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【新型ルノーカングーの実態10選】実燃費や試乗での評判や故障についての口コミも

ルノー・カングーは商用車から派生したMPVで、欧州のルドルパス人気の火付け役となったクルマです。2002年の旧型カングーの導入以来、日本でも高い人気を凝っています。今回はそんなルノー・カングーの試乗経験に基づいて、燃費や使い勝手、故障しやすいポイントなどを含めて徹底解説します。

ルノー・カングーとは?

↓旧型ルノー・カングー前期型

カングーとはフランスのルノー社が生産するMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル)です。
日本車に類似車種を求めるならトヨタ・ラクティスや日産キューブなどのコンパクト・トールワゴンということになりますが、そのルーツは商用車に求めることができ、クルマとしての成り立ちはまるで異なります。
事実、欧州では商用車版のカングー・エクスプレスも販売されており、こちらも高い人気を誇ってます。

ちなみに「カングーの車名はカンガルーから来ている」という俗説がありますがこれは間違い。
ルノー社は「由来も意味もない、まったくの造語」と説明しています。

ニュアンスとしては「ザク」とか「ドム」とか「ゲルググ」みたいなアニメ「機動戦士ガンダム」のMSの名前みたいな感じでしょうか?
名前の響きもどこかMSに近いものがありますし・・・。


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ルノー・カングーのライバルたち

↓2代目シトロエン・ベルランゴ

↓2代目フォード・トランジット

↓VWキャディー3

じつは欧州市場ではルノー・カングーのようなMPVは使い勝手の良さから大変な人気があります。
欧州のユーザーはこの種のクルマの総称として「ルドルパス」(LUDOSPACE)と呼んでいます。
これはラテン語で「遊び」を意味する「LUDOS」と、フランス語で「空間」を意味する「ESPACE」を組み合わせた造語です。

ルドルパスの元祖となったのはルノー・カングーで、その人気に追随するかたちで、プジョー・バルトネ/シトロエン・ベルランゴ(バッジエンジニアリングによる姉妹車)、シトロエン・ネモ/フィアット・フィオリーノ/プジョー・ビッパー(同)、フィアット・ドブロ、VW・キャディー 3、フォード・トランジットコネクト/トルネオコネクトなどが販売されています。

ですが、並行輸入車を除くと日本で正規販売されているのは、ルノー・カングーだけです。
各メーカーの日本法人は、カングーの人気の高さから自社製のルドルパスを輸入販売することを検討したこともあるようですが、メーカーの区分では商用車にカテゴライズされることから、乗用車専売の日本法人では社内的な事情から輸入販売ができないようです。

欧州のルドルパスを並行輸入で手に入れるための情報はこちら

ルノー・カングー前史

↓シトロエン2CVフルゴネット

シトロエン 2CV フルゴネット

ルノー・カングーの登場以前、フランスの小型商用車はシトロエン2CVやルノー4(キャトル)などのコンパクトカーの車体後部に大きな箱形の荷室を繋げたような「フルゴネット」と呼ばれる車種が主流でした。

ルノー・カングーの前モデルはシュペール5(サンク)をベースにしたフルゴネットのルノー・エクスプレスで、
カングーと同じく商用車モデルだけでなく乗用グレードも設定されていました。

しかし、ルノーは後継モデルを開発するに当たって両側リアスライドドアを備えたコンパクトMPVを開発。
カングーと命名して販売を開始しました。

カングーのアイデアはどこから来たか?

↓三菱ミニカトッポ

筆者はルノー・カングーのアイデアは、三菱ミニカトッポなどの日本の軽トールワゴンにあったのではないかと睨んでいます。

90年代にデビューしたルノー車は、日本車にパッケージングやスタイリングのアイデアを求めることが多く、ホンダ・トゥデイにインスパイアされた初代トゥインゴ、ダイハツ・シャレードに範を取った初代ルーテシア(現地名・クリオ)などがその代表的な例です。
車格やサイズは大きく異なりますが、クルマとしての成り立ちはよく似ています。

個性的でオシャレなクルマがいっぱい! フランス車の魅力についての情報はこちら

ルノー・カングーに試乗


筆者は新型ルノー・カングー(カングー2)に数度試乗したことがあります。
マイナーチェンジ後の1.2+直噴ターボモデルは短時間しか試乗できませんでしたが、マイナーチェンジ前の1.6Lモデルは1日たっぷりと乗りました。
ボディはマイナーチェンジ前・後の違いはフロントフェイスの意匠と搭載エンジンの違いだけです。
ボディスタイルや装備面での差はほとんどありません。

