初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

【スズキジムニーシエラの完成度の高さ】実燃費や試乗評価&ジムニーとの違いも

ジムニーシエラはスズキから販売されているジムニーの兄弟車です。オフロード四輪駆動車のジムニーが軽自動車モデルであるのに対し、ジムニーシエラは普通自動車登録と区別されています。世界中で愛されるジムニーの歴史や魅力とジムニーシエラとの違いなども掘り下げて紹介していきます。

スズキ ジムニーシエラとは

スズキ ジムニーシエラは、スズキが1970年から販売している軽自動車兼オフロード四輪駆動車であるジムニーの派生モデルです。
通常のスズキ ジムニーが軽自動車であるのに対し、普通自動車で登録されています。

スズキ ジムニーは小型で軽量のパートタイム4WD(センターデフを持たず、トランスファーを作用点として動く後輪駆動自動車※詳しくは下記画像参照)でありながら、定休振動や重量増などの不利点を無視し、今なお強度と耐久性を重視した「はしご型フレーム」を使い続けています。

パートタイム4WD車の構造

パートタイム4WD車の構造

サスペンションの独立懸架方式が主流となってきている中、パートタイム4WDの車は非常に珍しい存在であるため、日本のみならず世界中で評価されています。

スズキ ジムニー 2009年 正面

スズキ ジムニーのデザインはクラシックカーのようでありながら、近年のモデルはどこかしらモダンさも感じさせるものになっています。
40年以上の歴史の中で細かなマイナーチェンジは多いものの、大規模なモデルチェンジはわずか2回という、ロングライフモデルとしても有名です。

スズキ ジムニーは林業用の作業車として使われるほか、山岳地域や積雪地において機動性の高いインフラ生活用車両として高い評価を獲得しています。
そのため、国内のみならず世界中で評価されており、今なお販売数が伸びています。

スズキ ジムニーのCM

スズキ ジムニーは2008年には10年以上にわたって同一の商品コンセプトで継続的に生産販売されている商品等に与えられる特別賞「2008年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞しています。

ジムニーはデザイン性も高く、作業用としてだけではなくレジャードライブ用としても用いられます。
さらには山道だけではなく雪道走行にも耐える上に、カスタムし甲斐のあるルックスも評価されています。
悪路走行を前提としたモータースポーツにも需要があり、多くの固定ファンに支えられている車と言えるでしょう。
そのユーザーはジムニストといわれており、ジムニーが世界中で愛されています。

雪道に強い車についてはこちら!

ジムニー

本記事で主に紹介するスズキ ジムニーシエラは、そんなスズキ ジムニーの派生車であり、ジムニーシリーズはシエラ以外にも「ブルート」「サムライ」」「SJ410/413」「KATANA」など、時期や仕向け地によってさまざまに名前を変えて販売されています。

スズキ ジムニーの歴史とジムニーシエラが生まれるまで

初代ジムニー

スズキ ジムニーシリーズは2017年現在、47年もの長い歴史を持っています。
その長きにわたる歴史の中でわずか2回しかフルモデルチェンジがされておらず、とても完成度の高い車として評価されています。
ジムニーは1970年に軽自動車としては初の本格四輪駆動オフロード車として「自然に挑戦する男のくるま」「男の相棒☆ジムニー」「最前線志願」など、泥臭いキャッチコピーとともに発表されました。
車としての機能はもちろん、スタイリングを重視し、無骨なだけでなくスポーツ性を取り入れたデザインとしたことが功を奏し、販売価格や維持費を抑えることができ、爆発的に広まりました。

1981年、ジムニーは販売開始から11年経過し、初のフルモデルチェンジを果たしました。
快適性や操作性などを重点的にバージョンアップし、タフなだけでなく使い勝手の良い車としてさらに人気に火をつけます。
男くささを取り払うことで女性ユーザーも取り込んでいきました。

ジムニーの特徴として、フルモデルチェンジまでの期間が長く、それまでに幾度となくマイナーチェンジが行われるため、フルモデルチェンジ直後と、次期フルモデルチェンジ直前ではほとんど仕様が変わっています。
そのため、初代・2代目共に前期・中期・後期に分けられることがあります。

スズキ ジムニー メーカー公式PV

どんな時期でも徹底的にこだわられ、かつ共通しているのは軽量ボディであることです。
それによって、普通の車では入れないような悪路や狭苦しい道でも、ずかずかと入り込むことが出来るのが最大の魅力です。
2007年4月21日には「SJ413型(2代目初期)ジムニー」が南米オホス・デル・サラード火山で6,688m (21,942 ft)の自動車高高度走行ギネス世界記録を達成しています。

そして、ジムニーの第2世代後期の1993年、初代が発表されてから実に23年後にスズキ ジムニーシエラは登場します。

スズキ ジムニーの新ワゴンタイプ、ジムニーシエラ

ジムニーシエラ

オフロード車としての地位を欲しいままにしていたジムニーですが、それはあくまで”軽自動車”というカテゴリーの中でした。
そして、トレッドのワイド化、燃料供給のインジェクション(液体の燃料を吸入空気に霧状に噴射)化、ギアリングの高速化が進む中、軽自動車であるジムニーと差別化する目的で、スズキ ジムニーシエラは登場しました。

スズキ ジムニーが北米市場に合わせ改良に改良を重ねたモデルであるスズキ ジムニーサムライがベースとなっています。
サムライで使用しているエンジンの排気量を1.3L未満に抑えたものに変更し販売することによって、税金や保険の区分でも不利益を被ることなく販売を可能にしました。

スズキ ジムニーシエラはその後、スズキ ジムニーと共にマイナーチェンジを繰り返しながら進化をしていきます。

自動車税や保険に関するおすすめ記事はこちら!

変革期を迎え、成熟期に突入するスズキ ジムニーシエラ

本体であるスズキ ジムニーは、着実にマイナーチェンジを繰り返しながら、98年に3代目となりました。
それからフルモデルチェンジをせずに日本郵便などの企業に使用されたりしながら、順調に売り上げを伸ばしていました。

そんな中、スズキ ジムニーシエラとは別に、スズキ ジムニーの派生モデルとしてスズキ ジムニーワイドが登場しました。
パトカーなどにも使われ1999年にはグッドデザイン賞を取得したジムニーワイドにシェアを奪われ、ジムニーシエラは98年に一度生産を終了しました。
しかし、そのジムニーワイドは2002年、ジムニーシエラに改名することになるのです。

ジムニーシエラ

ジムニーワイドの改名により、名前は「ジムニーシエラ」で外観や性能などは「ジムニーワイド」という奇妙な統合を果たし、今も現行モデルとして走っています。

やはり本家のスズキ ジムニー同様に、特にフルモデルチェンジをすることなく、規則的に2年に1度のペースでマイナーチェンジを果たしています。
マイナーチェンジの内容は主に安全性のバージョンアップなどの改善のみ。
その高い完成度で今も多くの人に親しまれているのです。

次のページ

下取りより平均16万円も高く売れる!
複数の買取業者で一括査定「ズバット車買取」

おすすめポイント

  • たった1分で愛車の査定額がわかる
  • ガリバー、カーセブンなど最大10社から最高額で売れる業者が無料で分かる
  • 下取りより平均16万円も高く売れる!