初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

【新型アクセラ2016年マイナーチェンジ】現行型との変更点は?燃費や価格の評価は?

2016年7月、マツダCセグメントの代表車種「アクセラ」のビックマイナーチェンジが実施されました。本記事は、あらためてモデルチェンジ後の「新型アクセラ」の変更点や燃費、価格の評価まで、「マツダ・アクセラ」の最新情報を分析・解説していきます。

マツダ・アクセラとは?

アクセラは人気モデル「ファミリア」の後継車

(マツダ・5代目ファミリア)

マツダ・ファミリア

マツダ・アクセラは、「ファミリア」の後継車として誕生したのが始まりです。
「ファミリア」とは、マツダ車の中でも人気のあった車で、特に5代目となる「マツダ・ファミリア」の3/5ドア・ハッチバックは、「赤いファミリア(イメージカラーが赤だった)」として、若い世代から絶大な支持を得ましたが、2004年に生産を終了します。

2003年、マツダの次期主力車種となるべく、発表・販売されたのが「初代・アクセラ」です。
2016年7月「モデルチェンジ」が実施された「新型アクセラ」は、3代目にあたり、現在では「世界120か国以上」で販売が実施され、マツダの年間販売台数の「約30%」を占める基幹モデルに成長しています。

また、「アクセラ」は、マツダの累計販売台数400万台達成の記録を「ファミリアの21年」から「10年7か月」に更新しました。
超人気車種の後継車としての役割を立派に果たしていますよね。

マツダ アクセラの詳しい解説についてはこちら

「マツダ新型アクセラ」の変更点その1 【グレード・ラインナップ】

新型アクセラ・スポーツ「1.5Lシリーズにディーゼルが追加」

(マツダ・アクセラスポーツ15XD 2016年7月モデル)

マツダ・アクセラ

新型となった「マツダ・アクセラ スポーツ」は、グレードにも大きな変更がありました。
変更点としては、まず第一に、従来はガソリン車のみだった「1.5Lシリーズ」に「ディーゼルモデル」が追加されました。

第二に、従来の「2.0Lシリーズ」が廃止され、上位グレードとして新たに「2.2Lシリーズ」が設定され、2.2Lシリーズは「ディーゼルモデル」のみとされました。
新しいグレード表をまとめてみました。

グレード名展開内容
15C
(ガソリン)
FF(MT/AT)
4WD(AT)
15S
(ガソリン)
FF(MT/AT)
4WD(AT)
15S プロアクティブ
(ガソリン)
FF(MT/AT)
4WD(AT)
15XD
(ディーゼル)
FF(AT)
15XD プロアクティブ
(ディーゼル)
FF(AT)
15XD Lパッケージ
(ディーゼル)
FF(AT)
22XD プロアクティブ
(ディーゼル)
FF(AT)
4WD(AT)
22XD Lパッケージ
(ディーゼル)
FF(MT/AT)
4WD(MT/AT)

新型アクセラ・セダン「2.2Lシリーズの追加」

(マツダ・アクセラ 2016年7月モデル)

マツダ・アクセラ

一方、新型となった「マツダ・アクセラ セダン」の変更点としては、従来の「2.0Lシリーズ」が廃止され、上位グレードとして新たに「2.2Lシリーズ」が設定され、2.2Lシリーズは「ディーゼルモデル」のみとされました。
新しいグレード表をまとめてみました。

グレード名展開内容
15C
(ガソリン)
FF(MT/AT)
4WD(AT)
15S
(ガソリン)
FF(MT/AT)
4WD(AT)
15S プロアクティブ
(ガソリン)
FF(MT/AT)
4WD(AT)
22XD プロアクティブ
(ディーゼル)
FF(AT)
4WD(AT)
22XD Lパッケージ
(ディーゼル)
FF(AT)
4WD(AT)

新型アクセラ・ハイブリッド「2.0Lシリーズはハイブリッドのみ」

(マツダ・アクセラハイブリッド-S プロアクティブ 2016年7月モデル)

