初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

【BMW 3シリーズ】320iセダン/320iツーリング/グランツーリスモの実燃費やスペックから価格など

BMW 320iは、ドイツのBMWのDセグメント車です。1975年に初代3シリーズが販売されてから、長い歴史を持つスタンダードなモデルです。現行BMW 320iを、実燃費や試乗レビュー、スペックから維持費まで分析し、解説してみました。

BMW 320iとは?

BMW 320iは、ドイツのBMWによって販売されているDセグメント(全長が約4,600~4,800mm)クラスの乗用車です。
現行のBMW 320iには、様々なバリエーションがあり、セダン(F30型)、ツーリング(ワゴン F31型)、グランツーリスモ(5ドアハッチバックF34型)などのボディタイプがあります。
同じドイツのライバル車として、メルセデス・ベンツ CクラスやアウディA4などが挙げられます。

ベンツ Cクラス セダン(2016年型)

メルセデス ベンツ Cクラス プラグインハイブリッド 2015年

アウディ A4 プレミアムスポーツセダン(2016年型)

アウディ A4 プレミアムスポーツセダン 2016年型

BMW 320iは、FR(フロントエンジン後輪駆動)の直列4気筒ターボエンジンというオーソドックスな構成でBMWにとって中核となるモデルです。
そんな現行6代目3シリーズのベースモデル、320iを各ボディタイプや、試乗レビュー、実燃費など様々な角度から分析します。

FR(フロントエンジン後輪駆動)について関連する記事はこちら

BMW 3シリーズの歴史

1966年にデビューしたBMW 1600は、1968年に2リッターのエンジンを搭載したモデルを販売しました。
BMW 2002と名付けられたこの小型の2ドア車は、1975年まで販売され、この02シリーズの後継車が、BMW 3シリーズです。
初代3シリーズ、E21型は1975年より販売されました。
02シリーズの後継車ということで、2ドアセダン、2ドアカブリオレ(タルガトップ)ボディが中心のラインナップでした。
その中でも、2リッターのインジェクションモデルが、320iと名付けられました。
*インジェクションとは電子制御式の燃料噴射装置を指します。

1982年に販売された2代目3シリーズ、E30型は大幅に改良されました。車体サイズの変更に伴い、デザインは丸みを帯びたものになり、4ドアセダン、ステーションワゴンなどのボディを追加しました。
BMW3シリーズの人気を確定した2代目E30型は全世界で売れました。
その後、3シリーズは生産され続け、現在の6代目まで続く、ベストセラーモデルとなったのです。

BMWの歴史に関連するおすすめ記事はこちら

BMW 3シリーズのセダン・ツーリング・グランツーリスモとは?

BMW 3シリーズ ツーリング

BMW 3シリーズ グランツーリスモ

BMW 3シリーズ グラン ツーリスモ

2012年より販売している現行3シリーズには、F30型とF31型、F34型の3つのボディタイプがラインナップされています。
F30型が4ドアセダンで、最もオーソドックスな3シリーズといえます。
F31型であるステーションワゴンタイプのツーリングは、ファミリーユーザーなどに人気のモデルです。
そしてF34型グランツーリスモが5ドアハッチバックというボディタイプですが、クーペのようななだらかなラインが特徴のモデルです。
さらに居住感を高めるため全長はセダンより196mm伸ばした4,820mmになりました。

3シリーズクーペは廃止され4シリーズに変更

BMW M4クーぺ

BMW 3シリーズの2ドアクーペやカブリオレモデルは、先代のE90型まで存在していました。
ですが、2012年に4シリーズがE90型の後続モデルに設定され、6代目となるF30型の2ドアクーペが登場しました。
エンジンには、直列4気筒2リッターエンジンか、直列6気筒3リッターエンジン搭載したモデルがラインナップされました(日本仕様ではディーゼルはなし)。
その他にも、431PSの出力を誇る高性能バージョンM4やカブリオレモデル、グランクーペ(4ドアクーペ)などがラインナップしました。

