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タクシー・バスではチャイルドシートは免除?新生児の安全への最適な選択とは?

6歳未満の子どもでは使用が義務になっているチャイルドシード、タクシーやバスなどに乗るときには使わないのが一般的だとは思いますが、道路交通法でも除外される規定があったのはご存知でしたか?しかし、免除されるといっても安全に子どもを車に乗せたいものです。そこでチャイルドシートを使用しない時に気をつける点などをまとめました。

チャイルドシートは法律で義務付けられていますが

チャイルドシート

道路交通法では6歳未満の幼児にチャイルドシートの使用が義務付けられています。
これに違反してしまうと、罰則もあり、違反点数1点となります(反則金はありません)。
しかし、この義務にも条件があり、免除される場合もあります。
例を挙げると

・物理的にチャイルドシードが使えないような時
・身体の状態によって使用ができないような時
・緊急の時

などがあります。

ただ、これはいずれも普通の乗用車の場合です。
そもそも客として車に乗るタクシーやバスの場合にはどうなっているのでしょうか。
タクシーに乗る時にチャイルドシートとはあまり聞いたことがないとは思いますが、この機会に今一度その根拠を確認してみましょう。

チャイルドシートはバスやタクシーでは免除される根拠

六  道路運送法第3条第1号に掲げる一般旅客自動車運送事業の用に供される自動車の運転者が当該事業に係る旅客である幼児を乗車させるとき。
七  道路運送法第78条第2号又は第3号に掲げる場合に該当して人の運送の用に供される自動車(特定の者の需要に応じて運送の用に供されるものを除く。)の運転者が当該運送のため幼児を乗車させるとき。

出典:道路交通法施行令第二十六条の三の二 第三項

この第6号の指す一般旅客自動車運送事業とは、具体的には路線バス、貸切バス、タクシー、ハイヤーのことです。
いつチャイルドシートが必要な年齢の子どもを乗せるのかが分からないので、事前に準備しておくことができないからです。

また、第7号の道路運送法第78条第2号又は第3号というのは、市町村や特定非営利活動法人等が市町村の区域内の住民の運送を行う場合、公共の福祉を確保するためやむをえない場合(幼稚園・学校等の施設自らの送迎、福祉施設の送迎など)です。

チャイルドシートをしない時に気をつけること

チャイルドシートが免除されるからといって安心してはいけません。
子どもの安全のためのチャイルドシートです。
チャイルドシートを使わないで車に乗る時には、子どもの身を守るための、安全への配慮も必要です。
特に1人で座ることができない新生児がバスやタクシーに乗る場合は、より慎重になるべきです。

しかし、具体的にはどんなことに気を付けてバスやタクシーに乗ったら良いのでしょうか。

新生児とバスに乗る場合の安全な乗り方

路線バス 2ナンバー 富士山ナンバー

それでは、幼児とバスにのる場合に注意する点を3つに分けて説明します。

新生児と路線バスに乗る場合の乗り方

路線バスではベビーカーごと乗ってしまうか、抱っこをして乗るかのどちらかになります。
ベビーカーの場合、路線バスのシートにはベビーカーを固定するためのベルトが付いている場所があります。
その横にベビーカーのタイヤを固定させてぴったりと固定させましょう。

新生児と路線バスに乗る場合の注意点

路線バスに抱っこで乗る場合には、まずできる限り座るようにしましょう。混雑している場合には優先席を譲ってもらえると良いですね。
路線バスなどにはシートベルトがありませんので、抱っこをしたまま座るのが安全です。

やむを得ず立って乗らなければならない場合には、抱っこ紐を使いましょう。

新生児と高速バスに乗る場合

高速バスなどに乗る場合にはシートベルトをしなければなりません。
抱っこをする大人だけがシートベルトをして、その上から抱っこをしましょう。

タクシーの安全な乗り方

タクシーに乗るときに気をつけることは、抱っこして乗る場合には大人だけがシートベルトをするようにしましょう。
その上で、抱っこ紐などを使ってしっかり抱っこをするのが一番安心と言われています。
大人と子どもが一緒にシートベルトとしていると、万が一の時に締め付けられてしまい大変危険です。

なお、新生児などではなく、もう少し上の年齢で一人で座ることができる場合には、後部座席の真ん中などにある2点式シートベルトの方が子どもには安全とも言われています。

タクシーでもチャイルドシートを使える場合も

タクシー会社によっては事前予約などをすればチャイルドシートを貸してくれるところもあるようです。
また、長い距離を乗る場合などには、あらかじめ自分で準備したチャイルドシートを取り付けるように相談しても良いかもしれません。
事前にタクシーに乗ることがわかっている場合には、チャイルドシートの使用を考えてみてはいかがでしょうか。

レンタカーなどではチャイルドシートが必要!

赤ちゃん 車

出典:©Shutterstock.com/ Luca Lorenzelli

6歳未満の子どもがいて自分の車を所有している人は、チャイルドシートの義務があることはご存知とは思いますし、必ず持っているものだと思います。
しかし、たまにしか車に乗る機会がない人にとっては馴染みがないのではないでしょうか。
レンタカーやカーシェアリングで車を借りる時はもちろん、人の車に乗せてもらう時にはチャイルドシートの使用は義務です。

車に乗る機会が少ない人向けに、チャイルドシートレンタルのサービスもありますので、時々必要になる人はチェックしてみて下さい。

チャイルドシートが必要ないのは、あくまでバスやタクシーに限るということを覚えておいてくださいね。

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この記事の執筆者

EightHoursADayこの執筆者の詳細プロフィール

書籍の編集者が本業でライターもやっています。 好きな車は欧州の大衆コンパクトカーやステーションワゴンなどの実用車やマイナーな国産車。 人気がなく、一般的に日の目を見ない車などにも光を当てていきたいです。 車だけではなく道路や交通法規ネタなんかも好きです。...

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