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車庫証明とは?取り方はこれで完璧!必要書類や配置図の書き方から費用まで

車庫証明とは?

書類 記入

車庫証明とは、正式名称を「自動車保管場所証明書」といい、その言葉どおり自動車を保管する場所を証明するためのものです。
取得は義務であり、手続きをしない、虚偽の申請を行うなどの行為は処罰の対象になります。
なぜ、自動車を保管する場所を証明する必要があるのでしょうか?それは、一般道への駐車を制限し、交通を妨げないようにするためです。もし、車庫証明のないまま車を販売してしまうと(つまり、車庫を確保していない人が車を購入すると)、一般道に駐車する人が多く現れるでしょう。
そのため、車庫証明は車を購入する際には絶対に必要なのです。(ただし、軽自動車は地域によって必要のないところもあります)また、取得した車庫証明は、車を買い替えるとき、住所を変更するとき、所有者を変更するときに必要になります。

【車庫証明の取り方】手続きに必要な書類と費用

チェックリスト イラスト

普通自動車(小型自動車)と軽自動車では、手続きに必要な書類が異なります。
さっそく、普通自動車(小型自動車)から必要書類を見ていきましょう。

普通自動車(小型自動車)の車庫証明に必要な書類

1、自動車保管場所証明申請書・保管場所標章交付申請書
2、保管場所の所在図・配置図
3、自認書(3、4のいずれか1枚)
4、保管場所使用許諾証明書(3、4のいずれか1枚)
5、駐車場の賃貸契約書のコピー(駐車場の大家さんに4を記入してもらえない場合のみ)
6、使用の本拠の位置が確認できるもの
7、収入印紙
8、認印
9、保管場所標章番号通知書
10、代替車車両引取り及び引き渡し顛末書

軽自動車の車庫証明に必要な書類

続いて、軽自動車の車庫証明に必要な書類の一覧です。

1、自動車保管場所届出書
2、保管場所標章交付申請書
3、自認書(3、4のいずれか1枚)
4、保管場所使用承諾書(3、4のいずれか1枚)
5、使用の本拠の位置が確認できるもの
6、保管場所の所在図・配置図

普通自動車(小型自動車)、軽自動車ともに、上記のほかに身分証明書(免許証、住民票など)と手数料の用意が必要です。

車庫証明にかかる費用(普通自動車・小型自動車)

車庫証明にかかる費用は、都道府県によって違います。
ここでは、いくつかの都道府県をピックアップして紹介します。

□保管場所証明申請書
北海道:2,200円
東京都:2,100円
愛知県:2,200円
大阪府:2,200円
福岡県:2,200円
沖縄県:2,200円

□保管場所標章交付申請書
北海道:550円
東京都:500円
愛知県:500円
大阪府:500円
福岡県:550円
沖縄県:550円

そのほかの県も、おおむね2,500円から2,800円の手数料で発行することが出来ます。なお、手数料の支払いにクレジットカードなどは使用できません。現金の用意をしておきましょう。

車庫証明にかかる費用(軽自動車)

軽自動車の車庫証明発行には、500円から610円の手数料がかかります。
こちらもいくつかの都道府県のみ紹介します。

北海道:550円
東京都:500円
愛知県:500円
大阪府:500円
福岡県:550円
沖縄県:550円

軽自動車の車庫証明は、東京や大阪の中心から30km県内にある市や県庁所在地の市、人口10万人以上の市など限られた地域のみで必要なので、軽自動車を所有する場合はあらかじめ調べる必要があります。

【車庫証明の取り方】手続きにかかる時間は?

御殿場 警察署

車庫証明を届け出るための手順は、以下のとおりです。

1、必要書類を取りに行く(地域の警察署、またはインターネットでダウンロード)
2、申請書に記入する
3、警察署に書類を提出

必要書類は車を保管する場所(駐車場)に対応する警察署に取りにいきます。たいてい場合、1階の見やすいところに置いてあります。また地域によっては全て、あるいは一部をインターネットでダウンロードすることもできます。移動時間を除けば、2時間程度で終わらせることができるでしょう。

【車庫証明の取り方】手続きにかかる期間は?

はてな イラスト

車庫証明は、申請を行ってから2~7日程度で完了します。申請時に交付日と受付番号が書かれた引換券が渡されるので、車庫証明が発行されるまで大切に保管しておき、指定された日に受け取りに行きましょう。

【車庫証明の取り方】車庫証明に必要な情報

車を購入する際には「自動車保管場所証明申請書」と「保管場所標章交付申請書」というものも必要になります。これらには何を記入すればよいのか説明します。今回は普通自動車(小型自動車)向けのものを紹介します。

自動車保管場所証明申請書に必要な情報

1、車名
ここでいう車名とは「カローラ」や「フィット」のような車種名ではなく、メーカーの名前です。「カローラ」の場合は「トヨタ」、「フィット」の場合は「ホンダ」と記入します。型式や車台番号、自動車の大きさは、車検証に記載があるので、あらかじめ用意しておきましょう。

2、自動車の使用の本拠地
車の使用者(自分)の住所を記入します。

3、自動車保管場所の位置
駐車場の住所を記入します。自宅以外に駐車場を設ける場合は、あらかじめ住所を調べておきましょう。また、月極などで駐車場を借りている場合は、駐車スペースの番号も必要です。

4、保管場所標章番号
以前にも車を所有していて、同じ場所で車庫証明を申請する場合に記入します。こちらの記入により、所在図の記入を省略することができます。わからない場合は空欄にしておいてください。

5、警察署名
申請する警察署の名前です。「警察署殿」と書いてあるので、「○○警察署殿(○○部分に記入)」とします。

7、名前、住所、電話番号
所有者の名前などを記入します。捺印を忘れないようにしましょう。

8、使用権限
申請する車庫(駐車場)が「自己」のものであるのか「他人」であるのか尋ねられます。他人の場合も名前などの記入は求められません。

9、連絡先
申請内容について警察署から電話がかかってくる場合があります。通常は自分の電話番号でいいでしょう。

10、新規・代替
新しく駐車場を申請する場合は「新規」、車の乗り換えなどで改めて申請する場合は「代替」になります。

代替の場合は前車のナンバーが必要です。

保管場所標章交付申請書に必要な情報

1、車名
ここでいう車名とは「カローラ」や「フィット」のような車種名ではなく、メーカーの名前です。「カローラ」の場合は「トヨタ」、「フィット」の場合は「ホンダ」と記入します。

型式や車台番号、自動車の大きさは、車検証に記載があるので、あらかじめ用意しておきましょう。

2、自動車の使用の本拠地
車の使用者(自分)の住所を記入します。

3、自動車保管場所の位置
駐車場の住所を記入します。自宅以外に駐車場を設ける場合は、あらかじめ住所を調べておきましょう。

また、月極などで駐車場を借りている場合は、駐車スペースの番号も必要です。

4、警察署名
申請する警察署の名前です。「警察署殿」と書いてあるので、「○○警察署殿(○○部分に記入)」とします。

5、名前、住所、電話番号
所有者の名前などを記入します。捺印を忘れないようにしましょう。

以上が「自動車保管場所証明申請書」と「保管場所標章交付申請書」、2つの書類に必要な情報です。後者は前者の情報と重複しているので時間をかけずに記入することができるでしょう。

また、前者も自分の住所など簡単な情報と、車検証に記載されている情報で構成されているので、難しく考える必要はありません。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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