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【ランボルギーニレヴェントンの伝説】価格や性能・圧巻の納車まで

ランボルギーニ レヴェントンは、限定20台、100万ユーロ、デビュー前に完売などいくつかの伝説が語り継がれてきました。そんな伝説のレヴェントンについて、ロードスターバージョンも含めまとめてみました。

ランボルギーニ レヴェントンとは?

ランボルギーニ レヴェントン

ランボルギーニ レヴェントン
ランボルギーニ レヴェントン

2007年に誕生した限定モデル

ランボルギーニ レヴェントンは、2007年9月のフランクフルトショーでデビューした特別なランボルギーニです。20台限定で生産された特別なモデルです。

ベース車両は当時ランボルギーニのフラッグシップモデルであったムルシエラゴLP640です。
しかしフロント及びリアのデザインはムルシエラゴがベースには見えない新しい意匠となっています。

2年後、2009年のフランクフルトショーにてオープンのレヴェントン ロードスターが発表されています。外観や性能はもちろんですが、一番衝撃的だったのはその価格でした。

ランボルギーニ レヴェントンの価格

ランボルギーニ レヴェントン

ランボルギーニ レヴェントン

値段はベース車両の4倍以上

ランボルギーニ レヴェントンの価格は、現地価格で100万ユーロでした。当時の為替で換算すると日本円で約1億6,000万円です!この価格は当時は衝撃的でした。

ベースとなるムルシエラゴLP640が約3,500万円でしたので、ムルシエラゴLP640が4台購入でき、更に数千万円のお釣りがくる計算です。

ムルシエラゴLP640との違い

ランボルギーニ ムルシエラゴ LP640

ムルシエラゴLP 640

ベースとなったムルシエラゴLP640との違いは、まずは外観です。エッジの効いた独特な迫力があります。

特にリアは同じセンターマフラーでも全く違う車に見えるデザインとなっています。そして内装は、メーターパネルと専用のシートの採用です。アナログメーターは廃止され最新のメーターシステムとなりました。また、シートは外観にマッチしたバケットシートに変更されています。

マシンとしてのスペック・性能はどう変わったのでしょうか?

ランボルギーニ レヴェントンの性能・スペック

ムルシエラゴLP640レヴェントン
エンジン種類V型12気筒DOHC48バルブ
排気量6.5L
最高出力[640]/8,000[650]/8,000
最大トルク[67.34]/6,000
トランスミッション6MT/セミAT(eギア)セミAT(eギア)
駆動方式4WD
使用燃料ハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm
ムルシエラゴLP640レヴェントン
全長4,6104,700
全幅2,058
全高1,135
ホイールベース2,665
車両重量1,665
乗車定員2
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

車体のサイズはほぼ一緒です。単に数字を比較するだけはエンジンの最高出力のみといってもいいぐらいです。

全長が90mmも拡大したにも関わらず同じ車両重量となっています。これはボデイの素材が全てカーボンコンポジットに変更された軽量化が効いているのでしょう。
またサスペンションの見直しや空気抵抗値の向上など、ムルシエラゴの精度を上げることにより、単にカタログスペックの数字では見えない部分が進化しているのがレヴェントンなのです。

厳選された搭載エンジン

ムルシエラゴに搭載されたV型12気筒エンジン

レヴェントンのエンジンはムルシエラゴLP640に搭載されている6.2L V型12気筒エンジンです。

ムルシエラゴのエンジンはカタログ上は640PSと記載されていますが、実際ラインオフしたエンジンにはある程度の幅があり、全てのエンジンが640PSは確実で出るものの、中には650PSを超えるエンジンがあるそうで、アヴェンタドールにはそのようなエンジンを選んで搭載されているのです。

製造されるエンジンには個体差が必ずありますので、ムルシエラゴLP640の中にも650PS越えのエンジンが搭載されている可能性があるということです。

ランボルギーニ レヴェントンのデザイン

ランボルギーニ レヴェントン

ランボルギーニ レヴェントン
ランボルギーニ レヴェントン
ランボルギーニ レヴェントン

戦闘機がモチーフ

ランボルギーニ レヴェントンは、航空工学からのインスピレーションを元にデザインされています。直線的な部分が多く、鋭いイメージが残るデザインです。レヴェントンのデザインはF-22(ステルス戦闘機)がモチーフとなっています。
フロントとリアのデザインは、のちのフラッグシップモデル「アヴェンタドール」を彷彿させるものではないでしょうか。