マツダ・アクセラ

今回のモデルチェンジで、従来のアクセラ・スポーツ/セダンに設定されていた「2.0Lシリーズ」は廃止されましたが、新たにモーターと組み合わせることで、ハイブリッド専用の「2.0Lシリーズ」が設定されました。
新しいグレード表は以下の通りです。

グレード名展開内容
ハイブリッド-CFF(CVT)
ハイブリッド-SプロアクティブFF(CVT)
ハイブリッド-S LパッケージFF(CVT)

「マツダ新型アクセラ」の変更点その2 【エンジン性能】

アクセラ・スポーツ1.5Lに「SKYACTIV-D 1.5」が搭載

マツダ・アクセラ エンジン

前述の通り、新型アクセラ・スポーツには「1.5Lシリーズ」に「ディーゼルモデル」が追加されました。
ディーゼルモデルとなる「15XD」「15XD プロアクティブ」「15XD Lパッケージ」には、マツダを代表するクリーンディーゼル「SKYACTIV-D 1.5」が搭載されています。
「SKYACTIV-D 1.5」は、「直列4気筒DOHC直噴ターボ」となっていて、コンパクトな排気量ながら、全回転域でロスのない小気味良い走りを実感できます。

また、新たに設定された「2.2Lシリーズ」となる「22XD プロアクティブ」「22XD Lパッケージ」には、「SKYACTIV-D 2.2」が搭載されていますから、より一層ハイパワーを望む方には選択肢が増えて嬉しいですよね。

新型アクセラ・スポーツ エンジンスペック

15C/15Sシリーズ
(ガソリン)
15XDシリーズ
(ディーゼル)
22XDシリーズ
(ディーゼル)
エンジン種類直列4気筒DOHC直列4気筒DOHCターボ直列4気筒DOHCターボ
排気量1.5L1.5L2.2L
最高出力82[111]/6,00077[105]/4,000129[175]/4,500
最大トルク144[14.7]/3,500270[27.5]/1,600~2,500420[42.8]/2,000
トランスミッション6速MT/6速AT6速AT6速MT/6速AT
駆動方式FF/4WDFFFF/4WD
使用燃料レギュラー軽油軽油
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

アクセラ・セダンは「SKYACTIV-D 2.2」が搭載

マツダ・アクセラ エンジン

新型アクセラ・セダンは、1.5Lシリーズは従来通り「ガソリン車」のみの設定で変更はなく、新たに設定された2.2Lシリーズの「22XD プロアクティブ」「22XD Lパッケージ」にマツダのクリーンディーゼル「SKYACTIV-D 2.2」が搭載されました。

新型アクセラ・セダン エンジンスペック

15C/15Sシリーズ
(ガソリン)
22XDシリーズ
(ディーゼル)
エンジン種類直列4気筒DOHC直列4気筒DOHCターボ
排気量1.5L2.2L
最高出力82[111]/6,000129[175]/4,500
最大トルク144[14.7]/3,500420[42.8]/2,000
トランスミッション6速MT/6速AT6速MT/6速AT
駆動方式FF/4WDFF/4WD
使用燃料レギュラー軽油
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

「マツダ新型アクセラ」の変更点その3 【走行性能など】

新技術「G-ベクタリング コントロール」を採用

マツダ・アクセラ

新型アクセラには、ハイブリットを除く全グレードに、マツダ車で初となる「G-ベクタリング コントロール」システムが採用されています。
「G-ベクタリング コントロール」とは、ドライバーのハンドル操作を検知して、最適となるエンジンの駆動トルクを瞬時に割出し、どんな場面でもスムーズな運転となるよう自動制御するシステムです。

例えば、ドライバーがハンドルを切り始めた場合、システムはエンジントルクを軽減しつつ前輪に荷重を移動し、ハンドルを保持し安定走行に入った場合は、エンジントルクを復元し後輪へ荷重を移動するという具合です。

