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シティーハンター冴羽 獠(さえばりょう)の車を一挙紹介!ミニクーパーなどの中古車情報まで

85年に週刊ジャンプで連載を開始した「シティーハンター」は、凄腕スイーパーの冴羽 獠(サエバ・リョウ)を主人公にしたハードボイルドコメディで、87年にはアニメ化し、劇場版が3作制作されるなど大ヒット作となりました。そんな同作には冴羽 獠が愛用するミニクーパーをはじめ、さまざまな車が登場します。今回は「シティーハンター」の作品紹介を含めて、劇中で活躍した名車の数々を紹介します。

冴羽 獠が主人公の「シティーハンター」とは

「シティーハンター」とは週刊少年ジャンプで1985年13号〜91年50号に掛けて連載された人気漫画で、東京・新宿を舞台に、殺し・ボディーガード・探偵などを請け負う「シティーハンター」の異名を持つ冴羽 獠(さえば・りょう)の活躍を描いたハードボイルドコメディです。

単行本は少年ジャンプ・コミックより全35巻、文庫版が全18巻、徳間書店より「CITY HUNTER COMPLETE EDITION」として完全版が全32+3巻(2冊がイラスト集、1冊が読切版等を収録)が刊行されています。
単行本の累計発行部数は4600万部を突破し、80年代の少年ジャンプを代表する人気作品となっています。

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「シティーハンター」の作者・北条司先生

「シティーハンター」の作者・北条司先生は、80年に少年ジャンプに掲載された読み切り作品の「おれは男だ!」でデビュー。
翌81年に「キャッツ・アイ」の連載を開始しました。
同作は4年に渡り連載が続けられ、アニメ化されるほどのヒットを収めました。

「シティーハンター」は「キャッツ・アイ」連載中の83年に「シティーハンター -XYZ-」が読み切り作品として週刊少年ジャンプに発表され、反響が大きかったことから翌84年にフレッシュジャンプで続編となる「シティーハンター - ダブル-エッジ -」が発表されました。

「キャッツ・アイ」の連載終了後 、北条司先生の連載2作目として「シティーハンター」の連載がスタートし、前作を上回る大ヒット作となります。

「シティーハンター」のアニメ化

原作漫画の人気を受けて、87年にはよみうりテレビ系列でアニメ「シティーハンター」の放映を開始。
制作は「機動戦士ガンダム」などのSFロボットアニメを数多く手掛けてきた日本サンライズ(現・サンライズ)が請負いました。

アニメ「シティーハンター」の監督は、「ルパン三世」(新ルパン)で作画監督、「キャッツ・アイ」で監督を務めた、こだま兼嗣氏。
キャラクターデザインは「みゆき」や「機動戦士ガンダムZZ」で作画監督を務めた神村幸子氏、メカニカルデザインは「機動戦士ガンダムZZ」でモビルスーツ(以下、MS)のデザインを手掛けた明貴美加氏が担当しました。

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「ルパン三世」の青木悠三氏がクルマのデザインを手掛ける

「シティーハンター」にはクルマや銃器などの実在するメカが多数登場しますが、メカニカルデザインの明貴美加氏はMSの作画・デザインの経験しかなく、「修行のためとはいえ自身が選ばれたことへの戸惑いがあった」と後に語っています。

そのためクルマや銃器などのメカをアニメ向けに簡略化したデザインは、明貴美加氏のヘルプとして演出の青木悠三氏(港野洋介名義での参加)が手掛けることも少なからずあったようです。

青木悠三氏はクルマの作画を得意としたアニメーターで、71年の「ルパン三世」(1stルパン)では、作画監督の大塚康生氏以外、複雑過ぎて誰も作画できなかったメルセデス・ベンツSSK(ルパンの愛車)を縦横無尽に動かすことができた唯一のアニメーターでした(余談ながらルパンの愛車がSSKからフィアット500へと変更されたのは、こうした作画の事情から)。

アニメも大ヒットした「シティーハンター」

小比類巻かおるの主題歌「City Hunter ~愛よ消えないで~」、T.M.ネットワークのエンディング曲「GET WILD」も話題を呼び、アニメ「シティーハンター」はオンエアとともに爆発的なヒットを飛ばしました。

現在までにアニメ「シティーハンター」はテレビシリーズが4シーズン、映画が3本制作されています。

テレビシリーズは合計で140話が制作されています。
アニメ「シティーハンター」は「太陽の牙ダグラム」の75話を抜き、サンライズ社内における同一タイトルの最多制作本数記録を更新しました。
なお、この記録は現在オンエア中の「銀魂」によって更新されるまで続きました(記録の更新は2009年1月22日)。

なお、アニメ「シティーハンター」で主人公・冴羽 獠を演じた声優・神谷 明氏は、代表作のひとつとして「シティーハンター」を挙げており、劇中に登場する冴羽 獠の事務所から名前を取って、自身が主催する声優事務所を「冴羽商事」としています。

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「シティハンター」以外のアニメの情報はこちら

冴羽 獠が活躍する「シティーハンター」のあらすじ

主人公の冴羽 獠は、裏社会から「シティーハンター」の異名で呼ばれ、恐れられている凄腕のスイーパー。
東京・新宿の古びたマンションを根城とし、殺し・ボディーガード・探偵など、警察では解決できない依頼を引き受けます。

常軌を逸した女好きである冴羽 獠は、基本的に美人の依頼しか引き受けません。
ですが、亡き親友・槇村秀幸(まきむら・ひでゆき)の妹で、兄が麻薬組織に殺害されたことを機に冴羽 獠の相棒となった槇村 香(まきむら・かおり)は、依頼人に手を出す冴羽 獠に100tハンマーで殴るなどの「天誅」を加えるのがお約束の展開です。

元傭兵で僚と互角の凄腕を持つ海坊主(本名は伊集院隼人[いじゅういん・はやと]。ファルコンとも呼ばれる)や、警視庁の敏腕女刑事・野上冴子(のがみ・さえこ)とともに、さまざまな社会の揉め事を解決して行きます。

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この記事の執筆者

山崎 龍この執筆者の詳細プロフィール

1973年1月東京生まれ。自動車専門誌の編集を経てフリーライターに。自動車専門誌を中心に、航空、ミリタリー、映像作品、オタクカルチャー、政治などの 様々なジャンルに寄稿する雑文ライター。 著書に『最強!連合艦隊オールスターズ』『萌えだらけのクルマ選び』(共にイカロス出版)、『「...