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【優雅で上品なアウディA3セダン/スポーツバック】実燃費や試乗の評判など要点6選

2017年1月、アウディのCセグメントを代表する「A3 セダン」「A3 スポーツバック」は、ついにモデルチェンジ完了後の新型車販売が開始されました。本記事は、「アウディ・A3 セダン/A3 スポーツバック」の押さえておきたい要点や、実燃費、試乗のリアルな評価まで、徹底解説しています。

アウディ・A3が属する「Cセグメント」とは何?

各メーカーの人気車種がずらり勢揃い

アルファベット ABC

輸入車を指す場合に、よく耳にする「セグメント」とはいったい何を指すのでしょうか?
セグメントとは、車の分類方法を表わすもので、一般的には車体全長、装備、価格、イメージを総合的にとらえ、区分けしたものです。
現在は、「Aセグメント」から「Eセグメント」に区分けされることが一般的で、「Aはスモールカー」、「Bはコンパクトカー」、「Cは中型ハッチバック・小型セダン」、「Dは中型セダン・ステーションワゴン」、「Eは大型セダン」のように分類されています。
「アウディ・A3 セダン/A3 スポーツバック」が属する「Cセグメント」には、各メーカーの人気車種や有名車種がずらりと名を連ねている「激戦市場」となっていて、アウディ・A3の他にも「フォルクスワーゲン・ゴルフ」や「BMW・1シリーズ」などがラインナップしているのです。

「フォルクスワーゲン・ゴルフ」と「BMW・1シリーズ」については以下の記事をどうぞ。

アウディ・A3 歴代モデル概要

アウディ・A3 【初代 1997年~2003年】

アウディA3 1.8Lハッチバック

初代アウディ・A3は「小さな高級車」というキャッチフレーズで、1997年に日本での販売が開始されました。

初代の特徴としては、従来のアウディと違い「横置きエンジン・FF方式(フロントエンジン・前輪駆動方式)」が採用されたことです。
これは、初代アウディ・A3のプラットフォームが「フォルクスワーゲン・ゴルフ4」と、共有であったことによるものです。
発売当初は、3ドアハッチバックの設定のみとなりましたが、3ドアは日本での人気が低いこともあり、1999年には5ドアが追加され、2000年には5ドアのみのラインナップとなりました。

初代アウディ・A3は、兄弟車「フォルクスワーゲン・ゴルフ4」と性能面ではあまり差別化は図っておらず、スタイリングの中にアウディらしいエッセンスをプラスするという形をとっています。

アウディ・A3 【2代目 2003年~2013年】

アウディA3 スポーツバック

2代目となる「アウディ・A3」の日本での販売が開始されたのが2003年でした。
2代目・A3の大きな特徴としてあげられるのは、2004年にラインナップに追加された5ドアタイプの「スポーツバック」があります。
スポーツバックとは、アウディ独自の車のスタイルに対する総称で、従来のハッチバックやワゴンにとどまらず、用途によって広い収納となるスペースを確保したスポーツスタイルの車を指します。
3ドアモデルより全長で約70mm拡大された「アウディ・A3 スポーツバック」は、ラゲッジスペースは370Lとなっていて、さらに後部座席を倒せば1,120Lを確保しています。
また、2005年には、現行のアウディ車のシンボルといっても過言ではない「シングルフレームグリル」が採用され、フロントマスクの印象がより精悍となりました。

「2代目アウディ・A3」は2013年、3代目となる現行モデルに引き継ぐ形で終止符を打つこととなります。

アウディ・A3 【3代目(現行モデル) 2013年~】

(アウディ・A3 スポーツバック 2017年モデル)

アウディA3スポーツバック

2013年に約10年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施した「アウディ・A3」は、新しく3代目(現行モデル)となりました。

3代目「アウディ・A3」は、最新鋭の技術が搭載されたモデルとなっていて、従来の人気モデル「スポーツバック」に加え、2014年には新たに「セダン」がラインナップに加えられています。
2017年1月には、新たにマイナーチェンジを実施し、販売が開始され現在に至っています。

アウディ・A3の押さえておきたい要点6選

現行となるアウディ・A3には、セダンのグレードとして「1.4 TFSI」、「1.4 TFSI スポーツ」、「2.0 TFSI クワトロ」、「2.0 TFSI クワトロスポーツ」がラインナップしています。
一方、スポーツバックのグレードにも同じく「1.4 TFSI」、「1.4 TFSI スポーツ」、「2.0 TFSI クワトロ」、「2.0 TFSI クワトロスポーツ」がラインナップしています。

この章からは、アウディ・A3を考えるうえで、押さえておきたい要点を順にご紹介していきましょう。

(アウディ・A3 セダン 2017年モデル)

アウディA3セダン

アウディ・A3セダン/スポーツバックの要点 その1【エンジン性能】

1.4 tfsi1.4 tfsi スポーツ
2.0 tfsi クワトロ
2.0 tfsi クワトロスポーツ
エンジン種類直列4気筒dohc16バルブ(tfsi)直列4気筒dohc16バルブ(tfsi)
排気量1,394cc1,984cc
最高出力90kw[122ps]/5,000~6,000rpm140kw[190ps]/4,180~6,000rpm
最大トルク200n・m[20.4kg・m]/1,400~4,000rpm320n・m[32.6kgm]/1,500~4,180rpm
トランスミッション7速 sトロニック7速 sトロニック
駆動方式ff4wd
使用燃料ガソリンガソリン
[単位]最高出力:kw[ps]/rpm 最大トルク:n・m[kgf・m]/rpm

セダン/スポーツバックとも「TFSIエンジン」を搭載

アウディA3セダン/スポーツバック

上記の表からもわかるように「アウディ・A3 セダン」「アウディ・A3 スポーツバック」には、排気量の差はありますが、エンジンには全てのグレードに対して「TFSIエンジン」が搭載されています。
TFSIエンジンとは「Turbocharged Fuel Stratified Injection」の略で、アウディのターボ付き直噴式エンジンに対する総称です。
アウディの新型A4にも搭載されている、最新のエンジン方式となっています。

アウディ「TFSIエンジン」の仕組みとは?

アウディA3スポーツバック

TFSIとは、前の章で「直噴式エンジン」であると説明しました。
従来、ガソリンエンジンは、吸気ポートに燃料を噴射させ、空気と燃料の混合気をシリンダー内に吸入し、点火させ燃焼させるという工程を踏んでいます。
それに対し、直噴式エンジンとは、シリンダー内に直接燃料を噴射し、シリンダー内で混合気を作り、点火させ燃焼させるという工程を踏みます。

現在、直噴式エンジンには、燃料を噴射させ混合気を作る際、シリンダー内全体で理想とされる混合気の比率を均質に保つ「均質燃焼タイプ」や、着火装置であるスパークプラグに近いシリンダー部分のみ混合気の比率を高くする「成層燃焼タイプ」などがあります。

「アウディ・A3」のTFSIエンジンは、「成層燃焼タイプ」で、高性能インジェクターにより、ピンポイントの噴射を可能とし、燃焼効率を高め「燃費向上」を実現しています。
さらに、エンジンの低負荷時でもターボによって立ち上がりが早く、燃費と走りの両立を実現しているのです。

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