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【究極のライトウェイト】ロータス・エキシージのエンジンスペックや試乗評価など

ロータス・エキシージは、レースカー「スポーツエリーゼ」がベースとなり誕生した高性能のスポーツカーです。本記事は、ロータス・エキシージの歴代モデルのスペックや価格、試乗の評価から維持費にいたるまでの詳細や、ロータス新型エキシージ380の最新情報までを紹介しています。

ロータス・エキシージの誕生

ロータス誕生の地イギリスはレースが盛ん

ロータス エキシージ

出典:©everystockphoto.com/ Milestoned

ロータス誕生の地イギリスでは、大小様々なサーキットが存在し、週末になるとプロでなくても自らの車を真剣にチューンナップし、レースを楽しむという文化が定着しています。
レース観戦も盛況を博し、なかでも同一仕様のエンジンやレーシングカーで競うワンメイクレースは特に人気で、その人気はイギリスにとどまらず、ヨーロッパ各地でも数多く開催されています。

エキシージのベース車はレースカーだった

ロータス エキシージ

出典:©everystockphoto.com/ exfordy

2000年初め、イギリスを中心にロータス・エリーゼをベースに、レースカー仕様として開発した「スポーツエリーゼ」のワンメイクレースが、人気を呼んでいました。
完全なレースカーとしてチューンナップされたスポーツエリーゼは、ベース車であるエリーゼとは一線を画し、熱狂的ファンから絶大な支持を受けます。
当初、ロータスはスポーツエリーゼの市販については否定していましたが、同じく2000年、突如としてスポーツエリーゼの市販モデルとしてロータス・エキシージを発表します。
公道走行での法規対処として、細部には変更が施(ほどこ)されましたが、エキシージの大部分は、スポーツエリーゼを踏襲する形となっていて、誕生からしてロータス・エキシージは他の車と一線を画しているのです。

ロータス・エキシージの歴代モデル紹介

エキシージのモデルは大別して3つ

ロータス エキシージ

ロータス・エキシージの系譜ともいうべき、歴代モデルは大きく分けて次の3つに分けることができます。
スポーツエリーゼのMK1モデル発表とともに販売されたエキシージ初代モデルは「シリーズ1」と呼ばれ、略して「S1」と呼ばれることもあります。
その後、スポーツエリーゼがMK2モデルとなると同時に、エキシージも2代目モデルとなり、2代目エキシージは「シリーズ2」と呼ばれ、略して「S2」とも呼ばれています。
また、現行モデルとなる3代目エキシージは、「シリーズ3」と呼ばれ、略して「S3」と呼ばれることもあるのです。
次の章では、歴代モデルの詳細をご紹介していきましょう。

ロータス・エキシージ 【シリーズ1(S1)】

スポーツエリーゼの市販化が「エキシージ S1」の始まり

ロータス エキシージ

出典:©everystockphoto.com/ Bryn Pinzgauer

ロータス・エキシージ シリーズ1(S1)は、ファンの熱望に応え、スポーツエリーゼの市販化という形で誕生しました。
エンジンは、ローバー社製1.8L 直列4気筒で自然吸気でありながら、ロータスが得意とする「アルミ押し出し材・接着方式」のフレーム使用や、グラスファイバーを要所に用いたボディにより、クローズドボディでありながら車体重量725kgを達成しています。
また、トランスミッションはクワイフ製5速ストレートカットギアが採用され、ここでもエキシージがまさにレーシングカーであることを証明しています。(*ストレートカットギアとは、通常のギアの切り口が螺旋(らせん)状にカットしてあるのに対し、ストレートにカットしてあり、噛み合う音が大きいという難点はありますが、力の逃げが少なく優れた伝達効率を持っています)

ロータス・エキシージ シリーズ1のスペック詳細

ロータス エキシージ

出典:©everystockphoto.com/ Bryn Pinzgauer

【ロータス・エキシージ シリーズ1の寸法・定員】

全長全幅全高
3,7611,7201,201
ホイールベース車両重量乗車定員
2,3007252
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

【ロータス・エキシージ シリーズ1のエンジン・トランスミッションなど】

エンジン種類直列4気筒DOHC
排気量1.8L
最高出力132.5[178]/7,800
最大トルク172[17.4]/6,750
トランスミッション5MT
駆動方式MR
使用燃料ハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

【ロータス・エキシージ シリーズ1の新車時販売価格】

新車時販売価格
エキシージ シリーズ16,800,000
[単位]円(消費税込み)

ロータス・エキシージ 【シリーズ2(S2)】

エキシージ S2のエンジンがトヨタ製に変更

ロータス エキシージ

出典:©everystockphoto.com/ joeracer

シリーズ2(S2)となったロータス・エキシージは、エンジンがローバー製からトヨタ製1.8L 直列4気筒DOHCに変更されました。
このトヨタ製エンジンは連続可変バルブタイミング機能を持っており、パフォーマンス向上に非常に効果をもたらしました。
また、2007年に販売が開始されたエキシージ Sは、トヨタ製エンジンに加え、スーパーチャージャーが搭載され、最大出力221馬力を達成させています。
さらに、2008年にはあらたに従来モデルより約40kgの軽量化を実現したエキシージ カップ260を追加、エキシージ カップ260はルーフパネルをカーボン素材とし、最大出力260馬力を達成させています。

スーパーチャージャーについては以下の記事をどうぞ。

ロータス・エキシージ シリーズ2のスペック詳細

ロータス エキシージ

出典:©everystockphoto.com/ DefinitelyMotoring

【ロータス・エキシージ シリーズ2の寸法・定員】

エキシージ ベースグレード
(2007年5月モデル)
エキシージ カップ260
(2010年4月モデル)
エキシージ S
(2010年9月モデル)
全長3,8053,8053,800
全幅1,7251,7251,720
全高1,1601,1601,160
ホイールベース2,3002,3002,300
車両重量900910930
乗車定員222
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

【ロータス・エキシージ シリーズ2のエンジン・トランスミッションなど】

エキシージ ベースグレード
(2007年5月モデル)
エキシージ カップ260
(2010年4月モデル)
エキシージ S
(2010年9月モデル)
エンジン種類直列4気筒DOHC直列4気筒DOHC
スーパーチャージャー
直列4気筒DOHC
スーパーチャージャー
排気量1.8L1.8L1.8L
最高出力141[192]/7,800191.5[260]/8,000162[220]/8,000
最大トルク181[18.5]/6,800236[24.1]/6,000210[21.4]/5,000
トランスミッション6速MT6速MT6速MT
駆動方式MRMRMR
使用燃料ハイオクハイオクハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

【ロータス・エキシージ シリーズ2の新車時販売価格】

ロータス エキシージ 新車時販売価格
ベースグレード
(2007年5月モデル)
6,467,500
カップ260
(2010年4月モデル)
8,880,000
S
(2010年9月モデル)
7,300,000
[単位]円(消費税込み)

ロータス・エキシージ 【シリーズ3(S3)】とは?

エキシージ シリーズ3(S3)は現行モデル

【ロータス・エキシージS】

ロータス エキシージ

ロータス・エキシージ シリーズ3(S3)は、2011年のフランクフルト・モーターショーで発表され、2013年から販売が開始された「エキシージ」の現行モデルとなっています。
それまでのエキシージ シリーズ2(S2)が欧州での排ガス規制「ユーロ5」に適合が困難となったため、2010年に終了となるなか、ファンの熱い要望に応える形で、最新の技術により排ガス規制などの問題をクリアし、販売が再開されることとなったのです。

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