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スズキ・カルタスはスイフトの祖!歴代モデルの紹介と実燃費の評価からGTIに中古車情報も

「カルタス」は、スズキがかつて販売していたコンパクトカーです。低価格で燃費性能に優れ、ホットハッチモデルの「カルタスGTI」はモータースポーツでも活躍しました。本記事では、そんなカルタスの歴代モデルや実燃費評価、GTIについて紹介しています。

スズキ・カルタスとは?

初代 カルタス

スズキ 初代 カルタス

カルタスとは、スズキが1983年から2002年まで製造・販売していたコンパクトカーです。
小型、軽量のボディに優れたエンジンを搭載していたので、モータースポーツの分野で活躍した他、低価格であったためにパトカーとしてもよく配備されていました。

車名は「崇拝」を意味するラテン語を語源とした英語「CULT(カルト)」に由来しており、「CULTURE(カルチャー=文化)」 につながる接頭辞として、「思想のあるクルマは文化だ」という主張と、「現代のクルマ文化に貢献したい」というスズキの願いを込めています。

初代カルタス 1983-1988年

スズキ 初代 カルタス

初代カルタスは、GM(ゼネラルモーターズ)との共同開発により誕生しました。
最初期のモデルはFF(前輪駆動)の3ドアハッチバックボディに、1.0Lの直列3気筒エンジンを搭載していましたが、後にターボエンジンを搭載したホットハッチモデルと、1.3L 直列4気筒の5ドアハッチバックモデル、4WDモデルが追加されています。

「オレ・タチ、カルタス。」のキャッチコピーで話題となったテレビCMには、ドラマ「あぶない刑事」のタカ役で知られる俳優の舘ひろし(たち・ひろし)さんが出演していました。

初代カルタスのテレビCM

2代目カルタス 1988-1999年

スズキ 2代目 カルタス

2代目カルタスは1988年に登場しました。
2代目は低価格なグローバルカーというコンセプトは引き継ぎつつも、初代モデルと比べて価格が上昇していたので、発売からしばらくの間は初代モデルと並行して販売されています。

ボディタイプは3ドア・5ドアハッチバックの他、セダンとコンバーチブルも存在していました。
パワートレインには1.0Lの直列3気筒と1.3Lの直列4気筒が搭載され、駆動方式はFFと4WDトランスミッションは5速MTと3速ATの設定です。
また、後に1.6Lと1.5Lのエンジン、スズキ車で初のCVTも追加されています。

2代目からは上級モデルの「カルタス・クレセント」が追加された他、当時世界で最も安い小型車として「カルタス1000F」が登場しています。
カルタス1000Fは、パワーステアリングとエアコン付きで68万円という低価格で販売されていたのです。

3代目カルタス 1995-2001年

スズキ 3代目 カルタス

3代目カルタスは、2代目カルタスが販売中の1995年に登場しました。
上級モデルである「カルタス・クレセント」は、3代目カルタスの初期の名称であり、2代目カルタスの車名が「カルタスMシリーズ」に変更されてからは、通常のカルタスになっています。

ボディタイプは3ドア・5ドアハッチバックと4ドアセダン、ステーションワゴンの3種類が設定され、パワートレインには1.3L、1.5L、1.6L、1.8Lの直列4気筒エンジンが搭載されています。

カルタスの販売終了はハッチバック(2000年まで)が1番早く、2番目がセダン(2001年まで)、最後に販売終了されたのはステーションワゴン(2002年まで)でした。

海外では「スイフト」として販売

GMによる海外販売モデルは「スイフト」と名付けられ、後にカルタスの後継車種の車名として日本国内でも使用されるようになりました。
なお、3代目カルタスからは海外名が「スティーム」に変更されています。

日本国内ではあまり人気のなかったカルタスですが、海外では低価格のバジェットカー(サブカー)として、アメリカ国内で大ヒットしています。
また、シボレー・スプリント、ポンティアック・ファイヤーフライ(カナダ)、ホールデン・バリーナ(オーストラリア)という車名でも販売されていました。

スズキの新型スイフトの最新情報に関してはこちら

スズキ・カルタスの中古車価格


中古車情報
システムメンテナンス中


スズキ・カルタスは2002年を最後に製造を終えてしまったこともあり、あまり中古車市場ではみかけません。
2017年3月時点ではGoo netには1台しかありません。
数は少ないのは間違いないのですが、見つかれば手頃な値段で購入ができるでしょう。

スズキ・カルタスの実燃費評価

ガソリンメーター

3代目カルタスの10・15モードでのカタログ燃費は以下の通りです。

▲ハッチバック:13.0~20.0km/L
▲セダン:13.0~19.0km/L
▲ワゴン:11.6~19.0km/L

カルタスの実燃費に関しては、昔からカタログ値よりも良い数値が出たという報告が多く、海外サイト「WIRED US」が調査した自動車史における「最も燃費がよい自動車」のトップ10では、1位にランクインしています。
その上、カルタスだけで4車種もランクインしていることから、カルタスの燃費性能がいかに優れていたかということが、よく分かりますね。

カルタスの実燃費評価

スズキ・カルタス GTIとは?

初代カルタス GTI

スズキ 初代 カルタス GTI

2代目カルタス GTI

スズキ 2代目 カルタス GTI

1986年、初代カルタスに追加されたホットハッチ「カルタスGTI」は、1.3Lのエンジン(97PS、後に110PSに向上)に5速MTを搭載したFF車でした。
カルタスGTIは、当時の同排気量の車種の中でトップクラスの出力を誇り、国内のモータースポーツにおいては、小排気量クラスの主力として大活躍をしたのです。

2代目カルタスにもGTIは設定されており、3ドアハッチバックのボディに1.3Lの直列4気筒エンジンを搭載し、純正エアロパーツが標準装備されていました。
直列4気筒で最高出力115PSという、ハイパワーなエンジンを搭載していた2代目カルタスGTIは、そのピーキーな性能からマニア人気も高く、中古市場では滅多に見つからない上、見つかったとしても高値で取引されています。

尚、3代目カルタスにはGTIの設定はありません。

カルタスGTIの評価

ホットハッチの詳しい解説はこちら

スズキ・カルタスは低燃費の優れたホットハッチ

2代目カルタスのパトカー仕様

スズキ 2代目 カルタス パトカー

スズキカルタスの歴代モデルとGTI紹介や実燃費評価、中古車情報などについて解説しましたが、いかがでしたか?
低燃費で高い走行性能を持つハッチバック(小型で機敏なハッチバック)として名を馳せたカルタス。
そのコンセプトは、後継車種である「スイフト」へとしっかり受け継がれています。

現在の日本国内では数が少ない貴重な車ですので、まだ所有しているという人は、これからも大事にしていきましょう。

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この記事の執筆者

進藤圭太この執筆者の詳細プロフィール

ライターをやっております。好きな車は奇抜な車、60~80年代の車など色々です。...

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