さらに、ディーゼルモデルには、ディーゼル車独特のノック音を軽減する「ナチュラルサウンドスムーザー」が搭載されています。

「マツダ新型アクセラ」の変更点その4 【外装】

フロント周りの変更でグッとシャープに

(マツダ・アクセラ セダン 22XD Lパッケージ 2016年7月モデル)

マツダ・アクセラ

マツダ新型アクセラの「スポーツ」「セダン」「ハイブリット」ともに、フロントグリルのエンブレム・ナンバープレートの位置が少し下がり、グリルの中に程よく収まるように変更になりました。
フロントグリルには「メッキルーバー」が装着され、より精悍な印象を与えています。

また、ヘッドランプには「アダプティブLEDヘッドランプ」が採用されました。
アダプティブLEDヘッドランプとは、車速センサーなどで3種類のLEDヘッドライトを常に最適な明るさになるよう自動制御してくれるシステムです。

「マツダ新型アクセラ」の変更点その5 【内装】

マツダ・アクセラ 内装

アクセラの内装は、従来からすっきりし、心地の良い空間でしたが、今回のモデルチェンジによって、より一層洗練され、使いやすさも向上しています。

全グレードのフロント・ドアポケットが145mmから400mmへと大幅に拡大され、「Lパッケージ」に採用されている「パワーシート」が、従来の6WAYから10WAYへとグレードアップされています。

また、ハイブリットモデルの全グレードのアクセルペダルが、従来の「吊り下げ式」から「オルガン式」へと変更され、これにより全グレードが「オルガン式」に統一されたことになりました。

「マツダ新型アクセラ」の変更点その6 【新車価格】

(マツダ・アクセラ セダン 22XD Lパッケージ 2016年7月モデル)

マツダ・アクセラ

マツダ新型アクセラの「スポーツ」「セダン」「ハイブリッド」の新車価格はどうなっているのでしょうか?
変更前の「スポーツ」では、1.5Lシリーズにディーゼルモデルがなく、2.2Lシリーズのディーゼルモデルが約307万円でした。

今回は、1.5Lシリーズのディーゼルで約230万~269万円の設定になっていますから、選択肢が増えた形となっています。
それでは、以下に新車販売価格表をご紹介しましょう。

新型アクセラ・スポーツの新車価格

アクセラ・スポーツ 新車販売価格
15C
(ガソリン)
FF:1,760,400円
4WD:1,981,800円
15S
(ガソリン)
FF:1,922,400円
4WD:2,143,800円
15S プロアクティブ
(ガソリン)
FF:2,138,400円
4WD:2,359,800円
15XD
(ディーゼル)
FF:2,303,640円
15XD プロアクティブ
(ディーゼル)
FF:2,430,000円
15XD Lパッケージ
(ディーゼル)
FF:2,689,200円
22XD プロアクティブ
(ディーゼル)
FF:2,781,000円
4WD:3,002,400円
22XD Lパッケージ
(ディーゼル)
FF:3,088,800円
4WD:3,310,200円
[単位]円(消費税込み)

新型アクセラ・セダンの新車価格

アクセラ・セダン 新車販売価格
15C
(ガソリン)
FF:1,760,400円
4WD:1,981,800円
15S
(ガソリン)
FF:1,922,400円
4WD:2,143,800円
15S プロアクティブ
(ガソリン)
FF:2,138,400円
4WD:2,359,800円
22XD プロアクティブ
(ディーゼル)
FF:2,781,000円
4WD:3,002,400円
22XD Lパッケージ
(ディーゼル)
FF:3,088,800円
4WD:3,310,200円
[単位]円(消費税込み)

新型アクセラ・ハイブリッドの新車価格

アクセラ・ハイブリッド 新車販売価格
ハイブリッド-C2,473,200円
ハイブリッド-S プロアクティブ2,651,400円
ハイブリッド-S Lパッケージ2,879,000円
[単位]円(消費税込み)

