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【三菱デリカD:2はコンパクトだけどデッカク使える】実燃費などの評価やカスタム例など要点7つ

三菱デリカD:2は、スズキが生産・販売するソリオのOEM車(兄弟車)です。1.2Lの低燃費エンジンとコンパクトクラスのトールワゴンを組み合わせ、街乗りでも遠出でも使い勝手のいい車となっています。本記事ではカスタムから実燃費や内装の評価など三菱デリカD:2の魅力について解説してまいります。

三菱 デリカD:2の歴史

初代デリカD:2は2011年に登場

デリカD:2

初代デリカD:2は、2011年に発表・発売された三菱のコンパクトクラスのトールワゴンです。
初代デリカD:2は、スズキのOEM車で、3代目ソリオの兄弟車となっています。

吸排気VVTを採用した1.2Lの4気筒DOHCエンジンを搭載し、67kW[91PS]/6,000rpmのパワーと118N・m(12.0kgf・m)/4,800rpmのトルクで軽快な走りを実現しつつ、JC08モード燃費20.6km/Lという優れた経済性を発揮していました。

初代デリカD:2は、兄弟車のスズキ ソリオで人気の高かったカスタムグレードである「ソリオバンディット」にあたるカスタムグレードが用意されていませんでしたが、そのかわり、ソリオには設定のなかった、兄貴分のデリカD:5を彷彿とさせるメッキグリルをオプション設定するなど、独自色を出していたのが特徴となっています。

スズキ ソリオ・ソリオバンディットについては以下の記事をご覧下さい。

2代目デリカD:2は2015年に登場

三菱デリカD:2

2015年にデリカD:2は2代目MB36S/MB46S型としてフルモデルチェンジしました。
初代デリカD:2同様に、OEM車であるソリオの兄弟車となっています。

次項より、この2代目デリカD:2について、詳しく解説してまいります。

三菱 デリカD:2は2種類のハイブリッドエンジンを選べる!その評価も

重要なポイント

三菱デリカD:2は、2種類のハイブリッドエンジンが選べます。
2015年の発売当初は小型のモーターとバッテリーでエンジンをアシストして、低燃費を狙う「マイルドハイブリッドエンジン」のみの設定でしたが、2017年1月に、モーターによるアシスト走行はもちろんのこと、モーターのみのEV走行をも実現するパラレル方式の「ハイブリッドエンジン」車も追加販売となりました。
それぞれのエンジンについて、詳しくご紹介いたします。

パワフルな走りと低燃費を両立した「ハイブリッド」エンジン

デリカD:2 Dual jet engine

三菱デリカD:2のハイブリッド車は、10Kw[13.6PS]/3,185-8,000rpm、30N・m[3.1kg・m]/1.000-3,185rpmのパワーを持つ小型高性能の駆動用モーターを採用し、スムーズでパワフルな走りを実現しつつ、優れた低燃費を両立しています。
また、低中速時にはエンジンを使わないEV走行も可能となっており、ハイブリッドらしい静かで低燃費な走りを実現しています。

【駆動用モーター】

デリカD:2モーター

【ハイブリッドシステム走行イメージ】

デリカD:2ハイブリッドイラスト

三菱 デリカD:2ハイブリッドエンジンのスペック

スペック

【エンジンスペック】
型式:K12C
弁機構・気筒数:DOHC 16バルブ吸排気VVT・4気筒
総排気量(L):1.242
最高出力「ネット」(kW[PS]/rpm):67[91]/6,000
最大トルク「ネット」(N・m[kg・m]/rpm):118[12.0]/4,400
燃料供給装置:電子制御燃料噴射
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

【モータースペック】
型式:PB05A
最高出力「ネット」(kW[PS]/rpm):10[13.6]/3,185~8,000
最大トルク「ネット」(N・m[kg・m]/rpm):30[3.1]/1,000~3,185
種類:交流同期電動機

【燃料消費率】
JC08モード (国土交通省審査値) (km/L):32.0

【主要燃費向上対策】
ハイブリッドシステム、充電制御付アイドリングストップ装置、可変バルブタイミング、電動パワーステアリング、5速自動マニュアル変速機

★搭載グレード
HYBRID SX、HYBRID SV Navi Package、CUSTOM HYBRID SZ Navi Package

より身近に低燃費を実感「マイルドハイブリッド」

デリカD:2 発電機

三菱デリカD:2の「マイルドハイブリッド」車は、モーター機能付き発電機にその秘密が隠されています。
このモーター機能付き発電機は、加速時のアシストや再始動時に力を発揮するモーター機能を有しており、小型軽量でありながら高性能なため、コンパクトカーにピッタリなシステムと言えます。

