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【アウディTTは個性的なスポーツクーペ】実燃費やカスタムから試乗の評価について!故障が多い?

アウディTTはスポーツクーペであり、アウディの中でも安定した人気を保っています。初代モデルは1998年に誕生し、現在は3代目となり販売され続けています。アウディのデザイン力の高さや高級感には憧れている人も多いのではないでしょうか?今回はアウディTTのメリット、デメリットを含め徹底解剖していきたいと思います。

アウディ TTとは?

アウディ TTS クーペ・TT クーペ・ロードスター 2015年型

TTはドイツの高級自動車メーカー・アウディが販売するクーペ型のスポーツカーです。

「TT」という一風変わったネーミングはイギリス・マン島のレースイベント「ツーリスト・トロフィー」に由来しています。
ツーリスト・トロフィーとは20世紀初頭のヨーロッパで盛んに行われていたレースです。

ハードトップ仕様の他にオープンモデルもあるので「TTクーペ」、「TTロードスター」とモデルが分けられています。

今回はTTの歴史や車種概要やスペック、購入時に知っておきたい見落としがちなメリットやデメリットをご紹介していきます。

ツーリスト・トロフィーに関する情報はこちらの記事

アウディ TTの歴史

▶初代モデル(1998年~2006年)

アウディ TT 1998年型

TTのデザインは1995年に発表された"TT デザイン・スタディ・モデル"が元になっています。ヘッドライトや細部のデザインは現在とことなりますが、精鋭なフォルムはこの時から完成されていてのですね。ただ、現在のモデルよりも丸さを感じるデザインでもあります。

ダウンフォースもばっちりと思いきや初代TTは、高速域では風の巻き込みにより車体が浮いてしまうという欠点が後に判明します。このリフト効果が原因により、横転死亡事故が発生してしまい急遽リヤスポイラが装着されることとなりました。

パワーユニットには1.8Lターボエンジンと3.2Lの自然吸気エンジンが設定されていました。

▶2代目モデル(2006年~2015年)

アウディ TT

2代目は9年間現役という海外のモデルチェンジのスパンから見ても息の長いモデルとなりました。
一世代前のモデルですが、デザイン性の高さは抜きん出ていますね。これなら中古車を購入しても古臭さを全く感じないのではないでしょうか?

実はアウディのプラットフォームはグループ会社のフォルクスワーゲンのゴルフと共通です。しかし、ボディの7割をアルミとすることでより剛性は5割、重量はゴルフよりも100kg近く軽量化されています。

パワートレインは1.8L、2.0L、2.5Lのターボエンジンと3.2Lの自然吸気エンジンに加え、2.0Lのディーゼルモデルもラインナップされていました。

▶3代目モデル(2015年~)

アウディ TT 外装 2014年型

TTの現行モデルです。よりシェイプアップされたデザインにより、さらに高級感のあるデザインに仕上がっています。特に流れるウィンカー( シーケンシャルLEDウインカー)に魅了された方は多いのではないでしょうか?

内装では12.3インチの全面液晶メーター(バーチャルコクピット)を採用することによりナビの視認性を向上させるとともに、一気に近未来的なクルマになりました。

アウディ TTの外装デザイン

アウディ TT 8S型
アウディ TT
アウディ TT

TTクーペの魅力のひとつに美しい外観を挙げる人は多いでしょう。リヤまでなだらかに下がっていくルーフには思わず見とれてしまいますね。2代目までにあったややボディ全体の円みは影を潜め、エッジの効いたデザインに変わったことでよりスポーティさを際立てています。

全幅はやや大きいですが、輸入車としてはコンパクトなので取り回しのしやすいモデルと言えます。むしろこの車幅がワイドアンドローを強調しており、より踏ん張りの効いた足回りを演出しています。


