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LEDウインカーが異常も無いのにハイフラ!原因&対策を紹介│防止抵抗の取り付け方も

ウインカーにはハイフラという現象が起こることがあります。 その中でも、電球からLEDウインカーに変えた途端、球切れでもないのにハイフラが発生してしまうことが問題となっています。 今回は、ハイフラ現象とは何か?LEDウインカーのハイフラ現象の原因と対策についてご紹介していきます。

ウインカーのハイフラ現象とは?

ハイフラとは、ウインカーの点滅が通常より早くなる現象「ハイフラッシャー」の略語で、ウインカーの電球が切れた時に起こることとなります。

なぜこのような現象が起こるかというと、ウインカーの電球が切れたことを運転手に伝えるための、いわゆる安全装置の一種として設定されているからです。
ウインカー切れは、道路交通の安全面の観点から見てもかなり致命的なので、このような仕組みがあります。
具体的には、バルブ切れによる抵抗の減少がスイッチとなって、ハイフラが発生します。

ちなみに、今回のメインテーマであるLEDウインカーにもハイフラ現象は起こります。
しかし、LEDウインカーのハイフラ現象の原因は、バルブ切れ以外にも存在するので注意が必要となります。

電球からLEDに交換すると起こるハイフラ現象が厄介!

LEDウィンカー

出典 :©Shutterstock.com/ isaravut

以前は、LEDウインカーが標準装備されているのは高級車に限られていました。
しかし近年では、通常の電球バルブを途中からLEDバルブ化するカスタムが増えています。

そこで、なかなか対策がされずにオーナーを悩ませている問題が、通常バルブからLEDバルブに交換した際に発生する、ウインカーのハイフラ現象です。
LEDウインカーもバルブ切れでハイフラ現象を起こすことはありますが、厄介なのはバルブが切れていないにも関わらず、ハイフラ現象が発生することです。

ウインカーの電球バルブは21W程度あり、バッテリーからの12V電圧に対し、1.75Aの電流が流れます。
しかし一方で、LEDバルブの消費電力は0.3W程度なので、電流は0.025Aしか流れません。
これが原因で、ウインカーリレーはLEDバルブへの電流が極端に少ないことをバルブ切れだと判断してしまいます。
つまり、通常バルブから何の対策も無くLEDバルブに交換すると、常にハイフラ現象が発生してしまうことになるのです。

LEDウインカーのハイフラ現象の対策としてどんな手段がある?

疑問

元々LEDウインカーが装備されている車種などで、単純にバルブが寿命などで切れた場合は、バルブ交換でハイフラは解決します。
LEDは寿命が長いとされていますが、個体差はありますので使用期間が短い場合でも球切れになることがあります。
しかし、通常バルブからLEDに変えた場合に常にハイフラ現象が発生してしまうような場合は、次のような手段を講じる必要があります。

手段には大きく分けて以下の2つのアプローチがあります。
・LEDのバルブと並列にハイフラ防止抵抗というものを取り付ける方法
・LEDのような消費電力の少ないバルブでも、通常のバルブと同様に一定の回数で点滅するICウインカーリレーに交換する方法。

LEDウインカーハイフラ対策1:メタルクラッド抵抗を使用

抵抗

出典 :©Shutterstock.com/ Sergiy Kuzmin

メリット

メタルクラッド抵抗を使用した場合のメリットは以下です。
・車種に左右されない点
・固定しやすく使い勝手が良い点
・セメント抵抗と比較して放熱効果が高い点

デメリット

逆にメタルクラッド抵抗を使用した場合のデメリットは以下です。
・セメント抵抗より高くつく
・間違った使い方をすると危険
・セメント抵抗に比べれば放熱効果はあるが、それでも高温。

※今回紹介する抵抗器は、メタルクラッド抵抗のみです。
セメント抵抗は、メタルクラッド抵抗と比較して発熱のリスクが高く、初心者が自分で取り付けるには危険なので割愛させて頂きます。

取り付け方

ウインカー配線をエレクトロタップ(配線分岐コネクター)で分岐させ、+と-にそれぞれ抵抗器を接続します。

作業自体は30分程度で終わる単純なものですが、抵抗器付近に配線やプラスチック部品があると発熱の影響を受けて危険ですので、そこを十分に注意して取り付けましょう。

LEDウインカーハイフラ対策2:ICリレーを使用

メリット

ICリレーを使用した場合のメリットは以下です。
・交換作業が簡単な点
・発熱のリスクが無い点
・電球ウインカーとの混合使用が可能な点

デメリット

逆にICリレーを使用した場合のメリットは以下です。
・抵抗器を使用するより費用が高い点
・リレー交換のできない車種も存在する点

リレー交換できる車種かどうか確認するには?

自車にウインカーリレーがあるかどうかを調べる必要があります。
ウインカーをONにしたときに、「カッチンカッチン・・・」という音がしますが、この音はウインカーリレーがあるという証拠です。
最近の現行車では、ウインカーとウインカーリレーが統合されている車種がありますが、この場合は電子音が作動します。
このようにウインカー作動音が電子音のタイプは、リレー交換が出来ない車種がほとんどのため、ICリレーは使用できません。

取り付け方の解説動画

車種によってLEDウインカーのハイフラ対策は異なる!

ウインカー

出典 :©Shutterstock.com/ Enki Photo

今回は、LEDバルブのウインカーで発生するハイフラ現象の原因と対策についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ICリレーに交換する方法が特に簡単でリスクも少ないのですが、取り付けられない車種も存在することに注意しましょう。
まずは自車のウインカーリレーの有無について確認してから、抵抗器を取り付けるか、ICリレーに交換するかを決めることが最も大切なことです。

以上の点に留意しながら、ウインカーをLEDにドレスアップしましょう!

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この記事の執筆者

小真太郎この執筆者の詳細プロフィール

マツダ車がお気に入りです。車全般に興味を持って、日々過ごしています。 どうぞ宜しくお願いします。...