今回は筆者の試乗経験に基づいてルノー・カングーを紹介して行きたいと思います。

ルノー・カングーの重要事項①【発売日】

旧型ルノー・カングー(カングー1)

↓旧型ルノー・カングー前期型

↓旧型ルノー・カングー後期型

旧型ルノー・カングーが欧州でデビューしたのは1997年のことです。
日本市場には本国デビューから遅れること4年後の2002年3月に上陸を果たしました。
正規販売以前にも好事家の手により若干数のカングーが並行輸入されたようです。

03年8月に旧型ルノー・カングーはフェイスリフトを実施。
それに合わせて搭載エンジンが1.4Lから1.6Lにスープアップされ、さらにリアドアがハッチバックドアのほかに観音開きの「ダブルバックドア」も選べるようになりました(のちにハッチバックドアは正規輸入が停止し、ダブルバックドアのみになりました)。
04年11月からは4ATのほかに5MTも選択できるようになりました。

そして、06年にフロントグリルのデザインが変更され、内装の質感向上に加えて、後部座席にトレイが追加装着するなどの小変更を実施。
翌07年には装備を簡略化した「オーセンティック」も導入されています。

以降、旧型ルノー・カングーはモデルチェンジまで大きな変更を受けることなく販売が続けられました。

旧型ルノー・カングーのスペック

全長4,035mm
車幅1,675mm
車高1,810mm
ホイールベース2,615mm
車重1,200kg
エンジン直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量1,598cc
最高出力95ps/5,000rpm
最大トルク15.1kg-m/3,750rpm
サスペンション(前)マクファーソン式ストラット
サスペンション(後)トレーリングアーム/トーションバー
ブレーキ形式(前)ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後)ドラム
タイヤサイズ175/65R14

新型ルノー・カングー(カングー2)

↓新型ルノー・カングー前期型

↓新型ルノー・カングー後期型

07年に欧州市場で新型ルノー・カングーが発表されました。
日本市場に新型ルノー・カングーが導入されたのは、09年9月のことです。

初のマイナーチェンジは11年9月に実施され、カラードサイドモール(下級グレードのみブラックモール)とシルバー色のアウタードアハンドルを採用し、内装の質案を向上させました。

13年8月の2度目のマイナーチェンジで、ローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏によるルノーのファミリーフェイスを採用。
ルノーのエンブレムが大型化され、グリルが横一文字にヘッドライト間を横断するデザインとなりました。

合せてグレード体型を見直し、カラードバンパーを採用し、装備を充実させた上級グレードの「ゼン」と、樹脂無塗装バンパーのベーシックグレードの「アクティフ」の2種類に集約されました。
なお、このマイナーチェンジで5MTが廃止されましたが、ユーザーからの要望が大きかったために翌14年1月に復活しています。

14年5月、「ゼン」にダウンサイジングコンセプトの1.2Lターボエンジンが追加。
MTモデルは6MT化されました。

その後のルノー・カングーはグレード体系の変更などが行われるとともに、数度に渡って限定モデルが販売されましたが、スタイリングやメカニズムに大きな変更を受けることはなく現在に至ります。

新型ルノー・カングー・アクティフのスペック

ルノー・カングーの重要事項②【価格】


ルノー・カングーの人気のひとつはリーズナブルな新車価格にあります。
もともとルノーは輸入車の中では内外価格差が小さく、フランス本国とほとんど変わりのない価格で販売されています。
そのためルノー・カングーの日本市場での販売価格も低めに抑えられているのです。

旧型モデルの1.4Lモデルは175万円で販売され、1.6Lモデル化されたあとも195〜220万円で販売されていました。
新型モデルにフルモデルチェンジされたあとも販売政策に変わりはなく、ルノー・カングーの中心価格帯は200万円台中盤となっています。

現行ルノー・カングーの新車価格

2017年3月現在のルノー・カングーの新車価格は、ベーシックグレードのアクティフ6MT(1.2L直4ターボエンジンン搭載)が235万円、ZEN AT(1.6L直4エンジンン搭載)が241.5万円、ZEN6MT(1.2L直4ターボエンジンン搭載)が247万円、ZEN EDC(1.2L直4ターボエンジンン+6速DCT搭載)が259万円です。