このマイルドハイブリッドシステムにより、優れた低燃費を実現しています。

【マイルドハイブリッドシステム走行イメージ】

デリカD:2マイルドハイブリッド走行イメージ

三菱デリカD:2マイルドハイブリッドのスペック

デリカD:2

【エンジンスペック】
型式:K12C
弁機構・気筒数:DOHC 16バルブ吸排気VVT・4気筒
総排気量(L):1.242
最高出力「ネット」(kW[PS]/rpm):67[91]/6,000
最大トルク「ネット」(N・m[kg・m]/rpm):118[12.0]/4,400
燃料供給装置:電子制御燃料噴射
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

【モータースペック】
型式:WA05A
最高出力「ネット」(kW[PS]/rpm):2.3[3.1]/1,000
最大トルク「ネット」(N・m[kg・m]/rpm:50[5.1]/100
種類:直流同期電動機

【燃料消費率】
JC08モード (国土交通省審査値) (km/L):27.8(4WD車は23.8)

【主要燃費向上対策】
ハイブリッドシステム、充電制御付アイドリングストップ装置、可変バルブタイミング機構、電動パワーステアリング、ロックアップ機構付トルクコンバーター、自動無段変速機

★搭載グレード
HYBRID MX、HYBRID MZ、HYBRID MZ Navi Package、CUSTOM HYBRID MV

デリカD:2の走り・エンジンの評判・口コミは?

デリカD:2の現行モデルの口コミ件数が少ないので、兄弟車であるスズキ・ソリオでの評判も交えながら検証していきたいと思います。

まずはデリカD:2の口コミからです。

やはり4発エンジンの静かさは良いですね。
力がないとよく聞いていたのですがもっさり感はありません。CVTの設定も良いです。1000回転での巡航速度は静かで良いですし、静かすぎて眠くなるw

出典:http://review.kakaku.com/

以下はソリオの口コミになります。

1200cc(実質1300cc)のエンジンにしては静粛性とパワーを兼ね備えていると思います。 アイドリングストップのレンジ幅が広く、これが更に静粛性と燃費向上に繋がっています。
その一方、EV走行中にグッとアクセルを踏み込んで加速をしようとすると、加速していくまでに若干のタイムラグを感じます。

出典:http://review.kakaku.com/

普通に走ります。ストロングじゃないマイルドなハイブリッドなのでアシスト力は低めのはずですが、車重がかなり軽いためか、すいすいと発進、加速してくれます。特筆すべきはIGS?とかいう仕組みのおかげでアイドリングストップからの発信時にセルモーターのブルルルンって音と振動がない(少ない)ので、これならストロングじゃなくても別にいいかなと思わせてくれます。

出典:http://review.kakaku.com/

思ったよりパワフルです。1200ccなら、十分ではないかと思います。残念ながら、音は官能的ではないです。スポーツカーではないので、ここは割り切りが必要です。
ISGのおかげで、アイドリングストップからの復帰、アシストが自然です。

出典:http://review.kakaku.com/

過不足無いパワーです、パワフルとは言いませんが、街乗りニーズ向けだと考えればマッチしてます。
高速道路での走行も基本的に問題ないです、法定速度以上に出される方には不満はあるとおもいます。

出典:http://review.kakaku.com/

【ここがポイント!】
ハイブリッド、マイルドハイブリッドとも走りに関しての評価は。おおむね好評と言えそうです。ハイブリッド車のEV走行は、少し力強さが物足りないといった声も聞かれましたが、それが大きな不満になるほどのものではないといった感じです。

三菱 デリカD:2は精悍なカスタムの外装も選べる!その評価は?

三菱デリカD:2は、メッキグリルが精悍な標準タイプの「デリカD:2」とOEM車のスズキソリオバンディットにあたるカスタムモデル「デリカD:2カスタム」の2種類の外装が選べるのが特徴です。

デリカシリーズの顔ともいえるメッキグリルが特徴の「デリカD:2」

標準ボディとなる「デリカD:2」は、デリカシリーズと共通イメージのフロントマスクが特徴です。ボデイカラーはいずれもモノトーンで6色用意されています。

薄型LEDヘッドライトが精悍な「デリカD:2カスタム」

「デリカD:2カスタム」は、OEM車であるスズキソリオのカスタムモデル ソリオバンディットにあたるモデルで、専用デザインの薄型LEDヘッドライトの採用により、より精悍なイメージでまとめられています。
デリカD:2カスタムのボディカラーは、標準のデリカD:2と同じ6色の設定ですが、デリカD:2カスタムは、ルーフとそれ以外のボディと塗り分けたツートンカラーが2色用意されており、よりスペシャルな雰囲気を味わうことができる設定となっているのが特徴です。

【デリカD:2カスタム専用薄型LEDヘッドライト】

デリカD:2の外装スペック

【外寸】
全長/全幅/全高(mm):3,710/1,625/1,745
ホイールベース(mm):2,480
トレッド 前/後(mm):1,435/1,440
最低地上高(mm):140

【車両重量】
車両重量(kg):990

デリカD:2の外装の評判・口コミは?

