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【自動車の歴史】日産インフィニティの歴史やルーツから全車種の特徴まで!

日産インフィニティの歴史やルーツ、歴代の車種などをご紹介していきます。日産がインフィニティというブランドを生み出したのにはどのような経緯があったのでしょうか?日本では発売されていない車種にも、大きな魅力が隠れています。

日産インフィニティとは

日産インフィニティとは

日産インフィニティとは、日本の自動車メーカー・日産自動車から販売している高級車ブランドです。現在、インフィニティブランドの本部は香港にあり、世界50か国で展開されています。

インフィニティのつづりは「INFINITI」。イタリア語で無限を意味します。
エンブレムを見てみると、楕円の中に山があるようなデザインになっており、これは「富士山」を表す一方で「無限の彼方へと向かう開けた道」を示しています。

車種展開はセダン、SUV(クロスオーバーSUV含む)、クーペの3種類。
高級車ブランドとしてはスポーティなデザインとなっています。

日産自動車とは?創業からインフィニティ発売まで

日産自動車の歴史

日産インフィニティの生みの親・日産自動車は、1933年に「自動車製造株式会社」として発足しました。
創業時より先進技術の吸収に積極的で、「技術の日産」として確固たる存在感を放っていました。
しかし、1980年代に入るとライバル会社であるトヨタ自動車との販売格差が顕著になり、対策を迫られます。
そこで浮上したのが901運動。
「1990年代までに技術世界一を目指す」という、「技術の日産」らしい目標を掲げ、シャシー、エンジン、サスペンション、ハンドリング、そして品質向上などの技術開発に注力しました。
この運動の一環として初代インフィニティは開発され、1989年に発売されました。
なお、901の結果は、芳しいものではありませんでした。

1990年代の前半にバブル景気が崩壊したことで、あるいは新たに自動車産業界の要となった地球環境対策に巨額の費用を投じなければいけなくなったことで、この運動は終了せざるを得なくなります。
ここから、2002年にルノーのカルロス・ゴーンを迎えるまで、日産自動車は不遇の時期を過ごすことになります。

日産自動車に関する情報はこちら

日産インフィニティの歴史

インフィニティ

インフィニティブランドのルーツは?

901運動は結果的に開発費用などのコスト上昇を招き、その後の経営不振の原因のひとつとなりましたが、その一方で日産インフィニティなどの名車を生み出しました。

インフィニティブランドが設立されたのは1989年。アメリカ市場向けの高級車ブランドとしてスタートしました。
それまで、海外において日本車は「低価格で高品質」を武器にしていました。
しかし、1985年のプラザ合意により円が高騰。従来の武器は封じられました。
そこで、従来の高品質はそのままに、付加価値を高めた高級車の開発が急がれます。

そうして誕生したのがインフィニティブランドでした。
日本では、フラッグシップモデルとして1989年11月に「日産インフィニティQ45」が投入されました。

カルロス・ゴーン体制と海外展開

アメリカからはじまり、カナダ、中東、台湾と、海外展開を広げていったインフィニティでしたが、同時期に展開されていたトヨタ・レクサスや、1986年まで販売されていた本田技研工業のアキュラほどの人気を得ることができませんでした。

そこで、2002年から始まるカルロス・ゴーン体制の下で、販売網の整備や車両デザインの改良などが進められます。
2005年にはロシア、2006年に中国とウクライナ、2008年にはヨーロッパ市場への参入を果たしました。
2012年にインフィニティブランド本部を香港に移転し、「日産本社の意向に束縛されないブランド展開」をすることを明確にします。

また、この移転には「アジア発の高級車ブランド」というコンセプトを強く意識する意味も込められました。

日本におけるインフィニティブランドの展開

2013年、日産スカイラインセダン350GTのフルモデルチェンジが発表されました。
その名も「Q50」。
エンブレムにはインフィニティのものが採用されました。

また、2015年には日産フーガのマイナーチェンジとしてQ70が登場し、こちらにもインフィニティエンブレムが取り付けられます。
これらの意図を、「世界水準で創られた高級車としての証として」と日産自動車は発表しています。
そのため、インフィニティとしての販売チャンネルは設けられず、「日産スカイライン」「日産フーガ」という名のまま販売されました。

【日産インフィニティの特徴】セダン編「インフィニティ Q45」

インフィニティ Q45 前期型

インフィニティQ45 は1989年に、日産の高級車ブランド「インフィニティ」の名を冠にしたフラッグシップカーとしてデビューしました。
1989年はトヨタからは高級フラッグシップセダン「セルシオ」がデビューし、インフィニティQ45とのライバル関係にありました。
エンジンは当時の国産乗用車では最も大排気量となる4.5LのV型8気筒を搭載、最高出力は国産メーカー自主規制めいっぱいの280PS、足回りは高級車らしいマルチリンクサスペンションを採用していました。

セルシオとのライバル対決では販売台数においてインフィニティQ45が敗者とはなりましたが、当時のバブル景気を象徴する高級セダンとして今でも語り継がれる車となっています。

【日産インフィニティの特徴】セダン編「インフィニティ Q40」

インフィニティQ40

販売開始:2006年
エンジン:VQ35HR/VQ37VHR/VQ25HR
ボディサイズ(mm):4,750×1,775×1,455-1,470
※スペックは最新モデルを参考にしています

インフィニティブランドの廉価モデルとして販売されていたGシリーズの4代目。
北米での評価が高いモデルで、2007-2008年コンシューマー・レポートの1位にも選出されました。
長くG35ないしはG37の名称で親しまれてきましたが、2014年に北米仕様車として販売される際にQ40と改名します。
洗練されたエクステリアとインテリアに加えて、胸のすくようなパフォーマンスを自慢にしています。

