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【トヨタクラウンコンフォートはタクシーの車】特徴や性能から自家用購入方法についてまで

クラウンコンフォートは昔ながらのセダンのスタイルを守っているタクシーでの使用を想定して開発された車です。そのため、タクシーならではの仕様もあり、普通の感覚では乗ることはできません。しかし、それだけに面白い車だと思います。性能や一般で購入する場合に気をつけておきたいポイントなどをご紹介します!

トヨタ クラウンコンフォートはどんな車?

クラウンコンフォート

新車価格:227~251万円

クラウンコンフォートはタクシーとしての使用を前提として開発されて1995年に登場した車で、現在まで20年以上にわたり大きなモデルチェンジをせずに販売され続けています。

現在の車ではほとんど見られなくなった古典的な3BOXスタイル(ノッチバック)のセダンで、直線を多く使ったデザインは今では逆に新鮮味も感じさせ、フォーマルな印象もあります。

タクシー仕様のために、一般の乗用車とはかなり特殊な仕様となっている部分も多くあるので、気になる点をまとめました。

トヨタ クラウンコンフォートのスペック

クラウンコンフォートのエンジン

↑クラウンコンフォートのエンジン

ボディサイズ:全長4,695mm、全幅:1,695mm、全高:1,515mm
エンジン:1TR-FPE型 2.0L 直列4気筒DOHC、
最高出力:83 kW (113 PS)/4,800 rpm
最高トルク: 186 N•m (19 kgf•m)/3,600 rpm
燃費:9.8km/L(10・15モード)

ぎりぎりで5ナンバーサイズに収まる正統派セダンは貴重な存在です。
燃費も最新の車と比べるとあまり良いとは言えないかもしれませんが、これはLPG車のため仕方がないのかもしれませんし、2.0Lという排気量を考えると納得できる範囲ではないでしょうか。

グレードは装備の違いにより、スタンダード、デラックス、ラックスAパッケージの3種類です。

トヨタ クラウンコンフォートの燃料はLPGのみ!

クラウンコンフォートの最大の特徴はその外観や細かなタクシー仕様などではなく、燃料がLPG(液化石油ガス)ということかもしれません。
LPGの大きなメリットは、燃料代が安いというところです。ディーゼルエンジンの軽油よりもさらに安く、レギ ュラーガソリンよりも30円ほど割安になると考えて良さそうです。また、排ガスに含まれる有害成分も少なく、環境にもやさしいです。

一方、困るのはLPGスタンドの少なさです。都市部であればタクシー等の数も多いため、それなりに整備がされていますが、一部の過疎地域ではガソリンスタンドもないことも問題となつつあります。郊外の方や、都市部から遠くに出ることが多い場合には切実な問題かもしれません。

なお、定期的な検査も義務付けられているなど、LPG車独自の決まりがあることにも注意が必要です。

また、これら検査や何か問題が起きた時には一般的な整備工場などでは対応が難しい場合もあります。日常の点検、整備に関しても、販売しているトヨタのディーラーであっても対応できない場合もあることに気を付けておかなければなりません。

兄弟車コンフォートとクラウンセダン

クラウンセダン

↑より上級のクラウンセダン

クラウンコンフォートには「コンフォート」「クラウンセダン」という兄弟車があります。
どれも似ているために、外観ですぐに見分けることは難しいのですが、主な違いを確認しておきましょう。

コンフォートは全長が違く、小型タクシーサイズに収まる4590mmです。タクシーだけではなく、教習車としてもお馴染みの車です。
クラウンセダンのボディサイズはクラウンコンフォートと同じで、より装備や内装を充実させている車という位置づけです。やはりタクシーとしても使用されていますが、社用車や公用車としての利用もあります。

そして、コンフォートもクラウンセダンもガソリン仕様車があります。LPGに不安がある場合には、どちらかを選ぶのも良いのではないでしょうか。

トヨタ クラウンコンフォートのベースとなったのはマークⅡ

クラウンコンフォートという車名から、クラウンの派生型と思うかもしれません。しかし、ベースとなった車は6代目のマークⅡです。それなのに、なぜクラウンの名前が付いたのでしょうか?それは兄弟車コンフォートの存在です。

コンフォートはタクシーでは一回り小さな小型の規格です。そのため、上級という意味を持たせて「クラウン」が付けられた考えられます。

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トヨタ クラウンコンフォートのサイドミラーはフェンダーミラー

フェンダーミラー

クラウンコンフォートはタクシー運転手の要望により、サイドミラーは現在でもフェンダーミラーを採用している貴重な車です。

カタログ仕様などを見ると基本はフェンダーミラーのみのようですが、一部のタクシー会社ではクラウンコンフォートのドアミラー仕様車があるようです。
兄弟車のコンフォートとクラウンセダンではドアミラー仕様が選べます。

フェンダーミラーに関する情報はこちらの記事

トヨタ クラウンコンフォートは個人でも買える?

メリット デメリット はてな 考える人

気になるのはほぼタクシー専用車であるクラウンコンフォートは一般の乗用車として買うことができるのか、という点だと思います。

これに関しては完全にタクシー専用というわけではなく、福祉車両の設定などもありますし、購入ができないことはなさそうです。新車のディーラーはトヨタ店とトヨペット店になるようですので、気になる方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

また、中古でも僅かですが流通しています。
なお、どちらかというと兄弟車のコンフォートやクラウンセダンの方がタクシー以外での仕様も想定されているために、個人の乗用車としては購入はしやすいかもしれません。

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中古車情報
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トヨタ クラウンコンフォートの今後はどうなる?

トヨタ 新型 JPN タクシー

↑トヨタの新型タクシー

タクシーの車、トヨタ クラウンコンフォートについてご紹介してきましたがいかがでしたか?

気になるクラウンコンフォートの今後ですが、兄弟車を含め2017年限りでこのシリーズの生産を終了すると見られています。安全性能の問題など、タクシーとしての居住性の向上など、仕方がない面があるのかもしれません。

しかし、タクシーがこのタイプの車を採用しなくなったとしても、この伝統的なセダンのスタイルだけは残してほしいですね。

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EightHoursADayこの執筆者の詳細プロフィール

書籍の編集者が本業でライターもやっています。 好きな車は欧州の大衆コンパクトカーやステーションワゴンなどの実用車やマイナーな国産車。 人気がなく、一般的に日の目を見ない車などにも光を当てていきたいです。 車だけではなく道路や交通法規ネタなんかも好きです。...