初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

電動パーキングブレーキとは?メリット&デメリットから仕組みや搭載車種についても

電動パーキングブレーキは、ある条件を満たした場合に従来のパーキングボタンやレバーを引かなくてもパーキングに自動的に入り、発進状態の条件を満たした場合には自動で解除されます。操作性の向上や車内インテリアの充実性から人気が高まっている機能です。電動パーキングブレーキの仕組みや搭載車について、メリットとデメリットをご紹介します。

電動パーキングブレーキとは?

電動パーキングブレーキ

出典:©Shutterstock.com/ otomobil

電動パーキングブレーキは日本ではまだまだ搭載車種数は少ないですが、普及の兆しが出始めている新しいパーキングブレーキです。
しかしながら電動パーイングブレーキを知らない人の方が多く、シフトレバーのパーキングやフットブレーキ等との違いがわからない部分もあります。
電動パーキングブレーキは、ある条件を満たした場合に従来のパーキングボタンやレバーを引かなくてもパーキングに自動的に入り、発進状態の条件を満たした場合には自動でパーキングブレーキが解除されます。
おおむねの搭載車種で電動パーキングブレーキのスイッチがあり、ブレーキペダルを踏みこんだ状態でスイッチを引き上げればオンになり、自動解除機能があるのでシフトをドライブにしアクセルを踏めば自動で解除されます。

従来のパーキングブレーキについての記事はこちら

電動パーキングブレーキの仕組みについて

電動パーキングブレーキ

出典:©Shutterstock.com/ ptnphoto

各社電動パーキングブレーキを開発を行っていますが、低価格車への搭載を可能としたドイツの自動車部品メーカーのコンチネンタル社と日本の大手ブレーキメーカーの日清紡が開発した電動パーキングブレーキは、どちらも2つのアクチュエータと制御ブレーキで構成されており、電子制御することでスイッチ1つでソリューションの提供ができます。
ブレーキの効きも調整でき、緊急ブレーキに用いることもできます。

一般的にはブレーキペダルを踏んだ状態で電動パーキングブレーキのスイッチを引き上げればオンになり、戻せばオフになります。
オンの状態でもシートベルトを装着した状態でシフトをドライブにすれば自動で解除されます。
オン時はブレーキペダルを離しても制御されているので発進することはありません。
クルーズコントロール機能と一緒に使うことで自動回避システムを強化なものにしています。
坂道での停止時に後退しないようなヒルスタート機能も搭載しています。

電動パーキングブレーキのメリットとデメリット

メリットデメリット

電動パーキングブレーキのメリットは、自動で制御してくれるので、ブレーキのかけ忘れを防止することができます。
電動パーキングブレーキが作動していれば、ブレーキペダルから足を離しても車は動きませんし、坂道で停まっていても後退することを防ぎます。
コンピュータで制御しますので、路面の状態や車内の状態などでブレーキをかける段階を調整してくれるのも魅力の1つです。
インテリアの部分でも従来は手動で操作していたのでサイドブレーキやフットブレーキがあり、車内インテリアの妨げとなっていました。
電動パーキングブレーキはスイッチだけなので、サイドブレーキレバーが無くなった分空間が広くなり収納スペースも確保できます。

逆にデメリットとしては、電動パーキングブレーキの故障により制御不能になった場合が考えられます。
搭載車の場合は故障した際の対処方法などを知っておく必要があります。
またモータースポーツで用いられるサイドターンが難しいようです。
考え方によっては、サイドブレーキがあるからこそ車の良さだと感じる方も多いので賛否があります。
そしてコスト面の高さも指摘されています。

電動パーキングブレーキの故障について

エンジントラブル 故障 オーバーヒート

出典:©shutterstock.com / Ersler Dmitry

電動パーキングブレーキは電子制御のため、バッテリーが上がってしまうと作動しません。
作動しなければ発進することはありませんので、停止している状態でバッテリーを交換すれば解決します。
シートベルトをしないと電動パーキングブレーキが解除されないので、モーター音のみする状態で前進しません。
このように手順を間違えることで故障することもありますので、手順を守ることが大切です。
短時間で何度も作動と解除を繰り返すと一時的に使用できなくなります。
また故障で電動パーキングブレーキをかけたまま走行すると事故につながる可能性があります。
手動で解除する場合はフットブレーキを踏み込んだ状態で電動パーキングブレーキを押し下げてください。

バッテリー上がりの対処に必要なジャンプスターターについてはこちら

電動パーキングブレーキ搭載車の紹介

レクサスLS460

4代目レクサスLS460 前期型

トヨタセルシオの後継車種としてレクサスブランドから生まれたレクサスLS460は、レクサスの中でも最高級の車種で、2006年に国内車で初めて電動パーキングブレーキを搭載した車です。
レクサスでは「アクティブステアリング統合制御付」と数種の安全機能を併せたネーミングをしていますが、その中に電子制御ブレーキがあります。
4輪すべて独立して制御することにより、その他の機能の向上へと貢献しています。


中古車情報
システムメンテナンス中


日産電動自動車リーフ

日産 リーフ 外装 プロパイロット

日産から2010年に発売された100パーセント電気自動車のリーフでは、電動パーキングブレーキを乗車人数によってブレーキの効きを電子で制御するEBC、エマージェンシーブレーキと併用することで、より安全装置を強化なものにしています。


中古車情報
システムメンテナンス中


スバルレガシイ

2018年式 スバル レガシィアウトバック

スバルのレガシィは世界最高峰の4駆システムを搭載しており、安定した走りを実現できることで根強い人気を誇っています。
レガシィの場合は一定の坂道で停車するとパーキングブレーキが自動で作動するヒルホールド機能もついているので、渋滞している立体駐車場などでは便利な機能です。
アイサイト搭載車では衝突回避システムで停止した際にも自動でパーキングブレーキがかかります。
レガシィの電動パーキングブレーキの操作方法はレバーを引くと押すで操作し自動解除システム作動します。
レガシィは生産終了したので、現在はレヴォーグにも搭載されています。


中古車情報
システムメンテナンス中


電動パーキングブレーキを体験しよう


電動パーキングブレーキについていかがでしたでしょうか。
昔ながらの車が好みの方にはレバーがなくなるので、受け入れにくい機能かもしれないですが、操作性は確実に向上します。
搭載車の試乗をすることで、イメージが変わったり利便性がわかりますので、一度体験してみてくださいね。

自動車のサイドブレーキに関連するおすすめ記事はこちら

サイドブレーキを利用したドリフトに関連する記事はこちら