恐らくそのケーススタディだったようで、フロントとリアのデザインのコンセプトはアヴェンタドールに引き継がれていますが、アヴェンタドールのそれは、更に数段階洗練されたデザインと言えるでしょう。

ステルス機 F-22

ステルス戦闘機 F-22

専用ボディーカラー

ランボルギーニ レヴェントン

ランボルギーニ レヴェントン

戦闘機を思わせるつや消しのブラックグレーに見えるボディカラーはレヴェントン専用です。車名と同じ「レヴェントン」と呼ばれる専用色は、オパーク(半透明)のグリーン/グレーです。

写真ではつや消しに見えるのですが、実はメタリックコートされています。
光の当たり具合でグリーンが強調されて見えるこの色は正に戦闘機をイメージさせる色に仕上がっています。

レヴェントンの内装・インテリア

ランボルギーニ レヴェントン

ランボルギーニ レヴェントン

内装もムルシエラゴをベースに製作されていますが、戦闘機をモチーフにした計器類が特徴です。TFT液晶ディスプレイを採用したメーターパネルは、表示モードを切り替えることによってメーターのデザインを変更することができます。

エンジン回転数、速度を従来のアナログメーターとして表示するモードでは、本物の針ではなく液晶ディスプレイに表示された針が回転します。
そして航空機をイメージしたデジタルメーターでは、航空機のメーターを意識したデザインでの空を飛んでしまうのではないかと思わせる雰囲気を味わうことができるのです。

レヴェントンには、やっぱりデジタルメーターの方が似合うのではないでしょうか。

レヴェントンの伝説① 車両価格

ランボルギーニ レヴェントン

ランボルギーニ レヴェントン

約1億6,000万円

先程も紹介しましたが、100万ユーロは当時の日本円で約1億6,000万円であり驚きを隠せません。2007年当時の消費税(5%)だけでも800万円です!

20台しか生産しないということは、各部品も20台分しか用意されないワンオフに近い生産であり、手作りであることが想像できます。

全世界に20台しか存在しないランボルギーニ レヴェントン。ムルシエラゴLP640をベースにしたとはいえ、独特な内外装のデザイン、機関部のチューニング、そして選ばれた20人しか手にできない芸術品、そこにこそ100万ユーロの価値が見出せるのではないでしょうか。

レヴェントンの伝説② 発表前に完売

ランボルギーニ レヴェントン

選ばれし顧客にのみオファー

レヴェントンは2007年フランクフルショーでデビューし、その後世界各地のモーターショーでお披露目されたのですが、実はフランクフルトショーでのデビュー前に20台全てが完売されていたのです。

ランボルギーニから優良な顧客に対してオファーがあった時点ではまだ実車はない状態だったそうです。完成予定の写真や、模型などから判断して購入を決めたことになります。

よほどのランボルギーニファン/コレクターで、しかも資金に余裕がないとできない買い方です。

レヴェントンの伝説③ 戦闘機とレース

トルネード戦闘機と加速勝負

フランクフルショーの後、イタリアのブレシアにある空軍専用の空港でとあるイベントが開催されました。

それは、レヴェントンとイタリア空軍のトルネード戦闘機による3kmの加速レースです。長い直線である滑走路を利用した前代未聞の対決が実現しました。

スタートは当然軽く、地上を走ることを目的とされているレヴェントンが余裕で先行し、どんどん加速していくのですが、戦闘機はスタートには出遅れはしたものの、3km直前でアヴェンタドールをかわしそのまま離陸しました。その時の速度は時速340km/hオーバーと言われています。