ZEN EDCはZEN ATに比べて若干割高に感じられるかもしれませんが、このグレードに搭載されているEDC(エフィシェント・デュアル・クラッチ) は、ゲトラグ社が開発した世界最高の完成度を誇るDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)です。

変速のダイレクト感、緻密な制御、燃費性能などあらゆる点で旧式のトルクコンバーター式4ATに勝ります。
価格差以上の価値がありますのでATのルノー・カングーの購入を考えられている方には、積極的にオススメできます。

ルノー・カングーの重要事項③【旧型と新型の比較】


旧型と新型の間に車両コンセプトの違いはありません。
最大の違いはボディサイズです。

旧型ルノー・カングーが全長3,695mm×全幅1,675mm×全高1,810mmであるのに対し、新型ルノー・カングーは全長4,280mm×全幅1,830mm×全高1,810mmとひと回り以上大きくなっています。

新旧のサイズの違いは、旧型ルノー・カングーが初代ルーテシア(クリオ1)のプラットフォームを使用しているのに対し、新型ルノー・カングーは2代目メガーヌのものを使用しているからです。

新型ルノー・カングーは居住性、積載性、安全性が向上しましたが、都市部での取り回しは旧型に軍配が上がるようです。

ルノー・カングーの重要事項④【バリエーション】

↓新型ルノー・カングー・エクスプレス

↓メルセデス・ベンツ・シタン

前述の通り、欧州市場のルノー・カングーには乗用のグレードのほかに「エクスプレス」という商用車も存在します。

新型ルノー・カングーには、現在日本市場で販売されているミドルホイールベース(2,700mm)版だけでなく、ホイールベースを380mm短縮したショートホイールベース版の「ビボップ」、逆にホイールベースを380mm延長し、全高を100mm拡大したロングホイールベース版の「マキシ」が設定されています。

また、ダイムラー・ベンツ社とルノー社の業務提携により、欧州市場ではメルセデス・ベンツのフロントマスクが与えられたメルセデス・ベンツ・シタンが販売されています。

日本国内でも少数が販売されたカングー・ビボップ

日本市場でも10年5月からカングー・ビボップが発売を開始しましたが、リアドアのない3ドア仕様、おまけにMTのみの設定と、ユーザーの需要にあわず販売が低迷。
輸入開始からわずか1年半でカタログから落とされました。

欧州市場には魅力的な7人乗りも

なお、欧州市場にはロングホイールベース版の「マキシ」をベースにした7人乗り乗用グレードの「グランカングー」が販売されています。
7〜8人乗りのミニバンが人気を集めている日本市場に投入すればヒットは間違いないと思いますが、残念ながら左ハンドルの設定しかなく、トランスミッションも6MT、さらにエンジンはディーゼルのみとなるため正規輸入されていません。

CARBOXなどの業者の手により、グランカングーは並行輸入されています。
フランスでの新車価格は2万4,300ユーロです。
日本国内では並行輸入車が390〜430万円ほどで販売されています。


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ルノー・カングーの重要事項⑤【使い勝手】


ルノー・カングーの魅力はその広いラゲッジスペースと使い勝手の良さにあります。

新型ルノー・カングーの荷室容積は660Lですが、リアシートを倒せば床はフルフラットになり、荷室容積は2,880Lまで拡大します。
長物や大きな荷物をらくらく収納できますし、中型バイクまでなら積載も難しくないので、トランポとして活用することもできます。

また、商用車としての使用を考慮したクルマなので、リアシートの天井の3連式オーバーヘッドボックスや床下収納など、車内の至るところに収納スペースがあります。
収納の多さはキャンプやバーベキューなどのアウトドアだけでなく長期のドライブ旅行にも便利ですし、釣りやサーフィンなどの趣味の移動基地としても活用できます。
もちろん、ライトバン代わりにビジネスパートナーとして使用することもできます。

ルノー・カングーの重要事項⑥【乗り心地】


フランス車らしい素晴らしいシート

商用車ベースのクルマというとシートが平板で固く、サスペンションも固めで乗り心地が悪いと思われがちですが、ルノー・カングーに限って言えばそうしたことはありません。

フロントシートはフランス車の伝統に則って、身体を優しく包み込んでくれる厚めのクッションが採用されています。
このシートは非樹にしっかりした作りをしており、サイドサポートの張り出しが少ないのにホールド性もまずまずで、長距離ドライブでも疲れ知らず。
リアシートはフロントシートほどではないものの、国産の5ナンバーミニバンのセカンドシートに比べても座り心地は悪くありません。
聞けば商用グレードでもシートの基本設計は共通とのこと。
往時に比べてシートの質的低下を指摘されるフランス車ですが、ことルノー・カングーについては当て嵌まらないようです。

