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バイパスの意味とは?高速道路や一般道との違いから走行時の注意点まで

道路でよく見かけたり耳にすることがある「バイパス」。国道や高速道路、有料道路とバイパスにもいろいろな種類があるようです。ここではバイパスの意味から、それぞれの違いや走行時の注意点などを確認していきます。

バイパスという言葉の意味は?

バイパスという言葉は車を運転する人なら誰もは一度は耳にしたことのあるものだと思います。
しかし、「バイパスって何?」と聞かれて、しっかりと説明することができる方は多くはないかもしれません。

バイパスとは道路に限って使われる言葉ではなく、迂回すること、または迂回のための経路を意味しています。
水道管や電気回路でも使われますし、医療分野でも血管のバイパスという使われ方もします。
いずれにしても、元々あった経路を別のものに変えたり、複数のルートとするような意味があります。

バイパスとはどんな道路?

箱根新道

バイパスの意味を道路に当てはめて考えると、一つのルートから"迂回するための道路”と考えることができます。
迂回する理由はさまざまですが、おおむね以下のパターンになります。

・市街地を避けるバイパス
・交通量の増大に対応するためのバイパス
・山間部の峠道や海岸線沿いの道を避けるバイパス

市街地を避けるためのバイパスは、道路が出来た当初から市街地だったものの車の往来が少なかった道路や、道路が出来た後に市街地化したことにより設けられ、渋滞や事故の防止などにつながります。

技術の進化により登場したバイパスも多くあります。
長大なトンネルを掘削できるようになって山頂部を避けることができるようになったり、橋やトンネルで海岸線に沿った複雑なルートを回避できるようになった例もあります。

バイパスに通行料金はかかる?

疑問 ポイント

このように便利なバイパスですが、一般道路と同じ無料のものから通行料金のかかる有料道路の場合もあります。
料金や道路の種類で見ると、おおむねこのようなパターンに分かれます。

一般道路としてのバイパス

多くのバイパスは通行に料金はかかりません。
一般道路として扱われるものから、高速道路と一体となって運用される料金がかからない道路までさまざまです。

有料道路としてのバイパス

費用

バイパスを建設するためには多額の費用がかかります。
そのため、有料道路となる場合も多くあります。
受益者負担という便利になった分、通行する人が料金を負担するという考え方です。
有料道路の場合、建設費をすべて回収できた場合には、その後は通行料の徴収をやめて無料開放されることもあります。
静岡県内の国道1号線のバイパスはその一例です。

高速道路としてのバイパス

通行料金がかかるバイパスのうち、高速道路と一体となって運用されているバイパスもあります。
有名なのは名神高速の支線扱いの京滋バイパス、名阪国道などです。
そのほか各地の「高速自動車国道に並行する一 般国道自動車専用道路(A'路線)」もバイパスとして整備されたものがあります。
新東名高速道路も、東名高速に対するバイパスとも言えます。

バイパスを走行する時に気を付けること

注意

すべてに当てはまるわけではありませんが、初めてのバイパス道路を走行する時には以下の点に気をつけておきましょう。
知らない道路には思わず落とし穴があるかもしれません。

自動車専用道路ではないか

バイパスが自動車専用道路となっている場合も多くあります。
歩行者や自転車などが通行できないのはもちろんのこと、原付などの場合は走行できないので要注意です。

「有料道路だった」or「ETCが使えなかった」

"無料だと思っていたら実は有料道路だった”などということもありえます。
ETCカードが使えない場合もあるので、現金の準備もしておきましょう。

インターチェンジ方式で目的のところで曲がれない

スムーズな通行のために、バイパスへの出入りが限定される場合がります。
普通の交差点ではなく立体交差となることや、出入り口がインターチェンジになっている場合もあるので運転中には車の合流などにも気をつけておきましょう。
どこからバイパスが始まり、終わるのかも確認しておくと安心ですね。

制限速度に注意

バイパスは整備状況の良さなどから、流れが良く走行しやすい道路が多いため、ついつい速度が上がってしまいがちです。
バイパスを走行する際は制限速度の標識をよく確認しましょう。

バイパスが出来ると元々あった道路はどうなる?

廃道

こちらはよく「旧道」などと呼ばれています。
旧道は道路として機能して旧道とバイパス両方とも通行ができる場合や、使われなくなりそのまま廃道となるケースがあります。
バイパスが開通すると、旧道の方は国道や県道の指定を外される場合もあれば、旧道、バイパスとも両方が指定されるケースもあります。
こうして世代交代を繰り返していく歴史の長い道路だと、旧道のさらに旧道、そのまた旧道などというような複数のルートがある状況も生まれてきます。

バイパスや旧道を上手に使おう!

富士山 バイパス

このように利便性向上のためのバイパスですが、万が一の交通規制や災害などで時にバイパスが使えなくなった場合どうすれば良いでしょうか。
そのような時には旧道が出番かもしれません。
山間部の長いトンネルの近くには、現在ではほとんど使われなくなった道があったりするので、迂回路として使えないか調べてみましょう。
今まで何気なく通っていたバイパスですが、地図を見ると新しい発見があるかもしれませんね。

車に関係する用語の解説についてはこちら!

この記事の執筆者

EightHoursADayこの執筆者の詳細プロフィール

書籍の編集者が本業でライターもやっています。 好きな車は欧州の大衆コンパクトカーやステーションワゴンなどの実用車やマイナーな国産車。 人気がなく、一般的に日の目を見ない車などにも光を当てていきたいです。 車だけではなく道路や交通法規ネタなんかも好きです。...

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