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【日産サニートラック】カスタムパーツや専門店と維持費から中古車情報まで

日産 サニートラックは今でも人気の高いピックアップトラックの1つです。根強い人気の理由はカスタム専門店がありパーツが手に入れやすいことにあります。サニトラの歴史、海外モデル、スペック、ライバル車、燃費、中古車価格、維持費、カスタム車などについてご紹介していきます。

日産 サニートラックとはどんな車?

日産 サニートラック

サニートラックは日産が製造・販売していたピックアップトラックです。
ピックアップトラックはキャビンの後ろに開放式の荷台がある車両のことですが、日本で見かけることは少なくなってしまいました。
その中でも人気なのが、通称「サニトラ」と呼ばれる「日産 サニートラック」で、今でも人気が高いモデルです。
サニートラックとは一体どんな車なのか?魅力を確認していきましょう。

【要点1】日産 サニートラックの歴史を知ろう!

ダットサン・サニー(日産 サニー)のバリエーションモデルとして登場

日産 サニー1000 デラックス B10型

日産サニー 初代 B10型

日産 サニートラックは、元々はサニーのバリエーションモデルの1つでした。
2ドア・4ドアセダン、クーペ、ライトバン、トラックの5種類のラインナップがあった初代サニー。
直列4気筒のエンジンはバランスのよいエンジンと当時は評価が高いものでした。

ちなみにサニーは、発売当初はダットサンブランドで発売されたため、「ダットサン・サニー」が正式名称でした。

日産 サニートラック初代(1967年~1971年)

B20(1966年~1969年) 1000 トラック 1966年

日産サニートラック初代1966年

初代サニートラックは、サニーB10型をベースに開発されました。

日産 サニーについてはこちらの記事

日産 サニートラック2代目(1971年~2008年)

2代目 サニー・トラック 標準ボディ デラックス

日産サニートラック2代目

2代目サニートラックは、セダンタイプのサニーB110型をベースに開発されました。
ベースとなったサニーは次々とフルモデルチェンジを繰り返しますが、2代目サニートラックは大きなモデルチェンジもなく、日本向けは1994年まで、海外向けは2008年まで生産され続けた人気の車です。

日産 サニートラック2代目 前期型(1971年~1977年)

B120(1971年~1994年) 標準ボディ DX 1975年

日産サニートラック2代目前期1975年

B120(1971年~1994年) エンジン (標準ボディ DX搭載) 1975年

日産サニートラック2代目1975年エンジン

B120(1971年~1994年) 標準ボディ DX 1975年

日産サニートラック2代目1975年内装

フロントグリルは日産サニーセダンと共通のデザインです。
日本での発売後、南アフリカでも発売され、グローバルに展開しました。

日産 サニートラック2代目 中期型(1977年~1989年)

B120(1971年~1994年) ロングボディー 1200 デラックス (丸目) 1978年

日産サニートラック2代目中期型1978年

B120(1971年~1994年) ロングボディー 1200 デラックス (丸目) 1978年

日産サニートラック2代目1978年リア

ヘッドランプは丸型二灯式、フロントグリルのデザインが変更されました。
その後、排ガス規制により、型式が数年ごとに変わっていきました。

日産 サニートラック2代目 後期型(1989年~2008年)

ビッグマイナーチェンジで、エンジンを改良やディスクブレーキの採用などと同時に、丸型だったライトも角型になりました。自動車NOx・PM法にも適合しています。
1994年に、日産 バネットトラックとの車種統合により、惜しまれつつも国内での販売は終了しました。

しかし、南アフリカ共和国では2008年まで生産が継続され続けていました。
南アフリカのサニートラックは一体どのようなモデルだったのでしょうか。

南アフリカの日産 サニートラック「1400バッキー」&後継車「NP200」

日産 1400バッキー

日産 1400バッキー

日産NP200(2008年)

日産NP200 2008年

現地では人気のあるモデルだったサニートラック「1400バッキー」。
国内モデルよりも車高も高く、ややハイルーフでした。

2008年に生産終了となった今は、「NP200」というモデルが後継車となりました。
こちらもピックアップトラックですが、フロントグリルはメキシコで販売していた「日産 アプリオ」のものが使われていました。
日本ではなかなか見ることのないデザインで、新鮮さを感じます。