新型ルノー・カングーの乗り心地


新型ルノー・カングーのサスペンションはフロントがマクファーソン式ストラット、リアがトレーリングアーム/トーションバーというコンパクトカーや商用車によく見られる簡便なものです。

ところが、このサスペンションが大変良くできています。
サスストロークはたっぷりしており、微妙な路面の凹凸だけでなく、路面の起伏が大きな荒れた道でもショックを上手に吸収し、フラットな乗り心地を約束してくれます。

また、背の高いクルマでありながら安定性が高く、直進時はもちろんのこと、コーナーリングでも優れたロードホールディング性を見せます。
商用車という出自を持つ新型ルノー・カングーは、絶妙なサスペンション・セッティングが施されているようで、荷物や乗車人数の多寡で操縦安定性が変化することはありません。

このあたりは商用車作りに長い経験を持つルノーの面目躍如と言ったところでしょう。

カングーに採用されているサスペンション形式の情報はこちら

新型ルノー・カングーは運転が楽しい!

また、ルノー・カングーは見た目とは裏腹に運転して楽しいクルマに仕立てられています。
ハンドリングは思いのほか軽快で、車体をロールさせてから足回りがぐっと踏ん張ってコーナーをパスして行きます。

もちろん、スポーツカーのような軽快さはありませんが、これはこれで運転が楽しく感じられます。
ドライバーが「運転士」に成り下がるだけの国産ミニバンとは根本となる思想から異なります。

ルノー・カングーの重要事項⑦【燃費】


新型ルノーカングーのJC08モード燃費は、ZEN EDCのみが14.7km/Lと発表されています。
他のグレードに関しては公表されていません。

グレードごとの詳細な燃費性能はわかりませんが、EDCや6MTモデルに比べて4ATを搭載するZEN ATは若干燃費が落ちると思われます。

実燃費は街乗りが7〜10km/L程度、高速道路が12〜14km/L程度のようです。
なお、ガソリンはハイオク指定となります。

ルノー・カングーの重要事項⑧【評判】


新型ルノー・カングーの走りや使い勝手、スタイリングの評判は概ね良いようです。
とくに好評価を得ている点は、日本車にはない個性や優れたスペースユーティリティを挙げたユーザーが多いようでした。

反対にオーナーが不満に感じているのはやはり燃費性能のようです。
ひと昔前ならこの程度の燃費はごくごく普通だったのですが、ハイブリッドカーなどのエコカーの台頭によってユーザーの燃費に対する評価は厳しくなっています。

そのため、燃費についての不満が多くなっているのでしょう。
ここは欧州市場で販売されているディーゼルエンジン搭載車の輸入を望みたいところです。

ルノー・カングーの重要事項⑨【故障】


新型ルノー・カングーは商用車から派生したクルマですので基本的には丈夫なクルマです。
ただし、日本車のようにノーメンテで乗りっぱなしにできるクルマではありません。

オイル交換などの定期的なメンテナンスはかかせませんし、消耗部品も適時交換してやらなければ故障の原因となります。

メンテナンス代をケチったためにトラブルを起こしたり(寿命を向かえたブレーキパッドをそのまま使い続けてローターを削ってしまったユーザーを知っています)、適切な整備を受けなかったため、メカニカルな部分がボロボロになったりしたルノー・カングーを筆者は見かけたことがあります。

ルノー・カングーの鬼門は4AT

注意が必要なのは1.6Lモデルに組み合わされているDPO型4ATです。
このDPO型4ATはルノーとPSA(シトロエン・プジョー)が共同開発したオートマチックトランスミッションで、プジョーとシトロエンではAL4型と呼ばれています。

このトランスミッションは、フランスでの使用を前提に開発されており、エンジン回転数を引っ張ってギアチェンジする変速プログラムが組み込まれています。
45km/hくらいで2速から3速へ、65km/hくらいで3速から4速に変速します。
この変速のタイミングがちょうど日本の市街地で常用するスピードレンジなので、頻繁なシフトチェンジによりトランスミッションの寿命を縮めてしまうようなのです。