BMW 320i 外装について

BMW320 F30 外装

BMW 320iのエクステリアは、BMWらしい男性的な力強さと、滑らかな線のコントラストが特徴です。
ボディサイズを日本の立体駐車場に適応するために、日本仕様のみ幅1,811mmから1,800mmに設定しています。
さらに、ドアハンドルを日本向けに専用設計しています。
セダン、ツーリングでは1,800mmですが、グランツーリスモのみ、幅が1,830mmとなっています。
グランツーリスモは、ボディサイズが一回り大きくなっていますが、クーペのような流麗なフォルムなデザインです。

BMW 320i 内装について

BMW320 F30 内装

BMW 320iの内装は、2眼メーターを中心に見やすいメーター類と、ドライバーに向けられたスイッチ類が扱いやすい位置にあります。
ドイツ車らしい疲れにくいシートは、快適なドライブを保証してくれるでしょう。
荷物を載せる際にも、足をリアバンパーのセンサーの下で左右に動かすと、自動でトランクが開閉するコンフォート・アクセスが便利です。
セダンで480L、ツーリングで495Lと大容量です。
さらにツーリングは後席を倒すと、1,500Lものラゲッジスペースを確保できます。
グランツーリスモは、ツーリング以上の,600Lものラゲッジ容量を誇っています。

BMW 320i スペック

BMW 3シリーズ グランツーリスモ

新型BMW 3シリーズ グラン ツーリスモ
エンジン種類直列4気筒DOHCターボ
排気量2.0L
最高出力135[184]/5,000
最大トルク290[29.6]/1,350
トランスミッション6MT/8AT
駆動方式FR/4WD
使用燃料ハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm
BMW 320iセダングランツーリスモ
全長4,6454,825
全幅1,8001,830
全高1,4301,510
ホイールベース2,8102,920
車両重量1,5801,730
乗車定員55
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

モデルナンバーとスペックの関係について

BMWのモデルナンバーの320iの百の単位はモデルナンバーで、3シリーズを表しています。
残りのナンバーが、排気量もしくは出力の大きさです。
320の場合は、2リッター直列4気筒エンジンで、184PSなので、排気量と出力から20という数字になっています。
リッター数の低い1.5リッターが318iで、逆にリッター数が高い3リッターは、340iのモデルナンバーが与えられています。
同じ2リッターでも出力が245PSと高いグレードには、330iというナンバーとなっています。

「i」は本来インジェクションのことを指しますが、最近ではガソリンエンジン車を指すようになってきました。
ディーゼル車は、わかりやすく「d」で表記されます。
数字ナンバーの後ろにxDriveとなっていたら4WD車です。

BMW 320i M Sportとは?

BMW 320i M Sport

BMW 320i M Sportとは、BMWのレース部門に直結しているMのパーツを装備したグレードのことです。
通常のMシリーズとは違い、エンジン本体には手を加えていませんが、スポーツサスペンションや、Mスポーツエアロパーツ、18インチホイールなど、エクステリアや足回りに専用パーツが装着されています。
通常グレードより22万円高い537万円(6MT)ですが、硬めのサスペンションを好むなら、Mスポーツを選んでみてもいいでしょう。

BMW 320i 試乗評価

BMW 3シリーズ 2016年型

BMW 3シリーズ 2016年型

【エンジン性能】特に印象はありませんが、レクサスの200tと同じイメージ。意外に静かなのにはびっくりした。過不足のない十分なパワー、滑らかな加速というやつです。ISのハイブリットエンジンよりはフィーリングはいいです。

出典:http://review.kakaku.com/

 欧州のダウンサイジングターボで凄いと思うのは、ターボ感を感じさせないターボエンジンということです。
 アクセルを踏み込んでもターボラグがそれほど感じないので、ターボ感が全くなく、非常に乗りやすいです。