レヴェントンの伝説④ 製造方法

ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

©everystockphoto.com/ exfordy

伝統のスペースフレーム

スチール製スペースフレームは、カウンタックから引き継がれてきたスーパーカーの製造方法で、フェラーリでも利用された製法なのです。

次期フラッグシップのアヴェンタドールからはスペースフレームは廃止され、F1のようにカーボンモノコックが採用されることになり、スーパーカーの製法も新時代に入りました。

古き良き時代のスチール製スペースフレーム製法で誕生した最後のスーパーカーなのです。

レヴェントンの伝説⑤ 開発期間

たった1年で開発

レヴェントンの開発が始まったのは2006年7月です。公式発表は2007年であり、約1年で完成したということになります。

確かにムルシエラゴLP640というベース車があったわけですが、内外装ともに専用設計され、機関部のチューニングとテスト作られていますので、かなりのハイペースで作られたことになります。

開発で苦労した点は、カーボンコンポジットのボディパネル、新設計の前後ライト類、エンジンの冷却機能だったそうです。

日本への正規デリバリー

20台限定のレヴェントンは、その販売先は事前に決められていました。

・アメリカ:10台
・ヨーロッパ:9台
・日本:1台

アジアでは唯一日本だけに正式にデリバリーされました。

ランボルギーニ レヴェントン ロードスター

2009年 待望のオープンモデル

ランボルギーニ レヴェントン ロードスター

ランボルギーニ レヴェントン ロードスター
ランボルギーニ レヴェントン ロードスター

レヴェントンがデビューして2年後、レヴェントン ロードスターがフランクフルショーにてデビューしました。スーパーカーには、オープンが似合います。

またレヴェントンのようなスタイルでオープンカーとなると乗る方も見るほうも興奮するのではないでしょうか!ルーフは手動で外しフロントのトランクスペースに収納できます。ルーフ専用の収納スペースでないため、ルーフを入れると荷物がほとんど入らなくなります。

15台の限定車!

レヴェントン ロードスターは、更に限定車となりその数はたったの15台です。価格は110万ユーロと、更に10万ユーロ高くなりました。

エンジンは、ムルシエラゴLP6704SVと同じエンジンに変更され、最高出力は670PSと20PS高くなり、性能は更に向上されました。

オープン化に伴いボディが補強され、25kg増の1,690kgとなりました。ボディカラーは、レヴェントングレーとなり少々明るい色となりました。

レヴェントンロードスターのスペック

レヴェントンレヴェントン ロードスター
エンジン種類V型12気筒DOHC48バルブ
排気量6.5L
最高出力[650]/8,000[670]/8,000
最大トルク[67.34]/6,000
トランスミッションセミAT(eギア)セミAT(eギア)
駆動方式4WD
使用燃料ハイオク
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm
レヴェントンLP640レヴェントン ロードスター
全長4,700
全幅2,058
全高1,1351,132
ホイールベース2,665
車両重量1,6651,690
乗車定員2
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

ランボルギーニ レヴェントン 迫力の納車シーン

100万ユーロするレヴェントンの納車はどのような感じなのでしょか?
その様子を撮影した映像がありますのでご覧下さい。迫力の納車も伝説です。

トレーラーの上の木箱が開けられると、白いカバーに包まれたランボルギーニ・レヴェントンが登場します。これは実際にラスベガスのオーナーに配達された時の様子だそうです。

レヴェントンはランボルギーニの伝統

ランボルギーニ レヴェントンは伝説であると同時に、ランボルギーニの伝統を受け継いだ車とも言えるのではないでしょうか?
普段見ることができないスペースフレームの製作は手間暇がかかった芸術品といってもいいでしょう。

ムルシエラゴLP640がベースとはいえ、その精度を極限まで高めた運動性能を誇る古き良き時代の最後のスーパーカー、それがレヴェントンなのです。

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この記事の執筆者

久太郎この執筆者の詳細プロフィール

漫画「サーキットの狼」がきっかけとなり、1970年後半のスーパーカーブームに感化され未だにその熱が覚めず現在に至る。 特にヨーロッパ車の文化とデザインに魅了された車好きです。 現在の愛車はちょっと古めのフェラーリです。 この車は、工業製品でありながら芸術品でもあり、次のオー...

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