダ シビック タイプR 2017

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSをパワートレインと運動性能で比較していきたいと思います。

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSのパワートレイン

ホンダ新型シビックタイプRルノー新型メガーヌRS
エンジン種類直列4気筒DOHCターボ直列4気筒DOHCターボ
排気量2.0L2.0L
最高出力235[320]/ 6,500201[273]/ 5,500
最大トルク400[40.7]/ 2,500~4,500360[36.7]/ 3,000
トランスミッション6速MT6速MT
駆動方式FFFF
使用燃料ハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSの加速性能と最高速

ホンダ新型シビックタイプRルノー新型メガーヌRS
0-100km/h 加速5.86.0
最高速度272250
[単位]0-100km/h加速:s[秒]、最高速度:km/h

2台ともエンジンは2.0L直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載していますが、最高出力・最大トルク共にシビックタイプRが優っており、パワーウエイトレシオもシビックタイプRが優れています。
その影響で、加速性能と最高速ともにシビックタイプRが優れ、「エンジンのホンダ」というのを再確認させられる結果といえるでしょう。

馬力/トルクに関する詳細説明はこちらの記事

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSのニュルブルクリンクラップタイムで比較

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSは、両方とも開発テストの場にドイツ・ニュルブルクリンクオールドコースを使用しています。
現代のスポーツカー開発は、コンパクトスポーツからスーパーカーまでニュルブルクリンクを開発の場としており、ラップタイムがその車の性能を測る指標にもなっています。

ホンダ新型シビックタイプRルノー新型メガーヌRS
ニュルブルクリンク
ラップタイム
7分43秒7分54秒

ラップタイムはシビックタイプRの勝ちです。
上の動画を見比べてみると、シビックタイプRは路面からの縁石に乗った時や路面凹凸を走った際に、路面状況がドライバーに伝わってくる感じがします。
おそらくサスペンションのショックアブソーバーが固く、サーキットを意識したセッティングとなっているのでしょう。
一方メガーヌは、路面の凹凸や縁石に乗り上げた時の車内に伝わる突き上げ感は少なく車内の振動は少ないため、サスペンションがシビックよりも良く動いているように思います。
直線スピードではメガーヌが時速250キロで頭打ちとなっているのに対し、シビックタイプRは時速264キロも出ているため、パワーは圧倒的シビックタイプRがあります。
しかし、乗り心地は路面の凹凸をうまく吸収してくれるメガーヌのほうが良く、長時間運転での疲労度はシビックタイプRより抑えられるでしょう。

ニュルブルクリンク24時間耐久レースについての記事はこちら

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSの燃費で比較

ガソリンスタンド 給油 クラシックカー

出典:©everystockphoto.com/ reynermedia

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSを実燃費値で比較していきたいと思います。
(下記の表の実燃費は編集部調べの平均値)

ホンダ新型シビックタイプRルノー新型メガーヌRS
JC08モード燃費--
実燃費10.69.5
[単位]km/L

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSは、JC08モード燃費値がカタログスペックにないため、海外の口コミサイトから実燃費を割り出してみると、シビックタイプRのほうが低燃費です。
パワーがありつつ燃費も良いというのは歴代シビックに通ずるもので、最新型で320馬力も出ているのにメガーヌより低燃費というのは立派です。

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSの価格で比較

自動車 金額 価格 円

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSを新車価格で比較していきたいと思います。

ホンダ新型シビックタイプRの価格

ホンダ新型シビックタイプR
北米販売価格33,900
日本予想販売価格450万
[単位]北米販売価格:ドル、日本予想価格:円(消費税込み)

ルノー新型メガーヌRSの価格

ルノー新型メガーヌRS価格
北米販売価格メガーヌR.S.:48,990
メガーヌR.S. トロフィー:52,990
メガーヌ R.S. トロフィー -R:61,990
日本販売価格メガーヌR.S. 273 ファイナルエディション:399万
メガーヌR.S. トロフィー:426万
メガーヌR.S. トロフィー -S:477万
メガーヌ R.S. トロフィー -R:499万
[単位]北米販売価格:ドル、日本予想価格:円(消費税込み)

シビックタイプRは最近になり北米で販売され、33,900ドルというのは日本円にして375万円です。
この価格のままで日本でも販売してくれればかなりお買い得だと思いますが、前モデルのシビックタイプRが日本で発売されたときは新車価格428万円であったため、今回の新型シビックタイプRが日本に入ってくるときは、フルモデルチェンジされたことも考慮し450万円というのが予想価格です。

一方、メガーヌRSはすでに日本で販売されており、399万円からと外国製ホットハッチにしてはお買い得感を感じる値段設定です。
しかし、日本に輸入されたメガーヌRSの4モデルはすべて限定発売であったため、すでに完売しています。
もう新車購入できないところは残念です。

新車購入についておさえておきたい重要事項はこちら

気になる次期メガーヌRSはどんな車か?

ホンダ シビックタイプR ルノー メガーヌRS

ホンダ新型シビックタイプRとルノー新型メガーヌRSを比較していきましたが、いかがでしたか。
最終的に速さ・パワー・燃費では新型シビックタイプRに軍配が上がりました。
シビックタイプRのデザインが好きで、走行会などでサーキット走行もしたいという方にはおススメです。
しかし、シビックタイプRはサーキット指向の強いレーシングカーのような作り込みがなされているため、街乗りで乗るには乗り心地はお世辞にも良いとは言えないでしょう。
それに比べ、メガーヌRSは速く走れて路面の凹凸を走っても車内の振動は少なく、エンジン音が室内に大きく聞こえないあたりは乗り心地がシビックより良いところです。
ニュルブルクリンクラップタイムに11秒シビックタイプRに負けているといっても、街乗りやワイディングを流す分にはメガーヌRSのほうが良いと感じます。

最後に、次期メガーヌRSの紹介を簡単にしたいと思います。ルノー・メガーヌは4代目となるメガーヌ4を2016年から販売しており、メガーヌ、メガーヌグランドツアラーなどはすでに新型となっています。
そして、現在のメガーヌRSの次期モデルは2017年9月のフランクフルトモーターショー発表され、2018年4月頃に発売されると見られています。
これは、かなり楽しみな車です。

MOBYでは、次期メガーヌRSの最新情報に注目し、随時新しい情報をお届けしていきますので、お楽しみにください。

ホットハッチに関する記事はこちら

新型メガーヌRSについての記事はこちら

逆輸入車についての記事はこちら

ホンダ・シビックについての記事はこちら

この記事の執筆者

池田ゆうきこの執筆者の詳細プロフィール

車も好きですが、実はバイクも好き。車の得意分野は1980年代・1990年代の国産ピュアスポーツカーと軽自動車で、国内・海外のモータースポーツは常にチェックしています。最近はイギリス車やフランス車にも興味有り。...