【日産インフィニティの特徴】セダン編「インフィニティ Q70」

インフィニティQ70

販売開始:1990年
エンジン:VQ37VHR(M37)/VK56VD(M56)/V9X/VQ35HR
ボディサイズ(mm):4,945×1,844×1,514
※スペックは最新モデルを参考にしています

Q45とともに、クーペタイプとして発売された「Mシリーズ」の流れを汲むモデルです。
2014年モデルより「Q70」に順次改名されました。
最新モデルはラグジュアリーでありながらスポーティなボディが印象的です。
大きめのホイールと特徴的なヘッドライトは、見る人の心を奪います。

【日産インフィニティの特徴】セダン編「インフィニティ Q50」

インフィニティQ50

販売開始:2013年
エンジン:VQ37VHR/VQ35HR/VR30DDTT/OM651/274A(M274)
ボディサイズ(mm):4,783×1,824×1,443
※スペックは最新モデルを参考にしています

Gセダンの後継車種として開発された「Q50」。
ハイパフォーマンスモデルの「レッドスポーツ400」は後輪駆動仕様で、VR30DDR(3.0LV6ツインターボエンジン)を搭載し、最高出力400ps、最高トルク48.4kg-mを発揮します。
なお、OM651ディーゼルエンジンを搭載車両は、尿素SCRシステムの搭載によりトランクの高さが確保できず、ほかのものに比べて容量が少ないという特徴があります。

インフィニティ Q50について詳しくはこちら

【日産インフィニティの特徴】クーペ編「インフィニティ Q60」

インフィニティQ60

販売開始:2006年
エンジン:VQ35HR/VQ37VHR/VQ25HR/V9X
ボディサイズ(mm):4,651×1,824×1,392-1,394
※スペックは最新モデルを参考にしています

Gシリーズの「G37」が2013年、「Q60」と改名されました。
最新モデルはスポーティでありながら高級感を忘れておらず、上質なデザインとなっています。
安定感のある走りでファンの心をつかむ同車は、2016年の8月に新モデルの生産を開始したと発表しました。
発売時期は未定ですが、こちらも非常にスタイリッシュで心躍るデザインです。

インフィニティ Q60に関する情報はこちらの記事

【日産インフィニティの特徴】SUV編「インフィニティ QX50」

インフィニティ QX50

販売開始:2003年
エンジン:VQ35HR/VQ37VHR/VQ25HR/V9X
ボディサイズ(mm):4,630×1,800×1,590
※スペックは最新モデルを参考にしています

2014年から「インフィニティEX」が改名され「QX50」となりました。
クロスオーバーSUVでありながらクーペを彷彿とさせるラインが美しいモデルです。
パワフルでスポーティな走りはもちろん、街中での優れた操縦性に定評があり、やや小ぶりなボディが活かされています。
日本では2009年に「スカイラインクロスオーバー」として導入されました。

インフィニティ QX50に関する情報はこちらの記事

【日産インフィニティの特徴】SUV編「インフィニティ QX70」

インフィニティ QX70

販売開始:2003年
エンジン:VK50VE,VQ35HR,VQ37VHR,V9X
ボディサイズ(mm):4,860×1,925×1,680
※スペックは最新モデルを参考にしています

スポーツカーとSUVを融合させたクロスオーバーSUV。
「インフィニティFX」から改名して「QX70」となりました。
長いフードとホイールベース、短い前後オーバーハングと低い重心。そんな、アグレッシブなスタイリングが魅力的です。

インフィニティ QX70に関する情報はこちらの記事

【日産インフィニティの特徴】SUV編「インフィニティ QX80」

インフィニティQX80

販売開始:2004年
エンジン:VK56VD
ボディサイズ(mm):5,294×2,030×1,920
※スペックは最新モデルを参考にしています

2004年に北米市場で登場した「インフィニティQX」。
2010年から販売されている最新モデルは、堅牢なフレーム構造で、騒音や振動を抑えます。
ハイレベルな乗り心地、そして高級感あふれる室内環境は「さすが」のひとこと。
最新技術を漏らすことなく搭載したパワフルな走りにも注目です。

インフィニティ QX80に関する情報はこちらの記事

【日産インフィニティの特徴】SUV編「インフィニティ QX60」

インフィニティ QX60

販売開始:2012年
エンジン:VQ35DE
ボディサイズ(mm):4,989×1,960×1,722
※スペックは最新モデルを参考にしています

インフィニティ初の3列シート・7人乗りクロスオーバーSUVです。
QX50とQX70の中間という位置づけの車種ですが、ボディサイズはQX70より若干大き目となります。
2013年に「QX60 HYBRID」を投入することが発表されると同時に「QX60」に改名されました。

見て・走って楽しい、日産インフィニティ

インフィニティ

今回は日産インフィニティの歴史やルーツ、車種の特徴を紹介してきましたがいかがでしたか?

高級車でありながらスポーティで、どこか遊び心のある、そんな魅力が強い車。
「技術の日産」らしい車種だと思います。
新型「Q60」は2017年中に発売されるとのうわさもあり、非常に楽しみです。
日産インフィニティはその優れたデザインもさることながら、走ったときの快感に大きな喜びを見出すことができます。

日本未発売モデルは逆輸入で手に入れることができるほか、一部「日産スカイライン」の名で国内販売車としてラインナップされているので、興味のある方はぜひ試乗してみてください!

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