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【スズキ キャリィは軽トラ代表】実燃費などスペックとターボチュー二ング・カスタム例

スズキ「キャリイ」は、1961年から販売されている軽トラックです。日本国内における軽トラの代表格であるキャリイは、現行型で12代目となります。本記事ではキャリイの実燃費やスペック、カスタムやターボについての要点をまとめています。

スズキ キャリイとは?

初代キャリイ

スズキ キャリイ 初代

キャリイ(CARRY)とは、スズキが1961年から製造・販売している軽トラックです。
初代モデルは、その質実剛健な作りと30万円台という低価格帯によって大ヒットを飛ばし、現在まで続くスズキの商用軽自動車市場における地位を確固たるものとしました。

日本国内における軽トラックの代表格であるキャリイは、1971年から2009年までの39年間、国内のトラック(軽・小型・普通)における車名別年間販売台数1位の座を守り続け、累計販売台数は400万台を突破しています。
キャリイという商標も、日本の自動車史上では非常に古い部類に入り、2016年の10月には誕生から55年目を迎え、現行型は12代目となっています。

4代目から8代目までは1BOXのバンタイプも

スズキ キャリイバン ST30 1979年型

1969年からの4代目と8代目の1982年のマイナーチェンジまでは1BOXのバンも発売されていました、
1982年からは1BOXバンは「エブリイ」に車名を変更し独立、現在の「エブリイワゴン」へと続きます。
(上の画像は、スズキ キャリイバン ST30 1979年型)

エブリイワゴンについては以下の記事をどうぞ。

現行型キャリイ

スズキ キャリイ

現行型のキャリイは2013年に発売されました。
パワートレインには、同社の「ワゴンR」や「MRワゴン」での採用実績がある「R06A型」エンジンを軽貨物車として初搭載しています。
トランスミッションには5速MTと3速ATが設定される他、MTとATの利点を兼ね備えた新型のトランスミッション「AGS(オートギアシフト)」も用意されます。

AGSは、5速MTをベースに電動油圧式アクチュエーターを搭載したセミATで、クラッチおよびシフト操作を自動で行う機能を持ちます。
AGSはAT限定免許でも運転することができ、MT車では半クラッチ操作が必要となる坂道発進時においても、「ヒルホールドコントロール」によって車両の後退を防ぎます。

駆動方式に関しては、2WD(後輪駆動)と4WDをスイッチ一つで切り替えられる「ワンタッチドライブセレクト4×4」の他、路面状況に合わせて4WD高速と4WD低速を切り替えられる「高低速2段切替え式パートタイム4WD」といった機能も用意されます。
これらの機能と、ぬかるみからの脱出に役立つ「デフロック機構」を合わせることで、農道における使い勝手が最大限に高められているのです。

ワゴンR、MRワゴンについては以下の記事をどうぞ。

マツダ スクラム

マツダ スクラムトラック

キャリイは、他の自動車メーカーにOEM供給もされています。
軽トラックのOEM自体は珍しいことではないのですが、キャリイは日本の自動車市場では非常に珍しい4姉妹車種となっており、マツダ「スクラム」、日産「NT100クリッパー」、三菱「ミニキャブ」としても販売されているのです。

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スズキ キャリィの要点①:スペック

現行型キャリイの車体寸法・車両重量・荷台寸法

全長全幅全高
3,3951,4751,765
ホイールベース車両重量乗車定員
1,905680-7402
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm
車両重量:kg 乗車定員:人

キャリイ 荷台寸法
荷台長1,940mm
荷台幅1,405-1,410mm
荷台高290-295mm
最大積載量350kg

現行型キャリイのパワートレインスペック

エンジン種類水冷直列3気筒DOHC
排気量0.658L
最高出力37[50]/5,700
最大トルク63[6.4]/3,500
トランスミッション5速MT/3速AT/5速AGS
駆動方式2WD(FR)/4WD
使用燃料レギュラー
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

スズキ キャリィの要点②:新車価格と中古車価格

価格 相場

キャリイの魅力は、低価格で購入できるところにあります。
フル装備の最上級グレードでも、その価格は120万円台と非常に安いのです。
また、新品かどうかにこだわらず実用性だけを求めるのであれば、中古でさらに安く入手することもできるので、今後キャリイの購入を検討しているという人は、中古車市場も探してみてください。