日産 サニートラックのライバルは「トヨタ パブリカピックアップ」

トヨタ パブリカピックアップ

日産 サニートラックと同時期に発売されているのが「トヨタ パブリカピックアップ」です。
1964年にトヨタ パブリカの商用車のバリエーションとして、「パブリカ トラック」が発売、その5年後の1969年に2代目パブリカをベースにした「パブリカピックアップ」が登場しました。
1988年まで生産され、サニートラックと同様に当時の商用車として人気がありました。
こちらも「パブトラ」と呼ばれ、今でも語り継がれる1台ではありますが、生産終了が早かったため、今ではお目にかかれることは少ないでしょう。

日産 サニートラックとトヨタ パブリカピックアップのスペックを比較!

サイズはサニートラックの方が若干大きめです。
ですが、サニトラもパブトラも、目まぐるしく成長する日本で頑張って活躍した、とても優秀な車だったといえます。

<サイズ>

日産 サニートラック
(2代目中期型)
トヨタ
パブリカピックアップ
全長3,8453,835
全幅1,4951,490
全高1,3951,390
ホイールベース2,3002,280
車両重量710675
乗車定員22
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

<スペック>

日産 サニートラック
(2代目中期型)
トヨタ
パブリカピックアップ
エンジン種類A12型 (直4・OHV) 水冷4気筒頭上弁式
排気量1.21.0-1.3
最高出力47(64)/5,400-(58)/6,000
最大トルク95(9.7)/3,200-
トランスミッションコラムシフト3速MT
フロアシフト4速MT
4速MT/5速MT
駆動方式FRFR
使用燃料--
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

ダットサントラックも人気!【日産 サニートラックと同世代に活躍】

ダットサンブランドは、「ダットサン・サニー」もそうですが、1930年から使用され、一時は「日産」に統一されたものの、また復活しました。
ダットサンブランドには「ダットサントラック」もあり、サニトラやパブトラと同様に「ダットラ」として活躍していました。
1935年から2002年までの67年間、10代目まで発売された、長い歴史を持つ車となりました。
サニートラックやパブリカトラックに比べるとサイズは大きめで、4WD仕様もあります。

8代目ダットサントラック(年式1985年)のスペックを紹介!

<サイズ>

全長全幅全高
4,6901,6101,555
ホイールベース車両重量乗車定員
2,8151,0902
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

<スペック>

エンジン種類Z16型 直4OHC
排気量1.6
最高出力60(82)/5000
最大トルク134(13.7)/3200
トランスミッション5MT
駆動方式4WD
使用燃料-
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

ダットサンについてはこちらの記事

【要点2】日産 サニートラックの気になる維持費は?

怖がる女性

旧車であるサニートラックは維持費が心配!という気持ちが強いでしょう。
残念ながら、サニートラックは維持費が安いとは言えません。
ですが、今の新車のラインナップにはない、楽しさがある車であるといえます。

ちょっとガッカリするかもしれませんが、サニートラックにかかる燃費・費用を確認していきましょう。

日産 サニートラックの燃費・ガソリン代は?

エコマークイメージ

日産 サニートラックの燃費は10km/L前後のようです。
この値に「思ったより悪くないかも?」と思った方もいるでしょう。
年式によって差はありますが、サニートラックはこれまでも燃費がよいと評判でした。
人によっては「15km/Lくらい」という声もあります。

年間1万km走る場合、ガソリン代は13万円となります。(ガソリン価格を130円/Lで計算した場合)

日産 サニートラックの自動車税は?

税金

自動車税は、旧車のようなモデルは環境負荷が重く増税の対象になってしまいます。
新規に新車登録してからの年数が以下だと対象になります。

・ガソリン車やLPG車は13年を経過
・ディーゼル車は11年を経過

日産 サニートラックは残念ながら対象車となります。
排気量は1.2Lのため、通常であれば「34,500円」ですが、15%増税で「39,600円」になります。


維持費のことを考えると、「頭が痛い!」と感じるかもしれません。
ですが、それは歴史ある名車に乗っている人の宿命でもあります。
持っていることで得られる誇らしさはお金でははかれないものではないでしょうか。

日産 サニートラックの中古車価格は?