対策としてはATFを定期的に交換することです(できれば車検ごとに)。
その際に使用するのはA.S.H製のATFが良いとされています。
このATFは一般的なATFがシフト感をなくすためにクラッチを滑らせるようにしているのに対し、余分な滑りを出さないようにコントロールするところに特徴があります。

フランス車専門店なら必ず常備しているATFですので、転ばぬ先の杖として定期的な交換を行いましょう(フランス車の中古車を購入した際には必ず交換しましょう)。

部品の耐久性に若干不安も・・・

「フランス車やイタリア車には当たり外れがある」という話があります。
現在ではだいぶ解消されましたが、残念ながら個々の部品単位では依然としてそうしたことがあるようです。

知人のメカニックから「ルノーはシトロエンやプジョーに比べて部品の耐久性が少し落ちる。ボルトが折れるというようなつまらない故障が多い」という話を聞いたことがあります。

また、ルノー・カングーに多い故障としてはスピードセンサー(スピードメーターが動かなくなる)、セカンドシートのロック機能(ワイヤーが延びて解除できなくなる)、オルタネーターやウインカーなどの電装系が挙げられます。

なお、ルノーの部品はシトロエンやプジョーに比べて若干割高の印象です。
この点は今後のサービス改善を望みたいところです。

ルノー・カングーの重要事項⑩【中古車価格】 

中古車情報サイトを確認したところ、ルノー・カングーは日本でも人気があるモデルだけに、タマ数は比較的豊富で新旧合せて200〜300台くらいの売り物がありました。

旧型ルノー・カングーの中古車価格

売りに出されているルノー・カングーのうち6割ほどが旧型カングーです。
旧型ルノー・カングーの中古車価格は20〜160万円ほどになります。安いクルマは年式が古く、距離も延びている個体がほとんどです。

しかし、ボディサイズの小さな旧型カングーを使命買いするユーザーも少なくないらしく、走行距離が2〜3万kmくらいで、コンディションの良いワンオーナー車ともなると150万円くらいの価格で販売されることも珍しくはないようです。

10年近く前の中古車の残価率が70%を超えるなど、ほかのクルマではちょっと考えられないことです。

新型ルノー・カングーの中古車価格

新型ルノー・カングーは2013年のマイナーチェンジ前と後に大きく分けることができます。

マイナーチェンジ前の新型ルノー・カングーの中古車価格は70〜200万円ほどです。
ルノー・カングーは過去数度、特別塗装色の限定モデルが販売されていますが、やはり走行距離の少ない限定モデルは人気が高いようで、距離の少ない限定仕様車は200万円に近い価格で取引されています。

マイナーチェンジ後の新型ルノー・カングーの中古車価格は150〜240万円ほどです。
さすがに年式の新しいモデルは走行距離の少ないクルマが中心となりますが、その分価格は割高になり、中古車を買うメリットが少なくなります。

全体的にルノー・カングーの中古車価格は高値安定傾向にあります。

新型ルノー・カングーは新車価格も手頃ですし、低金利のローンの設定もあります。
新車なら手厚い保証も受けられますし、中古車相場がこれだけ高ければ、下取り面でも相当に期待できます。

車庫の事情からどうしても旧型カングーでなければならない人や、過去に発売された限定モデルを手に入れたい人を除いて、新車を購入されたほうがメリットは多いように思われます。


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ルノー・カングーはファミリー向けの多目的車

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ルノー・カングーについてのまとめ記事はいかがでしたでしょうか?

ルノー・カングーは使い勝手に優れたコンパクトMPVでありながら、フランス車らしい個性とオシャレさが魅力です。
乗り心地の良さという点では、国産のコンパクト・トールワゴンなど足もとにも及びませんし、高いスペースユーティリティを誇るクルマでありながら、運転する楽しさもちゃんと残されています。

新車価格もお手頃ですし、ファミリーカーとして完成度の高いクルマですので、老若男女問わず誰にでも積極的にオススメできます。
ルノー・カングーは生活に対する意識の高い方に乗ってもらいたい1台です。

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この記事の執筆者

山崎 龍この執筆者の詳細プロフィール

1973年1月東京生まれ。自動車専門誌の編集を経てフリーライターに。自動車専門誌を中心に、航空、ミリタリー、映像作品、オタクカルチャー、政治などの 様々なジャンルに寄稿する雑文ライター。 著書に『最強!連合艦隊オールスターズ』『萌えだらけのクルマ選び』(共にイカロス出版)、『「...

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