▶TTクーペのボディサイズ
全長:4,180mm
全幅:1,830mm
全高:1,380mm
重量:1,270~1,370kg

アウディ TTの内装デザイン

アウディ TT 内装 2015年型
アウディttシート
アウディ TT メーター 2015年型
アウディtt エアコン

TTの内装は外観に負けないハイクオリティな質感となっています。まず、目に付くのがメーターとナビ機能を有するバーチャルコクピットです。その代わりセンターコンソールにはモニターがありません。

素の状態では地デジやDVDを鑑賞することができませんが、TTはそういう車ではないというのがメーカー側の回答なのでしょう。ドライバーは運転に集中でき、かつ少ない視線移動で目的地まで案内してもらうことができます。

シートはクッション性とホールド性がほどよく同居しており、アクティブな走りをしても体が持っていかれることなく安定したドライングポジションを維持できます。さらに、背もたれとヘッドレストの独特な造形により長時間座っても疲れにくくなっています。

エアコンの風量や温度設定は送付口真ん中に設けられた液晶付きのダイヤルで操作することとなります。エアコンと同じ個所に配置することで直感的な操作ができる合理的なデザインですね。

アウディ TTのポイント①後部座席は荷物置きと割り切る必要があり

アウディTT後部座席

TTはクーペボディを持つ車の中でも全長が短いこともありリヤウィンドウの角度は結構きつめです。背もたれも直角に近く後席に乗る乗員はかなり窮屈な姿勢が強いられます。

見ての通りヘッドレストもないので長時間の乗車は無理に等しいです。普通に座れたとしてせいぜい、小学生までの子供ででしょうか?

それでも、どうしても人を乗せなければいけないという状況はいつやってくるか分かりません。いざというときに人を乗せれられるというのが2+2のメリットでもありますね。普段は荷物置きとして使うのがベストな方法でしょう。

アウディ TTのポイント②意外と使えるトランク

アウディ TT

©Shutterstock.com/ Ritu Manoj Jethani

TTクーペのテールゲートはハッチバックのようにルーフ部分まで跳ね上がるタイプので、トランクの開口部は大きく荷物の出し入れがしやすくなっています。

ラゲッジスペース自体の容量は305Lとサイズと形状を考慮すれば合格点です。さらに後部座席を倒せは712Lのフルフラットな空間が生まれます。これが、スポーツカーとは思えないほど使い勝手が良く評価されています。2シーターの車と割り切ってしまえば意外なほど実用性は高いです。

この手の車はテールゲートが小さく、中には後部座席を倒せないという車もあるので、意外に重要な点ではないでしょうか?

アウディ TTのポイント③FFベースのスポーツカー

アウディ TT

©Shutterstock.com/ YaromirM

スポーツカーと言えばFRが基本ですがTTはFFをベースにしているため、絶妙なサイズ感を実現しています。スポーツカーは後輪駆動が基本という概念持っている人が多いかもしれませんが、それでも四輪をしっかり制御してくれるので、特にクワトロでは走行中にFFのネガを感じることはほぼないでしょう。

TTクーペは2グレードに分けられ、上級グレードのみがクワトロシステムを持つ四輪駆動、エントリーグレードは前輪駆動になっています。

1.8Lエンジンは比較してしまうとスペック上やや見劣りしますが、それでも0-100km/hは7.2秒なので、力不足を感じる場面はそうそうありません。むしろカタログ値で16km/Lを超える好燃費(JC08モード燃費)を出せているのはひとつの評価ポイントでもあります。

エンジンはデュアルクラッチトランスミッションを採用し、途切れることのないリニアな変速が可能になっています。

デュアルクラッチトランスミッションに関する情報はこちらの記事

TTクーペのスペックと価格

▶1.8TFSI
排気量:1,798cc
トランスミッション:7DCT
最高出力:180ps/5,100rpm
最大トルク:25.5kgfm/1,250rpm
JC08モード燃費:16.6km/L
車体価格:469万円

▶2.0TFSIクワトロ
排気量:1,984cc
トランスミッション:7DCT
最高出力:230ps/4,500rpm
最大トルク:37.7kgfm/1,600rpm
JC08モード燃費:14.7km/L
車体価格:589万円

アウディ TTの中古車情報はこちら!


