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新型トヨタ300系ハイエースがフルモデルチェンジ!スペックや燃費・価格・発売日を徹底予想!

トヨタハイエースがフルモデルチェンジを行います。現行型のハイエースは200系であり、フルモデルチェンジ以降の型式は300系となる見込みです。新型300系ハイエースの予想デザインや、スペック・価格・燃費・発売日などを紹介したいと思います。

トヨタ・ハイエースがフルモデルチェンジ決定?

トヨタ ハイエース

トヨタ ハイエース 2016

トヨタ ハイエースは、2018年にフルモデルチェンジされると見られています。

トヨタは2017年・2018年に商用車の新型導入とフルモデルチェンジを進める方針を打ち出しており、その代表的なのが2017年10月に発売予定の次世代タクシー専用車両「JPNタクシー」です。

トヨタ JPNタクシー

トヨタ JPNタクシー 2015年

これらは、2020年東京オリンピックを見据え、訪日外国人が乗ることの多い車両を改善することで世界中へのPRすることが目的であると考えられます。

また、ネット通販利用者の急増もあり、運搬車として使われることが多いハイエースの需要はこれからどんどん高まることが期待できるため、ハイエースのモデルチェンジ時期は今がベストといえるでしょう。

トヨタ・ハイエースとは

トヨタ ハイエース ワゴンGL 2WD 2700ガソリン

ハイエースはトヨタが生産・販売するキャブオーバーワンボックスカーであり、1967年から発売されるロングセラーモデルです。
長年、行政や企業が使う商用車として中心的な存在であり、輸送車、ハイヤー以外に、救急車や現金輸送車、福祉車両といった特種用途自動車にも使われています。

ハイエースは今まで4度のフルモデルチェンジが行われており、5代目となる現行モデルは200系ハイエースと言われ、今度のフルモデルチェンジでは300系になると見られています。

日本で最も盗難が多い車

トヨタ・ハイエースは日本で最も盗難が多い車であり、2007年から7年連続自動車盗難率ワースト1です。
その理由として、海外(特に発展途上国)での重要が非常に高いためプロの自動車窃盗団が盗難の標的とすることが多く、盗難されたハイエースのほとんどが海外へ密輸出されます。

姉妹車にレジアスエース・ベンチュリーがある

ハイエースの姉妹車にレジアスエースとベンチュリーがあります。レジアスエースは、1、4ナンバーのバンのみの販売であり、そのほかはハイエースとすべて同じ仕様です。
ベンチュリーはワンボックスカーの需要が多いタイで生産・販売されている車であり、トヨタハイエースのベースとした車です。

現行型ハイエースのスペック

ロング/標準
ロング/ワイド
スーパーロング/ワイド
全長ロング/標準:4,695
ロング/ワイド:4,840
スーパーロング/ワイド:5,380
全幅ロング/標準:1,695
ロング/ワイド:1,880
スーパーロング/ワイド:1,880
全高ロング/標準:1,980
ロング/ワイド:2,105
スーパーロング/ワイド:2,285
ホイールベースロング/標準:2,570
ロング/ワイド:2,570
スーパーロング/ワイド:3,110
車両総重量ロング/標準:3,035~3,155
ロング/ワイド:3,000~3,125
スーパーロング/ワイド:3,040~3,150
乗車定員ロング/標準:3、6
ロング/ワイド:2、5
スーパーロング/ワイド:3、6
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両総重量:kg 乗車定員:人
3.0L ディーゼルエンジン2.7L ガソリンエンジン2.0L ガソリンエンジン
エンジン種類直列4気筒DOHC直噴ターボ直列4気筒DOHC直列4気筒DOHC
排気量3.0L2.7L2.0L
最高出力106[144]/ 3,400118[160]/ 5,200100[136]/ 5,600
最大トルク300[30.6]/ 1,200~3,200243[24.8]/ 4,000182[18.6]/ 4,000
トランスミッション4速AT、5速MT6速AT6速AT、5速MT
駆動方式FR、4WDFR、4WDFR、4WD
使用燃料軽油レギュラーレギュラー
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

現行型ハイエースの燃費

3.0L ディーゼルエンジン2.7L ガソリンエンジン2.0L ガソリンエンジン
JC08モード燃費11.4【14.0】9.710.4【11.0】
実燃費8.06.08.8
[単位]km/L 【 】内はMT

トヨタ新型ハイエース 300系のデザイン

新型ハイエースはキャブオーバー型からセミボンネット型へ変更されると予想されています。

キャブオーバー型からセミキャブオーバー型の違いは

キャブオーバー型を採用する現行ハイエース

トヨタ ハイエースバン

現在、ハイエースに採用されているキャブオーバー型は、自動車の構造としてエンジンの上に運転席がある形状を指します。
200系ハイエースやバスは運転席が最前面へ出ていて、普通の車のようにボンネットが前に飛び出ていません。

一方セミキャブオーバーは、パワートレーンに運転席がやや被さる形態になるため、必然的にごく短いボンネットをもっています。トヨタの商用車タウンエース、乗用車ではアルファード、ノアのような車になります。