「マツダ新型アクセラ」の変更点その7 【燃費】

(マツダ・アクセラ セダン 22XD Lパッケージ 2016年7月モデル)

マツダ・アクセラ

この章では、マツダ新型アクセラ「スポーツ」「セダン」「ハイブリッド」の燃費についてご紹介しましょう。
スポーツにあらたに設定された「ディーゼル」モデルの燃費は、JC08モードで21.6km/Lと、非常に低燃費であることがうかがえます。
それでは、その他のモデルの燃費についても、以下の一覧表にまとめてみます。

新型アクセラ・スポーツの燃費

アクセラ・スポーツJC08モード 燃費
15C/15Sシリーズ
(ガソリン)
FF/MT:19.2
FF/AT:20.4
4WD/AT:17.8
15XDシリーズ
(ディーゼル)
FF/AT:21.6
22XD プロアクティブ
(ディーゼル)
FF/AT:19.6
4WD/AT:18.0
22XD Lパッケージ
(ディーゼル)
FF/MT:21.4
FF/AT:19.6
4WD/MT:19.6
4WD/AT:18.0
[単位]km/L

新型アクセラ・セダンの燃費

アクセラ・セダン JC08モード燃費
15C/15Sシリーズ
(ガソリン)
FF/MT:19.2
FF/AT:20.6
4WD/AT:17.8
22XDシリーズ
(ディーゼル)
FF/AT:19.6
4WD/AT:18.0
[単位]km/L

新型アクセラ・ハイブリッドの燃費

アクセラ・ハイブリッド JC08モード燃費
ハイブリッド-C30.8
ハイブリッド-S プロアクティブ30.8
ハイブリッド-S Lパッケージ28.0
[単位]km/L)

マツダ新型アクセラ 実燃費や試乗の評価は?

(マツダ・アクセラ スポーツ15XD 2016年7月モデル)

マツダ・アクセラ

アクセラスポーツ 15S

街乗り:14、一般道(峠道含む):17、高速:21 といった所です、高速では80~90kmのエコ運転の結果です。
前車のミニバンの倍近く走ります。

出典:http://review.kakaku.com/

アクセラスポーツ 22XD L Package

柔らかくなく、しっかりとした印象です。
前車よりも好みの乗り心地です。

出典:http://review.kakaku.com/

アクセラスポーツ 15XD L Package

アクセラ。通勤時に使用する道路を満タン法で計測したところアクセラが19.0km/l、インプレッサが14.1km/lと実に25%差がでました。気温、計測時間帯、道路状況どれもほぼ同じ条件です。

出典:http://review.kakaku.com/

マツダ新型アクセラは、発売してまだ日も浅いため、ユーザーの実燃費のリアルな声や試乗の評価はそれほど多くはありません。
しかし、「アクセラ15XD」で試験的に実燃費を計測した情報によると、一般的な速度で、ノーマルモードをなるべく使い、車内のエアコンも最適にした状態の高速道路では、約24km/Lだったようです。

また、郊外地では約20km/L、市街地では約16km/Lを記録したとのことです。
公表燃費と大きなズレはないようですね。

また、あらたにラインナップに加わった「アクセラ15XD」の試乗評価も、のきなみ小気味良い加速感や、静穏性について好評化を得ているようです。
マツダの基幹モデルとして、幸先のよいスタートといえますね。

マツダの躍進が止まらない!

(マツダ・アクセラ スポーツ22XD Lパッケージ 2016年7月モデル)

マツダ・アクセラ

新型となった「マツダ・アクセラ」の変更点などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
紆余曲折を経て強くなった「マツダ」が、近年とても元気で活気づいています。

クリーンディーゼル技術で、ますますこれから先が楽しみですよね。
これからのマツダと新型アクセラの活躍を楽しみにしたいと思います。

マツダに関する最新情報はこちらの記事

セダンに関するおすすめ情報はこちらの記事