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マツダ新型ロータリーエンジンはEVに搭載で発売日は2019年!性能や価格・予想車種まで

現在ではマツダの独自技術といっても過言ではないロータリーエンジンが、2019年に市販モデルのレンジエクステンダーEVに搭載されて、約7年ぶりに復活するという情報を入手しました。本記事では、マツダのロータリーエンジンやレンジエクステンダーEVについて解説し、新型ロータリーエンジンの搭載車種や価格について予想しているので、是非ご覧になっていってください。

新型ロータリーエンジンはEV(電気自動車)で復活?

マツダ エンブレム

マツダが2019年度を目標に、ロータリーエンジンの復活を計画しているようです。
約7年ぶりに市販されるという新型ロータリーエンジン搭載車には、日産「ノート e-POWER」でも話題となったレンジエクステンダーEVが組み合わされるといいます。

これは、アメリカの一部の州で2018年以降に施行される環境規制に対応したもので、マツダではすでレンジエクステンダーEVを搭載した試作車も開発されているのです。
本記事では、そんなマツダの新型ロータリーエンジンEVについてまとめています。

マツダロータリーエンジンとは?

マツダ次世代ロータリーエンジン「RENESIS」

マツダ 次世代RENESIS ロータリーエンジン

ロータリーエンジンとは

ロータリーエンジン(Rotary engine、RE)とは、一般的な自動車に搭載されるレシプロエンジン(ピストンの往復運動によりエネルギーを取り出すエンジン)とは違い、ローターの回転運動を用いてエネルギーを取り出すエンジンのことです。

現在唯一実用化されている自動車用ロータリーエンジンは、ドイツの技術者フェリクス・ヴァンケル(1902年-1988年)が1957年に西ドイツのNSU社との共同開発によって生み出した「ヴァンケルエンジン」の構造を基本としています。

マツダのロータリーエンジン開発

1960年にNSU社と技術提携することで始まったマツダのロータリーエンジン開発は、当時のマツダにとって社運を賭けた挑戦でした。
当時、次世代のエンジンとして持て囃されていたロータリーエンジンには、多くの自動車メーカーが注目しており、その開発競争も激しくなっていったのです。

しかし、各社による開発が進められる中で次第にロータリーエンジンの持つ問題も明らかになっていき、将来性を見限って開発から撤退するメーカーが相次ぎました。
しかも、開発から撤退したメーカーの中には本家ロータリーエンジンを開発したNSU社までもが含まれていたのです。

そんな中で、マツダだけはロータリーエンジンの開発を精力的に続けており、1967年には世界初の実用・量産ロータリーエンジン搭載車である「コスモスポーツ」の発売にこぎつけました。
マツダ以外には、シトロエンなどがロータリーエンジン搭載車を生産モデルとして販売していましたが、1970年代以降もロータリーエンジンの量産を続けていたのは、資本主義国家の中でマツダのみとなっています。

そんなマツダのロータリーエンジンでしたが、2012年の6月に当時市販されていた唯一のロータリーエンジン搭載車である「RX-8」の生産を終了したことで、市販モデルのロータリーエンジン搭載車は姿を消すことになったのです。

ロータリーエンジンについての記事はこちら!

レンジエクステンダーEVとは?

日産ノートe-POWER

日産 e-POWER

新型ロータリーエンジンに組み合わされるという「レンジエクステンダーEV」とは、どのようなシステムなのでしょうか?

レンジエクステンダーEVとは、その名が示す通りレンジ(距離)をエクステンド(延ばす)するEV(電気自動車)のことです。
その仕組みは、モーターが使用する電力を発電用エンジンによってまかない、走行自体はモータのみの駆動力で行うというものであり、電気自動車並みの加速力と静粛性、ハイブリッド車並みの航続距離と燃費性能を実現しています。
そのため、レンジエクステンダーEVは次世代のエコカーとして大変注目されているのです。

2016年11月に発売された日産「ノート e-POWER」もレンジエクステンダーEV搭載車として話題を呼び、2016年度下期の国内販売台数で8万台以上を記録する大ヒットモデルとなりました。
以上のことから、マツダの新型ロータリーエンジンにレンジエクステンダーEVが組み合わされることになれば、大ヒットモデルになることは間違いないでしょう。

e-POWERとは?新型ノートe-POWERについても!