キャリイ KX
KX936,360(2WD・5MT)
1,018,440(2WD・3AT)
1,085,400(4WD・5MT)
1,167,480(4WD・3AT)
KX
セットオプション装着車
974,160(2WD・5MT)
1,056,240(2WD・3AT)
1,061,640(2WD・5AGS)
1,123,200(4WD・5MT)
1,205,280(4WD・3AT)
1,210,680(4WD・5AGS)
[単位]円(消費税込み)

キャリイ KC
KC684,720(2WD・5MT)
833,760(4WD・5MT)
KC パワステ871,560(4WD・5MT)
KC エアコン・パワステ806,760(2WD・5MT)
888,840(2WD・3AT)
955,800(4WD・5MT)
1,037,880(4WD・3AT)
KC エアコン・パワステ
セットオプション装着車
844,560(2WD・5MT)
926,640(2WD・3AT)
932,040(2WD・5AGS)
993,600(4WD・5MT)
1,075,680(4WD・3AT)
1,081,080(4WD・5AGS)
[単位]円(消費税込み)

キャリイ KC農繁仕様
KC パワステ 農繁仕様898,560(4WD・5MT)
KC エアコン・パワステ 農繁仕様982,800(4WD・5MT)
[単位]円(消費税込み)

キャリイの中古車価格もチェック!


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スズキ キャリィの要点③:実燃費

燃料計

JC08モード燃費17.0~20.2
実燃費18.0
[単位]km/L

キャリイは、軽トラックの中でも非常に高い燃費性能を誇っています。
軽トラック初の「平成27年度燃費基準」を達成したのもキャリイです。

通常、実燃費はカタログ燃費の70%の値になると言われていますが、キャリイは実燃費とカタログ燃費の差があまりなく、上手に走ればカタログ値以上の燃費を出せると言われています。
実際、ユーザーからの燃費評価も高く、非常にエコな軽トラックだと評価されているのです。

ユーザーによるキャリイの実燃費評価

燃費に関してはかなり良いです。
最高でリッター20キロでした。
冬期間は4駆のスタッドレスの渋滞通勤でリッター13キロです。
夏の平均は2駆にしてリッター16~17が平均値です。
下駄がわりに近所の買い物にも使ってこの燃費は期待以上でした。
ちなみに、同じ時期にダイハツの4駆ATの新型軽トラを買った人は、リッター10~13とのことでした。

出典:http://review.kakaku.com/

満タンで500km強走る。カタログ値以上?

出典:http://review.kakaku.com/

軽トラックとしてならば、
春は平均15.5㎞、夏のエアコン常時使用は平均13.5㎞なのでOKだと思います。

出典:http://review.kakaku.com/

【燃費】
 リッター16~18km。

出典:http://review.kakaku.com/

スズキ キャリィの要点④:カスタム&ターボチューニング

本来実用面が強い軽トラックを、趣味全開でカスタムする文化は昔から存在しており、カスタムユーザーはその見た目と走行性能のギャップを楽しんできました。
キャリイにもターボモデルの設定があったことから、カスタム軽トラのベース車両として人気があります。

しかし、キャリイのターボモデルは現行型には存在しないため、現在キャリイのカスタムベースとして人気があるのは、11代目キャリイの最初期のモデル「DA52T」および「DB52T」となっています。
DA52T/DB52Tはターボの設定がある最後のキャリイであり、「F6A型」の直列3気筒SOHCターボエンジンを搭載しますが、11代目キャリイの発売から僅か1年間しか販売されませんでした。
そのため、現在の中古車市場では希少な存在となっています。

また、一部のカスタムパーツメーカーからは、ターボモデルの存在しない後期型の11代目キャリイをターボ仕様にするキットも発売されています。
さらに、現行型キャリイのエンジンをターボエンジンに換装するというユーザーもいます。
キャリイは軽トラックでありながらも、スポーツカーのようにさまざまなカスタムが楽しまれていることが分かりますね。

ターボ化したキャリイのドリフト走行

スズキ キャリイは軽トラのスタンダード

スズキ 12代目 キャリイ KX

スズキ・キャリイの要点4選の紹介はいかがでしたでしょうか?

ダイハツ「ハイゼット」と並んで、日本の軽トラックのスタンダードスタイルであり続けるキャリイは、実用面でもカスタム面においても、幅広いユーザーから愛されるモデルです。
価格も安く頑丈で扱いやすいので、普通の自動車には飽きてしまったという人は、いっそのこと軽トラックであるキャリイを愛車にしてみてはいかがでしょうか?

ダイハツ ハイゼットとは

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この記事の執筆者

進藤圭太この執筆者の詳細プロフィール

ライターをやっております。好きな車は奇抜な車、60~80年代の車など色々です。...