価格 お金 現金 費用 税金 維持費

日産 サニートラックの中古車価格は、30万円~130万円が相場です。
1990年前後の2代目後期モデルはラインナップも豊富です。


このように、ガソリン代と自動車税だけでも年間30万円程度かかってしまいます。
購入する前にお財布と相談が必要ですが、車両価格は手に入れにくい価格ではないため、サニトラユーザーを目指してみてはいかがでしょうか。


中古車情報
システムメンテナンス中


【要点3】日産 サニートラックのカスタム車・カスタム専門店を紹介!

工具

日産 サニートラックは中古車市場でもまだまだ出回っていて、修理用のパーツも見つかりやすいと言われています。
熱烈なファンや大切に乗っている人も多く、ほかの日産車のパーツでカスタムする方法も人気です。
いろいろなサニートラックのカスタム車とカスタム専門店を紹介します。

日産 サニートラックのカスタム車を紹介!

「ナショナル」カラーのサニートラック

今はパナソニックに社名が統一されましたが、ナショナルの電気店の車にはサニトラが使われていました。
青、白、赤のカラーが目立ちますね。
冷蔵庫や洗濯機などの大きな家電製品などを載せるのにピッタリのサイズです。

ラムちゃんのナショナル?サニートラック

こちらは先ほどのナショナルの車のデザインを活かした「うる星やつら」の痛車です。
本来のデザインを活かしながら、細かくパロディを入れています。80年台らしさを感じますね。

ハコスカ×サニトラ

ハコスカのフェイスのサニトラも人気が高いです。
ハコスカは1968年に発売された3代目スカイラインのことです。
無骨でシャープなデザインは、当時もちろん話題になりましたが、今でも語り継がれるモデルです。
ハコスカのシャープなデザインと実用性の高いサニトラが合体することで、魅力UPですね。

日産 ブルーバード 3代目 510型系フェイスのサニートラック

こちらも日産車で人気のブルーバードのフェイスのサニトラです。
ブルーバード510型は「スーパーソニックライン」と呼ばれた直線基調のラインが特徴です。
サニトラと組み合わせることで、スポーティさを感じさせる1台となりました。

日産 サニートラックのカスタム専門店の紹介

日産 サニートラックのカスタム専門店①「青葉オート」

定期的に「青葉オート サニトラミーティング」を開催しているカスタム専門店です。
インテリアパーツやドレスアップパーツ、エンジンパーツなど、幅広く取り揃えています。
もちろんサニートラックを中心に、中古車の販売もしています。

日産 サニートラックのカスタム専門店②「まつおか」

この動画では「まつおか製角目用デュアルマフラー」を装着したサニトラが登場します。

こちらも人気のカスタム専門店です。
カスタムパーツの品揃えが豊富なのはもちろん、改造車検などのチューニングも行ってくれます。

日産 サニートラックのカスタム専門店③「イーカスタム」

ほかの専門店とはまた違うラインナップのカスタムパーツが人気のお店です。
荷台部分のカバー「ハードトノカバー」や、「オリジナルバケットシート」など、大きく見栄えを変えるようなパーツも揃えています。

日産 サニートラックはまだまだ現役で大活躍

サニートラック現役バリバリ!重い荷物もなんのその!

日産 サニートラックについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

50年以上前からいろいろな荷物を載せて日本だけでなく世界の発展に活躍してきた日産 サニートラック。
すでに生産終了してしまいましたが、まだまだパーツも手に入りやすいため、姿を見ることもあるでしょう。

クラシックカーやカスタムカーとしてピカピカの状態で見ることもありますが、ボロボロになりながらも現役で活躍している車も、意外と近くにいるかもしれないですね。

ピックアップトラックに関する最新情報はこちらの記事

この記事の執筆者

あかねこの執筆者の詳細プロフィール

自動車部品メーカーで庶務をしていましたが、車の勉強は始めたばかりです。 愛車はダイハツ・ムーヴラテ、憧れの車はトヨタ・S-FR。 スポーティでかわいい顔立ちの車が好きです!...

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