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【カローラスパシオは個性的なトールワゴン】実燃費や性能&試乗への評価を紹介

カローラースパシオはカローラのシリーズという位置づけながらも普通のカローラとはまったく違う個性の光るミニバン・トールワゴンでした。より機能を充実させた後継車の登場によって無くなってしまった車ですが、人によっては良い車となるかもしれません。中古でも手頃感もある今、歴代モデルごとに紹介します。

カローラスパシオとはどんな車?

カローラスパシオはカローラの派生型として、2列シートの4人乗り、3列シートの6人乗りというちょっと変わった仕様で1997年に登場した小型のトールワゴン/ミニバンです。

2001年には初代であまり評判が良くなかった部分などを改良した2代目となり、2007年まで販売されてこのモデルは終了しました。事実上の後継車はトヨタのミニバンの中でも一番コンパクトなシエンタと、一台限りで終わってしまったトールワゴンのカローラルミオンです。

正直あまり人気のあった車とは言えませんが、それはこの車の個性によるもの。その理由も知ったうえで、そこが人によっては良い車ともなり得ます。ここでは中古車選びの参考となるよう、カローラスパシオのスペックや評判を合わせて紹介します。

カローラスパシオの歴代モデル

初代、2代目ともそれぞれ個性があるので、それぞれの特徴やスペックなどを紹介します。

カローラスパシオ(初代)

1997~2001年までのものが初代です。登場した時には、3列シートの6人乗り、3列目の位置に2列目シートがある4人乗りという2種類の仕様があり、このようなちょっと変わったラインナップで登場しました。しかし、運転席と助手席はともかく、2列目・3列目のシートは簡易的なもので窮屈という声もあったため、半年後には早くも2列シート5人乗り仕様も登場します。

また、車名にはカローラの名前を冠し、カローラの派生車種という位置づけにはなっていますが、エンジンが同じ系統というぐらいでこの当時のカローラとは外観を含めほとんど共通点はありません。全体的に丸みのあるちょっと背の高いデザインはちょっとかわいらしいとも言えます。

ボディサイズは全長4,210mm、全幅1,690mmとかなりコンパクトにまとまっています。
エンジンは1.6Lと1.8Lのものがありますが、自動車税が少々高くついてしまうのが残念です。

カローラスパシオ(初代)のスペック

最高出力:(1.6L)110ps(81kW)/5,800rpm/(1.8L)120ps(88kW)/6,000rpm
最大トルク:(1.6L)15.2kg・m(149N・m)/4,600rpm/(1.8L)16kg・m(156.8N・m)/4,400rpm
燃費:(1.6L)13.2km/L/(1.8L)11.4km/L(10モード/10・15モード燃費)

カローラスパシオ(2代目)

トヨタ・カローラスパシオ(2代目)

2002~2007年にかけて販売されたのが2代目です。コンセプトは初代と同じですが、不満があった点も改善さ れ、デザインもよりスポーティーな印象へと変わりました。ボディサイズも5ナンバーサイズに収めていますが、一回り大きくなっています。

シートは3列の7人乗りだけとなりましたが、メインはあくまで5人乗りで使用することを考えられていて、3列目シートは床下に格納でき、非常用として割り切るような仕様となりました。2列目シートの居住性もかなり改善されています。

エンジンは1.5Lと1.8Lとなり、性能も全体的に向上しています。維持費から考えるなら1.5Lを選ぶのが良さそうです。
特に積極的に初代にこだわる理由がなければ、中古では2代目を探していきたいところです。

カローラスパシオ(2代目)のスペック

最高出力:(1.5L)110ps(81kW)/6,000rpm/(1.8L)136ps(100kW)/6,000rpm
最大トルク:(1.5L)14.6kg・m(143N・m)/4,200rpm/(1.8L)17.4kg・m(171N・m)/4,200rpm
燃費:(1.5L)14.6km/L/(1.8L)16. 0km/L(10モード/10・15モード燃費)

カローラスパシオの評価

↑2代目の3列目シート

気になるシートの使い心地や、実燃費などは実際どうだったのでしょうか。
ユーザーの評判を口コミで紹介します。

【良い点】
荷室の折りたたみシート使えば7人乗れるところ。
ボディサイズも大きすぎず小さ過ぎずちょうど良い感じ。
【悪い点】
荷室の折りたたみシート使って7人乗ると荷物を積むスペースが無くなる…

出典:http://www.gooworld.jp/

コンパクトカーとしては室内も広く静かな車でデザインもまとまって飽きない車だと思います。
燃費は市街地走行で9~10KM/L,高速走行で14KM/Lと僕のなかではまずまずの高評価です。

出典:http://www.gooworld.jp/

【良い点】
そこそこ荷物が積める
小型ワゴンですが車内は高さがあるので広く感じる
【悪い点】
3列目のシートは子供が乗れる程度です

出典:http://www.gooworld.jp/

レギュラーでリッターあたり市街地で7.5~8km
高速巡航(90km/h平均)でも10kmほどです。

出典:http://review.kakaku.com/

カローラスパシオは個性的な車!


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カローラスパシオについてご紹介してきましたがいかがでしたか?

初代での使いにくさ等を改善した2代目でしたが、ここでモデル終了となってしまったのは、やや中途半端な印象からは抜け出せなかったからかもしれません。

また、トヨタ車種の中でもカローラ自体の存在感がその他の車種と比べて低くなっていった時期とも重なるため、カローラのシリーズとしてのメリットが薄くなってしまったのかもしれません。

しかし、使う人によってはその価値を見いだせるはずです。中古でも入手しやすい状況ですので、手頃なトールワゴンかミニバンタイプの車を探している人は候補に加えてみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者

EightHoursADayこの執筆者の詳細プロフィール

書籍の編集者が本業でライターもやっています。 好きな車は欧州の大衆コンパクトカーやステーションワゴンなどの実用車やマイナーな国産車。 人気がなく、一般的に日の目を見ない車などにも光を当てていきたいです。 車だけではなく道路や交通法規ネタなんかも好きです。...