中古車情報
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アウディ TTのポイント④オープンモデルもあり

アウディ TT ロードスター 2015年型

街中でもなかなかお目にかかる機会は少なく影に隠れがちな存在ですが、TTにはTTロードスターというオープンモデルも存在します。
ラインナップは1グレード展開で2.0Lクワトロのみ。ボディの補強材が入るため重量は重くなりますが、それでも動力性能はかなりのもの。

荷室容量は幌の開閉に関わらず250Lの容量は確保していますが、オープンモデルになることで完全な2人乗りになるので、ある程度の割り切りも必要かもしれません。

ソフトトップは電動で、50km/h以下なら走行中も開閉が可能です。
価格はワンランク上がりますが、青空を見ながら爽快なドライブが楽しめるのはオープンカーだけの特権です。

オープンカーを検討している方にとっては十分に候補に挙がる車です。

▶2.0TFSIクワトロ
排気量:1,984cc
トランスミッション:6DCT
最高出力:230ps/4,500rpm
最大トルク:37.7kgfm/1,600rpm
JC08モード燃費:14.7km/L
重量:1,470kg
車体価格:605万円

アウディ TT ロードスターの中古車情報はこちら!


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アウディ TTのポイント⑤実燃費

エコ

TTのメリットはエコ運転を意識しないでも実燃費で10km/Lほどの数値を出せることです。さすがに近年のエコカーや軽自動車で10km/Lなら問題ですが、スポーツカーで10km/L切るか上回るかは結構重要です。

他のスポーツカーなら一桁台のモデルもざらな中人によっては12~13km/Lは走るという情報もあり、意識すればそれなりの燃費を叩き出すこともできるのです。スポーツカーは燃費を気にする車ではないと言いますが、やはり少しでも燃費が良い方が良いに越したことはありません。

やはり車体の軽さやスポーツカーとしてはやや小さめのエンジンのおかげなのかもしれません。1.8L、2.0Lモデル共に税金区分は同じで39,500円です。ダウンサイジングターボの恩恵はこんなところにも表れているのです。

アウディ TTのポイント⑥故障が多い?

エンジントラブル 故障 オーバーヒート

©shutterstock.com / Ersler Dmitry

外車ということで故障を心配されている方も多いと思いますがTTの場合はどうなのでしょうか?

まず輸入車全般に言えることですが、近年は日本車と同じように丈夫で壊れにくくなっています。しかしTTは2代目と特に初代モデルは故障が多いという声を聞きます。初代は発売されて20年近くなるので、程度の良い中古車が減っているのもひとつの原因でしょう。

特に多いのはエアコンやエンジンのトラブル。中古でTTを検討されるのであれば、古くても2代目までにしておいた方が無難でしょう。昔の外車は湿気に弱いというのもよく聞くので、電装系トラブルにも注意したいですね。

一方新型はまだ、販売されて間もないですが、バーチャルコクピットが表示されなくなるというトラブルが発生しているようです。ただし、こちらに関しては簡単なアップデートで修復が可能となっており、大事に至ることはないようです。

アウディ TTはスポーツ性と高級感が光る一台

アウディ TTS クーペ 2015年型 外装

アウディのTTについてご紹介してきましたがいかがでしたか?他のスポーツカーと異なるのはFFをベースとしていること。しかし、クワトロにより四輪の制御は素晴らしく、スポーツカーを検討されている方に一度は乗ってみていただきたい車です。

価格は決して安くありませんが、輸入スポーツカーの部門ではミドルレンジに位置付けられます。
ライトウェイトスポーツカーでありながらラグジュアリー要素も随所に見られるので、所有する上での満足度は相当高いのではないでしょうか。

高級感とオシャレさが同居するTTに乗れば、街中でも注目される一台になりそうです。

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