ロータリー×レンジエクステンダーは相性がいい?

疑問 ポイント

ロータリーエンジンとレンジエクステンダーEVの組み合わせは、これまでの市販車にはなかった組み合わせですが、その相性は非常に良いと言われています。
通常のレシプロエンジンと比較して、コンパクトかつ軽量であるというメリット持つロータリーエンジンは、車体の運動性を向上させることに役立ちます。

また、常にEVの問題点として付きまとうバッテリーの搭載スペースや居住空間、荷室が狭くなるという点も、コンパクトなロータリーエンジンであれば解決できるのです。
さらに、ロータリーエンジンは振動が少ないというメリットも持っているので、EVとしての静粛性をさらに向上させることができ、防音材の搭載による重量増加も防ぐことができます。

新型ロータリーエンジンの搭載車種は?価格まで予想

現行型デミオ

マツダ デミオ XD Touring L Package

現在新型ロータリーエンジンの搭載車種と目されているのは、マツダ「デミオ」です。
2013年、マツダはデミオをベースとしたロータリーエンジン搭載の「Mazda2(日本名:デミオ)REレンジエクステンダー」を発表しており、これに関する新たな特許も出願されています。

話題となった「ノート e-POWER」も同クラスのコンパクトカーであることから、マツダがこれに対抗してデミオのレンジエクステンダーEVを発売する可能性は非常に高いと言えるのです。

ロータリーエンジンを搭載したデミオのレンジエクステンダーEVの価格は、ガソリンエンジンのノートとノートe-POWERの価格差が40万円ほどであるということを考慮すると、安くても180万円台からという価格になるのではないでしょうか。

デミオについては以下の記事も参考にしてください。

参考:現行型ノートとデミオの新車価格

日産 ノート
ガソリン車139万~233万
e-POWER177万~246万
[単位]円(消費税込み)
マツダ デミオ
ガソリン車138万~197万
ディーゼル車180万~225万
[単位]円(消費税込み)

マツダ デミオに関する記事はこちら!

マツダのロータリースポーツカーもEVで復活?

ロータリーエンジン搭載予定のモデル

マツダ RX-9 予想CG

マツダ新型RX-7と新型RX-9はロータリーエンジンを搭載予定です。
未だに人気の高いマツダのロータリースポーツは、果たしてEVロータリーという形で復活となるのでしょうか。

ただ、マツダ ロータリースポーツの人気が高い理由は「スムーズな回転による爽快なドライブフィーリング」「甲高いロータリーサウンド」などです。
レンジエクステンダーEVの発電用ロータリーエンジンは、往年のロータリーファンにとっての「待望」の復活とはなりえないかもしれません。

マツダのロータリースポーツ「RX-7」とRX-8の後継車「RX-9」の最新情報については以下の記事をご覧ください。

マツダの新型ロータリーエンジンに期待!

マツダ 本社

マツダの新型ロータリーエンジンに関する情報はいかがでしたか?

マツダが長年に渡って情熱を注いできたロータリーエンジンに、最新技術であるレンジエクステンダーEVが組み合わされば、自動車の新たな可能性が切り開かれるかもしれません。

MOBYでは、今後もマツダの新型ロータリーエンジンに関する最新情報を追っていくので、どうぞご期待ください!

マツダの新型車に関連する記事はこちら!

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この記事の執筆者

進藤圭太この執筆者の詳細プロフィール

速く・正確な記事の執筆がモットーのMOBYライターです。好きな車は奇抜な車、60~80年代の車などさまざまですが、最も好きな車はバットモービルかもしれません。MOBYでは、速報記事やランキング記事など、さまざまなジャンルを執筆しています。...

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