なぜセミキャブオーバーが採用されるのか

新型ハイエースになぜセミキャブーバーが採用されるかというと、衝突安全性の向上を図るためで、運転席・助手席の安全確保と衝突時の対車両、対歩行者への衝撃緩和が最大の目的です。

長年キャブオーバーだったハイエースも、安全基準が求められる昨今において、時代に適した車であることは重要です。
また、長い間ハイエースの弱点とされたエンジンが運転席の下にあることでの室内の熱と騒音問題に対しても、乗り心地を考慮したうえでのセミキャブオーバー採用に踏み切った要因といえるでしょう。

しかし、エンジンを運転席の前に載せることで、その分荷室長が短くなるため、積載量が少なくなるデメリットがあります。
新型ハイエースにセミキャブオーバーデザインが採用された場合、荷室のスペースが小さくなることは明確です。

フォルクスワーゲン・タイプ2[1950~1967年]

フォルクスワーゲン タイプ2 T1

出典:©everystockphoto.com/ hha124l

2016年モデル フォルクスワーゲン・トランスポーター

世界的に見ても、商用車がセミキャブオーバーであることは当たり前です。
世界で最も有名なワンボックスカーのフォルクスワーゲン・タイプ2も1990年からセミキャブオーバーにしており、現在フォルクスワーゲンの商用車向けワンボックスカーはすべてセミキャブオーバーです。

ハイエースがキャブオーバーからセミキャブオーバーになるのは、世界一位の自動車メーカーであるトヨタにとって当然の事と言えるでしょう。

トヨタ新型ハイエース 300系はプロエースのようになる?

2016年モデル トヨタ・プロエース 外観

トヨタ プロエース 外観 2016

2016年モデル トヨタ・プロエース 内装

トヨタ プロエース 内装 2016

2016年モデル トヨタ・プロエース 荷室

トヨタ プロエース 荷室 2016

新型ハイエースの外観はまだ判明していませんが、新型ハイエースの外観を予想するうえでキーポイントとなるのがトヨタ・プロエース(TOYOTA PROACE)です。

プロエースは、トヨタが欧州で販売するワンボックスカーであり、ハイエースと同様に商用車を目的とした車です。
2016年に2代目プロエースが登場し、セミキャブオーバーでサイズもハイエースとほぼ同じため、300系ハイエースもこのようなデザインになるのではないかと考えます。

プロエースは、仏プジョー・シトロエンを統括するPSA社とトヨタが共同で開発した車であり、現在はフランスにあるPSAの工場で生産が行われており、エンジンもPSA製のものが搭載されています。
トヨタはPSA社からOEM供給を受ける形で販売しており、PSA社が管理する自動車メーカーからは、シトロエンからスペースツアラー(SpaceTourer)、プジョーからエキスパート(Expert)として販売されています。

トヨタ・プロエースについての記事はこちら

トヨタ新型ハイエース 300系にセーフティセンスP採用なるか?

トヨタ セーフティセンス

現行モデルのハイエースには、トヨタの衝突回避支援パッケージのトヨタセーフティセンスPが装備されることが有力です。

ハイエースの最大ライバルである日産NV350キャラバンは、4ナンバーワンボックスで初めてエマージェンスブレーキを採用しているため、トヨタはそれ以上の衝突回避システムを導入することは必然です。

日産NV350についての記事はこちら

トヨタ新型ハイエース 300系の予想スペック

現行型トヨタ ハイエース

トヨタ ハイエースバン 2013年

予想する寸法・車体総重量・乗車定員

全長全幅全高
ロングバン:4,950
スーパーロング/ワイド:5,450
ロングバン:1,750
スーパーロング/ワイド:1,900
ロングバン:1,950
スーパーロング/ワイド:2,250
ホイールベース車両総重量乗車定員
ロングバン:2,985
スーパーロング/ワイド:3,450
3,000~3,2003、6[スーパーGL:2、5]
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両総重量:kg 乗車定員:人
荷室長荷室幅荷室高
バン2,7001,5301,320
スーパーロング3,3001,6501,700
[単位]荷室長・荷室幅・荷室高・ホイールベース:mm

新型ハイエースはセミキャブオーバーになることで全長は長くなりますが、荷室長が50センチほどは短くなると予想されます。

予想するパワートレイン

2.7L ディーゼルエンジン
[1GD-FTV]
2.7L ガソリンエンジン
[2TR-FE]
2.0L ガソリンエンジン
[1TR-FE]
エンジン種類直列4気筒DOHCターボ直列4気筒DOHC直列4気筒DOHC
排気量2.7L2.7L2.0L
最高出力130[177]/ 3,400125[170]/ 5,000~6,000103[140]/ 5,000~6,000
最大トルク450[45.9]/ 1,600~2,400250[25.4]/ 3,500~4,500190[19.3]/ 3,500~4,500
トランスミッション6速AT、6速MT6速AT6速MT、6速AT
駆動方式FF、4WDFF、4WDFF、4WD
使用燃料軽油レギュラーレギュラー
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