車 男性

出典:©Shutterstock.com/ Nestor Rizhniak

以下の口コミも姉妹車、ソリオの口コミを参考にしています。

コンパクトな気がするけど軽自動車とならべるとやっぱり大きくてある程度の迫力はあります。先代よりも数段かっこよくなってるとは思います。

出典:http://review.kakaku.com/

エアロ状のスタイルなのでそれなりにスタイリッシュです、先代に比べて軽自動車ぽさがかなり薄れたデザインになっているのも良いところかなと思います。
特にフェンダーの形状やライン造形のおかげで、サイズよりワイド感がある雰囲気がより一層引き締めています。

出典:http://review.kakaku.com/

車として美しくはないです。最大限利便性を意識しているので仕方ないです。決してかっこ悪いわけじゃありません。

出典:http://review.kakaku.com/

【ここがポイント!】
外装のデザインは好き好きなので、さまざまな意見があるようですが、ユーザーは気にいって購入したという方が大半のようです。
軽自動車との質感、見た目を気にするユーザーが多い傾向にあるようなのが特徴かもしれません。

三菱 デリカD:2の内装はアウトドアにぴったり!みんなの評価も

デリカD:2インテリア

三菱デリカD:2は、そのボディサイズからは想像ができないほどの「広々した室内空間」が人気となっています。
特に、アウトドアユースにもってこいで、車中泊にも使える広さが魅力です。

三菱 デリカD:2で車中泊をしてみたい方は、以下のスズキ ソリオの記事が参考になるかもしれません。

運転のしやすさと開放感の高いインパネ

デリカD:2インパネ

メーターパネルはセンタータイプとして、視認性の良さと同時に、左右の開放感、広々した空間を演出しています。

使いやすく、広いラゲッジルーム

デリカD:2ラゲッジ寸法

デリカD:2のラゲッジルームは、開口部を限りなく広く、低く設計されていますので、使いやすさが抜群です。
荷物の量に合わせてリアシートを倒すことでゴルフバックやキャンプ道具など荷物の量や定員にあわせた使い方ができます。

デリカD:2の内装スペック

【室内スペック】
室内長(mm):2,515
室内幅(mm):1,420
室内高(mm):1,360
定員(名):5

デリカD:2の内装の口コミ・評判は?

女性 サイドミラー

以下の口コミもスズキ ソリオを参考にしています。

広いですね。かなり広いです。後席も一番前の位置にしても十分な広さです。

出典:http://review.kakaku.com/

収納が多いのが何より嬉しいところ、助手席側のダッシュボードにティッシュボックスが綺麗に収まるのは◎
運転席シートの座面横ポケットはスマホ入れに最適で、些細なことですが利便性は高いです。

出典:http://review.kakaku.com/

外見とは裏腹に内面は非常に実用性に富んでいます。見切り、視界は最良好。窓の面積も広いし、ピラーも寝てないので視界は気持ちいいぐらいに晴れ晴れ。気持ちも晴れ晴れ。クラス全然違うので比較してはいけないかもしれませんが視界の良さはフォレスターに匹敵する心地よさです。

出典:http://review.kakaku.com/

質感も先代より高くなってます。センターメーターはあまり馴染めませんでした。
少し残念なのはGには自発光メーターが採用されない点。

出典:http://review.kakaku.com/

よくセンターメーターの評価が分かれますが、個人的には見やすく違和感はありません。運転視界を遮らない点も気に入ってます。
インテリア全般はコンパクトカー特有の安っぽさもなく、上質な仕上がりだと思います。収納が多い点も大変便利ですね。

出典:http://review.kakaku.com/

【ここがポイント!】
デリカD:2のインテリアですが、質感が高い点と収納スペースが豊富にある点がユーザー共通の美点として感じられているようです。賛否が分かれたのは「センターメーター」。開放感という点では評価されていますが、見やすさではイマイチであるという声が多く聞かれました。センターメーターは好みによって左右されるところと言えるでしょう。

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この記事の執筆者

よっしーこの執筆者の詳細プロフィール

13年間自動車ディーラーで営業していた経験を生かして自動車・バイクのライターをしています。ドライブ・ツーリングが大好きで、そのジャンルの記事も得意です。 現在はフォルクスワーゲンのダウンサイジングターボ車にハマっています。愛車はフォルクスワーゲン・パサートです。...