出典:http://review.kakaku.com/

今回の試乗では、ワインディングを走る事はありませんでしたが、東名高速道路の400Rが連続する区間をハイスピードで駆け抜けると、使い古された表現ですが、まさに、オンザレール感覚で、思い描いたラインで駆け抜けていきます。思わずニンマリしてしまいました。ドライバーは4枚のドアのセダンにも関わらずこのフィーリングを味わうと、「やはりBMWにしかできないクルマ造り」を実感できます。

出典:http://review.kakaku.com/

充分なパワーとターボ車であることを感じさせない吹け上がりのようです。
FRらしいハンドリングの良さとフィーリングで、コーナーを楽しめそうです。

BMW 320i 実燃費

BMW 3シリーズ 2015年型

BMW 3シリーズ 2015年型

 3ヶ月平均で12.17Km/L
 もう少しがんばって欲しいですが、大満足です。

出典:http://review.kakaku.com/

高速道路を80km~100kmで巡航している限り、16km~18kmは平均燃費出ます。
ただ、それ以上の言えない速度になってくると、12km~13.5km程度に落ちてきます。

東京都の割と混雑している地域の街乗りと、週末の高速道路の平均で燃費は現在10.5kmです。

出典:http://review.kakaku.com/

市街地を20分程度、信号待ちなどをしながら走行。郊外はたまに信号に引っかかる程度で追い抜きなど無しで1時間走行で、15.3km/1L
③家の近所
一回10分程度でストップ&ゴーの繰り返しで7km/1L
平均すると以前乗っていた国産コンパクト(1600cc)と同程度の燃費です。

出典:http://review.kakaku.com/

郊外や高速などでは、燃費がよく伸びリッターあたり14~18kmくらいで、街乗りなどでは、リッター7~9kmにくらいのようです。
平均して1リッターあたり12kmといったところでしょう。

BMW 320i 維持費について

お金 1000円札

BMW 320iの年間維持費を計算してみます。
自動車税3万9,500円、重量税1万円、自賠責保険が1万2,915円、任意保険が年間7万円です。
ガソリン代が、ハイオクでリッターあたり130円として、年間8,000km走行するとして8万6,667円、駐車場代が年間12万円、オイル交換費が6,000円、整備や車検費用などで年間6万円として、合計40万5,082円という結果になりました。

BMW 320i 価格について

BMW 3シリーズ グレード別価格
320i Sport(6MT)5,150,000
320i Sport(8AT)5,540,000
320i M Sport(6MT)5,370,000
320i x Drive Sport(8AT)5,630,000
320i ツーリング Sport(8AT)5,540,000
320i グランツーリスモ M Sport(8AT)6,510,000
[単位]円(消費税込み)

BMW 3シリーズ現在の中古車情報についてはこちら


中古車情報
システムメンテナンス中


BMW 320iはスタンダードな3シリーズとしての正常進化版!

BMW 3シリーズ 2016年型

BMW 3シリーズ 2016年型

BMW 3シリーズは、DセグメントのBMWとして、多くのユーザーに愛されてきたモデルです。
現行のF型の中でも、320iは2リッターのスタンダードモデルとしての進化を果たしています。
日本市場専用に、ボディ幅を1,800mmに納めたり、中国市場を意識した大きめなグランツーリスモを販売するなど、アジアに向けたモデルの提供もしています。

ドイツ国内のライバルに対して、ラインナップの充実が必須課題でした。
そういった意味での、4シリーズクーペと3シリーズのモデルグレードの併設であったと思います。
多様化する時代に対して、BMWも進化して対応しているようです。
これからのBMWの車作りに期待できます。

BMWの新型車に関連するおすすめ記事はこちら

外車に関連するおすすめ記事はこちら

セダンに関連するおすすめ記事はこちら

この記事の執筆者

タケロクこの執筆者の詳細プロフィール

ロックギタリストでありながら、車、バイク好きの関西人です。マニュアルのダイハツ テリオスキッドが現在の愛車で、バイクはNC750Sに乗っています。...