ハイエースのパワートレインは、ガソリンエンジンが2.0L 直列4気筒DOHC VVT-iの1TR-FE型と2.7L 直列4気筒DOHC VVT-iの2TR-FE型です。
これらは共にトヨタが大型SUVや商用車のタクシー・ワンボックスカー向けに作ったエンジンであり、フルモデルチェンジでガソリンエンジンの変更はないと思われます。

新しい排ガス規制への対応と馬力アップ、燃費向上はされるでしょう。

ディーゼルエンジンは、現行の3.0L 直列4気筒の1KD-FTVからランドクルーザープラドに搭載される2.7L 直列4気筒DOHCターボの1GD-FTVへ変更される見方が強いです。

トヨタ新型ハイエース 300系の燃費は

ガソリンスタンド 給油

新型ハイエースがセミキャブオーバーになることでエンジンにとってのメリットは、冷却効率が上がることです。
エンジンの冷却効率が良くなれば燃費向上にもつながるため、新型ハイエースには燃費値向上が期待できます。

新型ハイエースの燃費性能予想

3.0Lディーゼル
[1GD-FTV]
2.7L ガソリン
[2TR-FE]
2.0L ガソリン
[1TR-FE]
JC08モード燃費11.810.511.5
実燃費9.07.09.5
[単位]km/L

ディーゼルエンジンについての記事はこちら

トヨタ新型ハイエース 300系の価格は?

価格 お金 現金 費用 税金 維持費

新型ハイエースの新車価格は、現行型からほぼ変更されないでしょう。
過去にハイエースが100系から200系にフルモデルチェンジした際は、価格の変動はほとんどなく、300系へのモデルチェンジも値上げはないと考えています。

新型ハイエース 予想新車価格

新型ハイエース 新車価格
ロングバン220万~370万
スーパーロングバン250万~350万
[単位]円(消費税込み)

新車購入で抑えておきたい知識はこちらの記事を!

トヨタ・ハイエースの中古車情報

自動車販売店

ハイエースの中古車は豊富に流通していますが、中古車市場で長い間つねに人気車種であり、走行距離10万キロ以上でも200万~300万円するものもあります。20万キロを超えたものでも100万円以上するものもあり、現行の200系を購入するのであれば最低でも150万円は必要です。走行距離が5万キロ以下であれば200万円以上は必要です。

さらにショップのカスタムカーや、荷室をキャンピングカー仕様にカスタムしたものが多いため、新車価格より高額なものも多数存在します。
ここまで中古車で高いのであれば、思い切って新車を購入したほうが良いかもしれません。

ハイエース中古車価格
100系15万~230万
200系98万~779万
[単位]円(消費税込み)

中古車情報
システムメンテナンス中


中古車購入について抑えておきたい知識はこちらの記事を!

トヨタ新型ハイエース 300系の発売日は

カレンダー 2018年8月

出典:©iStockphoto.com/ bgblue

新型ハイエースの発売は来年2018年内だと考えられます。
ハイエース100系および200系の発売が8月に行われており、一部改良やマイナーチェンジも夏に集中しているため、2018年8月が新型ハイエースの発売日になると予想します。

新型ハイエースにハイブリッド搭載なるか

トヨタ ハイエース/日産 e-NV200

トヨタ ハイエース 日産 e-NV200

トヨタ・ハイエースのフルモデルチェンジについて紹介していきましたが、いかがでしたか。
最後に気になる点は、新型ハイエースにハイブリッドやプラグインハイブリッドが登場しないかということです。

トヨタはディーゼルエンジン搭載する車種には、他モデルにハイブリッドを出さないため、ハイエースのフルモデルチェンジにあたってハイブリッド展開の方針にないと思われます。
また、走行距離20~30万キロで問題なく走行できる耐久性が求められるため、ハイブリッドやプラグインハイブリッドのような複雑な構造だと耐久性にハンデがあるため、エンジン搭載のみの車がよいのでしょう。

しかし、日産はすでにバネットの電気自動車になるe-NV200を販売しており、現在の一充電走行距離は190kmですが、これからさらに航続距離が延びるでしょう。
商用車でEVを開発に取り組む日産と、ディーゼル車またはガソリン車で貫くトヨタでは、将来性は日産のEV商用車のほうが高いポテンシャルを感じさせます。

壊れない頑丈なハイエースは魅力的ですが、トヨタはいつまでもディーゼル、ハイブリッド、プラグインハイブリッドに頼らず、EV商用車の販売に本格参入を急いだ方がいいのではないでしょうか。
しかし、今はハイエースでは初となるセミキャブオーバーとなった300系の登場が楽しみです。

今後も新型ハイエースの新情報を随時更新まいりますので、お楽しみに。

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この記事の執筆者

池田ゆうきこの執筆者の詳細プロフィール

車も好きですが、実はバイクも好き。車の得意分野は1980年代・1990年代の国産ピュアスポーツカーと軽自動車で、国内・海外のモータースポーツは常にチェックしています。最近はイギリス車やフランス車にも興味有り。...