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【日産スカイラインクロスオーバーの要点7選】実燃費やカスタムから新型情報も
日産スカイラインクロスオーバーという車をご存知ですか?スカイラインクロスオーバーは2009年4月から約7年間発売された日産自動車のクロスオーバーSUVです。伝統のスカイラインという車名を冠したクロスオーバーSUVであるスカイラインクロスオーバーとはどんな車だったのか、その詳細からユーザーの評判・口コミによる実燃費の情報やカスタム画像と新型情報などをご紹介してまいります。
この記事の目次
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日産スカイラインクロスオーバーってどんな車?
日産スカイラインクロスオーバーは2009年4月に発売を開始した日産自動車の高級クロスオーバーSUVです。
日産スカイラインクロスオーバーは北米で先行して発売されていました日産の北米高級車ブランドであるインフィニティのEX35と同一モデルです。スカイラインの名を冠してはいますが、中身は高級ブランド「インフィニティ」そのものという成り立ちでした。
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日産スカイラインクロスオーバーのコンセプト「異なる魅力の融合」
発売当時、日産自動車がカタログで謳っていたスカイラインクロスオーバーのコンセプトは
「クロスオーバー。それは異なる魅力が出会うことで生まれる、新たな価値」でした。
スカイラインクロスオーバーは、クーペとSUVの魅力を融合させたそれまでになかった価値観、美しいデザインを目指して開発されました。
日産スカイラインクロスオーバーのデザイン
クーペとSUVの魅力を融合させたというスカイラインクロスオーバーの外装について見てきましょう。
日産スカイラインクロスオーバーのフロントデザイン
日産スカイラインクロスオーバーのフロントデザインですが、ヘッドライトやグリルなどそのイメージは、日産伝統の人気車・スカイラインのイメージに似せていますが、実際はまったくの別物であり、専用デザイン・専用パーツとなっています。繊細で滑らかな曲線デザインを採用しつつ、SUVならでは力強さも感じるデザインとなっており、クーペとSUVの魅力を見事に融合させた美しいデザインがひときわ目を引きます。
日産スカイラインクロスオーバーのサイドからリアデザイン
日産スカイラインクロスオーバーのサイドからリアにかけてのデザインは、この車の外装デザインの一番のクローズアップポイントと言えます。
柔らかなラインがフロントホイールアーチからリアにかけて流れるようにデザインされ、日本車離れしたプレミアム感抜群の美しいプロポーションでまとめられています。
これまでのSUVは、走行性能や走破性をアピールした力強いデザインも多く見受けられましたが、スカイラインクロスオーバーはクーペのエレガントなイメージを感じる優雅で美しいデザインとなっています。
日産スカイラインクロスオーバーのボディスペック
全長は5ナンバー枠の4.7m以下に収めていますが、全幅は1.8mと幅広な設計となっているのが特徴です。しっかりと全幅を使ったデザインで、ふくよかでエレガントなデザインを醸し出すことに成功してます。
日産スカイラインクロスオーバーのボディスペック
全長:4,635mm
全幅:1,800mm
全高:1,575mm/1,600mm(ルーフレール装着車)
ホイールベース:2,800mm
車両重量 1,730-1,830kg
日産スカイラインクロスオーバーの外装デザインの評判・口コミは?
・他の方も書いていますが、斜め後ろからのアングルが国産車一のエロさがあって、デザインが気に入りました。
・同じ車はまず見ませんが、外と中をインフィニティのパーツにしました。インフィニティグリルでエロさが増したフロントも気に入ってます。
海外ではインフィニティブランドで販売されるモデルだけに、その仕立ては上質そのもの。
それほどSUVに振ってるわけでもなくタイヤが一回りほど大きいのかな、
高級車感覚ですね。
インプレッサを大きくしたようなデザインに見えてしまいます、
日産らしいスカイラインらしい個性をもっと出してほしい。
見た目はSUVとセダンクーペの間といった感じで悪く言えば微妙、
よくいえばスタイリッシュなSUVでしょうか。
【日産スカイラインクロスオーバーのデザインのポイント!】
スカイラインクロスオーバーのデザインコンセプトである「クーペとSUVの魅力を融合」は、多くのユーザーのハートをがっちり捉えたようです。リアサイドからリアにかけての流れるようなデザインは特に好評のようです。
日産スカイラインクロスオーバーの内装は?
日産スカイラインクロスオーバーの内装は、柔らかな弧を描いたような優雅な曲線をデザインに取り入れ、上質な素材を多用し高級感に満ち溢れたものとなっています。
日産スカイラインクロスオーバーの内装や特徴的な装備について見ていきましょう。
上質な本革シートを採用
日産スカイラインクロスオーバーのシートは、370GTtypePの2WD車、4WD車に本革シートを採用しています。ブラウン内装専用の本革シートとブラック内装の本革シートの2種類を用意する力の入れようで、外板色にかかわらず、ユーザーの好みに合わせた選択ができるようになっていました。
包み込むようなデザインのアルミフィニッシャー
日産スカイラインクロスオーバーは、インパネからドアトリムにかけて柔らかな弧を描くような曲線でデザインされています。その曲線に合わせて包み込まれるようなアルミフィニッシャーが採用されています。上質感を随所に感じさせる仕上がりが印象的な内装となっていました。
日産の安全技術をフル装備
日産スカイラインクロスオーバーは、当時の日産の安全技術がフル装備されていました。
スカイラインクロスオーバー先進の安全装備
①アラウンドビューモニター(トップビュー/サイドブラインド/フロントビュー/フロントワイドビュー/バックビュー/リヤワイドビューモニター、駐車ガイド機能、カメラ補助ソナー機能付)
車を上空から見下ろしたような形で周囲を把握できる日産得意のアラウンドビューモニター。スカイラインクロスオーバーでは6つのビュー(トップビュー、フロントビュー、サイドブラインドビュー、バックビュー、フロントワイドビュー、リヤワイドビュー)を切り替え選択できる。
②インテリジェントクルーズコントロール(全車速追従機能付)
車速に応じた車間距離を保ちながら設定速度を上限に定速走行できる最新のクルーズコントロール。
③アクティブAFS
ハンドル操作に連動して、ヘッドライトの照射範囲をコントロールする。夜間の安全性が飛躍的に向上。
④小学校付近での安全運転ガイド
走行情報などをもとに、小学校周辺のスクールゾーンなどでナビ画面と音声を使って注意喚起するもの。
他にも、さまざまな安全装備が採用されているのがスカイラインクロスオーバーの美点でもあります。
日産スカイラインクロスオーバーの室内寸法
上質な素材とデザイン、包み込まれる安心感とともに、ゆったり快適にドライブできる室内空間を確保しています。
日産スカイラインクロスオーバーの内装寸法
室内長:1,875mm
室内幅:1,480mm
室内高:1,215mm
日産スカイラインクロスオーバーの内装の評判・口コミは?
装備内容はよく、タイプPにオプションとして用意される本革シートの風合いもなかなかだ。
インテリアも高級感があり、非常に落ち着いた印象です。安い車ではないですが、若者にも乗って欲しい車です。
【日産スカイラインクロスオーバーの内装のポイント!】
日産スカイラインクロスオーバーの内装も外装と同様に総じて好評で、価格に見合ったレベルであるという評価が大半でした。広さは幅は十分であるものの、室内長に対しての評価はそれなりで、リアシートは際立って広いといえるものではないといえそうです。
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